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公開日:2019年07月12日 更新日:2019年07月12日

SIPフォンとは?今更聞けない疑問にお答え!

電話をする女性

誰もがインターネットを利用できるようになった現在、従来からある固定電話の仕組みをIPネットワークに応用しようという動きが加速しています。それが光ファイバーなどを利用したIP電話、インターネット電話であり、こうした電話サービスの端末としての役割を果たすのが「SIPフォン」です。

SIPフォンと一般的なアナログ電話機との違いは、インターネットでの利用を前提にしたプロトコル「VoIP」(Voice over Internet Protocol)に対応していることです。ではVoIPとはなんでしょうか。実はそれほど難しく考える必要はありません。

通話は、人の声という「アナログ音声」のやり取りです。これをインターネット環境でやり取りするには、アナログ音声を「デジタルデータ」に変換し、データを圧縮したうえで細かく分割、パケットとしてデータを送受信します。このように、音声(Voice)をインターネット(Internet Protocol)に重畳(over)して送受信する仕組みやアプリケーションが「VoIP」 です。

動画や音楽のストリーミングサービスなど、インターネットで幅広く利用されているVoIPですが、これを電話で利用する際に重要になるキーワードが「SIP」です。VoIPに対応した電話機端末がSIPフォンと呼ばれるのはこのためだといえるでしょう。

それでは、IP電話で重要なSIPとは、いったいなんのことでしょうか。IP電話の端末としてのSIPフォンとは、具体的にどのようなものなのか。ビジネスフォン、IP-PBXとなにが違うのか。おすすめのSIPフォンを紹介するとともにメリット・デメリットにも触れていきます。

目次

1.そもそもSIPとは何か

SIPとは、IETFによって標準化された通信プロトコル規格であり、Session Intiation Protocolの略称です。

SIPは、電話のためだけに策定された規格ではなく、映像などを含めたマルチメディアでも利用されますが、本来の目的は「送受信するそれぞれの端末=ユーザーエージェント(UA)」同士のセッションを確立させ、データの送受信自体は直接「P2P(Pear to Pear)」でやり取りさせることです。これによって、データサーバに負担をかけないリアルタイム通信を実現できます。

HTTPをベースにした技術で開発されたSIPは、パケット欠落に備えたメッセージ再送信の仕組みも組み込まれているため、電話としてのシグナリングプロトコルとして最適であり、IP電話を構成する重要な要素として欠かせなくなっています。

具体的には、IPネットワークにそれぞれ接続された複数のSIP端末=UAと、SIPサーバをセットで考え、IP電話のシステムが構成されます。システム内に存在するUAのIPアドレスなどをSIPサーバが保管・管理し、相手側のUAとシグナリングすることによって接続を確立し、UA同士のP2P通話を実現しているのです。

1-1.SIPサーバとIP-PBXの関係

SIPサーバは、UAであるSIPフォン同士をIPアドレスや電話番号で接続してセッションを確立し、IPネットワーク環境を活用した音声通話=電話サービスを実現するためのサーバです。

IP-PBX(Internet Protocol - Private Brunch eXchange)は、従来の主装置が行っていた電話交換機の役割を、IPネットワーク環境で実現するものであり、発着信制御、保留、転送、代理応答などはもちろん、PC連携やスマートフォン内線化なども可能にする電話交換システムです。

つまり、電話交換システムであるIP-PBXは、それ単体で電話サービスを実現するシグナリングプロトコルを持たないため、SIPサーバなどを組み合わせて利用することで、IP電話のサービスを実現しているのです。

一方で、シグナリングプロトコルの役割を果たすのはSIPだけではありません。ISDNの技術をもとに開発された「H.323」など、いくつかのプロトコルが存在するため、すべてのIP-PBXがSIPサーバを持っているわけではないのです。IP-PBXに接続して使用するIP電話機が、SIPフォンとは限らないのはこのためです。

2.SIPフォンの種類

SIPフォンは、VoIPの技術を応用した、IPネットワーク端末としての電話機であり、IPネットワーク環境にSIPサーバがあれば、IP-PBXがなくても電話機として利用できるのが大きな特徴です。

SIPサーバは独自に構築するのも可能であり、IP-PBXに構築したSIPサーバを追加もできますが、クラウドPBXやIP電話サービスをSIPサーバとして利用するのが一般的でしょう。またもうひとつの特徴として、IPネットワーク環境にあるクラウドPBXや、ローカルネットワークにあるSIPサーバと接続するのに、電話線ではなくLANを利用することが挙げられます。

つまり、IPネットワークに接続できるLANポートと、VoIPアプリケーションを動作させられる環境があればSIPフォンを構築できるのです。SIPフォンにソフトウェアベースのもの、ハードウェアベースのものがあるのはこのためだといえるでしょう。

ここでは、ソフトウェアベース・ハードウェアベースそれぞれの種類についてお伝えします。

2-1.ソフトウェアベース

IPネットワークに接続できる汎用コンピューターに専用のソフトウェアをインストールし、マイクやスピーカーを接続して電話機代わりに利用するのが、ソフトウェアベースのSIPフォンです。

パケットデータをアナログに変換して音声に戻したり、話した言葉をデジタルに変換してパケットデータ化するのに、サウンドカードの追加が必要な場合もあります。しかし、基本的にインターネット環境とコンピューターがあれば、ソフトウェアをインストールだけという手軽さが特徴で、電話工事なども必要ないのが魅力です。

代表的なソフトウェアとしては、Windows向けに用意された無料ソフトウェア「3CX VoIPフォン」や、非営利目的の個人利用であれば無料で使える「Express Talkソフトフォン」専用のUSB受話器を接続できる「MOT/PBXソフトフォン」などが挙げられます。

2-2.ハードウェアベース

電話機というハードウェアのなかに、LANポート・サウンドカード・OS・VoIPソフトウェアを組み込み、IP電話専用の電話機として作られたのがハードウェアベースのSIPフォンです。

IPネットワークに接続されているローカルネットワークがあれば、ハブを介してLAN接続するだけで機能するのが、ハードウェアベースSIPフォンの特徴です。もちろん電話工事も必要ありません。

機種によっては、複数のLANポートを備えている場合もあり、1つのポートに対して1つのSIPアカウントを割り当てられるため、搭載しているポート以上の外線を1台のSIPフォンで受信できるのも特徴です。IPネットワークのインタラクティブ性を利用し、テレビ会議用のカメラやディスプレイが搭載されている機種や、追加機能を割り当てるファンクションキーを備える機種などもあり、ニーズに応じて多彩なSIPフォンを選択できます。

3.おすすめのSIPフォン4選

それでは、大きな注目を集めるSIPフォンにはどのような機種があり、どのような特徴を備えているのか。

今回は、ハードウェアベースのSIPフォンを例に、海外製品・日本製品を含めおすすめの機種を具体的に紹介します。

3-1.Grandstream GXP1610

Grandstream GXP1610は、米国ボストンに本拠を置くGrandstream社が開発・販売する、小規模ビジネスや家庭向けのLinuxベースハードウェアSIPフォンです。

1つ搭載されたLANポートにSIPアカウントを1つ割り当て可能。2回線までのコールをファンクションキーで切り替えながら受信できます。通話とアカウントを保護するTLS、SRTPセキュリティ暗号化がされたパケットデータは、ハイディフィニションオーディオと全二重スピーカーフォンでクリアな音質を実現。ヘッドセットを利用した通話も可能です。

単体で500件までの電話登録ができるのはもちろん、生産性を大幅に向上させる3者会談「3 way voice conference」にも対応。SOHOだけでなく、病院などでも使いやすい機能を備えています。視認性のいい液晶画面と、カスタマイズ可能なソフトキー3個を装備、プロビジョニングを簡単にできるのも魅力でしょう。

3-2.Grandstream GXP2140

Grandstream GXP2140は、ギガビットLANポートを2つ搭載し、4つまでのSIPアカウントと、4回線までのコールを4つのファンクションキーで切り替えて受信できる、ビジネス向けに多彩な機能を搭載したLinuxベースハードウェアSIPフォンです。

GXP1610同様、TLS、SRTPセキュリティ暗号化やハイディフィニションオーディオ、全二重スピーカーの搭載、Bluetoothヘッドセットが利用可能なのはもちろん、5者会談が可能な「5 way voice conference」にも対応できます。

視認性に優れた4.3インチの大型カラーLCDディスプレイも搭載し、USBポートを使ったデータインポート・エクスポートも可能です。あらかじめ組み込まれた天気・為替アプリケーション以外にもビジネスにあわせたさまざまなカスタマイズができます。

3-3.Panasonic KX-HDV430N

Panasonic KX-HDV430N / NBは、ビデオカメラを標準搭載し、テレビ会議を行うのも可能なハードウェアSIPフォンです。

充電も可能なギガビット対応PoE LANポートを2つ備え、最大16個のSIPアカウントを登録可能。Bluetoothヘッドセットのほかにも、有線ヘッドセット用のジャックも装備、さまざまな用途での利用を考慮したハイエンドSIPフォンです。

ハイディフィニションオーディオに対応した高音質などの基本機能を備えたうえで、XMLアプリケーションを開発してKX-HDV430Nに実装するなどの拡張性も備えます。対応ネットワークカメラの映像をKX-HDV430Nで確認する「ネットワークカメラビューワー」も搭載。工場や店舗など、オフィスから離れた場所を4.3インチカラーLCDディスプレイで監視するのも可能です。

3-4.Panasonic KX-UT670N

Panasonic KX-UT670Nは、7インチにもおよぶ大型LCDカラーディスプレイを搭載し、カレンダーやWebブラウザなどがプリインストールされている「スマートデスクホン」と呼ばれるハードウェアSIPフォンです。

ハードウェアテンキーの備えられていない本体は、スクリーンをタッチしてホーム画面から電話アプリを呼び出すソフトフォンのおもむきを持っており、カレンダー・webブラウジングのほかにメールにも対応しています。もちろん、XMLアプリケーションに対応するため、ビジネスにあわせたアプリケーションを開発して搭載するのも可能です。

ハイディフィニションオーディオ、Bluetoothヘッドセット、有線ヘッドセットにも対応するほか、対応ネットワークカメラを活用すれば、KX-HDV430Nでも実現している「ネットワークカメラビューワー」を使うこともできます。

4.SIPフォン導入前には、メリットやデメリットも確認しよう

SIPフォンは、ソフトウェアベースでもハードウェアベースでも、さまざまな通信手段を統合し、従業員間の意思の疎通を円滑にする「ユニファイドコミュニケーション(UC)」を見据えたものだといえます。

UCが何かを理解して実現したい会社にとっては、SIPフォンはまさに最適といえますが、そのほかにもSIPフォンを導入することで得られるメリットは多岐にわたります。たとえば、物理的なPBXがなくても動作し、電話工事が必要ないことから初期費用やランニングコストを削減できます。市外電話が安くなる、海外を含めた拠点間通話を無料にできるなど、通信費の削減も期待できるでしょう。

特にSIPフォンをおすすめできるのは、オフィス規模の増減や移転などが考えられる会社、拠点が多く通信費を削減したい会社、従業員間のコミュニケーションを強化したい会社などです。

もちろん、SIPフォンにもフリーダイヤルが使えない、緊急ダイヤルが使えない、停電やサーバのダウンで電話が一切使えなくなるなど、デメリットがないわけではありません。SIPフォンを導入する目的は何か。実現したいことを明確にしたうえで、メリット・デメリット面を踏まえ、慎重に検討する必要があるでしょう。

アイミツでは、SIPフォンはもちろん、その他のビジネスフォンに関する各種相談も受け付けており、業者紹介も可能です。少しでもオフィスで活用する電話に関する悩みを持っている方はお気軽にご相談ください

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著者

imitsu編集部

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