オフィス設計で押さえるべきポイント!基本的な手順も解説【2024年最新版】
オフィス設計はオフィス移転や階層の際に避けて通れない作業ですが、「どんなことをするのかわからない」という方も多いのではないでしょうか。そこでこの記事では、さまざまな分野を比較検討できる「アイミツ」が、オフィス設計の際に押さえるべきポイントや基本的な手順をまとめて紹介します。ぜひ参考にしてください。
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オフィス設計が重要視される理由
オフィス設計は、オフィスのレイアウトやデザインを検討することで、会社を運営していく上で重要な役割を担うとされています。オフィスのレイアウトやデザインは、働く人々のモチベーションや業務効率に大きな影響を与えるためです。
使いづらく居心地の悪いオフィスでは、自然と士気も低下してしまうもの。また、オフィスを訪れた取引先の社員や採用候補者などへ与える印象も、オフィス設計の質によって大きく左右されます。こうした背景から、近年ではオフィス設計に注力する会社が増加傾向にあるようです。
オフィス設計の基本手順
それでは、オフィス設計の基本的な手順を確認していきましょう。
ゾーニング計画
「ゾーニング」は用途別に空間を分ける行為を指すもので、オフィス設計においてはオフィスレイアウトの原案となる計画です。執務スペースや来客スペース、会議スペースなどオフィスに欠かせない機能を持つスペースをどう配置するかを整理します。
たとえば執務スペースと来客スペースが隣接していた場合は、機密情報が来客に漏れ伝わってしまう可能性が考えられるため、両者は離れた場所に配置するべきだと言えます。適切なゾーニングを行うためには、まずは各スペースの役割やリスクなどを洗い出すのがおすすめです。
動線計画
動線計画とは、オフィス内で人が通る経路を検討する作業のことです。オフィスで業務を進めるにあたって、ストレスなく移動できる動線が確保されていれば、業務効率の向上にもつながるでしょう。
反対に言えば、社員にとって動きにくいと感じる動線が設計されているオフィスは「来客スペースへ行くのに必要以上に時間がかかる」など、業務効率の低下を招くおそれも。そうした事態を避けるためには、オフィスで生まれるさまざまな移動を考慮する必要があります。また、この際には法規上の制限を確認しておくことも非常に大切です。
レイアウト設計
ゾーニング計画・動線計画が完了したら、次はレイアウト設計を行います。オフィスの面積やオフィス家具の大きさ、業務内容などにもよりますが、あらかじめ快適な通路幅などを把握した上で作業を進めましょう。
なお、レイアウト設計の際には、ゾーニング計画や動線計画の内容を落とし込むことを忘れないようにしてください。
オフィス設計の際に気をつけたいポイント
ここからは、オフィス設計を行う際に気をつけたいポイントを解説します。
コンセプトを明確にする
オフィス設計の際には、コンセプトを明確にすることが大切です。コンセプトによってオフィスの雰囲気や家具の配置などは変化するため、まずはコンセプトを決定した上で「どうすればコンセプトを具現化できるか」を考えると作業が進めやすくなります。
具体的なコンセプト例としては「休憩時間も有意義に過ごせる」「コミュニケーションが活性化される」「アイデア創出につながる」など、さまざまなものが考えられます。適切なコンセプトは会社のフェーズや規模などによっても異なるので、現状や課題に合わせてコンセプトを決定しましょう。
関連する法律を確認・遵守する
オフィス設計を行う際には、遵守すべき法律があります。この点を意識せずに作業を進めるとトラブルに発展する可能性もあるため注意しましょう。オフィス設計に関連する法律は、以下の3種です。
①建築基準法:安全・健康の側面から建物や設備の最低基準を定めた法律
②消防法:火事に対する備えに関するもので、届出が必要な場合も
③労働安全衛生法:快適な作業環境の維持に関する法律
いずれも違反した場合は罰金や懲役刑の対象となるため、内容を把握した上でオフィス設計を進めましょう。
利便性だけでなくデザイン性も意識する
利便性ももちろん重要ですが、デザイン性を意識することもオフィス設計には重要です。利便性ばかりを追求した彩りや遊び心のない無機質なオフィスは、社員のモチベーションやエンゲージメントの低下につながるおそれがあります。
利便性に優れているだけでなく、「おしゃれで居心地がいい」「作業がはかどる」ようなオフィスなら、会社への愛着や業務への意欲も向上するのではないでしょうか。
「自社にあった会社が見つからない」「会社選びに時間が割けない」とお悩みの方は、お気軽に「アイミツ」にお問い合わせください。数あるオフィスデザイン会社からあなたの要望にあった会社をピックアップして無料でご紹介いたします。
オフィスのレイアウト設計例
ここからは、オフィスのレイアウト設計の具体的な例を解説します。
スタンダードな対向型(島型)
対向型は島型とも呼ばれており、スタンダードなレイアウト設計の1つです。部署ごとにデスクを向かい合わせに設置することから、このように呼ばれるようになりました。
1つの部署の社員のデスクが同じスペースにまとまっているため、複数人での作業が進めやすく、社員同士でのコミュニケーションがとりやすいのが特徴です。
コミュニケーション活性化に効果的なフリーアドレス
フリーアドレスは、文字どおりオフィスに設置されたデスクを業務内容や状況に合わせて自由に使用できるレイアウトです。部署をまたいだプロジェクトを進行している際には、関係者が近くの席を使用すれば業務がよりスムーズになるでしょう。
また、部署の異なる社員とのコミュニケーション活性化につながるのも特徴的なポイントです。
クリエイティブな空間演出もできる同向型
学校の教室のように、デスクが同じ向きで設置されているレイアウトが同向型です。ほかの社員のデスクが見えにくいため、集中して作業に取り組む職種の多いオフィスに向いているとされています。
「誰が離席しているのか」などオフィスの状況が把握しやすいのがメリットですが、省スペースが難しい点や社員同士の交流が生まれにくい点がデメリットと言えます。
オフィス設計に迷ったらプロへの依頼もおすすめ
オフィス設計は、オフィスの移転や改装の際に重要な役割を担う作業です。オフィスの移転や改装を課題解決に役立てたいという場合は、特に注力すべきだと言えるでしょう。
しかし、オフィス設計には専門的な知識が求められる場面が多いというのも事実です。より確実に業務効率や生産性向上につながるオフィスにしたいのなら、オフィス設計のプロであるオフィスデザイン会社への相談もおすすめです。
まとめ
この記事では、オフィス設計の手順やレイアウト設計例などを紹介してきました。オフィス移転・改装を行う場合は、オフィス設計は避けては通れない作業です。
とはいえ、オフィス移転・改装は頻繁に発生するものではなく「社内に経験者がいない」とお悩みの方もいるのではないでしょうか。そんな時は、オフィスデザイン会社への相談がおすすめです。自社にノウハウがなくとも、オフィス設計のプロであるオフィスデザイン会社であれば、安心して依頼できるでしょう。
「アイミツ」ではご要望をうかがった上で、条件に合う複数のオフィスデザイン会社を無料でご紹介可能です。会社選びでお困りの方は、お気軽にご相談ください。
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