社員研修会社を
お探しですか?

PRONIアイミツは最適な出会える
ビジネスマッチングサービス
です

社員研修発注は初めてですか?
社員研修
無料で一括見積もり
0120-917-819 平日10:00-19:00

【2024年最新版】OJT研修でおすすめの社員研修・社員教育会社6選

更新日:2024.04.09

10万件以上の利用実績をもつ発注業者比較サービスアイミツが、「実績」「価格」「メニューの量」を基準にOJT研修に定評のある社員研修会社を厳選!

・実績豊富なOJT研修対応の社員研修会社
・OJT研修が格安の社員研修会社
・OJT研修メニューが豊富な社員研修会社

の3つに分けて7社紹介します。
OJT研修に定評のある社員研修会社選びで失敗しないためのポイントも解説。発注先にお悩みの方はぜひ参考にしてください!

■アイミツとは
利用実績10万件以上、満足度98%を誇るBtoBのマッチングサービスです。経験豊富なコンシェルジュが、あなたのご要望をうかがい、おすすめの会社を紹介します!
会社選びお悩みの際はぜひご相談ください。

PRONIコンシェルジュ 中村
PRONIコンシェルジュ 中村

アイミツコンシェルジュの中村です。
社員研修会社をお探しの方に、私たちコンシェルジュがアドバイスします!さらに、アイミツでは完全無料で社員研修会社の一括見積もり・比較も可能です!会社探しの手間を減らすお手伝いをしますので、ぜひお気軽にお問い合わせください。

このページについて

このページについて
ページに掲載されている内容は記事作成時の情報であり、現在は変更になっている場合があります。また、ご依頼内容や納期等の条件によって案件の難易度が変化するため、当ページで紹介されている企業へご依頼される場合は自己責任にてお願いいたします。
PRONIパートナーとは
PRONIアイミツと記事掲載契約を締結している企業です。

こんな社員研修会社探していませんか?

実績豊富なOJT研修対応の社員研修会社3選

はじめに、実績豊富なOJT研修対応の社員研修会社をご紹介します。

株式会社インソース

株式会社インソースの社員研修サービスのホームページ画像
出典:株式会社インソース https://www.insource.co.jp/

こんな人におすすめ ・大手の研修会社をご希望の方
・実績が豊富な社員研修会社をお探しの方
・階層別のOJT研修をお探しの方

インソースは、東京都に本社をもつ社員研修会社です。講師派遣や公開講座型研修のほか、eラーニングや人事管理システムの提供、人事コンサルティングなどを行なっています。
全国に20拠点を構え、これまでの研修受講者は51万人を突破。OJT研修だけでも年間2万人近い受講者がおり、豊富な実績をもつ会社です。人気の理由は豊富な研修メニューで、OJT研修においてもさまざま研修を実施しています。
公開講座型研修では、OJT指導の基本を学び、ワークで育成計画を立てるなど、研修後にそのまま役に立つ内容を身につけられます。他にも報連相に特化したOJT研修など、1つのスキルに焦点をあてた研修も用意されています。派遣型研修はさらにさまざまなOJT研修メニューがあり、若手向け、中堅向け、ベテラン向けなど階層分けされたメニューが豊富です。

予算感 公開講座型1日 2万6,000円〜
設立年 2002年
従業員数 100-499人
会社所在地 東京都荒川区西日暮里4-19-12 インソース道灌山ビル 東京都千代田区神田小川町三丁目20番地
電話番号 03-5577-2283

SMBCコンサルティング株式会社

SMBCコンサルティング株式会社の社員研修サービスのホームページ画像
出典:SMBCコンサルティング株式会社 https://www.smbc-consulting.co.jp/

こんな人におすすめ ・実績豊富な社員研修会社をお探しの方
・研修内容についてじっくり相談したい方
・OJT後の後輩指導までできる研修を導入したい方

SMBCコンサルティングは、東京都に本社をもつ会社です。会員事業、コンサルティング事業、教育事業の3つを柱として事業展開しています。
ビジネスセミナーは年間3,000講座以上を開催し、講師派遣型の社員研修は年間200件ほど、さまざまな業界へ派遣を行っている豊富な実績が強みです。研修事例が豊富なだけでなく、事業の1つの柱であるコンサルティングのノウハウを活かし、現在の企業活動のヒアリングから研修テーマを整理し、研修課題を掘り起してくれます。
OJTトレーナーとしての役割の理解やスキルトレーニングはもちろん、メンターとしてのスキルアップを行う研修やコーチングを学ぶ研修など、OJT研修に関連して必要なスキルトレーニングも可能です。研修会社としての活動にとどまらず、積極的な組織介入による社内環境づくりのサポートを行なっています。

予算感 要問い合わせ
設立年 1971年
従業員数 100-499人
会社所在地 東京都中央区八重洲1-3-4 三井住友銀行呉服橋ビル
電話番号 03-5255-5551

株式会社リクルートマネジメントソリューションズ

株式会社リクルートマネジメントソリューションズの社員研修サービスのホームページ画像
出典:株式会社リクルートマネジメントソリューションズ https://www.recruit-ms.co.jp

こんな人におすすめ ・実績豊富な社員研修会社をお探しの方
・従業員の意識の変化や育成のポイントを知りたい方
・実践に裏打ちされた研修を導入したい方

リクルートマネジメントソリューションズは、OJTトレーナー研修を行なう社員研修会社です。札幌、東京、名古屋、大阪、福岡と全国主要都市に拠点をかまえ、日本全国で社員研修を実施しています。
インハウス型研修の開催は年間1万クラスに迫り、公開型研修は年間1,000本以上と、豊富な研修実績が強みです。リクルートグループとして数々の事業を立ち上げ成功させている経験や成功を支える人材育成ノウハウが詰まった、実践に重きを置いた研修を行なっています。
ビジネスシーンにおけるさまざまな調査・研究を行っているため、OJTトレーナーとして必要なスキルはもちろん、新人や若手を理解するための社会背景や構造についても理解することが可能です。「リーダーのためのコーチング・コミュニケーション」としてOJTのみならず部下に対するコーチングスキルを身につける研修が用意されています。

予算感 管理職、リーダーのためのコーチング・コミュニケーション~(1日)5万円
設立年 1989年
従業員数 500-999人
会社所在地 東京都品川区大崎1-11-1 ゲートシティ大崎ウエストタワー7F
電話番号 03-6331-6000

ここまで、実績豊富なOJT研修対応の社員研修会社を紹介しました。

研修会社を選ぶ時に注目したいのが実績。研修の実施数だけではなく、以下のポイントをチェックしましょう。

・どういう企業(業種)に向けて研修を実施しているか
→業界知識を交えた研修を行いたい場合は要チェックです。

・どんな研修を行ったのか
→例えば、OJT研修といってもさまざまな講座が存在します。どの階層向けの、どういう研修なのかを確認し、自社のニーズにマッチするか確認しましょう。


しかし、「自社だけで実績をチェックするのは大変!」「実績を見て比較してもよくわからない」という方もいらっしゃるのではないでしょうか。お困りの際は、ぜひアイミツまでお問い合わせください。コンシェルジュがご希望の研修内容をうかがい、おすすめの研修会社を紹介します。

こんな社員研修会社探していませんか?

OJT研修が格安の社員研修会社

つづいて、OJT研修が格安の社員研修会社をご紹介します。

ANAビジネスソリューション株式会社

ANAビジネスソリューション株式会社の社員研修サービスのホームページ画像
出典:ANAビジネスソリューション株式会社 http://abc.jp/

こんな人におすすめ ・できるだけ費用を抑えたい方
・各地域の拠点で社内研修をしたい方
・大規模な研修をしたい方

ANAビジネスソリューションは、東京都に本社をもつ社員研修会社です。ANAグループで長年培われ受け継がれてきた教育システムを用いた研修プログラムを提供しています。
公開講座型で若手社員向けのOJTトレーナー研修を行っており、注目したいのは3万円という格安の料金設定です。役割認識、マインド、スキルの3つの観点からOJT研修を学んだ上で、社内でのOJT研修に使用できる目標設定シートや振り返りミーティングシートも提供されます。
また、ANAグループの強みである接遇とマナーについて学ぶことができる点も魅力です。講師派遣型であれば全国対応可能です。少人数から100名規模の大きな研修まで幅広い対応が可能です。担当講師はANAの現場で人材育成に携わった経験豊富な方が中心なので、現場ですぐ使えるノウハウを身につけることができるでしょう。

予算感 公開講座型1日 3万円〜
設立年 1988年
従業員数 100-499人
会社所在地 東京都大田区羽田旭町10-8 ANA Blue Base 7階
電話番号 03-4333-3456

株式会社マイナビ

株式会社マイナビの社員研修サービスのホームページ画像
出典:株式会社マイナビ https://www.mynavi.jp/

こんな人におすすめ ・できるだけ費用を抑えたい方
・実績豊富な社員研修会社をお探しの方
・参加者の意欲を向上させたい方

マイナビは、東京都に本社をもち、社員研修を扱っている会社です。採用や若手に特化した研修を得意としながら、さまざまなニーズに応じた研修メニューを提供しています。
公開研修型は1人3万円からという低価格ながら、独自開発したムビケーション研修というスタイルで受講者の疲労度低下、研修意欲向上などを図った研修です。OJT研修では、映像と架空の職場を再現した研修会場を用い、講師が架空の上司役として振舞いながら、OJT形式を交えた研修を行ないます。映像を使うことで通常のビジネスシュミレーションよりも費用を抑えられ、一般的な研修と同等の価格での導入が可能です。
また、通常の研修に比べて、参加者の発言数の増加やグループディスカッションの質の向上など、さまざまな効果が出ています。

予算感 公開講座型1日 3万円〜
設立年 1973年
従業員数 1000人以上
会社所在地 東京都千代田区一ツ橋1丁目1番1号パレスサイドビル6F
電話番号 03-6267-4075

ここまで、OJT研修を格安で提供する社員研修会社を紹介しました。

予算が限らている場合、どうしても金額にばかり目が行きがちです。しかし、「その金額でどんな研修を実施できるか」を確認する必要があります。また、講座内容が自社にマッチしてるのかも重要なポイント。

「A社に研修を依頼したが、実は同じ料金設定のB社の方が充実した研修を行っていた!」という失敗を防ぐため、研修費用に合わせて内容もしっかり確認しましょう。

しかし、詳細な研修内容を調べるには大変手間がかかります。「時間がない、手間を省きたい!」という方は、ぜひアイミツまでお問い合わせください!コンシェルジュがご要望をおうかがいし、おすすめの社員研修会社を紹介します。あわせて見積もりも一括でお出しできます。

こんな社員研修会社探していませんか?

OJT研修メニューが豊富な社員研修会社2選

つづけて、OJT研修メニューが豊富な社員研修会社をご紹介します。

ナビゲート有限会社

ナビゲート有限会社の社員研修サービスのホームページ画像
出典:ナビゲート有限会社 https://www.navigate-inc.co.jp/

こんな人におすすめ ・階層別にOJTに必要な研修を導入したい方
・OJTをしているところを指導して欲しい方
・社内で使えるOJTマニュアルが欲しい方

ナビゲートは、神奈川県に本社をもつ社員研修会社です。研修支援事業と教材・マニュアル制作事業を柱として企業の基礎体力作りをサポートしています。
豊富なOJT研修が用意されており、対象となる階層もさまざまです。OJTリーダー養成研修をはじめ、OJTリーダーフォロー研修、管理職向けのOJT支援者研修、社内のOJT研修講師を養成する研修など、役職や経験に合わせて受講できます。また、リーダーとOJTを受ける新人が合同で研修を受けるコースもあります。研修中に実際にOJTの一環として指導を行えるため、現実に即した指導やアドバイスも期待できます。企業のマニュアル作成も行っているため、指導者用の実践ノートやOJTを受ける新入社員用の新人ノート、購読者用のサポートサイトなど、研修以外でもサポート実績が豊富な会社です。

予算感 講師1名・1日(7時間以内):28万円~
テキスト代:1,000円〜3,500円/受講者1人
設立年 1995年
会社所在地 神奈川県横浜市港北区日吉本町1-4-26
電話番号 045-561-2251

株式会社ノビテク

  • PRONIパートナー
株式会社ノビテクの社員研修サービスのホームページ画像
出典:株式会社ノビテク http://www.nobetech.co.jp/

こんな人におすすめ ・新人とOJT担当者同時に研修を受けさせたい方
・社内でのOJTに活かせる研修を探している方
・実績豊富な講師をご希望の方

掲載実績・事例(8件)

ノビテクは、東京都に本社をもつ社員研修会社です。教育事業、ビジネスタレント講演事業、情報発信事業で組織の人材開発をサポートしています。
OJTご一緒研修やOJTトレーナー研修、社内インストラクター養成研修など、豊富なOJT研修を用意していることが最大の強みです。トレーナーとOJTを受ける新入社員が同時に受講できるOJTご一緒研修は、トレーナーと新入社員が同時に研修を受けられるため、研修計画を共同作成でき、社内でのOJTトレーニングがスムーズに進みやすくなります。
また、前半でトレーナーの研修と新入社員の研修を行うため、新入社員研修も同時に行うことが可能です。さまざまな業界の第一線で活躍している研修講師陣が揃っており、現場での実績も豊富です。

予算感 要問い合わせ
設立年 2005年
従業員数 10-29人
会社所在地 東京都文京区小石川2-1-12 小石川トーセイビル10階
電話番号 03-5844-1144

ここまで、OJT研修メニューが豊富な社員研修会社を紹介しました。

OJTトレーナーを務めるうえでさまざまなスキルを身につける必要があります。

・コミュニケーション力
・計画力
・業務を効率化させるスキル など


トレーナーの成長を促すため、それぞれの長所と短所を見極め、必要なスキルにアプローチする研修を実施しましょう。

「研修内容を調べてみたが、結局どこがいいかわからない」とお困りの場合は、アイミツまでご相談を!コンシェルジュがご要望をうかがい、おすすめの会社を紹介します。ぜひお気軽にお問い合わせください。

こんな社員研修会社探していませんか?

発注先探しのコツは?
費用や品質を比較するために複数の企業に問い合わせることが一般的です。
実際に問い合わせをした人の多くは平均4,5社見積もりをとっています。
4,5社の見積もりが揃うまでにかかる期間は?
4,5社の企業探しから打ち合わせ、見積もり取得するまでには2〜3週間ほどかかる場合が多いでしょう。PRONIアイミツなら最短翌日までに最大6社の見積もりがそろいます。
マッチング実績30万件!

一括見積もりをする

(無料)

OJTとOff-JTの違いとは?|目的・内容

OJT研修

OJTとOff-JTは、どちらも企業で人材を育成するためのメインとなる教育方法です。OJTとOff-JTの違いとしては、教育訓練を行う場所やその進め方、目的などが挙げられます。
まず、目的の違いとして、OJTが業務を遂行する能力の迅速な習得であるのに対し、Off-JTは業務に関連する体系的な知識や理論をベースにした高度な業務遂行能力や、通常業務とは直接関連しない知識やスキルの習得も目的とするものになっています。

そのため、OJTは知識を身につける時間も早く、学んだ結果を実務レベルですぐに発揮できる傾向にあります。一方で、Off-JTは学んだことをすぐに業務に活用するのは難しいのが実情です。即戦力としてのスキルを培うためには、OJTによる教育が効果的でしょう。

OJTとOff-JTには、それぞれの特徴があり、この2つをうまく活用することでより良い人材育成活動へとつながります。人事の教育・研修担当者は、教育方法を配属先部署に丸投げすることなく、OJTとOff-JTを戦略的に企画・実践することが重要になります。

1-1.OJTとは

OJTは、「On The Job Training」の頭文字を取ったもので、日本語で「職場内研修」を意味します。OJTは、仕事を通じた人材育成のことをいい、社内で取り入れやすい教育制度として、広く知られています。

OJTの特徴
  • 実際に現場で仕事を進めながら、上司や先輩が計画的・体系的に必要な知識やスキルを部下に教え、身につけさせる。
  • 新入社員研修の場合、OJTを通して一人ひとりがさまざまな職務を体験することで、質の高い人材を育成する。
  • 社内のコミュニケーションを高める効果も期待できる。
  • 教育・研修に関する計画書の作成など、教育担当者や対象者、期間、内容などを具体的に決めて継続的に実施する。

また、「メンター」と呼ばれる先輩社員が新入社員につき、業務の指導に加え、精神的なサポートも併せて行う制度もあります。

平成29年度の厚生労働省「能力開発基本調査」によると、正社員に対して計画的なOJTを実施した事業所は63.3%。また、正社員以外に対しては30.1%と半分以下の割合に留まっています。

1-2. Off-JTとは

Off-JTとは、「Off The Job Training」の頭文字を取ったもので、日本語で「職場外研修」を意味します。Off-JTでは、職場を離れた場所での座学や集合研修による人材育成を行います。

Off-JTの特徴
  • 社内の教育・研修担当者が計画したメニューや外部研修機関が作成した研修を受講し、必要な業界・ビジネス知識やスキルの習得を図る。
  • 集合研修や座学、eラーニング、セミナーへの参加、通信・通学教育の受講、海外留学の学習機会提供など、さまざまな教育形態がある。
  • 新入社員研修から管理職研修まで、階層別に実施されるケースが多い。

厚生労働省が発表した平成29年度の「能力開発基本調査」では、正社員に対してOff-JTを実施した事業所は75.4%。

規模が大きい企業ほど、Off-JTの実施率が高い傾向にあり、産業別ではインフラ関連や金融業での実施が多いと報告されています。

OJTのメリット・デメリット

OJT研修

まずはOJTのメリット・デメリットをお伝えしていきます。

2-1. OJTのメリット

職場でOJTを実施することにより、以下のようなメリットが得られます。

メリット1:実践的で現場での対応力が身につく

現場で即戦力として求められるサービス産業などでは、発生した疑問や不安をその都度解決できるため、具体性・即時性があり、実践的に鍛えることが可能です。

メリット2:成長度合いに合わせて柔軟な計画変更ができる

研修の理解度には個人によりバラツキが出てきます。OJTは現場で個別に対応できるため、個人の成長度合いに合わせて、研修計画の変更について柔軟に対応できます。

メリット3:研修費用を抑えられる

経営戦略上、いかに低コストで効率的に人材育成を行うかは非常に重要です。OJTは専任講師や研修外注化の費用はかからず、教える側の社員も現場を離れる必要がないため、比較的簡単に実施が可能です。

その他のOJTのメリット
  • 職場における人間関係の距離を縮められる。
  • 自分が教えられたことを人に教えることで、知識を再確認できる。
  • 指導する立場になったことを自覚でき、モチベーションの向上につながる。

2-2. OJTのデメリット

それでは反対に、OJTのデメリットをお伝えします。

デメリット1:指導者の能力により進捗・習熟度に差が出やすい

コストを抑えられるOJTですが、その成否の鍵は指導者にかかっています。指導者には指導力はもちろん、実際の業務と教育とのバランスを取るスケジュール管理能力も必要になります。指導者のスキルにより、習熟度や進捗度に差が出ることが多いため、注意が必要です。

デメリット2:体系的に学ぶことが難しい

OJTでは実践と振り返りを繰り返して、経験学習的に教育を行います。そのため、座学に比べると、論理的・体系的に教育することが難しいというデメリットがあります。

その他のOJTのデメリット
  • 教育が場当たり的な指導や現場任せになりやすい。
  • 学習内容や範囲、習得状況にムラが発生しやすい。
  • 指導者に時間的な負担がかかってしまう。

Off-JTのメリット・デメリット

OJT研修

次に、Off-JTのメリット・デメリットをお伝えします。

3-1. Off-JTのメリット

まず、Off-JTのメリットは次のことが挙げられます。

メリット1:専門的な知識を体系的に習得できる

Off-JTは専門知識を座学で全員同じ環境で行うため、知識の習得度合いのバラツキを防止できます。体系的な学習により知識やスキルを迅速に習得可能です。特に新入社員は、事前知識がない状態で入社するため、Off-JTにより仕事に必要な知識の土台をつくることが可能です。

メリット2:職場外の人との交流で刺激を受けられる

Off-JTは多くの場合、同じ仕事をしている社員が集まってグループ研修などを行います。同じような専門知識を持った社員が集まったり、専門の外部講師の話を聞いたりする機会となり、刺激を受けてモチベーションを高めることが可能です。

その他のOff-JTのメリット
  • 多人数が受講でき、効率的に学習できる。
  • 業務から離れて受講できるため、学習に集中しやすい。
  • 通常業務以外のスキルや、より専門的で高度な知識や技術などが学習できる。
  • 指導者による内容や方法に差が少なく、均質の指導が受けられる。

3-2. Off-JTのデメリット

反対に、Off-JTのデメリットを確認していきましょう。

デメリット1:研修費用が高くなりやすい

外部講師や研修に伴う費用が発生してしまいます。また、外部研修機関を利用すると、さらにコストがかかります。

デメリット2:研修計画を立てるのが難しい

Off-JTには、集合研修や座学、外部セミナー受講、通信・通学教育の受講など、さまざまな研修形態があります。どのような研修体系で、どんな研修内容を実施するのか、どのようなスキルを持つ講師が必要なのかなど、選択肢が多い分、計画を立てるのが難しいといえます。

その他のOff-JTのデメリット
  • 研修内容と実務内容に差異があると、そのまま実務に活用できない。
  • 研修内容や日程、研修機関、講師の手配・調整などの手間がかかる。

Off-JTの需要が高まる理由とは

OJT研修

それぞれのメリット・デメリットをお伝えしてきましたが、近年はOff-JTの需要が高まっています。その理由としては、次の4つが考えられています。

Off-JTの需要が高まっている理由
  1. 通常業務をしながらのOJTが難しい
  2. 集中的に業務に必要なことを学べる
  3. 専門的な内容を学べる
  4. 社内に新しい技術を取り込める

それぞれの理由を詳しく確認していきましょう。

理由1:通常業務をしながらのOJTが難しい

指導する立場から見ると、通常の業務をしながらOJTで指導するのは簡単なことではありません。特に「繁忙期」にOJTを行うのは、人手に余裕がないと難しく、教えるべきことに抜けが発生する可能性もあります。

理由2:集中的に業務に必要なことを学べる

個人レベルで、仕事に必要な知識を集中して学ぶのは難しいものです。しかし、企業がそのような場を設けることで社員のモチベーションも上がり、短期間で知識が身につきます。

理由3:専門的な内容を学べる

企業にとって、深い専門知識やノウハウを持った人材の育成は不可欠です。職能別・目的別などに分けてOff-JTを行うことで、通常業務で必要な知識よりも深く専門的な知識を学ぶことが可能です。

理由4:社内に新しい技術を取り込める

特に、IT業界などの技術系職種では、常に新しい技術が生まれており、それらに対応していくことが必要です。社内にノウハウがない場合は、OJTによる教育は困難であるため、外部研修などで社内に取り込むことが求められます。

OJTの必要性

OJT研修

教育・研修体系において、Off-JTの需要が増加していますが、OJTが不要というわけではありません。企業における教育では、企業活動の質を維持するためにもOJTは欠かせないものなのです。

最後に、OJTの必要性を確認していきましょう。

OJTの必要性
  • 即戦力の育成と、技術や技能の伝承
  • 優秀な人材を増やし、企業成長へとつながる
  • 最新技術への効果的な対応策になる

必要性1:即戦力の育成と、技術や技能の伝承

企業固有の技術を継承していく必要がある場合、先輩社員から後輩社員への技術の引継ぎが欠かせません。近年では、即戦力化への期待から、製造業や技術職でOJTによる直接的な指導や教育を行うことも多くなっています。

必要性2:優秀な人材を増やし、企業成長へとつながる

OJTを活用することで、教える側と同じ価値観や知識、スキルを持った人材を育成できます。OJTによって優秀な人材を数多く育てることに成功した企業は、事業成長のチャンスが増え、積極的なチャレンジが可能になります。

必要性3:最新技術への効果的な対応策になる

企業に求められる技術やスキルは、常に高度なものへと進化し続けています。社内に新しい技術のノウハウがない場合は、まず誰かがOff-JTによる外部研修などで学習し、その次のステップとして、学んだことをOJTにより社内に拡散することで、組織全体で最新技術に対応し、レベルアップしていく必要があります。

OJTが向いている業務と向いていない業務

OJT研修

OJTには向いている業務と向いていない業務が存在します。どんな業務でOJTを行うべきか確認してみましょう。まずOJTに向いているのは、すでにルールが確立している業務です。マニュアル通りに行えるのであれば人による熟練度の差が出づらく、イレギュラーも発生しにくいため、OJTを実施しやすいでしょう。一方OJTに向いていないのは、内容によって進め方などが変動する業務。これらのはマニュアルを作りづらく、イレギュラーが発生しやすいため、OJTだけではカバーしきれない可能性が高いでしょう。基本的な考え方や知識を教えるなど、OFFJTと組み合わせながら教育を行ってください。

OJT研修の正しい進め方

つづけて、OJT研修の正しい進め方を4つのポイントにまとめてお伝えします。

7-1.育成計画を立てる


OJTの指導者となって育成計画を行う場合、逆算的に考えることが大切です。まず最終的にどのような業務ができるようになってほしいか、目標を決めます。この時何月までに何ができるようになるかなど、ポイントごとに期間を定めることで間延びせずに効率よくOJTを実施できるでしょう。次にそのために必要な知識や技術、経験は何かを考えます。続けてこれらを習得するためにはどの業務をどのように、どのタイミングで指示するかなど、細かい内容を明文化してください。

7-2.実際の業務内容や業務量を決定


次により具体的な業務の量や質について定めていきます。この時大切なのはOJTの対象者が適切にこなせる業務の量や質を見極めることです。もし対象者の能力をはるかに超える業務を与えてしまうと、対象者は業務遂行を諦める可能性があります。逆に対象者の能力をはるかに下回る業務を与えてしまうと、対象者のやる気を削いでしまう、もしくは仕事への甘えを持ってしまうでしょう。対象者が対応できる業務を把握した上で、難易度の高い業務と難易度の低い業務を上手く振り分けてください。

7-3.4段階職業指導法に則って実行


次に計画に沿って実際に指導しながら業務を行います。この時に4段階職業指導法を意識することが大切です。4段階職業指導法とは「show・tell・do・check」の4つの段階に応じて指導を行う方法です。「show」では指導者が実際に業務を行って見せ、「tell」ではその業務の意味や背景などを交えながら内容を伝えます。この時に対象者からの質問なども受けましょう。次に「do」で対象者に業務を行ってもらい、最後に「check」で「do」の改善する部分などを伝えてください。

7-4.実施した結果を振り返る


対象者が実施した業務の振り返りはもちろん、OJT指導者自身の振り返りも行ってください。計画が予定通りに進んでいるか、対象者に与えた業務の量や質は適切だったかなど随時検証しましょう。成功した、失敗したに限らずなぜ成功したのか、なぜ失敗したのか原因について考察し、今後の業務やOJTに生かせる教訓は何かを考えてください。要所要所で振り返った結果や考察はOJTが終わった後に総合的にまとめ、総括としてOJTの結果について考察を行いましょう。

OJT研修の効果を高めるポイント

つづけて、OJT研修の効果を高めるポイントを3つに分けてお伝えします。

8-1.職場全体で育成を行う


OJTを実施する場合、まずOJTの対象者を指導する担当者が決められ、マンツーマンで指導を行います。一度担当者が決まるとその後は担当者に任せきりになることも多いですが、担当者の負担が大きくなってしまうためおすすめできません。管理職は職場全体でOJT対象者を教育する意識づくりを行い、一人一人に当事者意識を持たせましょう。また必要と感じればOJTの指導者や対象者と面談を行い、OJTがスムーズに進行するようサポートしてください。

8-2.対象者の性質に合わせた研修を行う


OJTを成功させるためにはOJT対象者に対する理解を深める必要があります。例えばOJTの対象者となりやすい若手社員は、言われたことをしっかりとこなす一方、失敗を恐れ不安があると行動に移しにくいという傾向があります。こういった社員は失敗をしたと感じても指導者になかなか相談できません。そのためOJT指導者は事前にOJT対象者と交流を持ち、失敗したと感じた際に指導者に相談しやすい関係性を築いておきましょう。

8-3.ワークショップやケーススタディも組み込む


OJT研修はワークショップやケーススタディを随時差し込むことにより、より対象者の学習効率を高められます。ワークショップは与えられた課題を実体験で取り組めるため、自身の持つ知識や経験を振り返るいい機会となるでしょう。またケーススタディで実際に起こるかもしれない問題をシミュレーションし、それをどのように解決するか思考させることでより深い理解を得られます。これらの方法は、今後実務に入る際にもいい影響を与えてくれるため、積極的に取り入れましょう。

OJT研修に定評のある社員研修会社選びで失敗しないためのポイント

つづけて、OJT研修に定評のある社員研修会社選びで失敗しないためのポイントを3つにまとめてお伝えします。

12-1.要望に合ったメニューがあるか確認する


OJT研修というと新人の育成をイメージしやすいですが、それ以外の幅広い人材の育成にも対応できます。新人はもちろん、中堅のスキルアップとして活用することも可能です。しかしOJT研修を請け負っている会社では、対象者が新人のみとなっている場合があります。内容も会社によって違いますので、必ず事前に対象者が一致しているか、そして必要としている内容が網羅されているか確認しましょう。

12-2.事前のヒアリング内容をチェックする


まず社員研修会社を選ぶ場合、会社の担当者と顔を合わせプログラムの内容について打ち合わせを行いましょう。会社によっては費用削減のために打ち合わせを行わない会社もあるので注意が必要です。また担当者が親身になって相談に乗ってくれるかも重要。自社のニーズや課題を把握してくれているか、本当に役立つ研修プログラムを提案してくれるかを、しっかりと吟味しましょう。質問なども事前に準備すると、納得のいく打ち合わせができるためおすすめです。

12-3.複数の会社で見積もりを比較する


研修会社のミーティングは複数の会社で行い、それぞれの対応を比較しましょう。またその後それぞれに見積もりを依頼してください。見積もりを作成する期間を空けることで、改めて公平にすべての会社を比較できます。くわえて見積もりはミーティングの内容を項目ごとにまとめたものを提出するため、金額だけでなく内容もより比較しやすくなるでしょう。最も自社にぴったりな提案をしてくれる会社を決定するためにも、複数の会社で見積もりを請求してください。

【まとめ】社員研修会社選びで迷ったらアイミツへ

今回は、OJT研修に定評のある社員研修会社をご紹介しました。

OJT研修は業界や業種によっても内容に大きな差が出ます。必ず事前に研修の内容を確認し、必要な要素が網羅されているかチェックしましょう。また担当者とミーティングを行い、自社のニーズや課題を把握し、ぴったりなプランを提供してくれるか確認することも大切です。

アイミツでは今回紹介した以外にも、OJT研修に定評のある社員研修会社の情報を多数保有しています。「もっと違う会社とも比較して検討したい」という方や、「それぞれの会社のより具体的な情報が知りたい」という方はお気軽にお問い合わせください。経験豊富なコンシェルジュが、あなたの要望をうかがったうえで、会社選びのサポートいたします!

発注先探しのコツは?
費用や品質を比較するために複数の企業に問い合わせることが一般的です。
実際に問い合わせをした人の多くは平均4,5社見積もりをとっています。
4,5社の見積もりが揃うまでにかかる期間は?
4,5社の企業探しから打ち合わせ、見積もり取得するまでには2〜3週間ほどかかる場合が多いでしょう。PRONIアイミツなら最短翌日までに最大6社の見積もりがそろいます。
マッチング実績30万件!

一括見積もりをする

(無料)

社員研修会社探しで、こんなお悩みありませんか?

  • 一括見積もりサイトだと多数の会社から電話が・・・

    一括見積もりサイトだと
    多数の会社から電話が・・・

  • 相場がわからないから見積もりを取っても不安・・・

    相場がわからないから
    見積もりを取っても不安・・・

  • どの企業が優れているのか判断できない・・・

    どの企業が優れているのか
    判断できない・・・

PRONIアイミツなら

発注先決定まで最短翌日

発注先決定まで
最短翌日

  1. 専門コンシェルジュが
    あなたの要件をヒアリング!
  2. 10万件の利用実績から
    業界・相場情報をご提供!
  3. あなたの要件にマッチした
    優良企業のみご紹介!
マッチング実績30万件!

一括見積もりをする

(無料)

この記事に関連する社員研修会社一覧

詳細条件から発注先を探す

OJT研修に条件を追加して企業を探す