法人カーリースがおすすめな理由とは？メリット・デメリットを解説【2024年最新版】

初期費用がかからず、月々一定の料金で車を自由に利用できる法人カーリースは、企業が車を調達する際の有力な選択肢の1つです。そこで今回は、カーリース会社をはじめとしたさまざまな外注先を比較検討できる「アイミツ」が、法人カーリースの仕組みや種類などの基礎知識に加え、メリット・デメリットを詳しく解説します。

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まずは、法人カーリースの基礎知識についてご紹介します。法人カーリースの仕組みや種類などを順に解説するので、「法人カーリースがどのようなサービスであるか」を把握し、基本的な概要を押さえましょう。

カーリースとは、月々一定額を支払うことで、リース会社が所有する車の使用権を得られるサービスです。基本的に車は契約者が希望するものを選択し、購入はリース会社が行います。その上で、毎月一定額を支払う代わりに、契約者は車を契約期間中自由に使えるという仕組みです。「貸し出す」点においてはレンタカーやカーシェアと同じですが、法人カーリースの場合、対象の車両を契約者（企業）がいつでも好きなタイミングで独占的に使えるため、自社で所要している車両を使うケースと感覚的にはほとんど変わりありません。

法人カーリースには、大きく分けて以下2種類のタイプが用意されています。

1.メンテナンスリース
2.ファイナンスリース

ここからそれぞれの特徴を解説しますので、どのようなニーズとマッチするのかを見ていきましょう。

メンテナンスリースは、車両本体のリース料だけでなく、車検や点検、オイル交換、タイヤ交換、消耗品といったメンテナンス費用一式まで月々のリース料に含められるタイプの契約方式です。継続的に車を利用するためには、さまざまなメンテナンスが必要不可欠。メンテナンスリースを契約しておけば、メンテナンス関連のコストを気にすることなく車を運用できるメリットがあります。しかし、メンテナンスにかかるコストがリース料に含まれるため、ファイナンスリースより月々の支払額は高くなります。

ファイナンスリースは、車両本体価格や各種税金（自動車税や自賠責保険料など）といった本来車を購入する際にかかる初期費用が月々のリース料金に含まれたタイプの契約方式です。ただし、このファイナンスリース自体がカーリースのベーシックな仕組みであるため、「ファイナンスリース＋メンテナンス」がメンテナンスリースとなります。ファイナンスリースはメンテナンス料金がリース料に含まれておらず、月々の経済的コストに焦点を絞った契約方式なので、とにかく毎月のコストを抑えたい方と相性が良いといえるでしょう。

ここからは、法人カーリースを利用する3つのメリットを紹介するので、順にチェックしてみてください。

法人カーリースのメリットとして外せないのが「初期費用がかからない」点です。自身で車を購入する場合、仮にローンを組んだとしても基本的には頭金としてまとまったお金を用意しなければなりません。また、車両本体価格以外にも税金関連の初期費用がかかります。しかし、カーリースは基本的に「初期費用・頭金0円」で利用できるサービスであるため、まとまったお金を用意することなく社用車や商用車を導入できます。

事業用に車を購入した場合、基本的には購入にかかった費用を数年かけて減却償却しながら経費として計上していくため、購入費用全額をその年度の経費には計上できません。しかしカーリースの場合、まとまった購入コストが発生しないだけでなく、月々のリース料金はそのまま経費として全額計上することが可能です。もちろん減価償却の手間もかかりませんし、リース料金に含まれている税金や管理費用を別途計上する必要もないため、経費業務が簡略化されます。

車を社用車や商用車として利用する場合、ナンバーにも気を使いたいと考える方は少なくないでしょう。その点、法人カーリースの場合はレンタカーやカーシェアのような「わ」ナンバーではなく、購入した際と同様のナンバーが利用できるので安心です。また、ナンバーにこだわりたい場合は希望のナンバーを取得することも可能なので、事業用車として利用している際にリース車だと気づかれる心配はありません。

「自社にあった会社が見つからない」「会社選びに時間が割けない」とお悩みの方は、お気軽に「アイミツ」にお問い合わせください。数あるカーリース会社からあなたの要望にあった会社をピックアップして無料でご紹介いたします。

法人カーリースにはデメリットも存在するので、メリットと合わせて把握し、比較検討に役立てましょう。

多くのカーリースでは、月間・年間など一定期間ごとに走行上限距離が設定されています。カーリースの場合、車の所有権自体はリース会社が持っているため、契約時に設定された車の残価を担保する目的で走行距離制限が設けられているのです。上限距離はリース会社やプランによってさまざまですが、月間で1,000km～2,000km程度が一般的。しかし、中には「走行距離制限なし」のプランを用意している会社もあるため、自社の利用シーンを想定しながら相性の良い会社を探しましょう。

カーリースにおける毎月のリース料金は「契約期間（総額）÷契約月数」で算出されているため、原則中途解約や契約変更はできません。そもそもカーリース自体、契約満了時の残価を設定した上で契約満了を前提として設計されたものであるため、契約途中での解約や契約内容を変更すると計算に狂いが生じてしまうのです。ただし、「絶対に中途解約・契約変更できない」というわけではなく、残った契約期間に応じた違約金を支払うことでこれらが認められる場合もあります。

法人カーリースにはメリット・デメリット両方があるものの、車を調達する際の手段として非常におすすめです。初期費用がかからない、リース料を経費として全額計上できるなどコスト面のメリットが大きいため、カーリースの法人利用は魅力的でしょう。
また、デメリットの部分についても「走行距離制限なしのプランを選ぶ」「違約金対策で任意保険の違約金保険を付ける」など、何らかの対策が可能なものが多いため、トータルで見るとメリットのほうが大きいといえます。

初期費用がかからず、管理する際にかかる手間やコストを抑えて車を調達できる法人カーリースは、社用車や商用車を導入したい方にとって大いに検討の価値があるといえます。しかし、さまざまなカーリース会社・プランから自社にとってベストなものを選択するのは簡単ではありません。
アイミツでは、法人カーリースにおすすめのカーリース会社に関する情報を多数取り揃えており、一括資料請求や一括見積もりも随時受け付けているので、まずはお気軽にお問い合わせください。

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