バーの内装デザイン事例|おしゃれな内装案と工事費用の目安【2024年最新版】
バーはコンセプトやターゲットによって適した内装デザインが異なるため、「どのような内装デザインがベストなのか?」悩んでいる方も多いでしょう。そこで今回は、内装工事会社などさまざまな外注先を比較検討できる「アイミツ」が、バーのおしゃれな内装デザイン例、内装デザインのポイント、内装工事費用の相場など、気になる情報を一挙にまとめます。
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バーのおしゃれな内装デザイン例
一言で「バー」といっても、実際にはさまざまな形態のバーが存在しています。そこでここからは、形態別にバーの代表例を出しながら特徴やデザインのこだわり、具体的なバーの内装例などを紹介します。
ショットバー
1杯のお酒を意味する「ショット」という言葉が示すとおり、ショットバーは1杯単位でお酒を頼めるバーを指します。
・気軽にお酒を楽しめる
・短い滞在時間に適している
・初心者でもバーの雰囲気や色々なお酒を楽しめる
こうした点がショットバーの特徴であり「気軽さ」が魅力であるため、内装デザインについてもシンプルなデザインやモダンなデザイン、明るい色を取り入れた内装デザインなどが用いられるケースが多い点が特徴的です。
【代表的なデザイン例】
Bar Pentatonic
出典: Bar Pentatonic https://bar-pentatonic.com/index.html
BAR GROOVE
出典: 店舗デザイン.com BAR GROOVE https://www.tenpodesign.com/work/detail/36725
ダイニングバー
「食事・食堂」を表すダイニングという言葉のとおり、ダイニングバーは料理が充実したバーです。
・料理とお酒の両方を楽しめる
・小規模なパーティなども開催できる
といった点がダイニングバーの特徴で、本格的な厨房が必要なため、内装デザインの設計時には厨房スペースの計算や食事スペースをある程度用意することが求められます。また、料理を楽しむ空間でもあるので、内装デザインについては一定の明るさを確保するケースが多く見受けられます。
【代表的なデザイン例】
ROUTE ZERO
出典: ROUTE ZERO http://routezero.jp/
eau(オー)
出典: 株式会社ボンブリッジ eau https://bonbridge.co.jp/works/eau/
オーセンティックバー
オーセンティックバーは、お酒に関する知識を備えたバーテンダーが在籍する本格的なバーです。「本物」を意味するオーセンティックが示すとおり、料金設定は高めですが、お酒・空間すべてで大人な雰囲気を楽しめるのが特徴的です。したがって内装デザインも高級感、重厚感、落ち着きなどが重視される傾向にあります。また、オーセンティックバーは一流ホテルの中に位置しているものも多く、内装デザインについてもホテルのコンセプトと合わせられることがあります。
【代表的なデザイン例】
Sanlucar BAR
出典: Sanlucar BAR https://sanlucar.jp/
Bar TOY BOX
出典: 店舗デザイン.com Bar TOY BOX https://www.tenpodesign.com/work/detail/29726
ミュージックバー
ミュージックバーは、音楽を楽しめることをコンセプトにしたバーです。
・ピアノバー
・ジャズバー
・レコードなどをたしなむバー
などなど、ミュージックバーにはさまざまな形態がありますが、音楽を楽しめるという点は同じであるため、音響設備にこだわった内装デザインを設計するのが基本です。また、取り扱う音楽の雰囲気に合わせて内装デザインを施すことが大切なだけでなく、音響や演奏スペースを確保できるよう内装デザインを設計する必要があります。
【代表的なデザイン例】
LITTLE SOUL CAFE
出典: LITTLE SOUL CAFE https://www.littlesoulcafe.com/
GINZA MUSIC BAR
出典: GINZA MUSIC BAR http://ginzamusicbar.com/
スタンディングバー
スタンディングバーは、立ち飲み形式でお酒を楽しむバーのことです。バーの中でも低料金なところが多く、利用客同士の距離が近いため、さまざまな出会いや会話を楽しみたい人にも人気。また、内装についてはそもそも椅子が必要ないため、空いた分のスペースやお金を内装に回して凝ったデザインにすることも可能でしょう。ただし、立ち飲みに適した高さのテーブルを取り揃える、圧迫感があり過ぎる配置とならないようにする、など配慮が必要です。
【代表的なデザイン例】
銀座300BAR
出典: 銀座300BAR https://www.300bar.com/
ハイスタギョーザ
出典: 店舗開業不動産福岡 https://tenpo-kaigyo-fukuoka.formatline.com/in-construction/detail.php?id=473
スポーツバー
スポーツバーは、スポーツを観戦しながらお酒を楽しめるバーです。大画面のテレビやスクリーンなどでスポーツ観戦できるのが特徴であるため、内装デザイン設計時には「画面が見やすい照明」「画面が見やすい座席配置」などを心がけることが大切。利用客が多い場合でも皆が観戦できるよう、モニターやスクリーンを配置する位置や角度にも気を配りましょう。また、特定のチームのファンが集うスポーツバーにする場合は、内装の色やチームのグッズなどを配置して、盛り上がれる雰囲気作りを心がけることが大切です。
【代表的なデザイン例】
Sports Pub Lucky George
出典: Sports Pub Lucky George https://luckygeorge.favy.jp/
area8145
出典: ナイス建築工房 http://nis-kobo.sakura.ne.jp/pg111.html
カフェバー
カフェバーは、コーヒーなどのドリンクを楽しめるカフェと、お酒を楽しめるバーを組み合わせたような形態のバーです。カフェとバー、両方の特色を持ち合わせた店であるため、アルコールを注文しない利用客も多く、年齢・性別を問わずさまざまな層が訪れるのが大きな特徴。内装デザインについては、カフェとして利用したい利用客のニーズにもマッチするよう、かわいい雰囲気を取り入れる、ビンテージ家具を置く、くつろげるソファ席を用意する、といった工夫も大事でしょう。高級感よりおしゃれな雰囲気を大切にする傾向が強いといえます。
【代表的なデザイン例】
カフェバー・サニーサイド新宿店
出典: カフェバー・サニーサイド新宿店 http://www.k-thanks.co.jp/sunny-side/
MASTERS Cafe
出典: 合同会社フリーキーワークス https://frchisworks.company/
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バーの内装デザインのポイント
前述のとおり、バーにはさまざまな種類が存在しておりデザインも異なるため、どのような内装デザインがベストなのか難しく感じるかもしれません。そこでここからは、バーの内装デザインにおける重要な2つのポイントを解説します。
コンセプトを定める
コンセプトとは「概念」を表す言葉であり、店舗作りすべてにおけるベースとなる考え方を意味します。
・気軽にゆっくりくつろげるカフェのような空間
・お酒を飲みながら音楽に没頭できる空間
・仲間とわいわいスポーツ観戦できる空間
これらはコンセプトの一例ですが、「どういう店にしたいのか」というイメージを具現化する作業だと考えれば分かりやすいかもしれません。まずはコンセプトを明確にすることで、前述したさまざまなバーの形態を参考にしながらどういった店作りを進めていくべきかを見出します。その上でコンセプトに合った色や全体的な雰囲気、必要な設備などを洗い出すことで、適切な内装デザインを設計できるでしょう。
顧客のニーズを分析する
どのようなサービスであれ、成果をあげるには顧客のニーズにマッチしたサービスを提供する必要があります。そのためには、事前に顧客のニーズを分析しておかなければいけません。例えば「落ち着いた雰囲気でお酒を楽しめるオーセンティックバー」がコンセプトの場合、客層は「年齢層高め、ある程度ハイクラス、落ち着いた大人」が主なターゲットとなります。こうしたターゲットに評価されているオーセンティックバーを見てみると、「重厚な雰囲気や落ち着いた色使い・照明の店が好まれている」というニーズを確認することができるでしょう。人気の店舗も参考にしながら内装や設備の素材、色使いなどを内装デザインに落とし込むと良いです。
バーの内装工事費用
バーの内装工事にかかる費用は、店舗面積や使用する素材などによって変わります。そもそも設備がある程度残されている「居抜き物件」なのか、内装が何もない状態の「スケルトン物件」なのかで工事費用には大きな差が出るでしょう。そこでここからは、「居抜き物件」「スケルトン物件」それぞれでバーの内装工事にかかる費用について紹介します。
スケルトン物件
スケルトン物件は、前の借主が設備や内装をすべて撤去した状態の物件であるため、建物の基礎部分以外は何も残っていないところから工事を行う必要があります。そのため、内装や設備が残った状態の居抜き物件に比べて、単純に工事する部分が多くなりますので、その分費用も高くなるでしょう。バーの場合、スケルトン物件における内装工事費用の相場は「30万~60万円/坪単価」程度となっており、居抜き物件と倍以上の差が出るケースも珍しくありません。ただし、バーの形態によっては簡易的な厨房設備で済んだり、内装をなるべくシンプルにしたりするケースも多いため、工事費用を抑えて店舗作りを進めることも可能です。
居抜き物件
居抜き物件は内装・設備がある程度整っている状態で内装工事を行うため、工事費用の相場は「15万~30万円/坪単価」と、スケルトン物件より圧倒的にコストを抑えやすい特徴を持っています。ただし、希望するエリアでコンセプトに合った居抜き物件はそう簡単に見つかるものではありません。いくら居抜き物件でも大掛かりなレイアウト変更や設備の入れ替えなど、工事する部分が多くなるほど工事費用も比例して高くなるため注意が必要です。また、バーは他の飲食店より比較的小さな面積でも営業しやすい特徴を持っていますが、店舗面積が小さくなるほど施工の難易度は上がるため、坪単価も上昇します。
【まとめ】バーの内装の相談はオフィスデザイン会社へ
バーにはさまざまな形態があり、コンセプトによってターゲットのニーズは大きく異なるため、コンセプトおよびターゲットのニーズを細かく分析した上で内装デザインを設計することが大切です。アイミツでは、内装工事会社やオフィスデザイン会社などの情報を多数取り揃えています。バーの内装デザインの外注先を比較検討したい方はお気軽にお問い合わせください。
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