徹底した調査でわかるショッピングカート「たまごリピート」の実態

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更新日:2018年11月02日 | 公開日:2018年11月02日

ネットショップで継続的に売り上げをあげていくうえで、定期購入は非常に有効なアプローチの1つです。

とりわけ健康食品や化粧品、ヘルスケア関連製品の分野では定期購入のニーズが高く、あるソフトウェア開発会社が2015年に行った調査によると、直近1年以内にインターネットで化粧品やサプリメントを購入したユーザーのうち、20代以上の男性の約40%、女性の約30%が定期購入を利用しています。
その都度商品を選んで注文する手間が省けるため、近年ではシニア層の利用も増えているようです。

今回ご紹介する「たまごリピート」(運営会社:テモナ株式会社(東京都渋谷区))は、名前のとおり定期購入に特化して開発されたショッピングカートです。2008年のサービス開始以来、1,000社以上に導入され、定期購入用のツールとしては国内トップクラスのシェアを誇ります。

クライアントのなかには日清製粉グループやTBCなど各分野のリーディンクカンパニーが多数。定期購入の会員管理業務を約80%削減した健康食品販売会社など、成功事例も豊富です。

<総評> 「たまごリピート」は定期購入に特化した高機能な基幹システム

ひと言でいえば、「たまごリピート」は定期購入に特化した高機能な基幹システムです。

ショッピングカートでの決済はもちろん、電話やハガキからの注文も一括管理することができ、ステップメールなどリピート促進に欠かせない機能を標準搭載しています。

たとえばチラシやカタログを配布して集客を図り、集まった顧客データをもとに継続的にメールでアプローチするといったことも可能です。オンライン・オフライン問わず定期購入に注力していきたい企業にとっては非常に心強いツールだと思います。

ただその一方で料金はやや高く、継続的に利用するとなると年間80万円~100万円程度の出費は避けられません。契約できるのも法人に限られており、導入までのハードルはやや高いと言えそうです。

他のショッピングカートサービスと比べてどうなのか?

まずは料金の面から見ていくと、「たまごリピート」のASP版は初期費用6万9,800円+月額4万9,800円。さらにクレジットカード決済を導入すると初期費用8万円+月額5,000円の費用が発生し、前述のとおり年間80万円以上の出費は避けられません。

同じく定期購入用に開発された「リピスト」が初期費用2万9,800円+月額1万4,800円、「カラーミーリピート」が初期費用無料・月額9,800円から利用できるのと比較すると、正直なところかなり割高です。

ただその分だけ機能は非常に充実しており、ステップメールや電話注文の受け付け機能のほか、売り上げ分析、納品書の作成・出力、問い合わせに対するエスカレーション機能なども標準搭載されています。
オプションを利用すれば楽天市場やYahoo!ショッピングの受注データをCSVファイル化して読み込んだり、会員ランクごとに割引率を設定したりすることも可能です。

料金は決して安くないものの、さまざまな機能を活用して本格的に定期購入に取り組んでいきたい人には有力な選択肢の1つになるのではないでしょうか。

1.「たまごリピート」の6つのメリット

ここからは「たまごリピート」の具体的なメリットとデメリットについてご紹介します。まずはメリットから。大きく6つにまとめてみました。

1-1.電話での注文・問い合わせに対応

「たまごリピート」には電話で受け付けた注文を管理する機能が付いていて、顧客の氏名・電話番号のほか、会員ランク、過去の注文履歴、配送ステータスなどを1つの画面上で把握できます。アカウント権限を設定することにより、コールセンターなど外部の環境で使用することも可能です。

健康食品やサプリメントを定期購入している商品者のなかには、PCやスマホに不慣れな高齢の方も少なくありません。そういった点では顧客の取りこぼしを防げる非常に便利な機能ではないでしょうか。

1-2.ステップメールを標準搭載

顧客の訪問履歴や購入履歴をもとにシナリオを作成し、あらかじめスケジュールを立ててメルマガを配信することができます。ステップメールを送るために他のメルマガ配信システムを導入する必要はありません。

1-3. 分析機能が充実

売り上げや顧客データの分析機能が非常に充実しているのも「たまごリピート」のメリットの1つです。
当月の見込み売り上げや、新規・継続・休眠といった顧客別のステータスを自動集計し、管理画面上で一覧表示します。集計データはCSV形式でダウンロードできるうえ、管理画面をそのままExcelに貼り付けてあらためて集計し直すことも可能です。
冒頭でご紹介した健康食品販売会社では、この機能をフル活用して会員管理にかかっていた時間を80%以上削減しました。

1-4. リピート促進のための機能が充実

前述のステップメールのほか、無料サンプルやプレゼントの応募フォーム、クーポン・ポイント付与、関連商品のレコメンド、発送完了の自動メール返信といった機能がついています。
いずれも標準機能のため料金プランによる制限はなく、もちろん追加費用もかかりません。

1-5. オプション機能が豊富

いずれも有料ではありますが、ソーシャルメディアのIDと連携させてFacebookアカウントだけで会員登録登録できるようにしたり、運営会社が提供しているEFO(入力フォームの最適化)ツールを利用したりすることができます。
とりわけEFOツールの評判は高く、あるITサービス関連会社では導入によってカゴ落ちを大幅に改善し、平均売り上げを20%以上アップさせました。

1-6. 万全のアフターサポート

メール・電話でのサポートデスクを用意しているほか、利用者向けの講習会やワークショップを定期的に開催しています。
また、運営元のテモナは50社以上の企業とパートナーシップを結んでおり、コンサルティングから決済・配送代行、商品の保管までECにまつわるあらゆるニーズに対応できます。

2. 「たまごリピート」の3つのデメリット

続いてはデメリットについて。定期購入に特化したツールとして非常に高い完成度を誇る「たまごリピート」ですが、料金などに目を向けている少なからずデメリットもあります。4つに分けてご紹介します。

2-1. 初期費用・月額費用がやや高い

冒頭でもふれたとおり、「たまごリピート」のASP版は初期費用6万9,800円+月額4万9,800円、専用サーバーのゴールドプランは初期費用9万9,800円+月額7万9,800円で、少なくとも年間80万円以上のコストがかかります。
豊富な機能を取り揃えている一方、導入のハードルは決して低くありません。

2-2. クレジットカード決済の手数料がやや高い

クレジットカード決済を導入する際に初期費用として8万円、さらに毎月の基本料5,000円+決済手数料3.4%+売り上げ処理の手数料30円/件がかかります。
同じく定期購入に特化した「カラーミーリピート」が決済と売り上げ処理の手数料(3.4%+30円/件)だけでクレジット決済を導入できるのと比較すると、やはり割高感は否めません。

2-3.デザインテンプレートがない

「たまごカート」は定期購入客の集客・販促機能に特化して開発されており、ショップのデザインやレイアウトまでは考慮されていません。
MakeShop」や「カラーミーショップ」などで用意されているテンプレートもなく、さらにWordPressとも直接連携しないので、基本的にコーディングでページを作成し、SEO対策もテンプレートに頼らず行なう必要があります。
自社にエンジニアがいない企業では外注に頼らざるを得ないケースも多いようです。

2-4. カスタマイズができない

運営会社へ機能改善の要望を出すことはできるものの、自社でシステムを改修し、オリジナルの業務用システムと連携させたりすることはできません。
ステップメールやレコメンドなど一連の機能が付いているので集客面で困ることはなさそうですが、たとえば膨大な量の顧客データベースを直接つなぎ込みたい場合などは、他のシステムを検討した方がいいでしょう。

3.徹底調査でわかった「たまごリピート」を使うべき人・会社

ここまでご紹介してきたメリットとデメリットをふまえ、「たまごリピート」はどういった人に向いているのか3つにまとめてみました。

3-1. 健康食品や化粧品を取り扱うネットショップ

もともと定期購入と相性が良い商材ではありますが、「たまごリピート」の公式サイトで紹介されている導入事例を見ても、やはり健康食品や化粧品を取り扱うネットショップが大多数を占めています。

女性向けのスキンケア製品をメインに取り扱っているあるネットショップでは、サンプル配布機能とステップメールを活用して見込み顧客数・売り上げともに大きく伸ばしました。

3-2. シニア層への販売に注力したい人

「1.「たまごリピート」の6つのメリット」でご紹介したとおり、商品ページのショッピングカートだけでなく、電話からの注文に対応できるのは「たまごリピート」ならではの特徴の1つ。
シニア層へ積極的にアプローチしていきたい人には最適なツールの1つだと思います。

3-3. メールマーケティングに注力したい人

プランを問わず最初からステップメールを使える「たまごリピート」。メールマーケティングを通じて継続的に売り上げを伸ばしていきたい人にもおすすめです。

4.徹底調査でわかった「たまごリピート」を使うべきでない人・会社

一方で以下のような人には「たまごリピート」はあまり向いていないかもしれません。

4-1. できるだけ費用を抑えたい人

繰り返しご紹介してきたように、「たまごリピート」は初期費用・月額費用ともに一般的なショッピングカートの相場より高く、最低でも年間80万円以上のコストがかかります。

あくまで機能や使い勝手との兼ね合いで、金額に対する捉え方もショップの規模によって変わってくるとは思いますが、できるだけ費用を抑えたい人は「カラーミーリピート」をはじめとする廉価な共同購入向けショッピングカートを利用した方がいいのではないでしょうか。

4-2. カスタマイズをしたい人

こちらは「2. 「たまごリピート」の3つのデメリット」でご紹介したとおりです。
利用者それぞれでカスタマイズすることはできないので、自社オリジナルの業務用システムと連携させたい人や、大量の顧客データベースをつなぎ込みたい人は他のショッピングカートを検討しましょう。

5. 「たまごリピート」への登録方法

続いて「たまごリピート」の登録方法についてご紹介します。やや高額な点もあってか、webサイト上のやりとりだけで申し込みが完了することはなく、登録フォームを送信した後でいったん営業担当者からの連絡を待つ流れになります。また、法人以外は契約できないので注意しましょう。

5-1. 公式サイトにアクセスして問い合わせボタンをクリック

まず「たまごリピート」の公式サイト(http://tamago.temonalab.com/)にアクセスして、画面上部の「新規導入を検討中のお客様」というバナーをクリックします。

5-2. 問い合わせフォームに必要事項を入力

問い合わせフォームが表示されるので、上から順に会社名、氏名、Eメールアドレス、電話番号を入力します。
入力が完了したらプライバシーポリシーを確認して画面下部の「確認画面へ」を選択。確認画面の送信ボタンをクリックすれば登録は完了です。いったん営業担当者からの連絡を待ちましょう。

5-3. すり合わせ後、契約書にサインして利用スタート

通常、1営業以内に運営会社の営業担当者からコンタクトがあります。あらためて利用の目的や導入の経緯を伝え、要件をすり合わせましょう。
すり合わせが終わったら契約書・各種請求書にサイン。料金の入金後、2週間以内にアカウントが発行され、管理画面を使えるようになります。

6. 「たまごリピート」の効果的な使い方

最後に「たまごリピート」の効果的な使い方について2つご紹介します。ぜひ参考にしてみてください。

6-1. ステップメールを活用する

定期購入のプロモーションには欠かせないステップメール。
「たまごリピート」のステップメールは、サンプル請求者やそれぞれの商品の購入者まで幅広い条件を設定して配信できるうえ、ステップDM用のラベルデータをダウンロードできる機能も付いています。積極的に活用して売り上げアップにつなげていきましょう。

6-2. フルフィルメントサービスを活用する

「1.「たまごリピート」の6つのメリット)でご紹介したように、「たまごリピート」は50社以上の外部パートナー企業と提携しており、そのなかには物流倉庫や発送代行会社も数多く含まれています。
あくまで有料にはなりますが、上手く活用すればルーティンワークの手間が省け、商品企画などより本質的な業務に時間を充てられるようになるはずです。

7. まとめ

いかがだったでしょうか。定期購入に特化したショッピングカートとしてこれまで1,000社以上のクライアントに導入されてきた「たまごリピート」。

電話からの注文対応やステップメールが標準搭載されているうえオプションも豊富で、本格的に定期購入に取り組みたいネットショップにとっては有力な選択肢の1つだと思います。

その反面で初期費用・月額費用は一般的な相場より高く、テンプレートなどページ作成に必要な機能が付いていないので、やや人を選ぶツールであるとも言えるかもしれません。ショッピングカートを導入する際は今回ご紹介した内容をぜひお役立てください。

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