【2024年最新版】定量調査におすすめのリサーチ会社5選
定量調査は、データ客観性のあるマーケティングや経営をしたいときのリサーチに有効な調査方法です。この記事では、定量調査とは何か?という基礎知識や種類を解説し、おすすめのリサーチ会社も紹介していきます。
定量調査に強いマーケティングリサーチ会社の一覧も併せてご覧ください。
このページについて
- このページについて
- ページに掲載されている内容は記事作成時の情報であり、現在は変更になっている場合があります。また、ご依頼内容や納期等の条件によって案件の難易度が変化するため、当ページで紹介されている企業へご依頼される場合は自己責任にてお願いいたします。
- PRONIパートナーとは
- PRONIアイミツと記事掲載契約を締結している企業です。
定量調査とは?
定量調査とは、商品やサービスのデータを収集・分析し、客観的な視点からの数値を得ることを目的とした調査です。自社商品の新規顧客獲得数やリピート率などの具体的な数値の実態を調査する方法と、今後の企画に必要な顧客層やイメージに関する調査の2つに分けられます。
定量調査はマーケティングや経営判断の場で活用されることが多い調査です。ただし、少ないデータ量では正確性が低くなるため、多くのデータを集める必要があります。
定量調査を行える調査手法の種類
ここからは、定量調査をするための手法を紹介していきます。定量調査をするために欠かせないのは「データの収集」です。下記では代表的なデータ収集手法をピックアップしているため、ぜひ参考にしてみてください。
ネットリサーチ
ネットリサーチは、インターネットのみで情報を収集が完結する調査手法です。Webアンケートを実施するのが一般的で、コストや時間をかけず幅広い顧客から調査を実施できます。また、細かな条件を設定して対象者を絞ったアンケートを実施しやすくなっています。時間をかけず手軽に調査を行いたいという方におすすめです。
ただし、インターネットを活用しない層のデータは収集しづらく、結果が偏る可能性があることを理解しておきましょう。
郵送調査
郵送調査は、アンケートを郵送し、ユーザーに回答してもらう形式で情報を収集する手法です。あらかじめ会社側でターゲットを選定してアンケートを送付する方法もあれば、商品のなかにアンケート用の葉書を同封し、ユーザーからの返送を求める方法もあります。ネットリサーチとは異なり、インターネットを使わない人からの回答を期待できる手法です。
一方で、回答者側にかかる手間が多いため、回答率が低くなりやすいことを理解しておきましょう。
ホームユーステスト(HUT)
ホームユーステスト(HUT)は、商品を調査対象者の自宅に送り、実際に使用してもらった感想を収集する手法です。商品自体を無料でプレゼントする方法や、謝礼を渡す方法もあるため、仕事の一環として細かな調査を実施できます。通常のアンケートでは踏み込みにくい質問や、実際に使用した顧客にしかわからない質問を実施できることが強みです。
ただし、商品を送付する手間やコストがかかる上に、調査結果が集まるまでに時間がかかるため注意しましょう。
会場調査
会場調査は、会社が指定した会場にユーザーを集め、商品の感想やを収集する手法です。顧客と直接会って対面調査ができるため、リアルタイムでの反応を確認できます。食品の試食・広告への反応・自転車や自動車の試乗など、さまざまなシーンでの導入が可能な調査手法です。
ユーザーが直接手に取った上で感想を聞けるというメリットがある一方、自宅などで長期間の利用が必要な商品との相性は良くないでしょう。
来店者調査
来店者調査は、いわゆる「ミステリーショッパー」とも呼ばれる調査手法です。基本的には、店舗担当者に調査員であることを明かさずに来店し、実際の商品・サービスを体験したあとに感想を収集していきます。居酒屋・レストランなどで店員の質を調査する方法や、エステ・ネイルサロン・脱毛サロンなどの技術をチェックする内容と相性が良いでしょう。
競合となるライバル店の調査ができるほか、経営層の目が届かない現場を確認できることもメリットです。
定量調査と定性調査との違い
定量調査と定性調査には、「数値データを得られるかどうか」と「大量のデータを集められるかどうか」の2点に大きな違いがあります。
定量調査は、その名の通り数値で結果を収集することがポイントです。数値データが集まるため、図・グラフ・表などで結果を可視化しやすく、データに基づいた経営判断をしやすくなるでしょう。また、調査規模を柔軟に変えやすく、大量のデータ収集をしやすいこともポイントです。
一方で、定性調査は数値データにこだわらずに、言語データや画像データなどの非数値データを収集する目的で利用される調査です。ユーザーが発する声や行動を直接観察しやすく、生の口コミに近い形で評価・評判を収集できます。そのため、コアなターゲットへの直接ヒアリングや、アンケートにはない質問項目をその場で考えて投げかけられることも、定性調査ならではのメリットだと言えるでしょう。
ただし、1件1件に時間がかかるため、大量のデータ収集には向きません。人員を大量に投下すれば大量の収集もできますが、コストが発生するため注意が必要です。
定量調査と定性調査は組み合わせても効果的
定量調査と定性調査は、どちらか一方のみに絞らず組み合わせて実施することも効果的です。たとえば、定量調査で全体の傾向を読み取り、その中から自社を長くリピートしているユーザーもしくはライバル企業を支持しているユーザーを選定して定性調査する方法が挙げられます。一方で、定性調査をして自社では想定していなかった口コミを知り、定量調査で本当のところを調べることもあるでしょう。
どちらも効果的に活用していけば、よりリアルに近い情報が手に入ります。データ分析する際の資料も多く集めやすくなるため、併用も検討してみましょう。
- 発注先探しのコツは?
- 費用や品質を比較するために複数の企業に問い合わせることが一般的です。
実際に問い合わせをした人の多くは平均4,5社見積もりをとっています。 - 4,5社の見積もりが揃うまでにかかる期間は?
- 4,5社の企業探しから打ち合わせ、見積もり取得するまでには2〜3週間ほどかかる場合が多いでしょう。PRONIアイミツなら最短翌日までに最大6社の見積もりがそろいます。
定量調査を行う意味・メリット
ここからは、定量調査を行うメリットを解説していきます。意味やメリットを理解しておくことで効果的に調査を進められるでしょう。解説するメリットが自社の目的に合っているのかを確認することをおすすめします。
全体を把握しやすい
定量調査では大量のユーザーをターゲットにできるため、全体を把握しやすいことがメリットとして挙げられます。特定のファンだけでなく、自社を支持するユーザーにも支持しないユーザーにも目を向け、市場感を可視化しやすくなるでしょう。定性調査よりもバランスに優れており、平均値が取りやすいということも人気を集めるポイントです。自社商品やサービスがどのような人に受け入れられやすいかを調査できます。
回答データを集めやすい
定性調査は、大量の回答データを収集しやすいことがメリットです。とくにネットリサーチの場合、居住地や時間帯に関係なく多くのユーザーをターゲットにできます。郵送調査の場合も、一気に大量のアンケート・ダイレクトメールを送ることで、多くの人の目に触れることとなるでしょう。データ分析をする上で、ベースとなるデータ量は重要です。より正確性のあるデータを収集するためにも、ボリュームを重視して実行することをおすすめします。
データを活用しやすい
定量調査で収集したデータは数値で表されるため、活用しやすいことが特徴です。数値で表すことで「支持率」や「購入者の年代」「会社員の比率」など、客観性のあるデータを活用しやすくなります。具体的なデータを活用すれば、継続的に定量調査を行った場合にも比較しやすくなるでしょう。そのため、一度で結論を出すのではなく、中・長期的に調査しながら推移をチェックしたいときにも相性が良い調査方法です。
定量調査におすすめのリサーチ会社5選
ここからは、定量調査におすすめのリサーチ会社を紹介していきます。調査を依頼する場合は複数の会社を比較することがおすすめです。それぞれ特徴や強みが異なるため、違いを比較しながら検討していきましょう。
株式会社マクロミル
予算感 | 要問い合わせ |
---|---|
設立年 | 2000年 |
従業員数 | 1000人以上 |
会社所在地 | 東京都港区港南2-16-1 品川イーストワンタワー 11F |
電話番号 | 03-6716-0700 |
株式会社インテージ
予算感 | 要問い合わせ |
---|---|
従業員数 | 1000人以上 |
会社所在地 | 東京都千代田区神田練塀町3 インテージ秋葉原ビル |
電話番号 | 03-5294-0111 |
楽天インサイト株式会社
予算感 | 要問い合わせ |
---|---|
設立年 | 2000年 |
会社所在地 | 東京都世田谷区玉川一丁目14番1号 楽天クリムゾンハウス |
株式会社アスマーク
こんな人におすすめ
・分析からマーケティングまでをサポートしてほしい方
・定量調査だけではなく定性調査も利用したい方
予算感 | 要問い合わせ |
---|---|
設立年 | 2001年 |
従業員数 | 100-499人 |
会社所在地 | 東京都渋谷区東1-32-12 渋谷プロパティータワー4F |
電話番号 | 03-5468-5101 |
定量調査で注意すべきポイント
ここからは、定量調査で注意すべきポイントを解説していきましょう。失敗を防ぎながら狙い通りの情報収集をするためにも、解説する2つのポイントを理解して商品やサービスに合った調査を行っていくことをおすすめします。
有意差の判定
有意差の判定とは、誤差の範囲を超えたデータのズレを意味する言葉です。たとえば、無作為に抽出したターゲットがたまたま女性ばかりに偏っている場合、「女性に支持されるサービス」という誤った分析になる可能性があります。分析結果だけを見ていても有意差には気付きにくいため、ターゲット抽出内容にまで目を向けておく必要があるでしょう。
女性ユーザーを想定しているコスメや美容アイテムについてリサーチしたい場合、女性ユーザーが多く所属するリサーチ会社を使うのが効果的ですが、居住地・年齢層・職業層に偏りがないかチェックすることをおすすめします。一方で、ビジネスマン向けの商品を開発したい場合、会社員が多く所属するリサーチ会社を採用し、男女比はおよそ半々程度にすることがポイントです。
必要なサンプル数
必要なサンプル数に注意しながら、適した範囲に収まるようリサーチすることも大切なポイントです。たとえば、収集できたデータが100件か1万件かでは、内容の正確性と信頼性に差が出ます。そのため、誤差の範囲を少なくするためにも、なるべく収集データを多く設けるのがよいでしょう。
一方で、コストやリサーチ期間と天秤にかけ、適したラインを探っていくことも重要です。そのためには、母集団の数・最大誤差・正規分布の値・予想される母平均の比率にまで目を向け、統計学的な観点から仮設を立てることをおすすめします。自社で全て内製化するよりリサーチ会社のノウハウを頼ったほうが効果的なアドバイスをもらえる可能性が高くなるため、検討していきましょう。
定量調査にかかる費用感
定量調査にかかる費用は、調査費用・調査ボリューム・調査内容に合わせて変動します。そのため、あらかじめ予算を決めておき、どれくらいの調査ができるか相談しておくとよいでしょう。
一般的に、30問程度のアンケートを実施する場合、100サンプルであれば15万円程度が相場です。200サンプルであれば25万円、500サンプルであれば40万円、1,000サンプルであれば60万円程度になることが多いでしょう。
会場調査やホームユーステストではこれ以上のコストになることが多く、ネットリサーチであれば比較的安価に抑えることが可能です。「何のために定量調査をしたいのか」「ほしい情報と調査手法がマッチしているか」も併せて検討し、失敗のない調査を叶えていきましょう。
【まとめ】定量調査をマーケティングに活用しよう
定量調査は、マーケティングの成功に不可欠とされている調査です。中には定量調査で収集したデータを経営判断に活かす会社もあり、今後を左右する重要なデータとして活用されることも少なくありません。社運をかけた大きな取り組みをするときは、定量調査・定性調査を併せて利用し、市場を探ることが大切です。
リサーチ会社に依頼する場合は、複数の会社を比較して検討することをおすすめします。アイミツではリサーチ会社を複数掲載しているため、比較・検討したいときにお役立てください。
- 発注先探しのコツは?
- 費用や品質を比較するために複数の企業に問い合わせることが一般的です。
実際に問い合わせをした人の多くは平均4,5社見積もりをとっています。 - 4,5社の見積もりが揃うまでにかかる期間は?
- 4,5社の企業探しから打ち合わせ、見積もり取得するまでには2〜3週間ほどかかる場合が多いでしょう。PRONIアイミツなら最短翌日までに最大6社の見積もりがそろいます。
マーケティングリサーチ会社探しで、こんなお悩みありませんか?
-
一括見積もりサイトだと
多数の会社から電話が・・・ -
相場がわからないから
見積もりを取っても不安・・・ -
どの企業が優れているのか
判断できない・・・
PRONIアイミツなら
発注先決定まで
最短翌日
- 専門コンシェルジュが
あなたの要件をヒアリング! - 10万件の利用実績から
業界・相場情報をご提供! - あなたの要件にマッチした
優良企業のみご紹介!