M&Aコンサルタントとは?アドバイザリーとの違いやおすすめの会社7選をご紹介【2026年最新版】
中小企業の承継が進まない中で、注目を集めている手段の1つがM&Aです。M&Aは専門のコンサルタントのサポートを利用することでトラブルなく手続きを進められますが、その仕事内容については理解していないという方も多いのではないでしょうか。
そこでこの記事では、幅広い分野の発注先を比較検討できる「PRONIアイミツ」が、M&Aコンサルタントの概要や具体的な仕事内容を解説するとともに、おすすめのM&Aコンサルタント会社を紹介していきます。M&Aコンサルタントの利用を検討中の方は、ぜひ参考にしてください。
最近の更新内容
- 2026.05.21 更新
- コンサルティングの外注費用相場について最新情報を調査し、内容をアップデートしました。
- 2026.02.13 更新
- おすすめのM&Aコンサルタントの情報を追加しました。 ・M&Aの実績豊富なコンサルタント会社として株式会社カタリスを追加。PRONIアイミツ独自調査をもとに強みやコメントを掲載しました。
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M&Aコンサルタントとは?
M&Aコンサルタントは文字どおりM&Aに関する一連の業務をサポートする存在ですが、M&AアドバイザリーやM&A仲介会社との違いが注目されることも多くあります。ここからは、これらとの比較を交えてM&Aコンサルタントの特徴について解説します。
M&Aコンサルタントの特徴
M&Aコンサルタントは、M&A関連の幅広い業務をサポートする職種です。「M&Aはなんなのか」「自社で実施すべきか」という相談はもちろん、M&Aにともなう相手先のリサーチや好条件のM&Aを実現するための交渉などその仕事内容は多岐にわたります。M&Aにコンサルタントは必須ではないものの、円滑かつ好条件を叶えるためには専門家の存在が不可欠です。そうした背景から結果的には多くの企業がM&AコンサルタントのサポートのもとでM&Aを進めているとされています。
M&Aアドバイザリーとの違い
M&AアドバイザリーはM&Aコンサルタントと混同されがちな職種ですが、基本的には仕事の内容に大きな違いはありません。M&Aコンサルタントと同様にM&Aに関するトータルサービスの提供を通じて、顧客企業の円滑なM&Aをサポートします。
呼称が異なるのは業界によって違う呼び方が浸透しているからで、M&Aコンサルタントはコンサルティングファームで用いられる一方で、M&Aアドバイザリーは金融業界で使われる傾向がみられます。
M&A仲介会社との違い
M&A仲介会社は、M&Aにおける売り手企業と買い手企業の間に入って円滑な契約を手助けする会社のことです。売り手企業と買い手企業の双方から報酬を受け取るため、コンサルタントやアドバイザリーとは事業のあり方が大きく異なります。売り手企業と買い手企業のどちらに対してもフラットな対応が求められるため、M&Aに関するトータルサポートを提供しないのも大きな違いだと言えます。
M&Aコンサルタントの仕事内容
M&Aコンサルタントの仕事はM&A戦略の策定からスキーム(手法)の決定、相手企業の選定、条件の交渉など多岐にわたります。ここからは、それぞれの仕事内容について詳しく解説していきます。
M&A戦略策定
M&Aを行う際は、まず「買収(売却)の目的」や「どんな会社を買う(どんな会社に売る)のか」はもちろん、どんなスケジュールで進めていくべきかなどを検討しなければなりません。このときに「M&Aを通じてどんな成果を得たいのか」という顧客企業の要望にそって、状況も踏まえた上で適切な戦略を策定するのもM&Aコンサルタントの重要な役割です。
M&Aスキーム(手法)の決定
M&Aにおける目標を達成するためのスキーム(手法)の決定も、M&Aコンサルタントの業務です。税務の面や法律の面も含めて検討が求められるので、これらに関する専門的な知識が欠かせません。M&Aの相手が決定する前なので変更が必要になる可能性もあるものの、M&A戦略にあわせたスキームをきちんと検討しておくことが重要だと言えます。
M&A候補となる企業の選定
M&A戦略やスキームが決まったら、その内容にそって「ロングリスト」「ショートリスト」と呼ばれるリストを作成し、M&Aの対象となる企業を絞り込んでいきます。このときに顧客に代わってリストを作成するのもM&Aコンサルタントの仕事の1つで、リストアップと並行してアドバイスも提供します。
デューデリジェンスの実施
デューデリジェンスとは、M&Aの候補となっている企業に対して多角的に価値やリスクを調査・検証する監査業務のことです。法務の面は弁護士、財務の面は公認会計士と専門家の力を借りながら調査・検証を進めていきます。デューデリジェンスは交渉や決定までのプロセスをより高精度にできるだけでなく、M&A後のトラブル防止にもつながるため非常に重要な工程です。
条件の交渉
デューデリジェンスで問題ないと評価されたら、いよいよ本格的な交渉です。調査・分析でわかった情報にもとづいて具体的な取引額や事業譲渡の範囲などを交渉し、売り手企業と買い手企業の合意形成を進めます。
M&Aの条件交渉は当事者だけで円滑に進めるのは難しいため、M&Aコンサルタントが関わることで緩衝剤としての役割も果たすとされています。
契約書の作成
両社の合意が形成されたら、契約書の作成に移ります。契約書の作成は弁護士が担当するのが一般的で、デューデリジェンスで判明した内容や交渉時に合意のあった内容を明文化していきます。この際は売り手企業と買い手企業だけでなく、M&Aコンサルタントもしっかりと契約書の内容を読み込んで問題がないかを確かめます。
クロージングの準備
条件の交渉ならびに契約書の作成が完了したら、M&Aのクロージング準備を進めます。クロージングとは契約書への押印をはじめとする必要手続きのことで、M&Aのスキームとして株式譲渡が組み込まれている場合は売り手企業から買い手企業への譲渡手続きが発生します。M&Aコンサルタントは、この段階で発生する諸手続きのサポートも行います。
PMI(ポストマージャーインテグレーション)の実施
PMIとはM&A契約の締結後に、クロージングを経て行われる経営統合プロセスのことです。契約上は経営統合が行われても、すぐに現場がその変化に対応できるとは限りません。こうした問題を含めて組織の統合を阻害する要因を調査・検証し、それを解決するためのマネジメントを組み立てるのもM&Aコンサルタントの役割です。
PMIはM&Aによる効果が得られるか否かを左右するプロセスとも言えるため、慎重に取り組むことが求められます。
「自社にあった会社が見つからない」「会社選びに時間が割けない」とお悩みの方は、お気軽に「PRONIアイミツ」にお問い合わせください。数あるコンサルティング会社からあなたの要望にあった会社をピックアップして無料でご紹介いたします。
幅広く対応するM&Aコンサルタント会社3選
M&Aコンサルタントにもさまざまな種類がありますが、幅広い対応が可能なM&Aコンサルタント会社ならトータルサポートが期待できます。ここからは、幅広く対応しているM&Aコンサルタント会社を紹介していきます。
株式会社M&Aコンサルティング
| 予算感 | 要問い合わせ |
|---|---|
| 従業員数 | 1-4人 |
| 会社所在地 | 東京都港区新橋1-1-13 アーバンネット内幸町ビル 3F |
| 電話番号 | 03-5157-1074 |
株式会社M&A総合研究所
こんな人におすすめ
・成約までのスピード感に定評あるM&Aコンサルティング会社をお探しの方
・幅広い業界に精通したM&Aコンサルタントのいる会社に依頼したい方
| 予算感 | 要問い合わせ |
|---|---|
| 会社所在地 | 東京都千代田区丸の内1-8-1 丸の内トラストタワーN館17階 |
| 電話番号 | 0120-401-970 |
M&Aロイヤルアドバイザリー株式会社
こんな人におすすめ
・専任のコンサルタントに一貫してM&Aを担当してもらいたい方
・自社業界における経験が豊富なコンサルタントを探している方
| 予算感 | 要問い合わせ |
|---|---|
| 会社所在地 | 東京都千代田区丸の内1-8-3 丸の内トラストタワー本館 20階 |
- 発注先探しのコツは?
- 費用や品質を比較するために複数の企業に問い合わせることが一般的です。
実際に問い合わせをした人の多くは平均4,5社見積もりをとっています。 - 4,5社の見積もりが揃うまでにかかる期間は?
- 4,5社の企業探しから打ち合わせ、見積もり取得するまでには2〜3週間ほどかかる場合が多いでしょう。PRONIアイミツなら最短翌日までに最大6社の見積もりがそろいます。
M&Aの実績豊富なコンサルタント会社4選
M&Aにあたってはリサーチや交渉など、経験が結果を左右する場面も多く存在しています。確実かつ円滑にM&Aを進めていきたいなら、M&Aの実績豊富なコンサルタント会社に依頼するのが得策でしょう。ここからは、豊富なM&A実績を持つコンサルタント会社を紹介します。
株式会社カタリス
こんな人におすすめ
・単なるM&A仲介ではなく、買収後の事業成長まで見据えた戦略が欲しい方
・複雑な案件やファンド連携など、高度な専門知識を必要とする方
| 予算感 | 要問い合わせ |
|---|---|
| 設立年 | 2023年 |
| 従業員数 | 10-29人 |
| 会社所在地 | 東京都港区虎ノ門1-10-5 KDX虎ノ門一丁目ビル11F |
株式会社日本M&Aセンター
こんな人におすすめ
・国内最多の成約実績を持つ会社にM&Aを相談したい方
・経験豊富なM&AコンサルタントだけでなくPMIの専門家もいる会社をお探しの方
| 予算感 | 要問い合わせ |
|---|---|
| 設立年 | 1991年 |
| 会社所在地 | 東京都千代田区丸の内一丁目8番2号 鉄鋼ビルディング 24階 |
| 電話番号 | 03-5220-5454 |
みそうパートナーズ株式会社
こんな人におすすめ
・一貫体制でM&Aサポートを提供するコンサルタント会社をお探しの方
・中小企業向けの実績が豊富な会社を探している方
| 予算感 | 要問い合わせ |
|---|---|
| 設立年 | 2016年 |
| 会社所在地 | 東京都中央区日本橋茅場町3-11-10 PMO日本橋茅場町3階 |
| 電話番号 | 03-5847-3301 |
インテグループ株式会社
こんな人におすすめ
・M&A候補の情報収集に力を入れている会社を求める方
・交渉のプロを自負するM&Aコンサルタント会社をお探しの方
| 予算感 | 完全成功報酬:1,500万円〜(税別) |
|---|---|
| 設立年 | 2007年 |
| 従業員数 | 5-9人 |
| 会社所在地 | 東京都千代田区丸の内3-4-1 新国際ビル4F |
| 電話番号 | 03-6206-6980 |
M&Aコンサルタント会社の選び方
M&Aコンサルタント会社は無数に存在しますが、依頼するにあたってはなにを判断基準にすべきなのでしょうか。ここからは、M&Aコンサルタント会社を選ぶ際に押さえておくべき3つのポイントについて詳しく解説していきます。
得意とする業種や規模を確認する
M&Aコンサルタント会社が多く存在する背景には、それぞれの会社によって得意とする領域が異なることがあげられます。小売業に精通している会社もあれば飲食業を得意とする会社、製造業に強みを持つ会社など特徴はそれぞれです。
中には幅広い業界経験を持つM&Aコンサルタントを揃える会社もありますが、まずは自社のニーズに近い領域を得意とするM&Aコンサルタントを探すところからはじめてみましょう。業界の詳しい話や自社のニーズに対する的確な戦略の提案が期待できます。
担当者との相性を見極める
M&Aを円滑に進めるためには、会社の実績だけでなく担当M&Aコンサルタントのコミュニケーションも重要です。M&Aにあたってはリサーチや交渉が発生するため、細かな情報共有やコミュニケーションが欠かせません。M&Aコンサルタントの誠実さや対応力の高さが問われるので、複数社と打ち合わせを実施した上でもっとも良好な関係を築けそうな会社に依頼するのがおすすめです。
ネットワークの豊富さを確認する
M&Aコンサルタントは相手先の候補を絞るという役割も担いますが、優良な候補を探せるか否かはコンサルタント会社のネットワークに依存します。多くの候補企業から論理的な理由をもって候補先を絞り込めるM&Aコンサルタントには的確な提案が期待でき、自社の利益の最大化につなげられると考えられます。M&Aコンサルタント個人の経歴やスキルだけでなく、会社としてのネットワークにも着目して依頼先を選びましょう。
コンサルティングの費用相場
コンサルティングの費用相場は、契約形態によって金額レンジが大きく異なります。 顧問契約(アドバイザリー契約)では月額20万〜50万円、スポット契約(時間契約)では1時間あたり5,000円〜10万円程度で設定されるケースが多く見られます。成果報酬型契約では売上の5〜20%、または成果額の10〜30%前後、プロジェクト型契約では月額30万〜100万円程度が費用相場です。
こうした費用差が生じるのは、コンサルティングの内容や体制によって、見積もりの前提条件が大きく変わるためです。
コンサルティング費用相場比較表(契約形態別)
| 契約形態 | 業務内容 | 費用相場 |
|---|---|---|
| 顧問契約(アドバイザリー契約) | 経営や事業などの継続的なアドバイス |
月額20万~50万円程度 |
| スポット契約(時間契約) | 課題整理や短期的な助言 | 個人・副業系:5,000〜3万円 中堅コンサル:3万〜10万円 戦略ファーム上位:10万円前後 |
| 成果報酬型契約 | 成果に応じた支援 | 売上の5~20%程度 成果額の10~30%程度 |
| プロジェクト型契約 | 戦略立案〜実行支援 | 月額30万〜100万円程度 |
※上記の費用相場は、当社PRONIアイミツの取引データおよび各種公開情報をもとにした目安です。
顧問契約(アドバイザリー契約)
顧問契約(アドバイザリー契約)の費用相場は、定例ミーティングや経営アドバイスを前提に月額20万〜50万円程度です。経営コンサルティングで多く活用され、役員会や経営会議への参加、経営判断に対する助言などを通じて、中長期的な視点で経営全体を支援します。多くの場合、毎月一定額を支払う定額報酬型で、継続的な関与を前提に1年を超える長期契約が結ばれるケースもあります。経営課題を継続的に相談できる体制を整えたい企業に向いた契約形態です。
スポット契約(時間契約)
スポット契約(時間契約)の費用相場は、1時間あたり5,000円程度から、コンサルタントのスキルや専門性によっては10万円前後まで幅があります。時間単位でコンサルティングを依頼する契約形態で、特定の課題や短期間の相談に対応するケースが中心です。実働時間に応じて後から精算する方法のほか、あらかじめ稼働時間を決めて依頼する場合もあります。継続契約までは必要ないものの、専門的な助言をピンポイントで受けたい企業に向いています。
成果報酬型契約
成果報酬型契約の費用相場は、売上の5〜20%、または成果額の10〜30%前後を報酬として設定するケースが多く見られます。コンサルティングによって得られた成果に応じて報酬が決まる契約形態で、売上増加や新規顧客獲得など、成果指標を事前に定めて契約します。完全成功報酬となるケースは少なく、多くの場合は最低限の固定費に成果報酬を組み合わせた形です。成果が数値で測定でき、費用対効果を重視したい企業に向いています。
プロジェクト型契約
プロジェクト型契約の費用相場は、月換算で30万〜100万円程度です。特定のソフトウェア導入など限定的な支援であれば10万〜30万円程度、戦略立案から導入、定着支援まで含める場合は50万〜100万円前後になるケースが見られます。主にITコンサルティングで採用され、期間やゴールを定めてプロジェクト単位で支援を受けるのが特徴です。プロジェクト終了と同時に契約も終了するため、明確な目的に対して集中的に支援を受けたい企業に向いています。
▼より詳しいコンサル費用について知りたい方は以下の記事もご覧ください。
まとめ
この記事ではM&Aコンサルタントの役割や主な仕事内容、M&Aコンサルタント会社選びについて解説するとともに、おすすめのM&Aコンサルタント会社を紹介してきました。M&Aにあたっては多くの手続きが発生するだけでなく、交渉にも知識や根気が求められることから専門家のサポートの活用が推奨されています。自社に適したパートナーを見つけられれば、的確かつスムーズな成約につながるでしょう。
「PRONIアイミツ」ではご要望を伺った上で、条件に合うコンサルティング会社を無料で複数社ご紹介可能です。会社選びでお困りの方は、お気軽にご相談ください。
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