カーリースの値段・月額料金の相場│ローンとの違いや諸費用も解説【2024年最新版】

「営業者の導入にあたってカーリースを検討しているが、どの程度の予算を用意すればいいのかわからない」という方もいるのではないでしょうか。
そこで本記事では、カーリースの値段やローン購入との違い、諸費用などについてまとめて解説していきます。カーリースの利用を検討中の方は、ぜひ参考にしてください。

【関連ページ】
あなたの目的別にカーリース会社をお探しいただけます。
カーリース会社一覧

カーリースとは、月額の定額料金を支払うことで自身の選んだ新車を使用できるサービスのことです。実際に新車を購入するのはカーリース会社で、契約を締結・月額料金を支払うと契約者が使用者となります。頭金が不要というのが大きなメリットとしてあげられるほか、購入者のような感覚で24時間365日車を使用できるのが大きな特徴です。
車両を借りられる代表的なサービスとしてはレンタカーがあげられますが、カーリースは数年単位と長期間にわたる契約が一般的な一方でレンタカーは短期間の利用が基本。営業用の社用車といった長期間の使用が見込まれる車両を借りたい場合には、カーリースがうってつけと言えるでしょう。

契約期間中はマイカーのような感覚で使用できるカーリースと、ローン購入にはどのような違いがあるのでしょうか。カーリースは頭金が不要ですが、ローン購入では頭金を支払う必要があるだけでなく車両価格の約10〜20%の登録時諸費用が発生します。
また、カーリースはメンテナンスの費用や税金なども月額費用に含まれている一方で、ローン購入の場合は都度メンテナンス費用の支払いが必要となります。

ここからは、カーリースの月額料金に含まれているものを詳しく解説していきます。

カーリースの月額料金に含まれるものとして最初にあげられるのは、契約者が使用する車両の代金です。具体的な金額は車種によって変動しますが、本来の価格から返却時の残価を引いた金額が適用されるため、ローンで購入する際と比較して車両本体にかかる費用を抑えられます。

カーリースの月額料金には各種サポート料も含まれているため「カーリースで借りている車両が故障してしまった」という場合でも修理費用を負担する必要がありません。消耗品の交換や車検代も月額料金に含まれているほか、カーリース会社によっては燃料費が割引となるサービスも用意しているようです。

車両を購入した際に必要となる自動車税や自動車重量税、環境性能税といった税金や手数料もカーリースの月額料金に含まれています。月額料金としてまとめて支払うことができるため、「会社の会計管理をスムーズにしたい・シンプルにわかりやすく行いたい」という場合にもカーリースは便利なサービスだと言えます。

車で公道を走行する際には事故が起きてしまった場合に被害者を救済するための「自動車損害賠償責任保険（自賠責保険）」への加入が義務づけられており、購入の場合は保険料は契約者自身が支払わなければなりません。しかし、カーリースであれば月額料金に保険料も含まれているため、別途自賠責保険料の支払いが不要です。

「自社にあった会社が見つからない」「会社選びに時間が割けない」とお悩みの方は、お気軽に「アイミツ」にお問い合わせください。数あるカーリース会社からあなたの要望にあった会社をピックアップして無料でご紹介いたします。

カーリースの値段の相場は、使用する車両の種類によって変動します。ここからは、軽自動車やコンパクトカー、セダン、ミニバン・ワゴンなど、それぞれのタイプ別の相場について解説していきます。

カーリースサービスAでは、ダイハツのミラ イースが月額8,800円（税込）、ホンダ・NBOXが月額1万340円（税込）、ダイハツ・ムーヴ カスタムXが月額1万6,280円（税込）で提供されています。中には6,000円台で利用できるサービスもあるため、軽自動車のカーリースの値段の相場は約6,000〜1万円と言えるでしょう。

カーリースサービスBで契約する場合はトヨタ・シエンタが月額1万1,000円（税込）、トヨタ・プリウスは月額1万5,400円（税込）です。一方でカーリースサービスAではホンダ・フィットが月額2万1,560円（税込）、日産・ノートはは月額2万6,290円（税込）など3万円に近い値段の車種も見られるので、1万〜2万円代が相場でしょう。

カーリースでセダンを使用する場合は、カーリースサービスAならマツダ・MAZDA3セダンが月額2万8,490円（税込）、トヨタ・カローラが月額2万7,610円（税込）となっています。カーリースサービスCではマツダ・MAZDA6セダンが月額4万2,900円（税込）から、スバル・インプレッサーG4が月額3万2,230円（税込）から。セダンのカーリースの値段は2万円台後半〜4万円ほどが相場と言えるでしょう。

カーリースサービスDではトヨタ・アルファードが月額4万6,420円から、日産・エルグランドが月額4万8,290円から。一方カーリースサービスBでは日産・セレナ ハイウェイスターVが月額4万3,450円（税込）、トヨタ・シエンタが月額3万1,900円（税込）となっているので、ミニバン・ワゴンの値段の相場は約3万〜5万円と言えます。

福祉車両を専門的に取り扱っているカーリースサービスの場合は、トヨタのレジアスエースとハイエースが月額4万2,900円（税抜）から、ダイハツ・タント（スローパー）が月額2万2,100円（税抜）です。そのほかのサービスでも同様の価格帯が多いことから、介護車・福祉車両のカーリースの値段の相場は2万〜4万円台と言えるでしょう。

続いては、カーリースを利用する際にかかる月額料金意外の費用について解説していきます。

カーリースの月額料金には、ガソリン代は含まれていません。そのため、車両を使用する頻度が高いほどガソリン代が高額になることになります。「できるだけガソリン代を抑えたい」という場合は、燃費を重視して車両を選ぶとよいでしょう。

車両の使用にあたっては、当然ながら駐車場が必要となります。会社が駐車場を保有している場合は問題ありませんが、カーリースの契約にともない駐車場も借りなければならない場合は最低でも月額数千円、エリアによっては月額数万円の駐車場代が発生します。特に東京都心部の駐車場は利用料が高額になりがちなので注意が必要です。

カーリースで高速道路を使用する際にも、代金の支払いが必要です。営業や出張などで頻繁に遠方を訪れることがない限り使用の機会はないかもしれませんが、使用すると数千円から数万円の代金が発生します。中にはオプションでETCを搭載できるカーリースサービスもあるので、利用を検討してみてもいいかもしれません。

任意保険に加入する場合にも、カーリースの月額料金とは別に費用がかかります。保険料はプランや補償内容によってさまざまですが、カーリースの契約満了後に車両を返却する際には現状復帰が求められるため、補償の範囲の広いものを選ぶのがおすすめです。

「月々の費用を抑えてカーリースを利用したい」という場合は、車種やグレードの見直しにくわえて、契約期間を長めに設定することを意識しましょう。契約期間が長くなるほど毎月の費用を抑えることができます。
また、カーリース会社によっては「おすすめ」や「特選車」というくくりで手ごろな価格設定でサービスを提供しているため、それらに該当する車両を選択するのも1つの手段です。さらに、新車だけでなく中古車リースを選択肢に入れることで、よりリーズナブルにカーリースを利用できるでしょう。

カーリースにかかる値段をより具体的に把握したいという場合は、料金シミュレーターの活用がおすすめです。具体的な相場感を理解することによって、条件に合うカーリース会社のイメージも明確になるでしょう。

この記事では、カーリースにかかる値段を中心にカーリースの概要やローン購入との違いについても解説してきました。カーリースの料金は使用する車種や契約期間などによって大きく異なるため、複数のカーリース会社を比較しながら条件に合うサービスを厳選することが大切です。しかし1社ずつ情報を確認するには時間と手間がかかってしまいます。
「アイミツ」ではご要望を伺った上で、条件に合う複数のカーリース会社を無料でご紹介可能です。会社選びでお困りの方は、お気軽にご相談ください。

【相談前にまずは会社一覧を見たいという方はこちら】
カーリース会社一覧