新卒の通年採用とは?一括採用との違いやメリット・デメリットを解説【2024年最新版】
通年採用とは、企業が年間を通じて採用活動を行うことで、近年では新卒採用でもこの通年採用を行っている企業が増えています。そこでこの記事では、営業・バックオフィスなど、さまざまな分野の発注先を比較検討できる「アイミツ」が、新卒採用における通年採用のメリット・デメリットをご紹介!一括採用との違いなども詳しく解説していきます。
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新卒の通年採用とは何か
はじめに、新卒採用とは何か、新卒の通年採用を実施している企業の割合を紹介します。
1-1.新卒採用とは
そもそも通年採用とは、企業が年間を通して採用活動を行うことを言います。
日本の市場では、これまで新卒は一括採用を行うのが一般的でした。しかし帰国子女や留学をする学生の増加により、大学が秋入学制度を導入。企業でもこれに対応し、いつでも学生を受け入れられるようにと、通年採用が導入されるようになったことをきっかけに広まっていきました。
1-2.新卒の通年採用を実施している企業の割合
近年の日本は就職活動が短期化し、売手市場となっています。このことから新卒学生の採用も難しくなっており、通年採用を導入する企業が増加傾向にあります。「就職白書2020」によれば、2021年卒採用で通年採用を検討している企業は25.1%であり、前年度と比べても1.4倍の数字となっていることが分かるでしょう。
参照元:https://shushokumirai.recruit.co.jp/wp-content/uploads/2020/07/hakusyo2020_01-48_up.pdf
新卒における通年採用と一括採用の違い
一括採用と通年採用の大きな違いは、募集を行う期間です。一括採用は企業が同時期の限られた期間に多くの新卒学生を採用します。一括採用の場合、多くのなかから自社に合った学生を効率的に選考し、まとめて受け入れることが可能です。これにより、採用・教育の手間やコストを削減できます。
一方で通年採用は年間を通して採用が行われ、春や夏では帰国が間に合わない留学経験者を採用できます。ただし応募のタイミングが学生によって異なることから、学生同士を比較することが難しく、個人個人の能力を絶対評価する必要はあるでしょう。
その代わりに、一人ひとりにじっくり時間をかけて選考できることから、企業の求める人物像に近い人材の採用に期待できます。なお中途採用も基本的には通年採用であるため、新卒の通年採用とは区別して使用されています。
新卒の通年採用を実施するメリット
次に、新卒の通年採用を実施するメリットを、大きく3つに分けて詳しく紹介します。
3-1.より多くの人材と出会う機会を得られる
一括採用では募集期間が限られており、学生側も優先順位をつけながら集中的に就職活動を行うため、企業が出会える人材には限りがあります。しかし通年採用の場合は、一括採用よりも学生と出会う機会を増やすことが可能。
これにより、接触できる人数が増加するのはもちろんのこと、学生側もじっくりと就職活動を行えるため、一括採用では出会えなかったさまざまな人材に出会えます。
3-2.留学生や既卒者の採用も可能
一括採用は春に行われることが多いため、通年採用はこれに対応しにくい留学生や既卒者を採用したい場合に有効な手段となります。これにより、外国語が堪能な人材、風土や文化の異なる場所での経験を持つ人材、専門的な資格を有する人材、などが採用しやすくなるでしょう。
人材を多様化させたい企業や、グローバルに対応できる人材を求めている企業にとっておすすめの採用方法です。
3-3.選考を焦らずミスマッチを防げる
一括採用はスケジュール通りに採用活動を進めることが求められるため、一人ひとりとじっくり向き合う時間をつくることが難しくなっています。
しかし通年採用では、基本的に締め切りや期限が設けられていません。そのため余裕を持って選考を行うことができ、複数回の選考を通して応募者とじっくり対話できます。これにより相互理解が深まるなど、ミスマッチも未然に防止できるでしょう。
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採用を実施するデメリット
次に、新卒の通年採用を実施するデメリットを、大きく3つに分けて詳しく紹介します。
4-1.採用担当者に負担がかかる
一括採用の場合短期決戦で行えますが、通年採用では採用時期が長期化するため、その分採用担当者の負担が増加します。もし人事のほかにも総務など、ほかの業務を兼任している場合は注意が必要です。
採用活動には内定者研修など事前教育が含まれますが、通年採用ではこれを入社のたびに行わなければならず、この点でも負担は増加します。そのためこれらを加味した上で、必要に応じて負担を減らす工夫や、スケジュール管理の調整などを行わなければなりません。
4-2.採用コストが増える
通年採用では、学生と出会う機会を増やすため各種メディアや媒体への広告、採用広報、イベントへの出席などが増加します。そのため一括採用と比較するとトータルの採用コストが高くなる可能性があります。
また新入社員の入社時期が分散することで、研修などの事前教育もそのたびに行う必要があり、これらにかかるコストも増加することが予想されるでしょう。そのため企業は、採用から教育までを柔軟に実施できるような体制づくりを行うことが必要となります。
4-3.通年採用しか行っていないと不利になることも
通年採用を行う企業は増加傾向にありますが、もちろん現在でも一括採用を行う企業は多く存在します。そのため一括採用の時期に採用活動を強化しないと、逆に学生と出会う機会を減らしてしまう可能性もあります。
またいつでも採用を行っている通年採用の企業は、学生からすればいつでも応募できるため、滑り止めの位置づけにされる危険性もあるでしょう。また知名度の低い企業の場合、一括採用のような目に留まる機会が減少し、学生の関心自体を集められないことも考えられます。
採用でお悩みの場合は人材紹介もおすすめ
通年採用はこれまで出会えなかった多彩な人材と出会えるメリットがあります。しかしその分採用期間が長期化し、人事部の負担やコスト増加などが必要となってきます。とはいえ、体制の大幅な変更や予算の追加はそう簡単にできるものではありません。その場合、体制づくりを進める間など、必要に応じて人材紹介サービスを活用することで、人事部の負担やコストを抑えながら優秀な人材を確保できるでしょう。
【まとめ】人材紹介会社選びで迷ったらアイミツへ
本記事では新卒の通年採用を行うメリット・デメリットや、一括採用との違いについて詳しく紹介しました。通年採用は留学経験者や既卒者などにも対応でき、さまざまな人材と出会えますが、採用活動が長期化するなどのデメリットもあるため、より効率的かつ効果的な採用戦略の検討を行ってください。
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