- 課題
- ・若年層女性組合員の離職率の増加・育休復職後の研修フォロー不足・女性特有の休暇制度の理解不足など課題が多く残っており、組合女性フォーラム本部が主体となって全拠点の目安箱に寄せられた意見を集約、春闘交渉に繋げてきた。これまでフォーラム冒頭に内製の講師がセミナー登壇し、多様な視点で政策立案する下地づくりをしてきた。今回はフォーラム参加者同士の意見交換活性化に向け外部講師への依頼を決めた。
- 解決
- 当日70名の労働組合女性役員に対してセミナーを実施。近畿全拠点から役員が一同に会するフォーラム。
同グループでの制度改革は非常に進んでおり、現場の課題感は心理的安全性の不足による、制度理解・活用がスムーズにいっていないことを一要因として仮定。日頃交流が薄い女性役員同士がます打ち解けて意見を出し易いグループワークを提供した。
- 効果
- 「個人内多様性という概念が正に本部が伝えたいこととマッチしていた。」「普段落ち込みやすい受講者から対策としてどうしたらいいかの質問に対して、スッとご自身の経験を通して答えてくださったのがよかった。内製講師ではあのようなケースは答えが出せなかったと思う。」「参加者同士の交流も進み、満足度の高いセミナーで今回外部に依頼してよかった。東京の中央本部にもこの実施報告をさせてもらう。」