アンケートで5段階評価を活用するポイント!メリデメも解説【2024年最新版】
マーケティング活動の一環として、5段階評価を用いたアンケート調査を検討している方も多いのではないでしょうか。そこでこの記事では、営業・バックオフィスなど、さまざまな分野の発注先を比較検討できる「アイミツ」が、アンケートにおすすめの5段階評価についてご紹介!5段階評価を活用するメリットから選択肢の事例まで詳しく解説していきます。
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アンケートの5段階評価とは
5段階評価を用いたアンケートは、「はい」か「いいえ」では回答しにくい質問を行う際に活用される方法です。これをリッカート尺度と呼び、さまざまなアンケート調査に利用されています。たとえば特定の質問に対し、「強く同意する・やや同意する・どちらともいえない・やや同意しない・まったく同意しない」という方法で、意思の度合ごとに選択肢を設定するものです。
このように、1つの質問に対し好意的な意見と否定的な意見を段階ごとに分類するリッカート尺度。商品やサービスを利用した顧客の反応を確認したり、新商品のデザイン案に対する評価を求め開発の参考にしたりと、マーケティングリサーチに幅広く活用できる方法です。
アンケートで5段階評価を活用するメリット・デメリット
アンケートで5段階評価を活用するメリットとデメリットにはどのような点が挙げられるでしょう。こちらで詳しく解説します。
メリット
アンケートで5段階評価を活用するメリットの1つに、二者択一方式に比べ詳細なデータが収集できる点が挙げられます。回答を5つの段階に分類するため、顧客心理を細かい部分まで把握することが可能です。
また、相反する質問項目を抜粋して比較するできる点もメリット。たとえば、「とてもそう思う」に対し「まったくそう思わない」の割合がどの程度かなど、集計データを多角的に分析できるためマーケティングリサーチに効果的です。加えて、「はい・いいえ」では表現しにくい質問に答えやすい点もメリット。「どちらとも言えない」などの中立的尺度を導入することで、答えやすさが向上します。
デメリット
5段階評価を用いたアンケートのデメリットは、回答が当たり障りのない内容に集中してしまう恐れがある点です。5段階評価のアンケートは、多くの場合「どちらとも言えない」などの中立的な選択肢が用いられます。答えに悩んだ結果、回答者がこうした中立的な選択肢を選ぶケースは多いです。
また、回答の選択に時間がかかるため、回答者が途中でアンケートをやめてしまったり、雑な回答を行ったりすることも考えられます。その結果、求める回答量に達しない・回答の信ぴょう性に欠けるなど、満足のいく調査結果が得られない可能性がある点がデメリットです。
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アンケートの5段階評価の設定例
続いては、実際に5段階評価のアンケートを実施する際に設定する質問の事例をご紹介します。
ブランド認知度調査
ブランドの認知度調査には、下記のような設定例があります。
【質問】:当ブランドの商品を購入したいと思いますか?
1.とてもそう思う
2.ややそう思う
3.どちらとも言えない
4.あまりそう思わない
5.まったくそう思わない
顧客満足度調査
顧客満足度では、満足の度合を確認します。
【質問】:サービスをご利用いただいた際の満足度をお聞かせください
1.非常に満足
2.やや満足
3.どちらとも言えない
4.やや不満
5.非常に不満
広告効果測定調査
広告効果測定調査は、自社広告の認知度や購入意欲の度合のチェックに有効です。
【質問】:広告で紹介したサービスを利用したいですか?
1.とても利用したい
2.やや利用したい
3.どちらとも言えない
4.あまり利用したくない
5.利用したくない
アンケートで5段階評価を用いる際のポイント
アンケートで5段階評価を用いる際は、注意しなければいけないポイントがあります。5段階評価の特性を把握しておきましょう。
中立的尺度の有無は慎重に検討する
5段階評価を用いたアンケートでは、「どちらとも言えない」などの中立的尺度の選択肢の有無を慎重に検討する必要があります。中立的尺度は回答者の負担軽減などのメリットがある一方、回答を控えたい場合に選択しやすく、安易に選ばれやすいという特性があるためです。
実際に行われたアンケート調査でも、半数以上の回答者が中立的尺度を選択したという事例があります。中立的尺度の割合が多ければ、確認したい満足度や評価の分析に必要なデータ量が得られない可能性もあるため注意しましょう。
5段階の選択肢が適切なのかを考える
5段階評価はアンケート調査においてもっとも活用されやすい尺度です。しかし内容や目的によっては、ほかの尺度が適しているケースもあります。
5段階評価以外に活用されるアンケート方法に、3~7段階評価が挙げられます。たとえば、大まかにデータを収集したい場合は「同意する・同意も否定もしない・否定する」などの3段階評価が適しているでしょう。逆に、段階を7つに増やし細かなデータを取得することも可能です。このように、選択肢の数はどの程度緻密なデータを求めているかを踏まえた上で決める必要があります。
選択肢の表記順にも気を配る
アンケートで5段階評価を用いる場合、選択肢の表記順にも気を配りましょう。なぜなら、選択肢の表記の違いにより回答内容に差が生じる可能性があるためです。
たとえば、表を利用して複数の質問を行うマトリクス形式の場合、選択肢は横方向に並んでいます。このとき、「同意する→どちらとも言えない→同意しない」のように、肯定→否定と選択肢を表記した場合と、「同意しない→どちらとも言えない→同意する」と否定→肯定で表記した場合、回答に差が生じるという調査結果も出ています。
5段階評価の設定に迷ったらプロへの依頼も◎
5段階評価のアンケートを実施する際は、質問と選択肢を自社で作成することも可能です。しかしここまでご紹介したとおり、5段階評価にはメリットやデメリットがあり、アンケートの内容や目的によって選択肢の増減を行う必要もあります。さらに中立的尺度の有無には慎重な検討が求められ、専門的な知識が必要なのも事実。そのため、5段階評価のアンケートを行う場合は、プロであるリサーチ会社へ依頼することでより効率的・効果的な調査が叶うでしょう。
【まとめ】アンケート設計の相談はマーケティングリサーチ会社へ
この記事では、リッカート尺度の概要や5段階評価を活用するメリットについて解説しました。5段階評価のアンケートで高い効果を出すため、アンケート作成の外注をお考えの方もいるでしょう。しかし、マーケティングリサーチ会社にはそれぞれ得意分野や価格に差があるため、会社選定に時間を要するケースもあります。
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