アンケートの基本的な方法!調査の種類や注意点も解説【2024年最新版】
アンケート調査は数あるリサーチ方法の中でも、最もスタンダードな手法と言えます。一言でアンケートと言っても多様な実践方法があり、それぞれを使い分けて運用できるのが理想的です。今回はアンケート調査の基本的なやり方や、アンケートの種類、そして実施の際の注意点を合わせてご紹介します。
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アンケート調査の種類
アンケート調査は大きく分けて、定量調査と定性調査という2つの種類があります。定量調査は調査を行なった対象者に対して設問を投げかけ、回答を得ることで、回答者の動向や評価を数値化し、データとして集計する方法です。特定のブランドにおける認知度の調査や、商品に対する満足度を数値化するなど、さまざまな情報を可視化することができるので、非常に便利な方法として知られています。定性調査は、定量調査とは対照的に、数値化できない情報を集めるための調査方法です。実際に商品を購入した人に商品の感想を聞いたり、なぜその商品を手にとったのかを聞いたりして、購買行動の背景や無意識化の行動を分析します。
定量調査の主な種類
ここから、それぞれの調査方法について詳細を詳しく見ていきましょう。まずは定量調査です。
郵送調査
定量調査の主な手法の一つとして、郵送調査があります。郵送調査は、その名の通り郵便を使ってアンケートを送付し、回答の上送り返してもらう方法です。郵便に慣れている高齢者向けのアンケートに多い手法です。
会場調査
会場調査は、調査の対象となる回答者を1つの会場に集め、まとめてアンケートに答えてもらう手法です。自社商品をその場で確かめてもらえるので、直感的な印象を尋ねやすいアンケート方法です。
ホームユーステスト
ホームユーステスト(HUT)は回答者の自宅に商品を送付し、実際に使用感を確かめてもらった上、アンケートに答えてもらう手法です。アンケートを意識して商品を詳しく試してもらえるだけでなく、アンケートを通じて商品のファンになってもらうことができます。
Web調査
Web調査は、インターネットを通じてアンケートを行う手法です。不特定多数の回答者に向けて、気軽に回答を得られるため、とにかくサンプル数が必要な場合には活躍する調査方法です。
定性調査の主な種類
続いて、定性調査の種類についてご紹介します。主に以下の方法が広く普及しています。
グループインタビュー
グループインタビューは、5人前後の回答者を会場に集め、座談会の形式でまとめてインタビューを実施するものです。参加者同士の意見交換を通じて、会話の中から商品に対する意見や発見を導くことができます。
デプスインタビュー
デプスインタビューは、グループインタビューとは対照的に、回答者と質問者が一対一で質問に答えてもらう形式の調査方法です。一人の回答者に対して深堀りすることで、潜在的な行動や意思決定を把握する手法です。
行動観察調査
行動観察調査は、調査対象者の無意識の行動を観察するため、調査者が現場に出向いて調査を行う手法です。被験者がどのような行動をするのかを生で確かめ、どんな潜在意識が潜んでいるのかを調べます。
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アンケート調査の進め方
続いて、アンケート調査の具体的な進め方について、手順ごとに確認しておきましょう。
アンケートの方法を決める
まずは、アンケートの方法を決めましょう。アンケートには定量調査と定性調査があり、どの手法を選ぶべきなのか、あらかじめ決めておく必要があります。また、定性調査を行うにしても、グループインタビューがいいのか、デプスインタビューがいいのかなど、調査ごとの特性についても理解した上で選択することが重要です。
アンケートを作る
アンケートの方法が決まったら、アンケート内容を作成します。設問内容を目的に応じて考え、求めているようなデータが得られる構成を心がけましょう。どのような質問を用意すれば良いのかわからない場合、他社の事例やこれまでのアンケート調査を参考にし、有益な情報が得られるよう設計することが大切です。
実査・集計
アンケートの方法と内容が決まった後は、いよいよ調査を開始します。どのように調査を進めるかについても、あらかじめ担当者と話し合った上で、スムーズに手続きを進められるようセッティングすることが大切です。集計の際にはクロス集計と単純集計を使い分け、有益な知見が得られるよう分析しましょう。
レポート作成
アンケート調査をもとに有益な調査結果が集まったら、それをレポートに落とし込んでまとめます。どのような調査を経て、どんな成果があったのか、どんな知見が得られたのかを報告しましょう。数値情報が得られた場合には、それをグラフに落とし込んで、感覚的に共有しやすい形にすることがベターです。
アンケート調査を行う際の注意点
アンケート調査の実施においては、適切な回答が得られるよう、ある程度工夫を凝らすことも大切です。
答えやすさに配慮して質問の順番を決める
アンケートは多くの回答者から回答を集めることが重要なので、答えにくい質問を投げるのは良い選択とは言えません。質問事項を作成する際には、質問の流れを考えながら、回答者の混乱を招くような順序にしたり、複雑な質問を投げたりしないようにしましょう。誤った回答を誘発するような、誤解を招く質問も避けると良いです。
質問の数を多くしすぎない
質問の数をあまりにも増やしすぎてしまうと、回答者が回答に疲れてしまい、正しい結果を得られなくなってしまう可能性もあります。どのようなアンケートを行うかは場合によりますが、基本的には少ない回答数でアンケートを終了できる設計を意識することが大切です。数が増えてしまう場合は止むを得ないケースのみにとどめましょう。
回答者の負担を抑えることを意識する
アンケートは自然体で答えてもらうことが大切なので、あまり負荷の大きい調査は正しい回答が得られなくなる可能性もあります。グループインタビューとは言いながら、何時間も回答者を拘束してしまったり、商品のレビューのために多くの手続きを回答者に求めたりするのは、かえって悪い印象を与え、回答結果にも良くない影響が及ぶ可能性があるでしょう。
【まとめ】アンケート調査はマーケティングリサーチ会社へ
アンケート調査は正しい手順で進めれば、十分に自社内で完結できるリサーチ方法です。とはいえアンケートの設問を考えたり、実地調査を行うためにはノウハウやリソースが必要になるため、社内の人材だけでは限界がある場合もあるでしょう。専門のマーケティングリサーチ会社に依頼することで、そのような負担を回避し、効果的な調査結果を得ることができます。アイミツでは、そんなアンケート調査に最適なマーケティングリサーチ会社を、ピックアップしてご紹介することができます。調査会社をお探しの際には、お気軽にご相談ください。
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