採用活動におすすめ!ソーシャルリクルーティングサービス4選【2024年最新版】
FacebookをはじめとするSNSの普及によって変化したコミュニケーションの形は、企業のリクルーティング活動にも影響を与えています。
従来の採用方法と全く異なる「ソーシャルリクルーティング」、急速に一般化しつつある、新たな採用手法とサービスについてこの記事ではご紹介します。
ソーシャルリクルーティングとは?
SNSやブログなど、いまや日常のものとなったソーシャルメディア。
その特性を取り入れた採用手法がソーシャルリクルーティングです。
まず、ソーシャルメディアとは次のような特徴をもつメディアです。
- ソーシャルメディアの特徴
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- インタラクティブにコミュニケーションできる
- 友人の友人やコミュニティー、組織など、繋がりを増やせる
- 情報を拡散できる
- インタラクティブにコミュニケーションできる
従来の人材採用は、Web・紙の求人サービスや企業の公式サイト上に求人情報を掲載し、募集をかけることが主流でした。
求職者が「応募」し、企業が採用か不採用かを「選考」する。かつて当たり前だった形式を覆したのが、ソーシャルリクルーティングです。
新しい手法として注目されるなかで専門サービスが登場し、活用する企業が増加しています。
ソーシャルリクルーティングの特徴
様々な特徴のあるサービスが登場していますが、共通点は以下のとおりです。
コストが安い
大手求人サービスの場合、情報の掲載料金自体が高額であり、採用に至るまで数百万になる場合もあります。
対してソーシャルリクルーティングサービスは、情報掲載が無料~数万円。
1人あたり17,500円で、正社員、業務委託、インターン、アルバイト、計38名を採用したケース(「Wantedly」企業パンフレットより)も、従来と比較して低コストでの採用活動が可能です。
書類選考前からお互いのことを知れる
従来と大きく異なる点は、採用に至るまでのステップです。
求職者の「応募」から始まるのではなく、互いに「まず会いたい」意思表示をしてコミュニケーションし、お互いを知ることから始まります。
書類選考や面接だけでは起きやすかったミスマッチを防ぎ、より適切な人材を獲得できる確率が大幅に高くなるのです。
信頼関係の構築が第一。即効性は弱い
ソーシャルリクルーティングサービスの多くが、求人目的以上に人と人を繋ぐ場としてサービスを提供しています。
信頼関係の構築や共感を得ることが第一のため、企業側も求職者への情報提供やアクションをまめに行うことが必要です。
また、SNS・Facebookの情報をベースに簡単に会員登録できるため、今すぐ転職を考えていない潜在層もサービスを利用しています。
そのため、「今月中に採用したい」といった急募の場合には向かないこともあり、日頃から時間をかけ、本当に信頼できる人材を獲得したい企業向けの採用手法といえます。
おすすめソーシャルリクルーティングサービス4選
インタラクティブコミュニケーション機能を基本とした、個性豊かなソーシャルリクルーティングサービスを厳選しました。
1.Green
- Greenの特徴
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- IT業界(エンジニア・クリエイティブ)の人材に特化
- 成功報酬型
- インタラクティブコミュニケーションを導入した求人サービス
- IT業界(エンジニア・クリエイティブ)の人材に特化
Greenとは、IT・Web業界の人材に強く、成功報酬型サービスとして知名度が高い求人サービスです。
2013年にソーシャルメディアの機能の一つ、インタラクティブコミュニケーション機能を導入しました。
企業、求職者ともに「気になる」ボタンによるダイレクトアプローチで、まず「繋がり」、「会って」から採用のステップに移ることができます。
両者が対等な関係でコミュニケーションできる環境を整えたことで転職潜在層にもリーチし、応募数、書類選考通過数、内定数が、同社実績の1.5倍以上に。求人サービスとして求職者とのコミュニケーションのハードルを下げた形式のため、初めてソーシャルリクルーティングに挑戦する企業にオススメです。
2.Wantedly Admin
- Wantedly Adminの特徴
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- 求職者と繋がり「一緒に働きたい人」を見つけるためのSNS
- ソーシャルメディアを通じて求人情報が拡散、リファーラル採用が可能
- ソーシャルグラフによる「友達評価」で求職者の情報を多角的に得られる
- 求職者と繋がり「一緒に働きたい人」を見つけるためのSNS
Wantedly Adminとは、企業と登録者(転職顕在層、転職潜在層)を繋ぎ「一緒に働きたい人を見つける」ためのSNSで、日本におけるソーシャルリクルーティングの代表的なサービスです。
ソーシャルグラフ(Web上の人間やコンテンツとの相関関係)により、登録者について友人関係や友人の評価など多角的な情報から判断できます。
同時に、企業も日々のニュースを投稿したり登録者から評価を得たりと、求人以外の情報を公開することで友人関係を構築することも可能です。
求人サービスと異なり「応募」ボタンでなく「話を聞きに行きたい」ボタンで登録者からアプローチを受け、企業はランチや週末プロジェクトなどに「招待する」形でコミュニケーションがスタートします。
また、企業を「応援する」ボタンによって情報が拡散し、リファーラル(推薦・縁故)採用も可能であるため、日頃から多くの登録者とコミュニケーションを取ることでより必要な人材を探すことができたり、急募の際でも質の高い人材を得たりできます。
採用以外に、同業や異業種の人材と情報共有し、企業を活性化させる目的で利用してみることも有効です。
3.TalentBase
- TalentBaseの特徴
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- ビッグデータと人工知能による高精度な求職者プール(母集団)の参照が可能
- ソーシャルメディアを通じて求人情報が拡散、リファーラル採用が可能
- ビッグデータと人工知能による高精度な求職者プール(母集団)の参照が可能
TalentBaseとは、600万人(2015年4月現在)のビッグデータから人工知能によって自動抽出される、各企業に合わせた求職者プール(母集団)の生成が特徴のサービスです。
5つのソーシャルメディア(Facebook、Twitter、LinkedIn、GitHub、Qiita)を活用し、「ビジネス」「技術」、そしてソーシャルグラフによる「ソーシャル」の3項目から算出された求職者スコアを参照し、ダイレクトにアプローチできます。
書類、面接の正式な採用ステップでも取得しきれない求職者の詳細な情報を事前に把握し、効率的に精度の高いマッチングを実現できるサービスです。
また、前身であるリファーラルリクルーティングの代表サービス「Jobshare」の機能も引き継ぎ、リファーラル採用も可能としています。
4.Forkwell Jobs
- Forkwell Jobsの特徴
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- エンジニアに特化
- ソーシャルメディアを通じて求人情報を拡散、リファーラル採用も可能
- ソーシャルグラフによるポートフォリオで、求職者情報を多角的に得られる
Forkwell Jobsとは、エンジニア限定、詳細なスキル・経験を記載したポートフォリオ公開型のSNS・forkwellに求人機能をプラスした、現役エンジニアが企画、運営するサービス。
技術に関する詳細なスキル・経験に加え、ソーシャルグラフにより求職者の友人や同僚からの評価で判断できるため、より信頼できるエンジニアを採用したい場合にオススメです。
求職者が繋がりのある友人へ求人情報を拡散することで、リファーラルリクルーティングも実現できます。
ただし、企業側から提示しなければならない情報も細かく、審査の結果、掲載NGになる場合もあります。
エンジニア同士の信頼関係をベースにした、エンジニア志向の企業にオススメのサービスです。
まとめ
いかがでしょうか?高齢化などの社会背景に伴いワークスタイルが多様化する現在、まず求職者と希望や価値観を共有することが重要です。
ソーシャルリクルーティングは、今後ますます活発になる採用手法といえます。
この機会に、ご紹介したサービスを試してみてはいかがでしょうか。
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