【2024年最新版】ユーザビリティテストでおすすめのマーケティングリサーチ会社6選
自社のWebサービスや一般消費財などを、よりよいものに改善したいと考えている方は少なくないでしょう。
近年ではWeb関連の技術が発展傾向にあり、解析ツールも数多く登場しています。しかし解析ツールだけでは、PV数やCV数などの数値は理解できたとしても、ユーザー視点でのインサイトや行動は把握できません。
そこで効果的な手段の1つとしてあげられるのが、ユーザビリティテストです。この記事では、ユーザビリティテストにおすすめのマーケティングリサーチ会社について解説していくため、調査を実施しようと検討中の方はぜひ参考になさってください。
ユーザビリティテストに強いマーケティングリサーチ会社の一覧も併せてご覧ください。
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ユーザビリティテストとは
そもそもユーザビリティとは、あるユーザーが、ある利用状況で指定する目的を果たすためにサービスを使用する際の、有効さ・効率・満足度の度合いのこと。つまり、すべての人にとっての使いやすさの度合いを示すものではありません。
そして、ユーザービリティを評価するのが、ユーザビリティテストであり、一般的にはWebサイトやWebアプリケーションの最適化を目的とした評価や検証手段として使われます。
ユーザビリティテストとユーザーテストの違い
ユーザビリティテストと似た用語として、ユーザーテストがあります。ユーザビリティテストとユーザーテストは意味が異なるため、正しく理解しておきましょう。
ユーザーテストとは、自社の商品やサービスがターゲットとするユーザーのニーズにあうかどうかを検証するテストのこと。ユーザビリティテストがユーザーにおける使いやすさを評価するテストであるのに対して、ユーザーテストはユーザーそのものを検証するためのテストという違いがあります。
一般消費財のユーザビリティテスト
商品や器機などの一般消費財におけるユーザビリティテストの目的は、使いやすさを評価して改善し、よりよいユーザビリティを実現することです。そして、あらゆる指標をもとに一般消費財のユーザービリティを評価します。
ユーザビリティテストのメリット
ユーザビリティテストの特徴が理解できたところで、ユーザビリティテストの具体的なメリットについて紹介します。ユーザビリティテストのメリットを理解すれば、外注すべきかどうかを適切に判断できるでしょう。
ユーザー視点でのインサイトや行動が分かる
ユーザビリティテストを実施すれば、興味・関心や不安点・疑問点などユーザー視点でのインサイトや行動を把握することが可能です。
たとえば、PV数やCV数を解析できるツールを使用すれば、 離脱率や直帰率などの数値は把握できますが、ユーザーのWebページを使用しているときのインサイトは基本的に理解できません。このように、数値では把握できない情報は、ユーザーと直接対面することで理解できます。
サイトやサービスの課題が分かる
解析ツールを使用して良好な結果が得られない場合は、ユーザビリティテストを実施することで、課題を正確に把握することが可能です。
ユーザビリティテストでは、直接ユーザーがWebサイトやWebサービスを操作しているのを確認できるため、開発者の観点だけでは見落としてまっていたポイントを把握できます。解析ツールや分析ツールにおける数値だけでは把握できない課題を見つけられるでしょう。
課題や問題の共有が可能
ユーザビリティテストを実施すれば、WebサイトやWebサービスの課題や問題を明確にし、プロジェクトメンバーに共有することが可能です。
課題や問題を共有すれば、すべてのメンバーが共通認識を持てるため、ユーザビリティの改善に対してスムーズに取り組むことができます。WebサイトやWebサービスの成績が悪いときにユーザビリティテストを実施すれば、PDCAサイクルを効果的に回すことができるでしょう。
ユーザビリティテストの流れ
ユーザビリティテストのメリットを把握できたら、続いてユーザビリティテストの流れについて解説していきます。実際の流れをきちんと把握すれば、外注するときに予算やスケジュールの見積もりがしやすくなるでしょう。
テストの目的の明確化
まず、テストの目的を明確化することから始めます。ユーザビリティテストの細かな目的を決めておくことで、評価が行いやすくなるでしょう。
テストの目的の具体例は下記の通りです。
・ショッピングサイトで目当ての商品に辿り着くまでの過程に課題や問題が発生しないかテストする
・AとBのWebサイトを実際に体験してもらいアンケートを実施する
目的が明確だとプロジェクトメンバーの認識も一致しやすく、効率よく結論を導くことができます。
仮説の設定
目的を定めたら、ユーザーがサービスに対してどのような操作を行うか、どのような感覚をもつか仮説を立てます。仮説を設定すれば、自社の商品やサービスに対する先入観・思い込みを把握できるでしょう。
開発者にとってはベストに思われることも、ユーザーが必要としているものではないということが少なくありません。このように、バイアスがあることを意識して仮説を設定することが大切です。
タスクやシナリオの検討
目的や仮説が設定できたら、実際にユーザーが体験するタスクやシナリオを検討します。どのようなタスクをどのようなシナリオで行うかを決めるにあたって、実際に自分で操作しながら必要なタスクやシナリオを設定するといいでしょう。
たとえば、Webアプリケーションのテストであれば、「ログイン」「プロフィールの設定」「機能の使用」などのタスクが考えられます。箇条書きなどでタスクを洗い出すと、抜けや漏れを未然に防止可能です。
質問項目や評価の設定
タスクやシナリオの設定ができたら、質問項目や評価の設定を行います。
タスクに対しての質問数が多いと、深堀りできず評価がしにくいため、目安として1タスクあたり質問は3問程度にするのが一般的。また、質問は「YES/NO」で答えられるクローズドクエスチョンではなく、自由回答できるオープンクエスチョンを活用します。
オープンクエスチョンを使用すれば、微妙なニュアンスの違いなどユーザーから数多くの情報を得られるでしょう。
リクルーティング
質問項目や評価方法の設定が終わったら、被験者のリクルーティングを行います。
リクルーティングを行うにあたって重要なのが、実際に自社の商品やサービスを使用するユーザー層を選定すること。そのため、どのような方を採用するかあらかじめ明確にしておくと、スムーズにリクルーティング活動を行うことができます。
なおリクルーティングは、テストの目的が設定できた際に他の作業と同時並行しながら行っても構いません。
ユーザビリティテストの実施
テストをスムーズに進められるように、テスト実施日までに必要な機材や資料などを事前に準備しておきましょう。
まずは自社でパイロットテストを行い、パイロットテストの結果をふまえて、本番のテストをスムーズに行えるように改善することが大切です。実際にテストを実施してみると、事前に用意した質問事項以外にヒアリングしたいことが出てくることは少なくありません。質問事項として適切であると判断した場合には、次回以降のユーザビリティテストの際の質問事項として、正式に取り入れるのがおすすめです。
ユーザビリティテストの結果分析
ユーザビリティテストが終了したら、プロジェクトメンバーで結果や進捗について情報を共有します。そして、次回のテストではどのような進め方にするのか、どのような質問を追加・修正するのかなどを議論し、改善しましょう。
テストがすべて完了したら、結果の評価を行います。評価する指標例としてあげられるのは、有効さ・満足度・効率など。結果の評価を行った後は、どのような修正が必要かをプロジェクトメンバーで議論し、実際に改善を進めます。
- 発注先探しのコツは?
- 費用や品質を比較するために複数の企業に問い合わせることが一般的です。
実際に問い合わせをした人の多くは平均4,5社見積もりをとっています。 - 4,5社の見積もりが揃うまでにかかる期間は?
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ユーザビリティテストはプロにお任せ!おすすめのマーケティングリサーチ会社6選
ユーザビリティテストを行うとなると、工程は数多く注意点も多いため、プロのリサーチ会社に任せることがおすすめです。
ここでは、ユーザビリティテストを実施してもらえるマーケティングリサーチ会社を厳選して紹介します。
株式会社アスマーク
予算感 | 要問い合わせ |
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設立年 | 2001年 |
従業員数 | 100-499人 |
会社所在地 | 東京都渋谷区東1-32-12 渋谷プロパティータワー4F |
電話番号 | 03-5468-5101 |
株式会社クロス・マーケティング
予算感 | 要問い合わせ |
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設立年 | 2003年 |
従業員数 | 1000人以上 |
会社所在地 | 東京都新宿区西新宿3-20-2 東京オペラシティタワー24F |
電話番号 | 03-6859-2251 |
株式会社イード
予算感 | 要問い合わせ |
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設立年 | 2000年 |
従業員数 | 100-499人 |
会社所在地 | 東京都中野区本町一丁目32番2号 ハーモニータワー17階 |
電話番号 | 03-6635-0000 |
株式会社アンド・ディ
予算感 | 要問い合わせ |
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設立年 | 2004年 |
従業員数 | 10-29人 |
会社所在地 | 東京都港区西新橋1-5-5 ビュロー西新橋2F |
電話番号 | 03-5408-6555 |
日本インフォメーション株式会社
予算感 | 要問い合わせ |
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設立年 | 1969年 |
従業員数 | 30-99人 |
会社所在地 | 東京都中央区銀座3丁目15-10 菱進銀座イーストミラービル4F |
電話番号 | 03-3542-9441 |
CarterJMRN株式会社
予算感 | 要問い合わせ |
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設立年 | 2004年 |
従業員数 | 30-99人 |
会社所在地 | 東京都港区六本木7-2-29 VORT 乃木坂 I 4階 |
電話番号 | 03-6434-0520 |
ユーザビリティテストの活用事例
ユーザビリティテストを実施できる企業は数多く、それぞれで特徴が異なるもの。そのため、ユーザビリティテストを実施した事例について気になる方は少なくないでしょう。そこでここからは、ユーザビリティテストの活用事例をいくつか紹介します。
Webサイトマイページ利用の例
とある事例では、リニューアルするWebサイトがユーザーによってどのように使用されるのか、さらにはタスクの達成までに至る行動と視線の動きについてユーザビリティテストを行いました。
調査結果として、会員登録まではスムーズに進められましたが、マイページから視線の動きが散らばり、サービスとは関係ないページをクリックするユーザーがいると判明。 すべてのユーザーがタスクを達成できましたが、想定していたよりもタスクの達成に時間がかかってしまうことが課題として洗い出されました。
料金プラン提示ページでの例
とある事例では、Webサイトの料金プラン掲示ページにおいてユーザビリティテストを実施しました。
調査の結果、Webサイトの料金プラン掲示ページには「プランの内容はこちら」と料金プランに含まれる項目のみを提示していたことから、ユーザーは戸惑ってしまうと判明。プランにすべてのサービスが含まれていることをあらかじめ伝えられるように、Webページを修正・変更する必要があることがわかったとのことです。
マーケティングリサーチ会社を選ぶポイント
ユーザビリティテストを行う場合、どのようなマーケティングリサーチ会社に依頼すべきでしょうか。ここでは、マーケティングリサーチ会社の選び方について紹介します。
担当者の提案力やサポート力が十分か
調査目的の精査や手法の検討、調査票の策定など、担当者の提案力やサポート力は自社の目的を達成するために必要不可欠。担当者に力量があるかどうかはマーケティングリサーチ会社を選定するうえで重要なポイントの1つでしょう。
また、マーケティングリサーチ会社にとっては調査完了がサービスのゴールですが、依頼する側にとって調査は手段です。この意識の違いについて担当者が適切に理解しているかどうかもチェックしておくことをおすすめします。
品質が十分か
提供しているサービスやリサーチ対象者の質が自社のニーズにあうかどうかは、マーケティングリサーチ会社を選定するうえで重要なポイントの1つです。
たとえば、保有しているリサーチ対象者の質が高ければ、適切なサンプルを確保できます。そのため、ユーザビリティテストの実施後に得られるデータの品質の高さが期待できるでしょう。
実績が豊富か
マーケティングリサーチ会社を選ぶにあたって、実績が充実しているかどうかは重要なポイントの1つです。豊富な実績のある会社は、ノウハウや経験が蓄積されているため、安心して依頼できるでしょう。
しかし、実績が豊富でも、自社の実施したいユーザビリティテストの事例が少ない可能性があります。そのため、実績の中身をきちんと確認しておくことが重要です。マーケティングリサーチ会社のホームページを前もって確認しておくことをおすすめします。
【まとめ】ユーザビリティテストのマーケティングリサーチ会社探しでお悩みの方はアイミツへ
この記事では、ユーザビリティテストの特徴や流れ、おすすめのマーケティングリサーチ会社について紹介しました。
ユーザビリティテストを実施すれば、ユーザー視点でのインサイトや行動を把握することができます。そのため、WebサイトやWebサービスの課題を理解でき、改善に繋げることができるでしょう。
しかし、マーケティングリサーチ会社は数多く存在し、それぞれで特徴が異なります。リサーチの外注先に迷われている場合には、ぜひアイミツにお問い合わせください。
- 発注先探しのコツは?
- 費用や品質を比較するために複数の企業に問い合わせることが一般的です。
実際に問い合わせをした人の多くは平均4,5社見積もりをとっています。 - 4,5社の見積もりが揃うまでにかかる期間は?
- 4,5社の企業探しから打ち合わせ、見積もり取得するまでには2〜3週間ほどかかる場合が多いでしょう。PRONIアイミツなら最短翌日までに最大6社の見積もりがそろいます。
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