【2024年最新版】屋内向け防犯カメラおすすめ7選｜選ぶ際のポイントやおすすめの設置業者もご紹介

「オフィス内や店舗内に防犯カメラを設置したい」と考える方は少なくありません。しかし、どうすれば防犯カメラを設置できるのかよく分かっていないという方も多いのではないでしょうか。そこで今回は、屋内向けの防犯カメラを選ぶ際に注意しておきたいポイントをはじめ、おすすめの屋内型防犯カメラや防犯カメラの設置を依頼できる業者についても紹介していきます。防犯カメラを設置するのははじめてのことで、選び方などを1から知りたいという方はぜひ参考にしてください。

はじめに、屋内向けの防犯カメラを選ぶ際にはどのようなポイントに気をつけるべきなのかを確認していきましょう。オフィスや店舗などに設置する屋内向け防犯カメラを設置する際には、防犯カメラであればなんでもいいというわけではありません。オフィスのセキュリティ面を徹底的に対策するためにも、いくつかの点に注意する必要があります。
そこで以下では、

・画質
・夜間撮影
・広角レンズ
・機能
・音声録音機能
・設置台数

上記の6つのポイントについて解説していくので、ぜひ参考になさってください。

屋内向けの防犯カメラを選ぶ際には、画質についてきちんと確認しておくことが非常に重要です。防犯カメラを設置するのは、窃盗など何かしらのトラブルがあった際に、どのような人物が行っているのかを把握するためです。しかし、どのような人物なのかを捉えるためには、その不審者が身につけているものや顔などまできちんと写すことのできるカメラでなければなりません。画質が悪いと不審者の特徴を明確に掴むことができずに問題が解決できないため、まずはじめに画質についてはおさえておくことが大切でしょう。
「そもそも画質がいいかどうかはどう判断するの？」「どこからが画質がいいということになるの？」と疑問に思っている方も多いかもしれませんが、基本的にフルHD対応で200万画素よりも上であれば問題ありません。ここ数年では500万画素以上の画質を誇るハイクオリティモデルもあるため、より鮮明に現場を写してほしいという場合にはおすすめです。

屋内向け防犯カメラを選ぶ際、注意しておきたいのが夜間撮影は可能かどうかといったポイントです。オフィス内や作業場、工場などに防犯カメラを設置したいという場合は、昼夜問わず現場の映像を収めておきたいもの。しかし、夜になり室内が暗くなってからは映像が撮影できないというカメラでは意味がありません。不審者が現れるのは夜間の人がいない間である可能性も高いので、暗くなってからもクリアな映像を撮影できる防犯カメラを選ぶ必要があります。
夜間撮影も可能な防犯カメラであれば、室内が暗い場合であってもクリアに撮影することができ、赤外線撮影機能も利用できるカメラであればより鮮明に写すことができるでしょう。また、防犯灯を搭載しているカメラを利用するのも1つの手段です。

屋内向けの防犯カメラを選ぶ際には、広角レンズが採用されているのかどうかも忘れずにチェックしておきたいところです。防犯カメラを設置したのはいいものの、写すことのできる範囲が限られており、死角が発生してしまっているというパターンも少なくありません。しかし、それでは防犯カメラを設置しているメリットが半減してしまいます。わざわざ防犯カメラを設置するからには、死角をできる限り減らす必要があるでしょう。
そこでおすすめなのが、広角レンズが採用されたタイプの防犯カメラです。撮影できる角度が高いため一般的なレンズよりも死角を減らすことができ、「ここは死角で写らないだろう」と油断している不審者の動きをバッチリと撮影することができます。80〜120度まで広く撮影できるものもリリースされています。

屋内向け防犯カメラを設置するにあたっては、どのような機能が搭載されているのかも忘れずにチェックしておきたいところです。防犯カメラと言ってもそれぞれで搭載されている機能はさまざまであり、電池式のもの、PoE給電のもの、バッテリーが搭載されているもの、光学ズームタイプなど幅広い特徴があるため、どのような機能を求めるのかを整理してからカメラを探すことが重要でしょう。どのような機能が搭載されているかどうかによって費用もバラバラなので、機能について特に細かく希望はないという場合は、予算から逆算してみるのもおすすめです。

防犯カメラをオフィスや店舗などに設置する際には、音声録音機能が必要かどうかも忘れずに検討しておく必要があります。とりわけ店内に防犯カメラを設置したいという場合には、従業員と客とのやりとりが記録されているかどうかが重要な場合も。どのような状況だったのかを正確に把握するためにも、マイクが搭載されており音声録音機能が利用できる防犯カメラの方が安心でしょう。どのような場所で使用するのかをふまえた上で、音声も録音しておくべきか否かを判断してください。

屋内向けの防犯カメラを設置する場合には、何台設置するのかどうかも整理しておく必要があります。金庫や貴重品のある場所など特定の空間だけ撮影できればいいという場合は1台だけで事足りるかもしれませんが、よりセキュリティ強度を上げたいという場合には複数台が必要となります。どこに何台ほど設置すれば効果的なのかわからないという場合には、防犯カメラの設置業者に相談してどうするべきか提案してもらうのも1つの手段です。どのような防犯カメラを選ぶべきなのかもあわせて相談しておくと安心でしょう。

ここからは、屋内向けの置き型防犯カメラをお探しの方に向け、おすすめの置き型防犯カメラを紹介していきます。防犯カメラの中でも置き型タイプを設置しようと検討しており、人気のカメラについて把握しておきたいという方は、ぜひ参考になさってください。

ここからは、更に詳しく特徴やメリットなどを確認していきましょう。

「Google Nest Cam」GA01998-JPは、Googleが提供している屋内型かつ電源アダプター式の防犯カメラです。空間内にいる人やペットなどの動きを区別しながら把握することができ、撮影している空間に誰かが入ってきたなどといった何かしらのアクティビティがあった際にはスマートフォンへと通知することができます。1080pのHDR動画なので、映像をクリアに残すことができるのも心強いでしょう。ナイトビジョン機能が搭載されているので、暗い空間であっても問題ありません。また、対角画角が135度であることから、なるべく死角を減らすことも可能です。録画された映像は暗号化されて保管されるため、データのセキュリティ面が気になるという場合も安心でしょう。

「KX-HDN215-K」は、Panasonicが提供しているペットカメラですが、気軽に使える防犯カメラとしても導入することができます。1週間ダイジェスト機能で撮影された映像を気軽にチェックできるほか、行動ログ機能や音センサー、温度センサーをはじめ、カメラを通した会話機能や首振り機能なども搭載。200万画素のフルHDカメラなので、クリアな映像を残すことができるのもうれしいポイントでしょう。また、置き型の防犯カメラは転倒しやすそうで心許ない……と不安な方も多いかもしれませんが、「KX-HDN215-K」であれば転倒防止構造で設計されているため安心です。月額1,430円、2年目以降は980円（どちらも税込）のサブスクリプションサービスで気軽に導入できる点も魅力と言えます。

「KX-HC600K-W 」は、Panasonicが提供しているホームネットワークの1つである屋内型スイングカメラですが、気軽に防犯カメラを導入したいとご希望の場合でもおすすめのカメラです。空間で何かアクションがあった場合にすぐ把握できる動作検知機能が搭載されているほか、室内の音や温度の変化も察知できる音センサー、温度センサーも搭載。カメラを通じて会話もできるほか、動作検知や音検知など何かしら検知された場合にはスマートフォンに通知を飛ばすこともできるのが便利なポイントでしょう。左右は360度、上下に関しては約90度まで撮影することのできる広範囲な首振り機能は最大の魅力です。

「Tapo C100」は、TP-Linkが提供しているネットワークWi-Fiカメラです。自宅のペットや子供の様子をチェックするためにおすすめの商品ではありますが、オフィスや店舗などに気軽に導入できる防犯カメラが欲しいという場合にはぴったりのカメラで、1080pのフルHDで映像を撮影可能。撮影している空間内で何かアクションがあった場合には即座に検知し、スマートフォンアプリに通知を送信することができるため、万が一のトラブルの際にも素早く対応することができるでしょう。ナイトビジョン機能が搭載されているため、夜間の撮影であっても数メートル先まで問題なくとらえられるほか、もしも不審者らしき人がいればアラーム音やライトでアラートも可能。撮影された動画は、最大128GB（約384時間）までmicroSDに保存することもできます。

「SpotCam Eva2」は、SpotCamが提供しているパンチルトネットワークカメラです。広角レンズでなるべく死角をなくすことができるほか、フルHD1080Pという高画質でクリアな映像を実現。ディテールまでクリアに撮影することができます。また、自動IR（赤外線）によるLED裝備も搭載されており、ナイトビジョン機能も利用可能。室内が暗くなってからもクリアな映像を撮影可能です。何か動きや音などを検知した際には、スマートフォンアプリに通知が届くため安心でしょう。カメラの作動時間に関してはスケジュールを設定しておくこともできるため、「18時〜翌朝8時までだけ動いてほしい」などと限定的に使用したい場合でも対応可能です。

これまで紹介してきた防犯カメラは、ペットや子供の見守りにも使えるようなホームカメラであったため、本格的にセキュリティ対策を徹底したいという場合には少し物足りなさを感じるかもしれません。オフィスや店舗などの空間全体を撮影できるカメラを探しているという場合は、ドーム型カメラやボックス型カメラ、バレット型カメラなどの天井取付型の防犯カメラを導入してみるのがおすすめです。そこでここからは、防犯性により優れている天井取付タイプの防犯カメラについて紹介していきます。

ここからは更に詳しく解説していきます。

「WV-AF21L」は、Panasonicが提供しているHDのアナログ型防犯カメラです。店舗やオフィス内でも空間への違和感なく使用できる屋内ドーム型タイプで、フルHD解像度の映像を難なく出力することができます。さらに、赤外線照明を標準仕様で搭載していることから、夜間であっても30メートル先まで撮影可能。スマートIR機能をあわせて使用することによって、白飛びしてしまっているような顔でもクリアに調整できる点も大きな魅力でしょう。
また、天井設置型の防犯ビデオは何かと設置や設定が面倒そうと思う方も多いかもしれませんが、同じくPanasonicの提供している「HDアナログカメラ駆動ユニット」や「HDアナログディスクレコーダー」とあわせて使用すれば、カメラに同軸ケーブルを接続することによって鮮明な高解像度映像を撮影・録画可能です。

「MTD-E716AHD」は、Mother Toolが提供しているドーム型のAHDカメラです。スモークカバーでレンズがどのように動いているのかがわかりづらくなっているほか、水平視野角は79度。コンパクトなドーム型なので空間の印象を妨げることなく設置できるのがうれしいポイントでしょう。加えて、被写体最低照度は0.005Luxまで対応可能であることから、暗い空間の撮影も問題ありません。本格的な防犯カメラは操作や設定が難しそうと不安な方も多いかもしれませんが、AHD信号・CVBS信号は簡単にスイッチ1つで切り替えられるほか、カメラの向きも気軽に調整可能なので、はじめて防犯カメラを導入するという場合でも安心でしょう。

「自社にあった会社が見つからない」「会社選びに時間が割けない」とお悩みの方は、お気軽に「アイミツ」にお問い合わせください。数ある電気工事会社からあなたの要望にあった会社をピックアップして無料でご紹介いたします。

「防犯カメラを設置するからには天井設置型がいいが、どのように設置したらいいの？」とお悩みの方に向け、屋内外の防犯カメラの設置に特化した専門業者を紹介していきます。
以下で紹介するフォーエステック社の「中央防犯センター」とGRACE社の「電気の工事屋さん」はどちらも自社施工でありながら全国各地からの依頼に対応しているサービスなので、各地で数多くの施工実績を誇る会社に防犯カメラの設置について相談したいという場合にはおすすめでしょう。

ここからは、全国ではなく関東圏を中心に防犯カメラの設置工事に対応している会社を紹介していきます。自社が東京や神奈川、埼玉などの関東圏にあり、全国対応の会社でなくても問題ないという場合には、以下の3社をチェックしてみましょう。

防犯カメラを設置する際には、いくつか注意が必要とされています。特に注意しておきたいのが、個人情報の管理についてです。防犯カメラを設置するのは、オフィスや店舗などで何かしらトラブルが起こった場合に速やかに対応するため、あるいはそもそものトラブルが発生する可能性を抑制するためだと考えられますが、いくら防犯目的でカメラを設置していると言っても、第三者の行動などを撮影しているということを忘れてはなりません。勝手に撮影してしまうことによってプライバシーの侵害であるとされてしまう可能性もあるため、防犯カメラがあることを周知するステッカーなどを貼っておく、録画映像の取り扱いや管理については徹底的にセキュリティ面に配慮して行うなど、慎重に対応を進めましょう。

町の自治会や町内会などによって防犯カメラが設置される場合、補助金制度を活用できる場合もあります。地域によってそのような補助金制度があるかどうかはバラバラですが、例えば神奈川県藤沢市の場合、自治会や町内会によって町中に設置される防犯カメラの設置費用に関しては補助金が交付されます。防犯カメラの設置費用は、本体代や周辺機器代なども含めて数十万円かかることもあるため、ハードルが高いと感じられることも少なくありません。しかし補助金を活用することによって、より気軽に防犯カメラを設置できることでしょう。

電気工事の相場・費用を知りたい方はこちらの記事をぜひチェックしてみてください。 

今回は、オフィスや店舗内におすすめな屋内型の防犯カメラについて紹介してきました。カメラ本体を選ぶ際のポイントやおすすめの防犯カメラ、いざという時に頼りになる防犯カメラ設置業者などもまとめて紹介しましたが、防犯カメラを設置することについてより具体的にイメージできた方も多いのではないでしょうか。
もしもどの防犯カメラにするべきかわからない、どの業者に設置を依頼するべきか迷ってしまうとお困りの場合には、ぜひアイミツにお問い合わせください。