転職エージェントの手数料と費用相場【2024年最新版】
経営資源において最も重要となる人材の獲得は、全ての企業に共通するテーマ。自社が希望する人材を獲得するために、転職エージェントの利用を検討している方もいるのではないでしょうか。当記事では、転職エージェントの概要・仕組み・種類から、メリット・デメリット、紹介手数料・相場、エージェントの利用方法についてご紹介していきます。
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転職エージェントに関する費用の具体事例
関連する費用事例です。様々な企業の実績をベースに費用事例として紹介しておりますのでぜひご覧ください。
【51万円~100万円】 介護士の斡旋
- 業界
-
- 医療・福祉
- サービス(その他)
- 福祉
- 医療
- 人材サービス
- 発注元規模
- 100人〜250人未満
- 納期
- 6ヶ月
- 実績企業
- ARCH plus株式会社 / ARCH plus協同組合
- 課題
- 解決
- 効果
- ・募集しても人材が集まらない
・採用しても、すぐに辞めてしまう
・若く真面目で即戦力になる人材が欲しい
・受入後のサポートに不安がある
・外国人雇用に興味があるけど、不安がある
- ・長く(最大10年)安定した雇用ができる人材が採用できた
・介護の仕事を経験し、フィリピンの介護国家資格を取得しているので即戦力を手に入れられた
- ・安定した雇用ができるので、採用教育のコスパがあがった
・同僚の日本人も、若く異国で働く彼女たちの刺激を受けて、やる気が出てきた
・外国人に抵抗があったが、フィリピンの方は明るく、元気で施設が明るくなった
【〜10万円】 介護・福祉
- 業界
-
- 福祉
- 医療
- 納期
- 〜1ヶ月
- 実績企業
- 株式会社ツナグ・スタッフィング
【51万円~100万円】 放課後デイサービスのデイサービス
- 業界
-
- 福祉
- 教育
- 人材サービス
- 発注元規模
- 10〜25人未満
- 納期
- 4〜6ヶ月
- 実績企業
- ARCH plus株式会社 / ARCH plus協同組合
- 課題
- 解決
- 効果
- ・他の園と差別化がしたい
・英語の授業を取り入れたい
・児童指導員の任用資格も満たしたい
- ・フィリピン人英語教師の雇用
・特に、「特別教育学科」という、障害児専門の教育学部を卒業した人材の採用
・児童指導員の任用資格も満たした
- ・他の園と差別化できた
・子供達も楽しそう
・
転職エージェントとは
転職エージェントとは、人材を採用したい企業と転職希望者の間に立ち、両者のマッチングを支援するサービスのことです。多くの場合、内定定が決まったら、企業からエージェントに報酬が支払われる仕組みとなっています。利用することで、転職者は転職成功率を、企業側は採用成功率を高めることができます。
転職サイトと転職エージェントの違い
転職エージェントと転職サイトはどちらも企業が人材を採用する方法ですが、仲介者による介入の有無が、両者の最も大きな違いとなります。具体的には、以下のような違いがあります。
・転職サイト
求人情報を掲載して応募してきた転職者を選考。待ち構えのスタンスの採用方法となることや、求人の掲載自体にコストが発生するのが特徴です。
・転職エージェント
転職者と企業の間にエージェントが介入。自社の要望や希望を反映したマッチングが期待できることやコストが成果報酬であることが特徴。
転職エージェントの報酬の仕組み
転職エージェントは、ビジネスとして収益を得るために、転職者と企業のマッチングをサポートしています。多くの場合、転職者が応募した企業に内定が決定した際に、成功報酬として「企業」から報酬を得る仕組みとなっています。つまり、内定が決まらない限りは報酬は発生しないということです。また、詳しくは後述しますが、転職者から報酬を得ることは決してありません。報酬の額については、転職者の年収の30~35%程度が相場となっています。
人材紹介の手数料における法律
転職エージェントが企業から受け取る手数料に関しては法律で定められており、上限制手数料・届出制手数料の2種類があります。エージェントが求職者から手数料を受け取るのは禁止されています。以下に、上限制手数料・届出制手数料の概要についてそれぞれ解説します。
上限手数料 | 転職者に支払われる賃金の10.8%相当 |
届出制手数料 | 最大で転職者の賃金の50%まで |
上限制手数料
上限制手数料とは、紹介した転職者に支払われる賃金の10.8%相当を上限として、転職エージェントが企業から手数料を徴収できるとする制度です。転職者が6ヵ月以上雇用される場合は、6ヵ月間の賃金の10.8%相当が上限に相当する額とされています。上限制手数料を選択した場合は、賃金の支払い日以降から徴収することが可能。古くから存在している制度ですが、現代において上限制手数料を採用している転職エージェントはごく少数となります。
届出制手数料
届出制手数料とは、転職エージェントが企業から徴収する手数料を、最大で転職者の賃金の50%まで自由に設定できる制度です。30~35%程度に設定されていることが多くありますが、マッチングが困難な案件やハイクラス人材のマッチングに対しては、40%以上の高額の手数料が設定されるケースもあります。上限制手数料よりも多くの手数料を徴収できるため、多くの転職エージェントではこちらの届出制手数料を採用しています。
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転職エージェントの種類
転職エージェントには、大きく分けて総合型と特化型という2つの種類があります。それぞれ特徴や利用上のポイントが異なるため、違いを理解しておくことが重要。以下に、両者についてそれぞれ解説していますので、ぜひご参考下さい。
総合型転職エージェント
総合型転職エージェントとは、文字通りあらゆる業界の求人を総合的に取り扱う転職エージェントのことです。一般的に大手企業により運営されており、求人数の多さや求人の幅が非常に広いことが大きな特徴。利用者数も多いため多数のノウハウ・事例が蓄積されているというメリットもあります。
一方で、キャリアアドバイザーが取り扱う案件の幅も広いため、特定の業界に対する専門性は高くはなく、また対応やサポートがやや事務的に感じられる傾向があります。
特化型転職エージェント
特化型転職エージエントとは、特定の業界・エリアに特化してサービス提供を行うタイプの転職エージェントです。キャリアアドバイザーが取り扱う業界の事情やトレンドに精通していることや、高い専門性を有していることが大きな特徴。IT・Web等の専門性の高い業界においては総合型よりも高いパフォーマンスを発揮できるケースも多くあります。
一方で、取り扱う求人は特定の業界に限られることや、総合型よりも求人数が少ないということがネックと言えます。
転職エージェントのメリット・デメリット
転職エージエントの利用にはメリットもあればデメリットもあるため、利用する前に把握しておくことが重要。ここでは、転職エージェントのメリット・デメリットについてそれぞれ解説します。転職エージェントを有効活用するためにも、ぜひ確認しておいて下さい。
転職エージェントのメリット
転職エージェントは、人材を欲する企業にとって大きなメリットのあるサービス。主なメリットは以下の通り。
・優秀な人材を採用できる
転職エージェントの利用者は能力・意欲が高い場合が多く、他の採用方法よりも優秀な人材を採用できる可能性が高いのがメリットです。
・自社が求める人材を狙い撃ちできる
転職サイトのような待ち構えの姿勢ではなく、自社が求める人材をピンポイントで狙い撃ちできるのも大きなメリットです。
・マッチング率が高い
転職エージェントは成功報酬制であるため、採用のミスマッチが起こりにくくマッチング率が高いことがメリットです。
転職エージェントのデメリット
企業が転職エージェントを利用するメリットは大きいですが、以下のようなデメリットもあります。
・コストが高い
転職エージェントの手数料は年収の30~35%程度と高額に設定されており、転職サイト等の他の採用手段と比べてコストが高くなることがデメリットです。
・自社の魅力や応募メリットが必要
転職エージェントの利用者は優秀な人材が多い反面、企業を見る目はシビアです。エージェントを利用しても自社の魅力や応募メリットが無ければ、応募者が集まらない場合があります。
転職エージェントの紹介手数料の相場
転職エージェントの利用を考えている方は、実際に支払う紹介手数料の相場について知っておく必要があります。基本的に転職エージェントは、以下のように理論上の年収に対する割合で手数料を決定します。
新卒・第二新卒等を対象としたエージェント | ~30% |
平均的なエージェント | 30~35% |
直接スカウト・ハイクラス人材専門のエージェント | 40%~ |
一般的には、30~35%程度の料率を設定していると考えて差し支えないでしょう。具体例を挙げると、料率30%のエージェントに支払う手数料は以下のようになります。
年収300万円の転職者 | 90万円 |
年収500万円の転職者 | 150万円 |
年収800万円の転職者 | 240万円 |
採用する人材のスペックが高く年収が高くなるほど、手数料も高くなります。
転職エージェントの利用に向いているケース
転職エージェントは有益なサービスであることは確かですが、どのようなケースにおいても利用がおすすめできるわけではありません。ここでは、転職エージェントの利用がオススメであるケースとそうではないケースについてご紹介します。
【利用した方が良いケース】
・できるだけ優秀な人材を採用したい
・求人媒体では求める人材が集まらない
・採用コストを十分に確保できる
基本的に、転職エージェントはコストを投下してでも採用上の課題を解決したい場合においておすすめのサービスと言えます。
【利用しない方が良いケース】
・求人媒体で十分な採用活動ができている
・採用コストの回収が見込めない
反対に、現時点では採用上の課題をさほど抱えていない場合は、採用コストが高くつくため利用しない方が良いでしょう。採用コストの回収が見込めない場合も同様です。
転職エージェントの利用方法
ここでは、転職エージェントを利用する方法・流れについて、転職者ではなく企業側の視点からご紹介します。
1.登録(契約)
転職エージェントに問い合わせて利用登録(契約)を行い、事前情報(基本的な情報)を伝えます。
2.エージェントと面談
エージェント側の担当者と面談を行い、自社の目的・要望・希望条件等を話し合います。
3.転職者と面談
エージェントが転職者を紹介してくれるため、希望する人材が見つかれば実際に面談を行います。
4.内定
採用したい人材が決まったら、内定を出します。
5.報酬支払い
契約に従い、エージェントに報酬を支払います。
エージェント利用時には、受け身にならずに積極的にコミュニケーションを取り、主体性を持って採用活動を進めることがポイントです。
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【まとめ】人材紹介会社選びで迷ったらアイミツへ
転職エージェントは、転職サイトよりもコストは高くなりますが、マッチング率が高く自社が求める人材を確保しやすいのが大きな特徴。一般的な採用活動で苦戦したいる方には非常におすすめのサービスです。
転職エージェントを上手く活用するには、サービスの特徴・メリット・デメリット・コストについて詳しく理解しておくのがポイント。アイミツでは、きめ細やかなヒアリングをもとに優秀な人材紹介会社の紹介を行っています。転職エージェント選びに課題を抱えている方は、お気軽にご相談下さい。
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