業務効率が上がるデスク配置とは?定番レイアウトも紹介【2024年最新版】
オフィス内のデスクの配置を工夫するだけで、生産性や業務効率の向上が期待できることをご存じでしょうか。業務内容や会社の特徴に合わせて机のレイアウトを変更することで、生産性や業務効率の向上が期待できるのです。本記事では、デスク配置の種類ごとの特徴やデスク配置で業務効率を向上させるポイントをお伝えします。
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定番のデスク配置は6種類
まずは定番の6種類のデスク配置を見ていきましょう。種類ごとに特徴や利点が異なります。
1-1.対向型(島型)
対向型は、部署やグループごとにデスクを向かい合わせに配置するレイアウトのことで、島の形に似ていることから島型とも呼ばれます。最小のスペースでレイアウトが可能なため、狭いオフィスでも通行スペースが十分に確保できる点がメリットです。スタッフ同士の距離が近く緊密にコミュニケーションを取りながらの業務に向いています。
1-2.同向型
同行型とは、学校でのデスクレイアウトのように、すべてのデスクが一方方向に向いているレイアウトのことです。全員が同じ方向を向いているため、プライバシーの確保をしつつ、横の距離は近いため適度なコミュニケーションを取れることがメリットです。集中力が必要な業務や頻繁に顧客がオフィスを訪れるような会社によく見られます。
1-3.背面型
背面型は、文字通り、デスクをお互いの背中合わせに配置するレイアウトのことです。対向型と同様、部署やグループごとに配置することが一般的ですが、対向型とは反対にメンバーはそれぞれ背を向けて業務にあたることになります。高い集中力と適度なコミュニケーションが要求されるシステム開発などの業務に向いているレイアウトです。
1-4.クロス型
クロス型は、デスクを縦横に交差して配置するレイアウトのことです。デスクを縦横に交差(クロス)することから、このように呼ばれています。動線に変化を付けることが可能で、自然とほかのスタッフと接する機会が生まれやすい点がメリットです。その一方で、人との接触が多くなることから集中しづらくなるというデメリットもあります。
1-5.ブース型
パーテーションなどでデスクや椅子を覆われたレイアウトがブース型です。パーテーションにより、周囲からの視線や雑音をシャットダウンでき、プライバシーを十分に守ることが可能です。プログラマーやシステムエンジニア、デザイナーといった高い集中力が要求される業務に向いているレイアウトです。
1-6.ブーメラン型
ブーメラン型は、L字型のデスクを組み合わせたレイアウトのことです。デスクを組み合わせた形がブーメランに似ていることからそのように呼ばれています。柔軟なレイアウトが可能で、作業スペースを広く取ることや周囲と視線を合わさないようにすることもできるため、作業に集中しやすいというメリットもあります。
デスク配置で業務効率を向上させるポイント
冒頭でお伝えしたようにデスク配置を工夫することで業務効率の向上が期待できます。ここでは、そのためのポイントを見ていきましょう。
2-1.現状を正確に把握する
オフィスのレイアウトを変更すると、人の動き方や動線が変わります。そのため、はじめに現状のオフィスの人の流れ方や動線を把握しましょう。フロア全体はもちろん、部門やグループごとに細かく確認していきます。
その際、図面だけで確認するのではなく、実際に毎日働いている社員の意見を聞くことが重要です。社員の意見を聞きながら、オフィスレイアウトの現状や課題を洗い出していき、どの点が改善可能なのかをまとめていきましょう。
2-2.導線・ゾーニング計画は丁寧に
現状のレイアウトの課題が把握できたら次に、オフィス内をゾーン分けしていく「ゾーニング」と、それぞれの社員がどのように動くのかの動線計画を同時に進めていきましょう。ゾーニングと動線計画は互いに連関しているため、同時に進めることが重要です。
現在のゾーニングから今後も必要なエリア、不要になるエリアを分けていき、それぞれのエリアに行くためにどのような動線であれば最も効率化できるかといったことを考えていきましょう。
2-3.デスク配置に合わせて配線も設計する
デスクレイアウトが変わるということは、パソコンやプリンターなどのオフィス用品のレイアウトも変わります。そのため、それらオフィス用品の配線も変わることになります。オフィスレイアウトを変更後にすぐに業務にあたれるように、事前に配線の設計も考えておきましょう。
配線計画を考えておかないと、せっかくのオフィスレイアウトも根本から見直さなければならないとなってしまう可能性もあります。必要であれば、専門の業者に依頼します。
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近年は配置変更を機にデスク運用を見直す会社も
業務形態に合ったレイアウトを取り入れれば、さらなる業務効率・生産性向上にも期待できるでしょう。ここでは、近年注目されている新しいレイアウトを紹介します。
3-1.フリーアドレス
フリーアドレスとは、従来のように固定の席を持たずに社内の自由な場所で働くワークスタイルのことです。アドレス(住所)がフリー(自由)だから、フリーアドレスというわけです。
部署やグループを超えたコミュニケーションの活性化やそのことによる新たなアイデアの創出が期待できる点のほか、プロジェクトごとのチーム編成がしやすいというメリットがあります。また、私物をデスクに置くことができないため、オフィスの美観を保たれやすい点もメリットです。
3-2.グループアドレス
グループアドレスとは、フリーアドレスの一種で、グループ単位で席を決めるスタイルのことです。フリーアドレスの場合は、個人個人が好きな場所を自由に選べます。一方、グループアドレスは部署やグループごとに決められたエリアのなかで、個人の好きな場所で仕事を行います。
フリーアドレスにはさまざまな利点があるものの、グループ内のコミュニケーションが取りづらくなるという点がデメリットです。そのデメリットを補うスタイルとして導入する企業が増えています。
3-3.ABW(エービーダブリュー)
ABWは「Activity based Working」の頭文字を取った略語で、社員が業務内容や気分に合わせて自由に席を決めるワークスタイルのことです。
広義のABWは、自宅やカフェなど自宅以外の場所での仕事を指します。狭義のABWは、仕事をする場はオフィス内で、場所は会社が用意した個人ブースやオフィス内のカフェスペースなどです。生産性の向上やコミュニケーションの活性化、ワークライフバランスの両立といったメリットがあります。
【まとめ】オフィスデザイン会社選びで迷ったらアイミツへ
自社の業務内容や課題に合ったデスク配置にするだけで、生産性や業務効率の向上が期待できます。生産性や業務効率の面に課題がある方は、デスク配置の変更を検討してみてはいかがでしょうか。
とはいえ、どのようなデスク配置が自社に最適か分からない方も多いでしょう。自社にノウハウがなくとも、レイアウト・デザイン提案に強いオフィスデザイン会社であれば、安心して依頼できるでしょう。アイミツではご要望を伺った上で、条件に合うオフィスデザイン会社を無料で複数社ご紹介可能です。会社選びでお困りの方は、お気軽にご相談ください。
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