新入社員研修の目標設定のポイントとは?具体例も【2024年最新版】
新入社員研修において、目標を設定することは非常に重要です。この記事では、営業・バックオフィスなど、さまざまな分野の発注先を比較検討できる「アイミツ」が、なぜ新入社員研修において目標を設定することが重要なのか?そもそも新入社員研修を実施する目的とは?といったことについて、詳しく解説しています。
新入社員研修の目標設定のポイントや、具体的な目標設定例も紹介。意味のある新入社員研修を実施したいという方や、効果の出る社員研修の実施を目指している方は、ぜひ参考にしてください。
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新入社員研修を実施する目的
まずは、新入社員研修を実施する目的について解説していきます。
企業理念や事業内容への理解を促す
まず第一に、自社の企業理念や事業内容への理解を促すという目的が挙げられます。入社したばかりの新入社員は、企業理念や事業内容はわかっていても「なぜ会社はこの企業理念を掲げているのか」「取り扱っている事業を成長させていくためにはどのようなことが重要なのか」という深い部分までは理解に至っていないことがほとんどです。そのため、新入社員研修は、自社の企業理念や事業内容を深く理解し、目的意識や愛社精神を持って業務に取り組んでもらうために実施される場合が多く見られます。
社会人としてのマナーやスキルを身につける
会社で数年以上働いている人であれば当たり前のように意識している最低限のマナーや、いつの間にか身についているスキルも、新入社員にとってはわからないことだらけである場合が多いもの。そのため、新入社員に社会人としてのマナーやスキルを身につけてもらうことを目的として実施される新入社員研修も多くあります。
同期や先輩社員とのコミュニケーション
新入社員研修を通じて、同期や先輩社員とのコミュニケーションのきっかけを作ることを目的とする場合もあります。同期とは、同じ目的をもって研修をこなすことで仲を深めることができるでしょう。中には、先輩社員と協力してひとつのカリキュラムを達成するといった内容の研修もあります。新入社員のうちに研修で同期や先輩社員とコミュニケーションを取っておくことで、その後の業務上のコミュニケーションもスムーズになることが期待できるでしょう。
新入社員研修で目標設定が重要な理由
新入社員研修においては、目標設定が非常に重要になります。その理由を確認していきましょう。
新入社員の主体性発揮を促せる
新入社員研修において適切な目標設定を行うことで、新入社員の主体性発揮を促すことが可能になります。より具体的に言うと、自分で考え、動くことができる社員になってくれる可能性が高まるということです。達成すべき目標を設定しなければ、与えられた業務をただこなすだけの社員となってしまうことが考えられます。これでは新たなアイディアや業務を効率化するための発想などが生まれづらくなってしまうでしょう。そのような事態に陥ってしまうことを防ぐためには、新入社員研修において、自発的・主体的な行動を促すことができる明確な目標を提示することが大切です。
適切なアクションプランが検討できる
新入社員研修における適切な目標設定は、適切なアクションプランにもつながります。研修において達成すべき目標を設定しておくことで、新入社員は自身が目標を達成できたのか否かを明確に理解することが可能です。その結果、達成できた場合は「今後どのように行動すればより高いレベルで目標を達成できるようになるのか?」、達成できなかった場合は「何が原因で目標を達成することができなかったのか?達成するためにはどのような対策を取ればいいのか?」ということが見えてきます。これが、適切なアクションプランの検討です。適切な目標を設定しておくことは、新入社員の今後につながる大切なポイントだと言えます。
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新入社員研修の目標設定のポイント
ここからは、新入社員研修の目標設定をする際に意識しておきたいポイントを解説していきます。
過去の新入社員研修時の例を参考にする
まず、今までに実施してきた新入社員研修時の例を参考にするのも一つの手です。過去に新入社員研修を実施した際はどのような目標設定をしていたのか、過去に新入社員研修を受けた社員はどのような結果を残していたのか、現在その社員たちはどのような働きをしているのかなどを確認した上で、適切な目標設定の参考にします。自社に必要な能力を持った従業員になってもらうため、その必要な能力を身につけるためにはどのような目標を設定するべきかを、過去のデータから考えてみましょう。
具体的かつ測定のしやすさを意識する
設定する目標は、具体的で測定しやすいものになるよう心がけるとよいでしょう。たとえば、「ビジネスマナーを身につける」といった目標では、どのような場面でどのように使えるビジネスマナーなのかがわからず、非常に抽象的です。どのような場合においてビジネスマナーが身についたと判断するのかも難しく、測定しづらくもあります。
目標を「ビジネスパーソンとしての基本的な言葉遣いを身につける」とし、「不自然な会話文を提示したときすぐに指摘できるか否か」を測定基準にするなど、具体的な目標と測定方法をセットで考えることで、具体的なスキルが身につけられると同時に、達成度や習熟度を測ることが容易になるでしょう。
難易度のバランスに配慮する
新入社員はビジネスの世界において右も左もわからない状態の人員であることがほとんどです。そのため、難易度のバランスをしっかり考えて目標を設定することをおすすめします。
達成が容易すぎる目標を設定した研修は実施の意味がありませんが、達成のハードルを高くしすぎても多くの新入社員が達成できず、就業に対するモチベーションを下げることにもつながってしまうでしょう。受講者の成長とハードルの高さのバランスを考慮すると、努力次第で達成可能な目標と、現在は達成が難しいかもしれないが今後の努力次第で達成できる可能性がたかい目標とを混在させるのがベストだと言えます。
新入社員研修の目標設定例
ここからは、新入社員研修の具体的な目標設定例を紹介します。
業務に必要な知識・スキルの目標設定例
業務に必要な知識・スキルの目標設定例としては、以下のようなものが挙げられます。
・資格試験の合格
・特定業務の知識確認テストにおいて80点以上を取得
・研修で学んだ知識に関して1問1答形式で回答、正答率80%を達成
・実技試験として実際の業務をこなし、完成度を確認
業務に必要な知識やスキルは、後述する社会人の基本マナー・スキルと異なり習熟度の確認方法が業務によって大きく異なります。業務に必要な知識・スキルにおいては、自社の独自基準で目標達成・未達成を判断しても問題ありません。
社会人の基本マナー・スキルに関する目標設定例
社会人の基本マナー・スキルに関する目標設定例としては、以下のようなものが挙げられます。
・職場のルールを理解し、守ることができる
・社会人としての身だしなみ、正しい言葉遣いを理解している
・正しい電話応対ができる
・正しい来客対応ができる
・仕事の進め方を理解している など
社会人の基本マナー・スキルに関しては、正解とされる事例が多数確認できるため、筆記テストや応対確認によって目標を達成しているか否かを確かめることができるでしょう。会社独自のルールなどがある場合は、それらも研修内容に盛り込みつつ習熟度を確認していくことが大切です。
【まとめ】社員研修会社選びで迷ったらアイミツへ
ここまで、新入社員研修に関して、実施する目的や目標設定が重要な理由、目標設定を行う際のポイントや具体的な目標設定例などをお伝えしてきました。新入社員研修は具体的な目標設定が難しく、「本当にやる意味があるのか」と考えてしまう方もいるかもしれません。自社独自のカリキュラムに自信が持てない場合は、実績豊富な社員研修会社に新入社員研修を外注することもおすすめです。
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