- 課題
- 目先業務に埋没してしまい全体を押さえられる人材が極めて少ない。IT子会社の存在であり、取り組み方にも難しい面がある。スペシャリストとして優秀な人材は多いがルーティン業務の中にとどまっている。優秀であればあるほど自身のキャリアに不安を覚え離職する傾向にある。このままでは行き詰るのは必至である。
仕事への向き合い方、キャリアアップの道筋、人事評価の抜本的見直しを実施したい。
- 解決
- 組織GOALを再認識し達成へのイメージを具体的に構築した。その中で社員ひとりひとりと向き合い各自分自身のビジネス上の存在価値・キャリアプランを確認し腹落ちできるところまで地道にフォローした。すなわち組織GOALと自分自身のキャリアプランを融合させた。
その上で、GOAL達成のための道筋として評価制度・プロフェッショナル制度を再構築していった。
- 効果
- 評価制度は人を評価するためのものではなく、組織GOALと個人のキャリアパスを結び付ける指針・道筋・マニュアルとして存在するものと考える。多くの組織が形骸化する評価制度を取り入れているが、ここでは会社・社員にとって極めて実践的で効果のある環境を構築することが出来た。