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通訳会社の平均費用と料金相場|早見表つき【2024年最新版】

更新日:2024.01.24

この記事では、通訳にかかる費用や失敗しない通訳会社の選び方について解説しています!

PRONIコンシェルジュ 横島
PRONIコンシェルジュ 横島

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通訳費用の算出方法・仕組み

ここからは、費用や仕組みを解説します。

通訳費用の算出方法とクラス分け

通訳の費用のうち、最も大きな割合を占めるのが通訳者の人件費です。

当然、スキルや知識の豊富な通訳者ほど費用が高く、多くの通訳会社は経験年数や実績、得意とする専門分野(金融、ITなど)の有無によって通訳者をアルファベットでクラス分けし、相応の料金を設定しています。(例:スキル・知識の高い順にSクラス→Aクラス→Bクラス→Cクラス)。

詳しくは「主な費用項目と相場」で後述しますが、国際会議などを担当するSクラスの通訳者は1日あたり8万円~12万円、会食や観光アテンドなどを担当するBクラス~Cクラスの通訳者は1日あたり2万円~6万円ほど。半日(4時間以内)の業務の場合、上記金額の60%~70%が相場です。

また、通訳会社によっては通訳者をクラス分けせず、同時通訳、逐次(ちくじ)通訳といった通訳形式によって料金を設定しているところもあります。
ただ、そうした通訳会社も案件の難易度・専門性に応じて担当する通訳者をアサインするので、通訳者のスキルや知識が費用に反映されるという点では基本的に変わりありません。

この人件費をベースに、出張にともなう交通費や宿泊費の実費、会場で使う通訳機材のレンタル・運用料金(機材費)を加えた金額が、一般的な通訳の費用です。

主な費用項目と相場

通訳の種類と費用相場

通訳には大きく分けて3つの形式があります。

【同時通訳】
通訳者がヘッドフォンなどを通して話者の声を聞き取り、2~3秒遅れで通訳。
通訳された音声は受信機や音響装置を通じて聴き手に届けられます。
国際会議やパネルディスカッションなどで採用されることが多く、会場の規模や参加人数にあわせ、通訳専用ブースを設けて行うのが一般的です。

【逐次(ちくじ)通訳】
話者の発言を一定のセンテンスで区切り、その後に通訳という流れを繰り返します。
同時通訳より時間はかかるものの、相手の発言の意図などを確かめながらじっくりコミュニケーションをとることが可能です。
海外視察や商談、表敬訪問のほか、送迎、会食などに向いています。

【ウィスパリング通訳】
通訳者が聞き手の横や後ろに控え、話者の発言をささやくように同時通訳します。
通訳を必要とする参加者が少ない商談や社内会議で用いられることが多いようです。

通訳者のクラスと一般的な価格帯
クラス 一般的な価格帯/日 備考
Sクラス 8万円~12万円 【経験15年以上】 医療・金融・ITなど、 専門分野に精通
Aクラス 5万円~8万円 【経験10年以上】 分野を問わず 的確な通訳が可能
Bクラス 3万円~6万円 【経験5年以上】 一般的なビジネス知識があり、 同時通訳にも対応
Cクラス 2万円~5万円 【経験3年以上】 日常会話レベルの 逐次通訳が中心

続いて通訳者のクラスと一般的な価格帯についてご紹介します。
クラス分けの基準と料金は通訳会社によって若干異なりますが、おおむね上の表の通りです。

【Sクラス】8万円~12万円/日
15年以上の実務経験があり、医療・金融・ITといった専門分野に精通。
専門用語の同時通訳含め、通訳形式を問わず的確・スピーディに対応できます。
いわば通訳のエキスパート。
政府の要人会談に付き添う通訳者や、海外ニュース番組の同時通訳を担当する通訳者も多くはここに含まれます。

【Aクラス】5万円~8万円/日
実務経験10年以上。
Sクラスの通訳者には及ばないものの豊富な実績・経験を持ち、業種や分野を問わず的確な同時通訳・逐次通訳が可能です。
なかには原稿・スライドなしのディスカッションに対応できる通訳者も。

【Bクラス】3万円~6万円/日
実務経験5年以上。
会議、海外での商談など一般的なビジネスシーン全般に対応できます。
案件の難易度によっては同時通訳も可能です。

【Cクラス】2万円~5万円/日
実務経験3年以上。
一般的なビジネス知識と通訳スキルを持ち、海外からの来客の送迎、会食、観光アテンドなど、主に日常会話レベルの逐次通訳を担当します。

通訳の機材費・設備費
機材 一般的な価格帯 備考
赤外線送信機 2万円~3万円
通訳ブース 2万円~3万円
通訳者ユニット 7,000円~1万円
受信機(レシーバー) 600円~800円 聴き手の人数分の機材が必要
簡易同時通訳機器 8,000円~15,000円 マイク・受信機を含む

同時通訳に使う機材のレンタルを通訳会社に頼む場合、通訳者の人件費に加えておおむね上記の機材費がかかります。

現在主流となっている赤外線送信機(2万円~3万円)は音質が非常にクリアなうえ、通訳した音声が壁を通過しないため、機密保持の点でも効果大。
通訳ブース(2万円~3万円)とあわせて国際会議やパネルディスカッションで広く使われているようです。

一方、簡易同時通訳機器(主にFM電波を使った送信・受信機器。8,000円~1万5,000円)は、音質や機密性の点では赤外線方式に及びませんが、その分料金も安く、コストを抑えたい場合に向いています。

見落としがちな費用にも注意

通訳を利用する際の注意事項

実際に通訳を利用する際に注意したいのが移動拘束費
現地までの移動や宿泊など、通訳業務以外の拘束時間に対して発生する費用です。

たとえば、早朝からの会議に同行するため前日午後のうちに移動を済ませておく必要があるというケース。
通訳者は半日以上にわたって他の業務ができません。
その保証分としておおむね通訳1日分の50%程度の移動拘束費がかかります。

また、ケースとしてはそれほど多くないようですが、通訳した音声をネット動画で配信するような場合は二次使用料がかかることもあるので、事前に通訳会社に確認しておくのがおすすめです。

【これだけは押さえておきたいポイント】
  • 通訳の費用は主に通訳者のスキルや知識によって決まる
  • 多くの通訳会社が通訳者を経験年数や専門性に応じてクラス分けし、
    相応の料金を設定
  • Sクラスの通訳者は8万円~12万円、Cクラスは2万円~5万円が相場
  • 機材費は赤外線システムで2万円~3万円
    簡易通訳機器で8,000円~1.5万円ほど
  • 移動や宿泊をともなう場合、移動拘束費(全日料金の50%前後)が発生する

種類別の費用相場

利用シーン別の通訳費用
種類 価格帯 平均的な料金(相場) 備考
国際会議 シンポジウム 8万円~12万円 10万円 別途機材費あり
商談 社内会議 4万円~8万円 6万5,000円 別途機材費あり
現地視察 3万円~6万円 5万円
送迎、会食 2万円~5万円 3万円

次に利用シーン別の通訳費用の相場についてご紹介します。

【国際会議、シンポジウム、パネルディスカッション】
大規模な国際会議やシンポジウム、海外で開かれるパネルディスカッションは、専門用語の同時通訳が求められることも多く、Sクラス(経験15年以上)~Aクラス(経験10年以上)の通訳者が担当するのが一般的です。通訳1日あたりの平均的な相場は10万円。
発注者が会議・シンポジウムの主催者を務める場合や、発表者として参加する場合、これに赤外線送信機(2万円~3万円)や通訳ブースの設置費用(2万円~3万円)をはじめとする機材費が加わります。
一方で発注者が聴き手として参加する場合は、簡易通訳機器(8,000円~15,000円)などを使うことでコストを抑えることも可能です。

【商談、社内会議】
Aクラス(経験10年以上)~Bクラス(経験5年以上)の通訳者が担当することが多いようです。
平均的な相場は1日あたり6万5,000円。
発表者の多い長時間の会議や、複数の拠点を結ぶミーティングでは同時通訳のための簡易通訳機器が必要になり、国際会議などと同様に機材費がかかることも。

【現地視察】
担当するのはBクラス(経験5年以上)の通訳者がメイン。
1日あたり5万円が平均的な相場です。逐次通訳やウィスパリング通訳が中心で、同時通訳のための機材が必要になるケースは稀です。

【送迎、会食、観光のアテンド】
日常会話レベルの逐次通訳が中心となり、主にCクラス(経験3年以上)の通訳者が担当します。
相場は1日あたり3万円。
同時通訳機材を使うことはほとんどなく、会食や送迎時の通訳だけなら半日料金(おおむね1日分の60%~70%)での契約も可能です。

通訳を利用するにあたって準備しておきたいこと

通訳を利用する際のワンポイントアドバイス

長年経験を積んだSクラスやAクラスの通訳者でも、それぞれに得意・不得意分野があるのは一般のビジネスパーソンと同じ。
事前準備もなくすべての案件にスムーズに対応できるわけではありません。

また、たとえば金融・経済に強い通訳者でも、あらゆる国の経済政策に精通し、最新の金融商品やマーケットの動向を常に把握している、という人は少ないようです。

そこで大切になってくるのが、発注者側からの情報共有。
たとえ発表する原稿やパワーポイントが未完成の段階でも、スライドの一部や自社の製品カタログ、営業資料、参考ホームページのURLを手渡すだけで、事前リサーチを行う通訳者にとっては大きな手助けとなります。

「お金を払うのだから…」と通訳者に任せっきりにせず、通訳の参考になる情報はできるだけ多く、できるだけ早いタイミングで共有するようにしましょう。

【これだけは押さえておきたいポイント】
  • 国際会議やシンポジウムの通訳費用は1日あたり10万円が相場
  • 商談や社内会議の相場は1日あたり6万5,000円。現地視察は1日あたり5万円
  • 送迎や会食時だけの通訳なら、
    半日料金(全日料金の60%~70%程度)での契約も可能
  • ささいな参考資料でも
    できるだけ早いタイミングで通訳者に共有することが大切

アイミツでの取引事例

通訳依頼の費用
費目 金額 備考
人件費 4万円/日 通訳歴5年
管理費 10%

実際にあった取引事例をご紹介しました。ご自身の想定する通訳がいくらで依頼できるのか気になりましたらお気軽にお問い合わせください。

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なぜ価格が違う?費用に差が出る理由

ここまでご紹介したように、通訳の費用は基本的に通訳者のスキルと知識によって決まりますが、政府の要人会談、サミット、大規模な国際シンポジウムなどでの実績を持つ通訳会社は比較的料金が高い傾向があります。

一方、タイ語・ベトナム語など東南アジア言語の通訳サービスを手がけ、現地在住のネイティブの通訳者とパートナー契約を結んでいる会社の場合、現地の人件費の安さを背景に、一般的な相場より料金が安いケースがあるようです。

クラウドを利用した低価格な通訳サービス

また、最近ではクラウドを活用した低価格の通訳サービスも増えてきました。

たとえば株式会社ケイ・オプティコム(大阪府大阪市)が運営している「クラウド通訳」。スマートフォンのアプリ経由で英語・北京語・韓国語・タイ語の通訳を呼び出し、20分・2,000円から利用できます。

専門性の高い案件にはあまり向いていないかもしれませんが、できるだけコストを抑えたい場合や、外国人観光客の接客に通訳を利用したい方は、こうしたクラウドサービスを中心に検討するのもおすすめです。

通訳の費用とクオリティは比例しない…?

通訳の費用とクオリティ

ある通訳会社の方から「通訳の料金が高いからといって、クオリティが高いとは限らない」というお話を伺ったことがあります。
その理由の一つは、通訳会社の通訳者に対する管理体制。

数多くの通訳者と提携している通訳会社の場合、一人ひとりのスキルを評価・管理するのに時間がかかるため、通訳者が自己申告した実績だけでクラス分けしていることも…。
また、過去に確かな実績を持っていても、加齢によってパフォーマンスが低下してしまっている通訳者もいるようです。

そういった点でのちのち後悔しないためには、通訳者のクラスや料金だけにとらわれず、じっくり要望を聞いてくれる通訳会社を選ぶことが大切なのかもしれません。

【これだけは押さえておきたいポイント】
  • 政府の要人会談やサミットなどでの実績がある会社は、比較的料金が高い
  • 東南アジアなど人件費の安い地域の現地パートナーと提携している会社は
    料金が安い傾向がある
  • 近年は低価格のクラウド通訳サービスが増加
    外国人観光客の接客などに効果的
  • 通訳者のクラスや料金だけにとらわれず、
    じっくり話を聞いてくれる通訳会社を選ぶことが大切

実際に通訳の料金表を調べてみた

「通訳費用の算出方法」で前述した通り、多くの通訳会社が通訳者のランクをもとに料金を設定しています。
ご参考までにその中から2つの通訳会社の料金表をご紹介します。

株式会社翻訳センターパイオニア(東京都新宿区)の料金表
種類 費用 備考
Sクラス 9万円~12万円/日
Aクラス 6万5,000円~8万円/日 取り扱う言語で変動あり
Bクラス 4万円~5万5,000円/日 取り扱う言語で変動あり
Cクラス 2万5,000円~3万円/日 取り扱う言語で変動あり
株式会社サイマリンガル(東京都港区)の料金表
種類 費用 備考
Aクラス 9万5,000円/日 8時間(実働7時間)以内 8時間超/1h毎 16,000円
Bクラス 7万円/日 8時間(実働7時間)以内 8時間超/1h毎 12,000円
Cクラス 4万5,000円/日 8時間(実働7時間)以内 8時間超/1h毎 8,000円

失敗しない通訳会社選びのためには…

通訳会社選びで失敗しないためのポイント

まず大切なのは、相談の段階でじっくり話を聞いてくれる通訳会社を選ぶこと。
前述のように通訳者の得意・不得意はさまざまで、クラスが高いからといって必ずしも高いパフォーマンスが保証されるわけではありません。

プレゼンの背景や海外の会議に参加する目的などをしっかり聞いたうえで、プロフィールや経歴とあわせて何人かの候補を挙げてくれる会社なら、比較的安心して任せられるはずです。

また、スキルや知識だけでなく通訳者の人となりも大切な要素。
クライアントに代わって質問に立つ場合などは、通訳者の身だしなみや仕草によって相手の印象も大きく変わってきます。

継続的な依頼の場合は、打ち合わせの段階で通訳者と面談できる通訳会社もあるので、そうした機会を使って確かめましょう。

今回ご紹介した内容を、ぜひとも皆さまの業者選びにお役立ていただければと思います。

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