建設コンサルタントとは?選び方やおすすめ会社6選を紹介【2024年最新版】
業界特化のコンサルティング会社は、常に最新のソリューションへの情報収集を怠らないため、頼りになるパートナーとなるもの。近年はDX需要の高まりから、建設コンサルタントへの問い合わせも増加傾向にあるようです。
そこでこの記事では、営業・バックオフィスなど、さまざまな分野の発注先を比較検討できる「アイミツ」が、建設業に強いコンサルタント会社のおすすめや、覚えておきたい会社の選び方について紹介します。
インフラ業界向けコンサルティング会社の一覧も併せてご覧ください。
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建設コンサルタントの役割とは
建設コンサルタントは、公共インフラの建設に伴う、事前調査や設計、施工管理などを行うためのコンサルタントです。公共インフラは特定の個人ではなく、社会全体で使用するための資本となるため、運用はもちろんのこと、その施工にあたっても透明性や公平性を確保することが求められています。そのため、インフラの建設作業そのものは専門の建設会社が行いますが、インフラの設計にあたっては建設会社とは別の組織が担うことが一般的。そこで活躍するのが、建設コンサルタントです。
建設コンサルタントはあくまで公平な立場に立ち、建設会社の利益だけでなく、国や国民が不要な損失や支出を被ることがないよう、設計や維持管理に携わる役割を果たしています。
建設コンサルタントの仕事内容
建設コンサルタントは、公共インフラの建設に関する多くの業務に携わります。主な業務フローとしては、
1.事業の受注
2.プロジェクトの策定
3.建設計画の策定
4.環境調査
5.設計作業
6.施工管理
7.維持管理
という7つの工程に分かれます。
公共インフラが必要になった際、まず国や自治体が発注をかけるのは建設コンサルタントです。そこからプロジェクトの基本方針を固め、具体的な建設計画へと落とし込んでいきます。施工前には現地の環境調査を行い、工事やインフラそのものが現地の環境に与える影響や、工事の妥当性についての調査を行うのが決まりです。その後本格的なインフラ設計を進め、設計が固まったら建設会社に工事を発注。実際の工事・施工は建設会社が行い、建設コンサルタントは施工管理を担います。そして、竣工後はインフラの維持管理業務もコンサル業務の範疇です。
建設コンサルタントは3種類に大別される
建設コンサルタントは、大まかに言うと
1.土木系
2.建築系
3.専門系
という3つの部門に分かれています。国土交通省の分類はより詳細で、ここからさらに21の部門に分けて紹介していますが、ここではわかりやすい3部門でそれぞれの違いを把握しておきましょう。
1.土木系
土木系のコンサルタントは、主に土木に携わる建設コンサルタントを指します。地面を掘り起こす必要のある上下水道の整備や、森林の開拓、道路整備といった業務を土木系の建設コンサルタントが担当する決まりです。インフラ整備を担当するのは、主に土木系コンサルタントと覚えておくと良いでしょう。そのため彼らの主なクライアントは、官公庁のような行政機関が大半を占めます。
2.建築系
建築系のコンサルタントは、建築物の設計や施工管理、施工に採用する技術の提案などを担当する建設コンサルタントです。例えば港やトンネルの建設、ダムの建設といった公共事業においては巨大建築が発生するので、建築系建設コンサルタントの活躍機会は非常に多くなります。また、民間のマンション建築や住居の大規模な補修工事などが必要の際も、建築系建設コンサルタントが登場する機会です。
3.専門系
専門系のコンサルタントとは、特殊性の高い建設プロジェクトに携わる建設コンサルタントの総称です。例えば発電所の施工計画に携わったり、その維持管理を任されたりなど、エネルギー関連のインフラ工事が発生する際に登場することが多い傾向にあります。建物そのものの設計だけでなく、周辺環境の調査や災害リスクを調べるなど、施設に関連する多くの業務を一手に引き受けるのが特徴です。
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建設コンサルタントの選び方
建設コンサルタントが果たす役割は大きく、どんな会社を選ぶかによって、プロジェクトのクオリティやその後社会に与える影響というものは決して小さくありません。基本的に建設コンサルタントが携わる事業は大金が動くものばかりというのもありますが、その地域住民、あるいは日本全体にとっての生活や仕事のあり方を一変させる可能性があるからです。そのため、建設コンサルタント選びにおいては各企業の質の違いを丁寧に見分ける必要があるでしょう。一般に建設コンサルタント選びにおいては、
1.プロポーザル方式
2.総合評価落札方式
という2つの選択方式のどちらかを採用することとなっています。それぞれの方式の違いについて、以下で解説します。
選び方1.プロポーザル方式
プロポーザル方式は、業務委託の候補者の中から最も優れた提案者を選び、発注先を決めるという方法です。コンペ方式と異なるのは、コンペの場合は良い「提案」に対して発注をかけますが、プロポーザル方式の場合は良い「提案者」に対して発注をかけます。提案の際の提案書の中身の良さはもちろんですが、提案者の実績や経験なども評価の対象となるため、客観的で透明性の高い建設コンサルタント選びにつながるのが特徴です。
一方注意点としては、プロポーザル方式はどうしても提案者の実績を評価軸に組み込む必要があるので、実績のない会社がこの方式で選定されることは難しいでしょう。また、提案の内容についてはコンペ方式ほど重きを置かないので、提案内容が他より優れた部分がなくとも実績重視で会社が選ばれることもあります。
選び方2.総合評価落札方式
総合評価落札方式とは、入札価格と提案内容を加味して最終的な発注先を決める方式です。一般的な入札方式は、提示した金額が最も安かった事業者が落札というルールがありますが、総合評価落札方式においては、この限りではありません。入札金額はもちろん評価の対象ですが、それに加えて技術的に優れているかどうか、質の高いインフラ整備に貢献できそうかなどを評価軸に加え、最終的な落札企業を決定します。
総合評価落札方式のメリットは、コストパフォーマンスの高い企業を選定できるだけでなく、相応の技術力も求めることで品質向上につながる点です。プロポーザル方式同様、候補企業の実績や提案者のスキルも評価に加え、総合的な判断を下せる選定方法と言えます。
自社にあった会社が見つからない」「会社選びに時間が割けない」とお悩みの方は、お気軽に「アイミツ」にお問い合わせください。数あるコンサルティング会社からあなたの要望にあった会社をピックアップして無料でご紹介いたします。
実績豊富なおすすめの建設コンサルタント会社3選
続いて、業界経験が豊富で頼れる実績を持った建設コンサルタント会社を紹介します。建設プロジェクトを遂行する上で、非常に重視されるのが委託先の実績や経験です。これまでに多くの事業を手掛けてきたコンサルタント会社であれば、安心して事業を任せることができるでしょう。
株式会社東京建設コンサルタント
こんな人におすすめ
・幅広いインフラ工事に携わってきた経験を求める方
・ICT活用を積極的に進めたいと考えている方
予算感 | 要問い合わせ |
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従業員数 | 500-999人 |
会社所在地 | 東京都豊島区北大塚1-15-6 |
電話番号 | 03-5980-2633 |
日本工営株式会社
予算感 | 要問い合わせ |
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設立年 | 1946年 |
会社所在地 | 東京都千代田区麹町5丁目4番地 |
八千代エンジニヤリング株式会社
予算感 | 要問い合わせ |
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設立年 | 1963年 |
会社所在地 | 東京都台東区浅草橋5-20-8 CSタワー |
電話番号 | 03-5822-2900 |
分野に特化したおすすめ建築コンサルタント会社3選
ここでは、特定の領域に特化した強みを発揮できる建設コンサルタント会社を紹介します。特定領域における実績の豊富な建設コンサルタントであれば、専門性の高いプロジェクトであっても安心して任せることが可能です。現在のニーズに最適なコンサルタント会社があるかどうか、一度確認しておくことをおすすめします。
JR東日本コンサルタンツ株式会社
こんな人におすすめ
・鉄道系の建設コンサルタントを探している方
・まちづくりや都市デザインに関心のある方
予算感 | 要問い合わせ |
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会社所在地 | 東京都品川区西品川一丁目1番1号 |
電話番号 | 03-5435-7660 |
株式会社建設技術研究所
予算感 | 要問い合わせ |
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会社所在地 | 東京都中央区日本橋浜町3-21-1 |
株式会社日水コン
予算感 | 要問い合わせ |
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設立年 | 1959年 |
従業員数 | 500-999人 |
会社所在地 | 東京都新宿区西新宿6丁目22番1号(新宿スクエアタワー) |
電話番号 | 03-5323-6200 |
コンサルティング会社の選び方
コンサルティング会社を選ぶポイントを2つご紹介します。
・コンサルティング分野
一口にコンサルティング会社と言っても、戦略コンサルティングや業務改善コンサルティング、ITコンサルティングなど、その業務内容は多岐にわたります。自社の抱える課題に沿ったサービスを提供してくれる会社を選びましょう。
・コンサルタントは信頼できるか
同じ会社でも、コンサルタントの質や得手不得手は人によって異なります。実務や現場を知っているか、わかりやすい言葉で話してくれるか、知識やノウハウを持っているかなど、信頼できるコンサルタントを見分けるポイントを頭に入れておくといいでしょう。
さまざまな特徴を持つコンサルティング会社が増えており、前述したポイントだけでは会社を決められない場合もあるでしょう。会社選びでお悩みの際は、ぜひアイミツへご相談ください。
コンサルティングの費用相場
つづいては、コンサルティングにかかる費用相場をご紹介します。コンサルティング費用は、依頼内容や契約形態などによって大きく変わります。契約形態別の費用目安は以下の通りです。
契約形態 | 業務内容 | 費用 |
顧問契約 | 月1~2回の訪問・アドバイス | 月額20万~50万円 |
時間契約・スポットコンサル | 1時間あたり | 5,000円〜 |
成果報酬 | 依頼内容に合わせて事前に報酬を設定する | 売上の〇%分、新規登録顧客の人数×〇万円 など |
プロジェクト型契約 | プロジェクトの規模によって費用が大きく変動する | 月換算10万〜100万円 |
職種特化型 | 報酬スタイルはコンサルタントによって異なる | 月額3万~10万円 |
業種特化型 | 業種によって費用が異なる | 飲食業:30~40%、製造業:10~40% など |
コンサルティングの費用相場を契約形態別にご紹介しました。より正確な費用を知りたい方は料金シミュレーターをご利用ください。
【まとめ】コンサルティングの依頼先にお悩みならアイミツへ
この記事では、建設コンサルタントの役割や選定の方法、実績豊富な建設コンサルタント会社について紹介しました。一大事業を扱う建設コンサルタント会社選びは、社会的影響や実際に動く金額が大きいことから、丁寧に実行しなければならないプロジェクトです。アイミツでは、そんな建設コンサルタント会社選びをあなたのニーズに合わせて無料でサポートいたします。建設コンサルタント選びでお悩みの際には、ぜひお気軽に「アイミツ」へご相談ください。
- 発注先探しのコツは?
- 費用や品質を比較するために複数の企業に問い合わせることが一般的です。
実際に問い合わせをした人の多くは平均4,5社見積もりをとっています。 - 4,5社の見積もりが揃うまでにかかる期間は?
- 4,5社の企業探しから打ち合わせ、見積もり取得するまでには2〜3週間ほどかかる場合が多いでしょう。PRONIアイミツなら最短翌日までに最大6社の見積もりがそろいます。
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