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アンケート集計のまとめ方とは|エクセルを使った集計と分析の方法【2024年最新版】

更新日:2024.01.24

アンケート調査はマーケティングリサーチに適した方法ですが、アンケート後は集計が必要です。しかし、中にはそうした集計・分析といった作業が苦手な方もいるのではないでしょうか。
そこでこの記事では、マーケティングや営業などさまざまな分野の発注先を比較検討できる「アイミツ」が、エクセルを使ったアンケート集計の方法をご紹介します。

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アンケート結果を集計するならエクセルが便利

アンケート後の集計は、専用のツールかエクセルのいずれかを使うことが一般的。アンケートツールは、アンケートの作成から集計・分析を自動化するために使用され、データをグラフ化することも可能です。しかし、優秀なツールは高額な費用がかかるなどの側面も。そのため、アンケート集計を手軽に行いたいなら、エクセルを使うのも有効です。「SUM関数」や「COUNTIF関数」といった代表的な関数を使うことで、簡単に集計できます。また、データから得た情報で表を作成し、グラフとして可視化することで、資料作成を効率的に行えることもメリットと言えるでしょう。

エクセルを使った集計方法

ここからは、エクセルを使ってアンケートを集計する際の方法を2種類に分けて紹介していきます。

単純集計

単純集計はシンプルな方法で、集計の基本とも言える方法です。単純集計では、各質問ごとに回答した人数と比率、平均値などを求めます。例えば、好みの商品を選ぶ質問に対し「商品A」「商品B」などの選択肢を用意して選んでもらうといった、シンプルなアンケートに適した集計方法です。商品Aは何人、商品Bは何人、といったように、単純な人数を数えます。全体の回答者に対し、商品A(商品B)と答えた人の割合は何%であったのかも割り出しましょう。
アンケートの結果をエクセルに取り込み、COUNTIF関数でそれぞれの回答の人数を割り出すといった方法があり、アンケートの全体像を把握するためにも取り組んでおきたい方法です。

クロス集計

クロス集計とは、単純集計で出た数値を複数の視点から分析する時に使える方法です。例えば、多くのマーケティング担当者は「商品Aが好き」と回答した人にどのような年齢・性別などの傾向があるのか知りたいものですが、クロス集計であれば、単純集計の結果とそのほかの要素の掛け合わせによってさらにデータを詳しく分析することができます。
商品Aが好きと回答した人の中でさらに「女性20代」「男性30代」「女性既婚」などの項目に分け、回答した人の数や割合を表にするほか、単純集計と同じくCOUNTIF関数を使い、ピポットテーブルを作成しながら集計するといいでしょう。

回答形式によっておすすめの集計方法は違う

前項では「どの商品が好きか」といったシンプルな例で解説しましたが、そのほかにもさまざまな回答形式が存在します。文章による回答や数値による回答に加え、順位をつけることで回答してもらうアンケートを作ることもあるでしょう。例えば、顧客の満足度を5段階などの段階別に回答してもらう形式もよく使われています。
ここで重要なのは、それぞれの回答形式に適した方法で集計を行うこと。簡単に行えるのは単一回答を行うことによる単純集計です。すべての質問項目で複雑な集計が必要な回答形式を選んでしまうと、アンケート後の作業が膨大になってしまいます。これらの点を踏まえ、次項からは回答形式の種類や特徴、その集計方法を見ていきましょう。

自由回答(記述)

自由記述では、数値による回答と文章による回答が考えられます。それぞれの集計方法について解説します。

数値

数値による自由記述として、年齢や金額についての回答が例として挙げられます。「コンビニで使う1か月あたりの金額は?」といった回答がこれに当てはまるでしょう。自由記述で得られた数値は、平均値・中央値・最大値・最小値を集計して分析します。
平均値はすべての数値を足した後、回答数で割って求める数値。中央値は数値を大きい順もしくは小さい順に並べて、真ん中に来る数値のことです。最大値・最小値はその名の通り、最も大きい数値または最も小さい数値を表し、これらはエクセルの関数で簡単に求めることが可能です。平均値はAVERAGE関数、中央値はMEDIAN関数、最大値・最小値はMAX/MIN関数を使用しましょう

文章

文章による自由記述には、アフターコーディングと呼ばれる方法が有効です。アフターコーディングとは、回答者の声を可視化するためにコーディング(数値化)することです。アフターコーディングの際は、VLOOKUP関数により言葉を抽出します。商品名などをキーにすることで、知りたい情報を検索しやすくできるほか、テキストマイニングの方法も有効です。
テキストマイニングは、回答された文章を単語ごとに分解し、集計・分析する方法です。関数を使いエクセルで集計することも可能ですが、複雑になってしまうため、専用のツールを使うことも少なくありません。これらの方法は、回答者の表記方法によって言葉をうまく拾えないことがある点に注意しましょう。

複数回答

複数回答とは、1つの質問に対して複数の項目を選択できるアンケートの方式です。例として「本商品を知ったきっかけは何ですか?」という質問があったとしましょう。これに対し「テレビCM・ラジオCM・Web広告・知人からの紹介」などの選択肢が考えられますが、必要に応じて複数選べる形式を複数回答と呼びます。複数回答の際は、エクセルのピポットテーブルを使うといいでしょう。先程の例だと「テレビCMで商品を知った顧客が何人で、全体の何%か」といったことが把握できる表を作成します。
なお、複数回答では比率の計算として回答者数を使うことを忘れてはなりません。回答数の合計ではないことに注意が必要です。

単一(単数)回答

1つの質問に対して1つの回答をすることを単一回答、もしくは単数回答と呼びます。例えば「この商品をまた買いたいと思いますか?」という質問に対し「はい・いいえ」で答えるといった選択式の質問です。シンプルな形式となるため、エクセルの関数で集計するといいでしょう。先程の例だと、COUNTIF関数を使い検索条件として「はい」を設定します。これにより「はい」が選択された数、つまり商品をまた購入したいと思う顧客の数が求められます。この数値をもとに「はい」を選んだ顧客の割合と「いいえ」を選んだ顧客の割合を計算可能です。アンケート集計の基本となる回答形式であるため、覚えておくと重宝します。

段階評定

あらかじめ設定された段階を選ぶことで回答する形式です。よく使われている例としては「当社のサービスに対する満足度はどれくらいですか」といった質問が使われます。「非常に満足している」から「全く満足していない」まで、いくつかの段階に分けて選択肢を用意することが一般的です。段階評価では何段階に選択肢を設定すべきかという問題もありますが、基本的には5段階評価を設定すると良いでしょう。5段階評価では、前述した単純集計を使うのがおすすめです。
また、年齢別や男女別といった傾向まで分析したい場合はクロス集計も利用可能。「非常に満足していると答えた人の数が、男性と比べて女性の方が○%高い」といった傾向が見えてくるはずです。

順位付け

アンケートの回答形式における順位付けとは、用意した項目に対し順位をつけてもらうことを指します。例えば「商品A・商品B・商品C」の項目に対し、好きな順に1位〜3位の順位を決めてもらうといったアンケートがこれに当たります。この場合も、COUNTIF関数を使うといいでしょう。「商品Aが1位の回数は○回、2位の回数は○回、3位の回数は○回」といったように、それぞれの順位に選ばれた回数を数えていきます。その後は、指定した範囲にあるデータの順位を求められるRANK関数を使うことが可能です。
1位に選ばれた回数の多い商品順となるように設定すれば、顧客満足度が高い商品のランキングができあがります。

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集計結果をエクセルで分析する

集計した結果をエクセルで分析する際は、以下で説明する「相関分析」「回帰分析」の2つを覚えておきましょう。

相関分析

相関分析は、その名の通り2つの要素の関係性を明らかにする際に使われる方法です。「正の相関」「負の相関」「無相関」の3種類から、当てはまる関係性を分析します。
例えば、商品ごとの売り上げの表を見て分析する際に用いられており、「商品Aの売上が上がるときは、商品Bの売上が上がる」といった場合には、正の相関が当てはまります。逆に「商品Aの売上が上がるときは、商品Cの売上が下がる」という関係性は、負の相関です。相関分析は、このような要素間の関係性を客観視したい時に向いている方法と言えるでしょう。
「顧客満足度とリピートの有無は関係があるのではないか?」といった仮説に対し、アンケートで調べた満足度とリピート回数の関連を調べるといった使い方も可能です。

回帰分析

回帰分析とは、求めたい要素に対し、ほかの要素がどの程度影響を与えているのかを分析する方法です。例えば、ある店舗の売上には「最寄駅からの距離」「最寄駅の乗降客数」「天気」が影響を及ぼしているのではないかと考えたとしましょう。この事例の場合、店舗の売り上げを「目的変数」、そのほかの3つの要素を「説明変数」と呼びます。目的変数に対して、説明変数がどのくらい影響を与えるかを分析するために活用する方法が回帰分析です。今回の例のように、売り上げや来店数の予測などに適した分析方法だと言えるでしょう。
回帰分析が使えると、数値をさまざまな角度から分析でき、データ活用の幅が広がります。

資料のまとめ方のコツは集計表のグラフ化

表1
グラフの種類 回答形式 向いているケース
円グラフ 単一回答 回答全体の内訳を知りたいとき
帯グラフ 単一回答 複数データを比較したいとき
棒グラフ 複数回答 選択肢ごとに回答者数(パーセント)を比較したいとき
折れ線グラフ 複数回答 時系列で変化を捉えたいとき
棒グラフ+折れ線グラフ 複数回答 複数データを比較したいとき

アンケートを集計・分析した後は、ワードなどで報告書や資料を作成する流れが一般的です。その際は結果をグラフとして掲載することで、説得力がある見やすい資料となることでしょう。
円グラフや折れ線グラフなどさまざまなグラフがありますが、以下のようにアンケートの回答方式に適したグラフを選択する必要があります。単一回答では円グラフや帯グラフを、複数回答では棒グラフや折れ線グラフ、もしくはその両方を利用することも少なくありません。もしもグラフの種類を間違えると、見にくい資料になってしまうことや、データの読み解き方を間違ってしまうこともあるため注意が必要です。
グラフを作成した際は、正しいグラフとなっているか、直感的に理解できるグラフになっているかといったポイントから見直してみるといいでしょう。

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【まとめ】市場調査でお悩みならアイミツへ

本記事では、アンケート集計・分析の方法についてご紹介してきました。エクセルでこれらの作業を行うことはできますが、すべての回答を入力し、資料の作成まで行うことは膨大な手間や時間がかかります。また、アンケート作成や集計の段階で間違ってしまえば、正しい結果は出ないでしょう。よりスムーズに進めるためには、アンケート調査を得意とする会社に依頼するのも1つの方法です。
アイミツでは、アンケート作成や集計・分析を行う会社を無料で紹介しています。アンケート調査についてお悩みの方は、ぜひアイミツの利用をご検討ください。

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