急成長の台湾EC!進出を検討する上で知っておきたい3つの独自事情

景福宮

更新日:2017年09月13日 | 公開日:2017年01月10日

期待が高まる台湾の成長性と将来性

ショッピングモール

台湾という国を簡単に紹介すると、東アジアに位置する台湾本島と付属する島々を指し、人口23,440,278人 (2015現在)が暮らしています。
日本最西端の与那国島から目と鼻の先にあります。
首都の台北市には世界最大の高層ビル「台北101」や中華文明の精華を結集した故宮博物院などがあり、年間を通して各地に多くの外国人観光客が訪れる人気の高い国です。

英フィナンシャル・タイムズ(FT)グループが行ったアジア太平洋の都市の将来性に関する2015/16年版調査で、対象となった163都市中、台北はシンガポール、東京に次ぐ3位にとなり、高い教育水準と比較的安価な労働力、輸出入コストの低さ、不動産登記にかかる費用の安さなどが評価され、将来性の高さは実証された形となっています。

データの出典:台湾・台北、アジア太平洋都市の将来性で3位=英紙調査

そんな台湾の人々は、大の親日家であることでも有名です。
ニュースにもなったのでご存知の方もいらっしゃるかも知れませんが、2015年に台湾からの日本へ訪れた人数が過去最高の367万7千人(対前年比29.9%増)となり、はじめて300万人を突破しました。

これを受け、日本政府観光局(JNTO)では、2016年2月18日に台北市の地で訪日客数300万人達成感謝式典を開催しました。
こうしたことからも台湾の方々が日本に対して好意や親近感を持っていることを感じて頂けるのではないでしょうか。
日本の漫画をはじめ、ファッション、芸能なども興味を持たれる要素となっており、例えば婦人服やアクセサリーを企画、製造、販売するアパレル企業であるバロックジャパンリミテッドが展開する複数のブランドは台湾でも多くの人気を博し、現地の女性のトレンドにもなっているのです。

データの出典:台北にて訪日客数300万人達成式典及び旅行商品企画コンテスト表彰式を開催

台湾特有のEC事情

パソコン操作する女性

それでは現在、台湾のECを取り巻く環境はどのような状況になっているのでしょうか。
注目すべき事情をまとめてみました。

決済方法事情

台湾で展開されているEC サイトのスタイルは日本のものとさほど変わりはありません。
唯一の違いがあるとすると、それは決済方法です。

日本では多くの場合クレジットカードによる決済が多いのですが、台湾では日本ほどクレジットカードの保有率が高くないため、最も多い決済方法がコンビニで品物を受け取ってその際に代金を払う「便利超商取貨付款」で、その次に多いのが「宅配貨到付款」という代引きによって決済する方法となっています。
こうした背景にはコンビニの多さが関係しています。

コンビニ事情

台湾には9,000店舗以上のコンビニがあり、100mに1店の割合で点在していることから店舗密度は世界一とも言われています。
主にはセブンイレブン、ファミリーマート、OK-MART、Hi-Lifeの4チェーンで、コンビニを利用する人が多いためコンビニ決済が主流となっているのです。

物流事情

台湾における物流機能はめざましい発達を遂げています。
それには日本のさまざまな宅配業者などが台湾に進出したことが大きな理由であると考えられます。

現在、台湾では日本通運やヤマト運輸、佐川急便という大手運送会社各社が現地の配送事業者と提携してサービスを展開していますが、日本国内で蓄積された技術やノウハウが提供されたことで、今後もさらに物流システムの質が向上すると考えられています。
コンビニ受け取りの活用の多さもこうした物流の発達に支えられていると言えます。

ショッピングモール(Yahoo!)事情

台湾で一番人気が高く利用者も多いECサイトはYahoo! です。
Yahoo!のサイトは2つのスタイルが存在しており、どちらも圧倒的な売り上げを誇っています。
このことから、台湾でネットショップを展開するのであればYahoo! のショッピングモールでの展開が成功の鍵であると言えるのではないでしょうか。

台湾で人気のECサイト10選

スマホを操作する人

現在、台湾ではどのようなECサイトに人気があるのでしょうか。
ここでは台湾のEC事情をチェックする意味でYahoo!を筆頭とした台湾ECサイト10選をご紹介いたします。
各サイトのデザイン構成やアプローチのしかたなど、今後展開されるEC戦略の参考としてご覧ください。

《Yahoo!のサービス》

Yahoo!奇摩 購物中心

2004年にサプライヤ―だった興奇科技有限会社が Yahoo! 奇摩と提携してサービスを開始しましたが、2008年にはYahoo!奇摩と興奇科技有限会社が合併したため、それ以降はYahoo!奇摩が直接運営を行っています。
わかりやすくいうとセレクトショップのようなスタイルで構成されており、台湾では信頼性の高いEC サイトとして認識されています。

Yahoo!奇摩 超級商城

Yahoo!奇摩には先に紹介した「Yahoo!奇摩 購物中心」とこちらの「Yahoo!奇摩 超級商城」の2つのショッピングサイトが存在しており、超級商城は 主にYahoo!奇摩に多種多様なEC サイトが出店するスタイルのショッピングモールとなっています。
そのため、同じ商品を扱うショップが数店存在していることもあり、価格などもショップによって違ったりしています。

《台湾発のサービス》

PChome Store

「PChome Store」の公式サイト
出典PChome Store

台湾が誇る大手インターネット企業の PChome Online が手掛けるショッピングモールです。
2011年7月には出店が10,000件を超え、300万点以上の商品が出品されました。

家電をはじめ、スマートフォンや携帯電話、衣料品など幅広いジャンルがあり、2010年11月には伊藤忠商事が国際戦略パートナーとしてこの PChome Store に出資を行いました。

momo購物網

2004年9月に台灣大哥大集團、韓國樂天集團(LOTTE)、東元集團、その他数社で資本金を出資してスタートしたサイトです。
大きな特徴としてはECサイト以外にカタログ通販、TVショッピングのチャネルを持ち、主に女性のターゲットとしたECサイトになっている点です。

博客来

「博客来」の公式サイト
出典博客来

1996年にネットで書籍を販売からスタートし、CD/DVD、食料品、玩具、ファッション、化粧品、家電とカテゴリ―を増やし続け、2013年には500万ユーザーを突破したECサイトです。
イメージとしてはAmazonに近いのではないでしょうか。
書籍に関しては2004年から海外からの注文に対応するなど、サービス範囲を拡大しています。

PayEasy

「PayEasy」の公式サイト
出典PayEasy

主に化粧品や美容用品、衣料品、さらには健康食品といった商品を扱っている、女性を顧客にしたECサイトです。
会員登録者数は300万人以上で、台湾の大多数の女性が利用していると言われています。

《日本でもおなじみのサービス》

7net

「7net」の公式サイト
出典7net

セブン-イレブンが展開している台湾の EC サイトです。
日本と同様に食品から生活用品まで実際のコンビニエンスストアで販売されている商品がそのまま売られています。
また、服飾館というカテゴリでは、ニッセンやセシールといった通販ブランドの専用ページが設置されているのも特徴です。

楽天市場

「楽天市場」の公式サイト
出典楽天市場

楽天がはじめて海外でEC展開したのが台湾であり、台湾大手の流通企業と提携して展開しているサイトです。
デザインは日本とほぼ共通したもので構成されていますが、面白いのは日本の楽天市場の上部にあるページカテゴリーにおいて一番右におかれた「海外」の項目から、台湾、ドイツ、フランス、アメリカ、ブラジルといったECサイトを展開している各国のサイトでジャンプできるようになっている点です。

台湾角川

「台湾角川」の公式サイト
出典台湾角川

日本の出版社である角川が出資をして現地の台湾法人が運営を行っているサイトです。
日本の漫画や雑誌は台湾では大変人気があるため、会員登録して購入している常連客も多いようです。
設立 1999年4月22日ですので、15年以上台湾で展開している海外向けECの草分け的存在と言えます。

UNIQLO Taiwan

2010年から台湾で展開をはじめたUNIQLOのオンラインストアです。
台湾においてファストファッション系では他のブランドが台頭していますが、UNIQLO=メイドインジャパンということもあり、ファッションに関心のある多くの人々に認知されているため、今後の躍進が注目されています。

【まとめ】台湾への進出を相談するならアイミツへ

ショッピングモール

いかがでしたか。海外向けECで海外進出するならまず台湾を見据えた戦略が有効となる可能性が高いことが十分におわかりいただけたのではないでしょうか。

しかし、実際にECサイトを立ち上げて勝負をしようと思っても、どういった展開をすればいいのかいまいちわからない部分も多いと思います。
その際はやはり海外向けECサイトの構築などを実績に持つ業者と相談をしながらすすめるのが最善の方法であると思われます。

「よし、では海外向けECに詳しい業者を探そう!」そう思われた方は日本最大級の発注業者比較サイト「アイミツ」をぜひご利用ください。

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