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通訳の種類とは?同時通訳・逐次通訳・ウィスパリングも解説【2024年最新版】

更新日:2024.01.24

ひと口に通訳と言っても、実はさまざまな種類や手法があることはご存じでしょうか?

実は、通訳の種類や手法には、それぞれ適切なシーンがあります。そのため、通訳を外注する際には、まず自社にはどういったタイプの通訳が必要なのかを洗い出すことが必要。

そこで本記事では、通訳の種類をご紹介し、さらに種類ごとの特徴を解説していきます。ぜひ自社に適したタイプの通訳を見つける参考にしてください。

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通訳の手法とは?

まずは、通訳の代表的な3つの手法を見ていきましょう。手法ごとに利用されるシチュエーションをご紹介します。

同時通訳

同時通訳とは、通訳者が発話者の言葉を聞きながら、その場でほぼ同時に発言内容を通訳する手法です。

各国首脳が集まるような大規模な国際会議や、シンポジウムなどの重要な会議で利用されます。また、海外ニュースのテレビ中継などで、同時通訳を聞いたことがある方も多いのではないでしょうか。

同時通訳は、発話者の発言を瞬時に理解したうえで、聞き手に伝わりやすく整理しなければなりません。そのため、同時通訳を行う通訳者には高い能力が必要です。また、集中力を持続させるため、一般的には15分ごとに通訳者を交代しながら通訳を行います。

逐次通訳

逐次通訳は、「順を追って」という意味の「逐次」が使われていることが示す通り、順を追って発話者が話した内容を通訳していく手法です。

発話者は、区切りがよいところで発言を一旦止め、その間に通訳者が発言内容を通訳。そしてまた発言を再開してはストップし、通訳者が都度その部分を通訳することを繰り返していきます。

発言内容をほぼ同時に通訳する同時通訳と比較すると時間がかかりますが、より正確な通訳が可能です。首脳会談などの際に報道で、「会談は30分に渡って行われたが、通訳が入ったため実質15分」などと聞いたことがある方も多いのではないでしょうか。それは、首脳会談のようなミスが許されないような場面では、逐次通訳が用いられるからです。

ウィスパリング

ウィスパリングとは、英語で「ささやき」という意味。その通り、通訳者が聞き手のすぐそばで発話者の発言を通訳するのがウィスパリングです。多くの聴衆のなかで、数名に向けて通訳が必要な場合に用いられます。

発話者の発言を瞬時に通訳する点では、同時通訳とよく似ているでしょう。しかし、同時通訳がヘッドフォンやレシーバーなどといった機材を使用するのに対して、ウィスパリングは基本的に機材を必要としません。

ウィスパリングは、大勢いるシーンで行う同時通訳とは異なり、少人数での会議や商談、あるいは日本語で行われる会議に外国語を話す人が少数参加する場合によく用いられる手法です。

リレー通訳

リレー通訳は、3種類以上の言語が使用される際に用いられる通訳手法です。通訳した言語を別の言語に通訳し、さらに別の言語に通訳することからリレー通訳と呼ばれています。

一例として、英語、フランス語、ドイツ語、日本語話者がいる日本での国際会議を取り上げてみましょう。この場合、各言語の同時通訳者が同席することが望ましいですが、実際に確保することは非常に困難です。

そのため、日本で行われる会議の場合は日本語をキー言語として、日英、日仏、日独の同時通訳者がお互いに同時通訳し合います。たとえば、英語での発言があれば、まず英語を日本語に通訳し、その内容を日仏、日独の同時通訳者がそれぞれの言語に通訳するという形です。

さまざまな通訳の種類

次に、通訳の種類と種類ごとの特徴をお伝えします。通訳を外注する際の参考にしてください。

会議通訳

会議通訳は、国際会議や学術会議、シンポジウム、あるいは政府間協議などの場で行う通訳です。重要な決定が下されることが多く、参加者間で確実に意思疎通を図らなければならないだけに、通訳が非常に重要な役割を果たします。

会議通訳を行うには、会議に関する用語の知識や語学力はもちろん、高度な専門知識も必須。また、正確でスピーディーな意思疎通が求められるため、豊富な実務経験を持つ実力ある通訳者が適任です。さらに、会議の種類によっては同時通訳やリレー通訳のスキルも必要になるでしょう。

数ある通訳の種類のなかでも、最上位に位置付けられているのが会議通訳です。そのため、費用ももっとも高額になります。

ビジネス通訳

ビジネス通訳は、文字通り国際的な商談や異なる言語を扱う社員が参加する社内ミーティングなど、ビジネスの現場で行う通訳のことです。ビジネスのグローバル化や社員の多国籍化、生産拠点の海外進出が進む現在、ビジネス通訳の需要は年々増加しています。通訳方法は、主に逐次通訳やウィスパリングです。

ビジネス通訳を行うには、英語をはじめとした語学力はもちろん、取り扱う商品の知識や業界用語、さらには各国のビジネスマナーなど、広範囲にわたる知識が必要。国際的な商談では、通訳者のプレゼンテーション能力が商談の行方を左右するとも言われているほどです。

放送通訳

放送通訳では、海外のニュースなどを日本語に通訳、あるいは日本のニュースを外国語に通訳します。海外のニュース番組を日常的に見ている人にとっては、身近な存在ではないでしょうか。

放送通訳には、話し手の言葉を瞬時に通訳する同時通訳のほか、海外ニュースの放送を事前に通訳者がチェックしてからわかりやすく情報を整理して通訳する時差通訳という手法があります。いずれにおいても、通訳者にはニュース内容を正しく理解するための歴史的背景や文化に関する理解が必要です。

また、わかりやすくニュースを伝えるために、アナウンサーのように正しい日本語を使用できるスキルも欠かせません。

エンターテインメント通訳

エンターテインメント通訳は、海外から来日した歌手や俳優、スポーツ選手などの通訳や、映画・音楽などのエンターテインメント業界に特化した通訳のことです。

エンターテインメント通訳の主な仕事は記者会見やメディアでのインタビューの通訳ですが、それ以外にも来日した著名人に同行することがあります。そのため、「エスコート通訳」と言われることも。

一般的な通訳では正確さが求められますが、エンターテインメント通訳においてはその限りではありません。場面によっては、正確さよりも話し手のキャラクターや感情をくみ取って表現することが求められます。そのため、語学力のほかに、著名人の人となりや作品に関する情報など、通訳する対象に特化した知識が必要です。

通訳ガイド

外国人観光客に向けて、日本の観光地案内を行うのが通訳ガイドです。一般的な通訳とは異なり、誰かの言葉を他言語に変換して伝えることがメインではありません。

通訳ガイドのメインとなるのは観光案内です。観光地をガイドし、その地についての説明や日本の文化紹介などを外国語で行います。語学力や説明力に加え、観光地や日本の文化・歴史に対する深い知識が必要です。

また、ほかの種類の通訳では特別な資格が必要ありませんが、通訳ガイドには「通訳案内士」という国家資格の取得が必須。さらに、観光地のある都道府県に通訳ガイドとして登録しなければなりません。

コミュニティ通訳

コミュニティ通訳は、日本語を話せない在日外国人の生活をサポートするための通訳です。以下の4種類があります。

【学校通訳】
在日外国人の子どもや保護者が学校関係者とコミュニケーションを取るための通訳サポート。日本語が理解できないと難しい各種手続きや保護者面談の際に力を発揮します。

【医療通訳】
病院や薬局などで在日外国人と医療関係者のコミュニケーションをサポートするための通訳。医療に関する知識が要求されます。

【行政通訳】
役所での各種手続きをサポートする通訳。行政手続きに関する知識が必要です。

【司法通訳】
警察での取り調べや司法の場で必要な通訳。正確に通訳する能力が求められます。

アテンド通訳

アテンド通訳の「アテンド(attend)」には、「人の世話や接待をする」という意味があります。外国からのゲストへの付き添いや、接待を行いながら通訳を行うのがアテンド通訳です。

その仕事内容は多岐にわたり、空港での出迎え・目的地への同行から、移動する車や食事の手配、宿泊先のホテルまで送り届けるのもアテンド通訳の仕事に含まれます。

アテンド通訳には、語学力のほか、マナー知識も欠かせません。さらに、ゲストに満足してもらえる高いコミュニケーションスキルや、一般常識・時事問題などの幅広い知識、おもてなしの心なども要求されます。

まとめ

通訳の種類や手法、それぞれの特徴についてお伝えしました。ひと口に通訳と言っても、その種類は多岐にわたり、業務内容や必要なスキルも異なります。また、通訳会社によっても得意分野はさまざまです。

そのため、まずは通訳に何を求めるのかを明確にしたうえで、ニーズに合った通訳会社を選んぶことが重要だと言えます。どのような会社に依頼したらいいのかわからない方は、ぜひアイミツにご相談ください。10万件以上の利用実績を持つアイミツが、ご要望に沿って通訳会社をご紹介いたします。

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