おしゃれなナイトクラブの作り方！内装の事例も紹介【2024年最新版】

ナイトクラブは、音楽やダンスを楽しむ空間であることから店舗の雰囲気作りや内装デザインが重要な意味を持ちます。そこで今回は、内装工事会社やデザイン会社など、さまざまな外注先を比較検討できる「アイミツ」が、ナイトクラブの内装をおしゃれにするコツ、費用、具体的な内装の事例などを分かりやすく解説します。
【関連ページ】
店舗デザインにかかる費用・相場感のご紹介。あなたの目的別にオフィスデザイン会社をお探しいただけます。
店舗デザインの費用・相場
レイアウト・デザイン提案に強いオフィスデザイン会社一覧

ナイトクラブとは、夜間に営業する社交場・娯楽施設です。どのような場所を指し示すかについては、国や地域、時代になどによって大きな違いがありますが、現在の日本では主に「酒類をはじめとした飲み物、食べ物を提供し、ダンス・音楽・ショーなどを楽しむ場所」を指すのが一般的です。

同様に夜間営業を主体として、飲食物を提供する店としてキャバレー・キャバクラなどが存在しますが、これらが主に男性をターゲットとしているのに対し、ナイトクラブは性別を問わずサービスを提供しているのが大きな違いです。なお現在の日本の法律では、「ナイトクラブその他設備を設けて客にダンスをさせ、かつ客に飲食をさせる営業」と定義されています。

雰囲気が大切なナイトクラブについて、ここではナイトクラブの内装をおしゃれにする2つのコツを紹介します。

ナイトクラブの内装に取り掛かる上でまず重要なのが、ターゲット・コンセプトを明確化することです。コンセプトとは「店舗の売り・魅力」のようなものですが、どのような人に来て欲しいのかを「年齢層・性別・職業・趣味嗜好」などの要素に分けてまず明確にすることで、コンセプトを立てやすくなります。

その上で、例えばターゲットをハイクラスにする場合は落ち着いた雰囲気、高級感のある空間にする、といった具合でコンセプトを固めていきます。つまり「ターゲットを決める→ターゲットに刺さるコンセプトを決める」という流れで進めることにより、イメージを具現化させた内装デザインに取り掛かりやすくなるのです。

内装の具体的なイメージが湧かない方やどのような内装がベストなのか悩んでいる方は、人気店を見て回ることをおすすめします。すでに一定の人気を得ているナイトクラブには、それなりの「繁盛している理由」があるからです。先行している同業者は競合になりますが、同時にお手本ともなるため、以下のような点をポイントに人気店をチェックしてみましょう。

・店舗のコンセプト
・座席数やレイアウト
・店員と利用客の距離感
・その店独自の強みや特徴

これらを把握することで「なぜ人気なのか」を洗い出しやすくなるので、自分の店舗の内装やデザイン、コンセプト作りに活かすと良いでしょう。

コンセプトや提供サービスによって異なりますが、ナイトクラブでは主に以下の内装工事が必要となります。

・レイアウト
・防音
・照明
・音響

特にナイトクラブの場合、大音量で音楽をかけて利用客が躍るための環境を整えることが多いため、「音・照明」関係にコストがかかりやすい特徴を持ちます。ただし、トータルの内装費用は、設備や内装が残った状態の「居抜き物件」なのか、設備や内装が何もない「スケルトン物件」なのかで大きく変わります。工事する部分が少ない居抜き物件は費用を抑えやすく、スケルトン物件の半額程度にまでコストを抑えられるケースもあります。

「自社にあった会社が見つからない」「会社選びに時間が割けない」とお悩みの方は、お気軽に「アイミツ」にお問い合わせください。数あるオフィスデザイン会社からあなたの要望にあった会社をピックアップして無料でご紹介いたします。

具体的なイメージをつかみやすいように、ナイトクラブの内装に関する具体的な事例をいくつか紹介します。

日本最大の宿泊者数を抱えるとともに、眠らない街として知られる歌舞伎町の真ん中という立地を活かし、訪日外国人・国内利用者、両方をターゲットにさまざまなカルチャーをミックスさせたナイトクラブを運営しています。

デザインについては、「折り鶴」をコンセプトに和と洋を組み合わせたハイグレードなデザイン空間を形成。店内に実際の折り鶴を配置して和風な世界観を演出しつつ、業界最高峰のサウンドシステムと映像作品により、これまでにない視覚的・聴覚的な体験を提供しています。

事例参照元：https://orizuru.club/

約180坪の広大なスペースが魅力的なこちらのナイトクラブでは、天井、床、ネオンサインなど、さまざまな手法で多彩なカラーを表現することで近未来感を演出しています。店内の天井は、あえてデコボコにしたり、鏡面に仕上げたりすることにより光が乱反射し、独特の世界観の演出を実現されています。

さらに、高解像度のラウドスピーカをはじめとした音響システム、巨大LEDパネルを設置することにより、視覚的なだけでなく五感全体に訴えかけて盛り上がりを演出する工夫が凝らされています。

事例参照元：https://www.vizel.tokyo/

事例でも紹介したとおり、ナイトクラブの内装は独自のコンセプトに合わせて、独創的かつ手の込んだものが多くなっています。空間でダンスや音楽を楽しむという性質上、やはりナイトクラブは店内の雰囲気やデザインによって利用客の満足度も左右されるといえるでしょう。

そのため、内装を自力で行うことも不可能ではありませんが、クオリティを重視するのであれば、やはり経験やノウハウが豊富なプロに依頼するのがおすすめです。

ナイトクラブは、他店との差別化を図り、利用客に満足してもらうために、内装デザインをはじめとした雰囲気作りが重要な意味を持っています。そのため、クオリティの高い内装を実現するなら、専門的なノウハウを豊富に持つプロに依頼するのがおすすめです。

アイミツでは、内装工事会社やデザイン会社に関する情報を多く取り揃えており、お客様のお悩みや要望を踏まえて相性の良さそうな会社を紹介していますので、興味がある方はお気軽にお問い合わせください。

【相談前にまずは会社一覧を見たいという方はこちら】
レイアウト・デザイン提案に強いオフィスデザイン会社一覧

【費用感を知りたいという方はこちら】
店舗デザインの費用・相場