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【2024年最新版】ユーザビリティテストでおすすめのマーケティングリサーチ会社6選

更新日:2024.04.09

自社のWebサービスや一般消費財などを、よりよいものに改善したいと考えている方は少なくないでしょう。
近年ではWeb関連の技術が発展傾向にあり、解析ツールも数多く登場しています。しかし解析ツールだけでは、PV数やCV数などの数値は理解できたとしても、ユーザー視点でのインサイトや行動は把握できません。

そこで効果的な手段の1つとしてあげられるのが、ユーザビリティテストです。この記事では、ユーザビリティテストにおすすめのマーケティングリサーチ会社について解説していくため、調査を実施しようと検討中の方はぜひ参考になさってください。

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ユーザビリティテストとは

そもそもユーザビリティとは、あるユーザーが、ある利用状況で指定する目的を果たすためにサービスを使用する際の、有効さ・効率・満足度の度合いのこと。つまり、すべての人にとっての使いやすさの度合いを示すものではありません。

そして、ユーザービリティを評価するのが、ユーザビリティテストであり、一般的にはWebサイトやWebアプリケーションの最適化を目的とした評価や検証手段として使われます。

ユーザビリティテストとユーザーテストの違い

ユーザビリティテストと似た用語として、ユーザーテストがあります。ユーザビリティテストとユーザーテストは意味が異なるため、正しく理解しておきましょう。

ユーザーテストとは、自社の商品やサービスがターゲットとするユーザーのニーズにあうかどうかを検証するテストのこと。ユーザビリティテストがユーザーにおける使いやすさを評価するテストであるのに対して、ユーザーテストはユーザーそのものを検証するためのテストという違いがあります。

一般消費財のユーザビリティテスト

商品や器機などの一般消費財におけるユーザビリティテストの目的は、使いやすさを評価して改善し、よりよいユーザビリティを実現することです。そして、あらゆる指標をもとに一般消費財のユーザービリティを評価します。

ユーザビリティテストのメリット

ユーザビリティテストの特徴が理解できたところで、ユーザビリティテストの具体的なメリットについて紹介します。ユーザビリティテストのメリットを理解すれば、外注すべきかどうかを適切に判断できるでしょう。

ユーザー視点でのインサイトや行動が分かる

ユーザビリティテストを実施すれば、興味・関心や不安点・疑問点などユーザー視点でのインサイトや行動を把握することが可能です。

たとえば、PV数やCV数を解析できるツールを使用すれば、 離脱率や直帰率などの数値は把握できますが、ユーザーのWebページを使用しているときのインサイトは基本的に理解できません。このように、数値では把握できない情報は、ユーザーと直接対面することで理解できます。

サイトやサービスの課題が分かる

解析ツールを使用して良好な結果が得られない場合は、ユーザビリティテストを実施することで、課題を正確に把握することが可能です。

ユーザビリティテストでは、直接ユーザーがWebサイトやWebサービスを操作しているのを確認できるため、開発者の観点だけでは見落としてまっていたポイントを把握できます。解析ツールや分析ツールにおける数値だけでは把握できない課題を見つけられるでしょう。

課題や問題の共有が可能

ユーザビリティテストを実施すれば、WebサイトやWebサービスの課題や問題を明確にし、プロジェクトメンバーに共有することが可能です。

課題や問題を共有すれば、すべてのメンバーが共通認識を持てるため、ユーザビリティの改善に対してスムーズに取り組むことができます。WebサイトやWebサービスの成績が悪いときにユーザビリティテストを実施すれば、PDCAサイクルを効果的に回すことができるでしょう。

ユーザビリティテストの流れ

ユーザビリティテストのメリットを把握できたら、続いてユーザビリティテストの流れについて解説していきます。実際の流れをきちんと把握すれば、外注するときに予算やスケジュールの見積もりがしやすくなるでしょう。

テストの目的の明確化

まず、テストの目的を明確化することから始めます。ユーザビリティテストの細かな目的を決めておくことで、評価が行いやすくなるでしょう。

テストの目的の具体例は下記の通りです。

・ショッピングサイトで目当ての商品に辿り着くまでの過程に課題や問題が発生しないかテストする
・AとBのWebサイトを実際に体験してもらいアンケートを実施する


目的が明確だとプロジェクトメンバーの認識も一致しやすく、効率よく結論を導くことができます。

仮説の設定

目的を定めたら、ユーザーがサービスに対してどのような操作を行うか、どのような感覚をもつか仮説を立てます。仮説を設定すれば、自社の商品やサービスに対する先入観・思い込みを把握できるでしょう。

開発者にとってはベストに思われることも、ユーザーが必要としているものではないということが少なくありません。このように、バイアスがあることを意識して仮説を設定することが大切です。

タスクやシナリオの検討

目的や仮説が設定できたら、実際にユーザーが体験するタスクやシナリオを検討します。どのようなタスクをどのようなシナリオで行うかを決めるにあたって、実際に自分で操作しながら必要なタスクやシナリオを設定するといいでしょう。

たとえば、Webアプリケーションのテストであれば、「ログイン」「プロフィールの設定」「機能の使用」などのタスクが考えられます。箇条書きなどでタスクを洗い出すと、抜けや漏れを未然に防止可能です。

質問項目や評価の設定

タスクやシナリオの設定ができたら、質問項目や評価の設定を行います。

タスクに対しての質問数が多いと、深堀りできず評価がしにくいため、目安として1タスクあたり質問は3問程度にするのが一般的。また、質問は「YES/NO」で答えられるクローズドクエスチョンではなく、自由回答できるオープンクエスチョンを活用します。

オープンクエスチョンを使用すれば、微妙なニュアンスの違いなどユーザーから数多くの情報を得られるでしょう。

リクルーティング

質問項目や評価方法の設定が終わったら、被験者のリクルーティングを行います。

リクルーティングを行うにあたって重要なのが、実際に自社の商品やサービスを使用するユーザー層を選定すること。そのため、どのような方を採用するかあらかじめ明確にしておくと、スムーズにリクルーティング活動を行うことができます。

なおリクルーティングは、テストの目的が設定できた際に他の作業と同時並行しながら行っても構いません。

ユーザビリティテストの実施

テストをスムーズに進められるように、テスト実施日までに必要な機材や資料などを事前に準備しておきましょう。

まずは自社でパイロットテストを行い、パイロットテストの結果をふまえて、本番のテストをスムーズに行えるように改善することが大切です。実際にテストを実施してみると、事前に用意した質問事項以外にヒアリングしたいことが出てくることは少なくありません。質問事項として適切であると判断した場合には、次回以降のユーザビリティテストの際の質問事項として、正式に取り入れるのがおすすめです。

ユーザビリティテストの結果分析

ユーザビリティテストが終了したら、プロジェクトメンバーで結果や進捗について情報を共有します。そして、次回のテストではどのような進め方にするのか、どのような質問を追加・修正するのかなどを議論し、改善しましょう。

テストがすべて完了したら、結果の評価を行います。評価する指標例としてあげられるのは、有効さ・満足度・効率など。結果の評価を行った後は、どのような修正が必要かをプロジェクトメンバーで議論し、実際に改善を進めます。

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ユーザビリティテストはプロにお任せ!おすすめのマーケティングリサーチ会社6選

ユーザビリティテストを行うとなると、工程は数多く注意点も多いため、プロのリサーチ会社に任せることがおすすめです。
ここでは、ユーザビリティテストを実施してもらえるマーケティングリサーチ会社を厳選して紹介します。

株式会社アスマーク

  • PRONIパートナー
株式会社アスマークのマーケティングリサーチサービスのホームページ画像
出典:株式会社アスマーク http://www.marsh-research.co.jp/

こんな人におすすめ ・ユーザビリティテストで実績豊富な会社をお探しの方
・全国の依頼に対応してほしい方

アスマークは、ユーザビリティテストや市場調査、HR Techサービス、RPA導入・運用支援、労働者派遣事業など幅広い事業を展開している会社です。
20年にわたって市場調査を行っており、調査実績の総数は4万件以上。大学・中小企業から、政府・大手企業まで幅広い調査実績を築いてきました。拠点は東京・横浜・大阪・福岡・青森に構え、日本全国の調査依頼に対応しています。

予算感 要問い合わせ
設立年 2001年
従業員数 100-499人
会社所在地 東京都渋谷区東1-32-12 渋谷プロパティータワー4F
電話番号 03-5468-5101

株式会社クロス・マーケティング

株式会社クロス・マーケティングのマーケティングリサーチサービスのホームページ画像
出典:株式会社クロス・マーケティング https://www.cross-m.co.jp/

こんな人におすすめ ・海外向けのユーザビリティテストを依頼したい方
・幅広いテストを活用したい方

クロス・マーケティングは、マーケティングリサーチやコンサルテーションなどの事業を展開している会社です。年間調査は1万件以上という実績を誇るほか、日本全国に対応しており、世界11カ国に拠点を構えています。
また、デジタルマーケティングリサーチやグローバルリサーチなど幅広いリサーチに対応可能。豊富なテスト手法を提供しており、一般消費財に関するテストも依頼可能です。海外向けユーザビリティテストも行えます。

予算感 要問い合わせ
設立年 2003年
従業員数 1000人以上
会社所在地 東京都新宿区西新宿3-20-2 東京オペラシティタワー24F
電話番号 03-6859-2251

株式会社イード

  • PRONIパートナー
株式会社イードのマーケティングリサーチサービスのホームページ画像
出典:株式会社イード http://www.iid.co.jp/

こんな人におすすめ ・Webサービス以外のユーザビリティテストを依頼したい方
・課題解決型コンサルティングを依頼したい方

イードは、メディア事業やリサーチ事業、メディアコマース事業を展開している会社です。課題解決型のユーザビリティテストやリサーチ、コンサルティングのサービスを提供しています。
魅力としてあげられるのは、UXデザイン・ユーザビリティ・プロダクトデザイン・データ分析など、幅広い分野で知見を持つ専門スタッフが数多く在籍している点。さらに、Webサービスだけではなく、自動車関連・家電・情報機器・一般消費財のリサーチ実績も豊富です。

予算感 要問い合わせ
設立年 2000年
従業員数 100-499人
会社所在地 東京都中野区本町一丁目32番2号 ハーモニータワー17階
電話番号 03-6635-0000

株式会社アンド・ディ

株式会社アンド・ディのマーケティングリサーチサービスのホームページ画像
出典:株式会社アンド・ディ https://www.and-d.co.jp/

こんな人におすすめ ・人工知能を活用したい方
・現場に活かせるマーケティングを依頼したい方

アンド・ディは、データインテリジェンス事業やリサーチ事業を展開している会社です。
人工知能の発展の影響を受け、マーケティングに必要なデータの取得・活用のための技術は急速に進化を遂げていることをふまえ、これらの新しい技術をマーケティング現場で活用するためのサービスを提供。ユーザビリティテストも行えるリサーチ事業では、新しい技術を活用し調査企画の相談から結果報告・アフターフォローまでの調査を年間で150件以上実施しています。

予算感 要問い合わせ
設立年 2004年
従業員数 10-29人
会社所在地 東京都港区西新橋1-5-5 ビュロー西新橋2F
電話番号 03-5408-6555

日本インフォメーション株式会社

日本インフォメーション株式会社のマーケティングリサーチサービスのホームページ画像
出典:日本インフォメーション株式会社 https://www.n-info.co.jp/

こんな人におすすめ ・高度な解析を依頼したい方
・会場調査によるユーザビリティテストを行いたい方

日本インフォメーションは、マーケティングリサーチやコンサルティング、関連研修などの事業を展開している会社です。高度な専門知識をもっている経験豊富なリサーチャーが数多く在籍しており、課題に適した成果物を作成可能。また、多変量解析やテキストマイニング、ベイズ統計など高度な解析にも対応している点が強みでしょう。
さらに、リサーチ手法の1つに会場調査を提供しており、一般消費財のテストにも対応しています。

予算感 要問い合わせ
設立年 1969年
従業員数 30-99人
会社所在地 東京都中央区銀座3丁目15-10 菱進銀座イーストミラービル4F
電話番号 03-3542-9441

CarterJMRN株式会社

CarterJMRN株式会社のマーケティングリサーチサービスのホームページ画像
出典:CarterJMRN株式会社 https://www.carterjmrn.com/jp/

こんな人におすすめ ・多くの調査手法を検討している方
・没入型の調査を取り入れたい方

CarterJMRNは、マーケティング情報の収集や分析、コンサルタントなどの事業を展開する会社です。さまざまな種類の定量調査や定性調査を行い、消費者理解を促す没入型の調査手法を提案することで、マーケティング活動における強固な基盤作りをサポートしています。
調査手法は、ユーザビリティテストのほか文化的分析・セミオティック・トレンドウォッチング・二次調査・デプスインタビュー・エスノグラフィ・フォーカスグループなど多岐にわたるのが特徴です。

予算感 要問い合わせ
設立年 2004年
従業員数 30-99人
会社所在地 東京都港区六本木7-2-29 VORT 乃木坂 I 4階
電話番号 03-6434-0520

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ユーザビリティテストの活用事例

ユーザビリティテストを実施できる企業は数多く、それぞれで特徴が異なるもの。そのため、ユーザビリティテストを実施した事例について気になる方は少なくないでしょう。そこでここからは、ユーザビリティテストの活用事例をいくつか紹介します。

Webサイトマイページ利用の例

とある事例では、リニューアルするWebサイトがユーザーによってどのように使用されるのか、さらにはタスクの達成までに至る行動と視線の動きについてユーザビリティテストを行いました。

調査結果として、会員登録まではスムーズに進められましたが、マイページから視線の動きが散らばり、サービスとは関係ないページをクリックするユーザーがいると判明。 すべてのユーザーがタスクを達成できましたが、想定していたよりもタスクの達成に時間がかかってしまうことが課題として洗い出されました。

料金プラン提示ページでの例

とある事例では、Webサイトの料金プラン掲示ページにおいてユーザビリティテストを実施しました

調査の結果、Webサイトの料金プラン掲示ページには「プランの内容はこちら」と料金プランに含まれる項目のみを提示していたことから、ユーザーは戸惑ってしまうと判明。プランにすべてのサービスが含まれていることをあらかじめ伝えられるように、Webページを修正・変更する必要があることがわかったとのことです。

マーケティングリサーチ会社を選ぶポイント

ユーザビリティテストを行う場合、どのようなマーケティングリサーチ会社に依頼すべきでしょうか。ここでは、マーケティングリサーチ会社の選び方について紹介します。

担当者の提案力やサポート力が十分か

調査目的の精査や手法の検討、調査票の策定など、担当者の提案力やサポート力は自社の目的を達成するために必要不可欠。担当者に力量があるかどうかはマーケティングリサーチ会社を選定するうえで重要なポイントの1つでしょう。

また、マーケティングリサーチ会社にとっては調査完了がサービスのゴールですが、依頼する側にとって調査は手段です。この意識の違いについて担当者が適切に理解しているかどうかもチェックしておくことをおすすめします。

品質が十分か

提供しているサービスやリサーチ対象者の質が自社のニーズにあうかどうかは、マーケティングリサーチ会社を選定するうえで重要なポイントの1つです。

たとえば、保有しているリサーチ対象者の質が高ければ、適切なサンプルを確保できます。そのため、ユーザビリティテストの実施後に得られるデータの品質の高さが期待できるでしょう。

実績が豊富か

マーケティングリサーチ会社を選ぶにあたって、実績が充実しているかどうかは重要なポイントの1つです。豊富な実績のある会社は、ノウハウや経験が蓄積されているため、安心して依頼できるでしょう。

しかし、実績が豊富でも、自社の実施したいユーザビリティテストの事例が少ない可能性があります。そのため、実績の中身をきちんと確認しておくことが重要です。マーケティングリサーチ会社のホームページを前もって確認しておくことをおすすめします。

【まとめ】ユーザビリティテストのマーケティングリサーチ会社探しでお悩みの方はアイミツへ

この記事では、ユーザビリティテストの特徴や流れ、おすすめのマーケティングリサーチ会社について紹介しました。

ユーザビリティテストを実施すれば、ユーザー視点でのインサイトや行動を把握することができます。そのため、WebサイトやWebサービスの課題を理解でき、改善に繋げることができるでしょう。

しかし、マーケティングリサーチ会社は数多く存在し、それぞれで特徴が異なります。リサーチの外注先に迷われている場合には、ぜひアイミツにお問い合わせください。

発注先探しのコツは?
費用や品質を比較するために複数の企業に問い合わせることが一般的です。
実際に問い合わせをした人の多くは平均4,5社見積もりをとっています。
4,5社の見積もりが揃うまでにかかる期間は?
4,5社の企業探しから打ち合わせ、見積もり取得するまでには2〜3週間ほどかかる場合が多いでしょう。PRONIアイミツなら最短翌日までに最大6社の見積もりがそろいます。
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