【2024年最新版】フォーカスグループインタビューでおすすめのマーケティングリサーチ会社8選

自社の商品・サービスの開発や改善、効果的なマーケティング戦略立案のために、顧客からの意見・感想・評価を集めたい方もいるのではないでしょうか。そこでおすすめなのが、販売数・成約率・リピート率といった定量的なデータからは分からない、顧客の生の声といった定性的なデータを集められる「フォーカスグループインタビュー」です。

当記事では、フォーカスグループインタビューの概要・メリット・デメリット・オススメの発注先・発注のポイントについてご紹介していきます。

フォーカスグループインタビューとは、特定のテーマに沿った3～6名前後の調査対象者を集め、モデレーターが面接形式でインタビューを行うことで、自社の商品・サービスに対する意見や評価を集める調査手法のこと。「フォーカス」とは、「焦点」「焦点を合わせる」という意味を持ち、調査対象者の属性によりグルーピングが行われるのが特徴です。

定量的調査からは得られない生の意見・評価を知ることができるため、商品・サービスの評価だけでなく顧客理解や潜在ニーズの発掘に役立てることができます。

フォーカスグループインタビューは、特定のターゲット層を集中的に調査する、あるいは属性の異なるグループを比較検討するのに適しているため、次のような目的に活用されます。

・商品・サービスの利用ステージ別の評価
新規顧客・リピート顧客といったステージ別に調査を行うことで、状況把握や改善に役立てる

・年齢・性別といった属性別の評価
年齢・性別といった属性による違いを把握して改善に役立てる

・競合調査
特定の商品・サービスを利用するユーザーごとに分け、課題発見や戦略立案に役立てる

フォーカスグループインタビューを実施する最大のメリットは、自社の商品・サービスに対する顧客の生の意見・評価を集められる点です。定量的なデータからは得られない定性的なデータを得ることで、自社のビジネスの改善や今後の展開に役立てることができます。

また、複数名にグループ分けした対象者からまとめて意見を集めることができるため、比較検討が行いやすい点もメリットの1つ。1対1で行うデプスインタビューよりも、低いコストで効率的に情報を集められるでしょう。

フォーカスグループインタビューのデメリットは、定性的な調査であるため統計的な根拠がなく、調査結果の分析が主観的なものとなることです。また、調査対象者が少人数であるため、抽出に失敗すると良質なデータが得られない、得られるフィードバックに偏りが生じやすいというデメリットもあります。

そのため、調査結果をビジネスに活かす場合は、フォーカスグループインタビューのデータのみではなく、統計的なデータが得られる定量調査とセットで活用することが重要となるでしょう。

フォーカスグループインタビューで有益な情報を効率よく収集するには相応のノウハウが必要であるため、経験・実績が豊富なマーケティングリサーチ会社へ依頼するのがおすすめです。
ここでは、フォーカスグループインタビューに定評のあるおすすめの発注先を厳選してご紹介していきます。

フォーカスグループインタビューの費用は、以下の項目によって算出されます。

費用総額＝抽出費用＋リクルート費用＋謝礼＋オプション費用

各項目の費用については、マーケティングリサーチ会社によって大きく異なるので注意しましょう。
ちなみにリクルート費用と謝礼に関しては、モニターの「単価×人数」で算出されるため、基本的には多くのモニターを集めるほど費用は高くなります。

実際に費用目安について公開している複数社を調べてみると、6名×2グループの調査という同一条件での相場は、70万円～120万円程度となっているようです。

フォーカスグループインタビューを実施して有益な調査結果を得るためには、次のような注意点を押さえておきましょう。

・対象者選定
「誰に」インタビューを行うで得られる情報が異なるため、目的やテーマに沿った対象者選定を行うことが重要。

・グルーピング
グループ内での共通点・共感が積極的な議論を生むため、同じ属性の対象者をグルーピングすることが重要。

・テーマ選定
人前で話しにくいテーマや個人的な事情に関するテーマは、フォーカスグループインタビューに向かない場合もある。

フォーカスグループインタビューを請け負っているマーケティングリサーチ会社は数多く存在しますが、納得のできる調査結果を得るためには、発注先の選定が大きく成否を分けます。
ここでは、フォーカスグループインタビューの発注先を選ぶ際に必ず押さえておきたいポイントをご紹介します。

フォーカスグループインタビューは、調査テーマの設定・調査企画・スクリーニング・調査対象抽出といった事前の調査設計で得られる結果が大きく異なります。調査設計の質が低いと、満足する結果は期待できないでしょう。

そのため、発注先を選ぶ際には自社の目的・ニーズに対して丁寧にヒアリングを行い、上質な提案やサポートを行ってくれるマーケティングリサーチ会社を選ぶのがポイントです。手間と時間を割いて最適な調査プランを提示してくれる会社であれば、相応の結果が伴うのではないでしょうか。

フォーカスグループインタビューは、いくら優れたプラン・スケジュールを設計しても、インタビュー対象となるモニターが集まらないと成立しません。意図と違ったモニターが集まってしまった、突然のキャンセルなどが発生したとなると、投下した労力・時間・コストが無駄になってしまうため注意が必要です。

そのため、フォーカスグループインタビューを発注する際には、適切なモニターを確実にリクルーティングできる会社であるかを入念に確認することが重要でしょう。

フォーカスグループインタビューでは、モニターから意見を引き出すモデレーター・インタビュアーの力量も成否を分けるポイント。力量あるモデレーター・インタビュアーに任せるためにも、これまでの実績を重視して依頼先を選びましょう。

実績のあるマーケティングリサーチ会社であれば、経験豊富な人材を多数有しており、調査テーマ・調査課題や商品・サービスに合った最適なモデレーター・インタビュアーをアサインできます。また、実績のある会社は調査品質についても安定している傾向にあるようです。

フォーカスグループインタビューは、商品・サービスに対する顧客の生の意見・評価を収集できる定性的調査の代表的な方法です。上質なデータを集めることで、顧客理解を深めてビジネスの成長・加速に役立てることができます。

フォーカスグループインタビューの発注方法・発注先でお悩みの方は、ぜひ「アイミツ」へご相談ください。経験豊富なコンシェルジュがきめ細やかなヒアリングを行い、要望に合わせて最適なマーケティングリサーチ会社をご紹介します。