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SEO対策に役立つ資格4つ!特徴・取得メリットも解説【2024年最新版】

更新日:2024.01.24

効果が出ると検索エンジン経由でのユーザー流入が期待できるSEO対策は、web集客に欠かせない施策の1つです。

しかし、確実に成果をあげるためには専門的な知識が必要なのも事実。SEO対策に役立つ知識はもちろん、さまざまな資格も存在しているので、それらを習得・取得すればより効果的なwebマーケティングが実現するでしょう。

この記事では、SEO対策に役立つ資格と知識についてわかりやすく解説していきます。SEO対策の専門知識を学びたいという方は、ぜひ参考にしてください。

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SEO対策とは?

SEOとは「Search Engine Optimization(検索エンジン最適化)」の略称で、GoogleやYahoo!JAPANといった検索エンジンの結果画面での上位表示を目的とした施策のこと。その方法は「内部対策」「外部対策」の2つに大きく分かれます。

SEO対策のメリットとしてあげられるのは、検索エンジン経由での流入が増やせる点です。自社のwebサイトが中長期にわたって検索結果の上位に表示されれば、安定的なアクセスが見込めるでしょう。また、リスティング広告のように出稿費用がかかることもありません。

このように、低コストで効果的な施策が行えることがら、webマーケティングにおける重要な役割を担うものだと認識されています。

SEO対策実施に役立つ4種の資格

ここからは、SEO対策に役立つ資格を紹介します。SEO対策の専門家を目指すのなら、次の資格の取得がおすすめです。

SEO検定

SEO検定は、一般社団法人全日本SEO協会が実施している検定試験です。最新のSEO技術が学べるのが特徴で、協会が長年にわたって培ってきたSEOに関する技術が体系的にカリキュラムにまとめられています。

テキストと動画をダウンロードする学習方式を採用しているため、時間や場所に制約がないのも魅力的なポイント。試験は4級から1級までのグレード制となっており、SEOに関する技術をトータルに学ぶことができます。

【各級の試験内容】
4級:SEOの基礎知識(対象:SEO初心者)
3級:キーワードリサーチと内部要因最適化(対象:現状の知識を確認したい方)
2級:コンテンツリサーチと外部要因最適化(対象:現状の知識を確認したい方、プロとして活躍している方)
1級:ソーシャルSEOとモバイルSEO(対象:プロとして活躍している方)

上記のように、自身のレベルに応じてグレードの選択が可能。なお、試験は北海道から沖縄まで、全国10会場で実施しています。

認定SEOコンサルタント

認定SEOコンサルタントは、SEO検定と同じく一般社団法人全国SEO協会が運営している資格です。SEO検定の全グレード合格後に卒業課題を提出し、審査を経て認定が受けられます。

学習方法は通学コース(東京・大阪)とダウンロード学習コースから選択ができ、学習内容は新たな検索順位算定方式である「モバイルファーストインデックス」にも完全対応。最先端の情報にもとづいたカリキュラムを学ぶことができ、認定者はSEO対策のプロフェッショナルである「認定SEOコンサルタント」として活躍されています。

受講料はいずれのコースも15万円(税抜)で、3回の分割払いも可能。なお、「SEO技術学習カリキュラム」の受講には別途料金が必要です。また、認定後にも特別研修や米国で行われるSEO研修に参加できるので、常に最新情報を取り入れながら知識・技術を磨きたいという方におすすめといえます。

認定SEOスペシャリスト

認定SEOスペシャリストも、一般社団法人全日本SEO協会が運営している資格です。モバイルファーストインデックスはもちろん、最新のアルゴリズムにも対応しているため、最先端のSEO技術の習得が可能。高品質なコンテンツを制作するためのスキルや、業種ごとに適したSEOの手法なども学ぶことができます。

また、動画とPDFテキストによるオンライン学習を採用しているため、オフィスや自宅などで受講可能。受講費用は7万5,000円(税抜)で、1回あたり2万5,000円(税抜)の3回払いにも対応しています。

なお、認定を受けるためにはSEO検定の全グレードの合格と卒業課題の提出、審査が必要です。認定後には「協会認定ステッカー」を会社のwebサイトや認定者の名刺などでも使用できるため、SEO対策を提供する会社の社員が取得した場合は顧客への信頼性のアピールにもつながるでしょう。

SEOマーケティングアドバイザー

SEOマーケティングアドバイザーは、日本デザインプランナー協会が運営している検定試験です。SEOやwebマーケティングに関する一定以上の知識があり、プロフェッショナルとしての視点をもつ方が認定を受けられます。

講座はなく試験のみの実施となるため、すでに業務でSEO対策を行っている方や、webマーケティングに関する知識を再確認したい方向けの資格といえます。資格の取得後にはSEOやwebマーケティングの講師として活動が可能となります。

【SEOマーケティングアドバイザー 受験概要】
受験資格:なし
受験料:1万円(税込)
受験申請:インターネットから申し込み
受験方法:在宅受験
合格基準:70%以上の評価
試験日程:年6回、偶数月に実施
合格認定証・認定カード:各5,500円

SEO対策の中でも内部対策に役立つ知識

SEO対策における「内部対策」とは、文字どおりwebサイト内で行う施策を指すものです。Googleの検索結果の順位は情報収集プログラム(クローラー)がwebサイトを巡回して取得した情報をデータベースへ登録し、それをアルゴリズムが評価することで決定します。

そうしたなかで、自身のwebサイトが高評価を受けるためにはどのような対策が必要なのでしょうか?ここからは、SEO対策の内部施策の際に役立つ知識について解説していきます。

Google推奨の設定でHP作成を行う

内部対策は、簡単に言えば「Googleが推奨する設定でwebサイトを制作する」ということです。検索エンジンの運営元であるGoogleの推奨する内容に沿ってwebサイトを制作すれば、クローラーが巡回しやすい構成になると考えられるため、正当な評価が期待できます。

仮にweb制作会社へ依頼する場合であっても、すべてを任せてしまうのではなく、SEO対策を前提に「Google推奨の設定での作成が可能か」を確認するとよいでしょう。

Googleの基準書である「検索エンジン最適化スターターガイド」で推奨されている内容については、以下から解説していきます。

レスポンシブwebデザイン(モバイルフレンドリー)

スマートフォンの普及によって内部対策の重要なポイントとなったのが、レスポンシブデザイン(モバイルフレンドリー)です。ユーザーの利便性を最重視するGoogleでは、2015年にモバイルフレンドリーアップデートを実施、モバイル端末から見やすいwebサイトの掲載順位が引き上げられるようになりました。

レスポンシブwebデザインとは、PCやスマートフォン、タブレットなど複数の端末に対応したデザインのこと。Googleから高評価を受けるためには、ただレスポンシブwebデザインであるだけでなく、ボタンやリンクのタップのしやすさや、モバイルで再生不可なコンテンツが含まれていないことなども意識する必要があります。

ディレクトリ構造の最適化

webサイトのページ内容や目的に応じてアップロード先を分ける「ディレクトリ構造」の最適化も、SEO対策における大切な内部対策です。トップページやカテゴリページ、記事ページなどそれぞれの階層ごとにファイルを分け、シンプルなツリー構造にすることで、クローラーに巡回されやすいwebサイトになるといわれています。この際に、URLの記述もディレクトリを意識するとさらに高い効果が見込めます。

また、ディレクトリ構造の最適化には「webサイトが管理しやすくなる」「階層ごとにターゲットとするキーワードが明確になる」というメリットも。しかし、空の階層や特定の階層だけが深くなるという状態になってしまうと、クローリングに時間がかかってしまう可能性もあるので注意が必要です。

パンくずリストの設定

パンくずリストとは、ユーザーがwebサイト内のどの位置に滞在しているのかを示すナビゲーションのこと。童話「ヘンゼルとグレーテル」のなかで兄妹が道に迷わないように、道しるべとしてパンの破片を落として歩いたことに由来します。

パンくずリストが設置されているwebサイトは効率的に巡回でき、正しい情報が伝わりやすくなるため、クローラーにとっても重要な存在。ページの内容が正当に評価されれば、検索順位の上昇にもつながるでしょう。
また、パンくずリストを設置すると検索結果にもカテゴリ名が表示され、ユーザーはどのような内容のwebサイトなのかの判断が容易になるため、ユーザビリティの面でも評価の対象となります。

テキストナビゲーションの設定

ユーザーをスピーディに目的のページへ誘導するだけでなく、Googleのクローラーに「どこに・どんな情報があるのか」を知らせられるテキストナビゲーションも大切な内部対策の1つです。

ユーザーやクローラーが理解しやすいのはテキストで構成されたナビゲーションであるため、画像やアニメーション、ドロップダウンなどの使用は避けることをおすすめします。現在地の把握に便利なパンくずリストとあわせて活用すれば、ユーザーの利便性向上にも効果を発揮するでしょう。

適切なアンカーテキストの設定

アンカーテキストは、アンカータグ()で囲まれたテキストを指すもの、SEO対策で欠かせない施策の1つ。タグで囲まれたテキストにリンクが貼られることから、リンクテキストと呼ばれることもあります。

リンク先の内容がわかりやすくアンカーテキストに記されていれば、ユーザーはページ移動がしやすくなり、webサイトの回遊率が改善すると考えられます。webサイト内に関連性のあるコンテンツがある場合は内部リンクを設置するようにしましょう。
もちろんクローラーが効率的にwebサイトを巡回する手助けにもつながるため、アンカーテキストを正しく設定することで、検索順位が上昇する可能性が高まります。

robots.txtの設定

robots.txtは検索エンジンのクローラーによる巡回を指示するファイルで、不要なコンテンツへのアクセスを制限できるものです。

webサイト内のすべてのページをGoogleのデータベースに登録させたいという場合には必要ありませんが、「webサイトの規模が大きくクローラーがサーバーの負荷になっている」という場合には負荷軽減に役立てられます。あわせて「HMLサイトマップ」と「RSSフィード設定」を行えば、クロールの効率化にもつながります。

クロール制限の対象となるのは、会員向けコンテンツや決済画面、CMSのログインページといったコンテンツ。「オーガニック検索(自然検索)からのアクセスを必要としないページ」と考えるとわかりやすいのではないでしょうか。

SEO対策外注費用の料金表

SEO対策の費用相場をご紹介します。

項目 初期費用の相場 月額費用の相場
固定報酬型SEO対策 5万~20万円 20万~40万円/月
成果報酬型SEO対策 5万~20万円 1キーワードにつき
1万5,000円~30万円/月
SEOコンサルティング 10万円~ 10万円〜30万円/月
コンテンツSEO ~30万円 1記事につき
1,000円〜3万円/月
SEO内部対策 応相談 10万〜100万
外部SEO被リンク対策 応相談 3万円〜15万円

より正確な費用を知りたい方は料金シミュレーターのご利用をおすすめします。

まとめ:SEOの基礎知識を押さえて効果的なSEO対策を

誤ったSEO対策を行うとGoogleから高評価が受けられないこともあるため、効果を得るには正しい知識を身につける必要があります。

「これからSEO対策に関する知識を身につけたい」という場合には、講座の用意がある資格・認定がおすすめです。すでにSEO対策やwebマーケティングに関する知識のある方は、講師としての道が開ける資格の取得を目指してもよいでしょう。

しかし、ゼロから資格を取得するには時間がかかるだけでなく、実際にSEO対策を行うとなると知識だけでなく経験が求められることがあるのも事実です。社内にリソースがないという場合には、プロにSEO対策の相談をするのも有効の手段ではないでしょうか。

「アイミツ」では、みなさまからのご相談を無料で受け付けています。「専門会社にSEO対策を依頼したい」という方は、お気軽にお問い合わせください。

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