交通広告のメリットと利用方法&エリア別おすすめ代理店5選【2024年最新版】
「自社の認知度をアップさせたい」「エリアを絞って店舗の集客を図りたい」、そんな方におすすめなのが電車の中吊りやバスのポスターをはじめとする交通広告です。
企業のプロモーション活動に交通広告はどんな効果をもたらすのか、出稿にあたってはどんな点に気を配るべきなのか、詳しく見ていきましょう。
また、記事の後半ではアイミツが厳選した大都市圏別の交通広告代理店もご紹介します。ぜひご一読ください。
このページについて
- このページについて
- ページに掲載されている内容は記事作成時の情報であり、現在は変更になっている場合があります。また、ご依頼内容や納期等の条件によって案件の難易度が変化するため、当ページで紹介されている企業へご依頼される場合は自己責任にてお願いいたします。
- PRONIパートナーとは
- PRONIアイミツと記事掲載契約を締結している企業です。
交通広告とは?
交通広告は、公共の交通機関に掲出される屋外広告(OOH)の一種です。主な広告メニューとしては、電車内の中吊りポスター、タクシー車内のステッカー広告、バスのパネル広告、駅構内のデジタルサイネージ、アドピラー(柱巻き広告)など。
近年頻繁に見かける、写真や・イラストで丸ごとラッピングされたバス、地下鉄の外観も交通広告の1つと言えます。
その歴史は古く、世界初の交通広告が生まれたのは1820年代。日本でも1872年に新橋・横浜間の鉄道が開業すると、車内広告の第1号として酔い止め薬の広告掲出が許可されました。
その後、1900年代に入り鉄道の本数が増え、あわせてバスをはじめとする公共交通機関が整備されたのを皮切りに、交通広告を専門に取り扱う広告代理店も増え始めます。1950年代の終わりには、国鉄(現JR)の車両内における中吊り広告やパネル広告もスタートしました。
大手広告代理店の電通によれば、2020年時点における日本国内の交通広告のマーケット規模は約1,570億円。リスティング広告をはじめとするネット広告やソーシャルメディア広告が広く普及した今もなお、プロモーションツールとして大きな役割を担っています。
交通広告の仕組みと出稿までの流れ
交通広告は、鉄道会社やタクシー会社、自治体の交通局などが提供している広告枠(前述の中吊りポスター、デジタルサイネージ広告など)を代理店が買い付け、出稿を希望する企業に販売するというのが基本的な仕組みです。
広告主側(企業側)は出稿の目的にあわせて広告枠を選び、代理店と契約。掲出場所や媒体、掲出期間に応じて出稿料+代理店の手数料(マージン)・制作費を支払うという形になります。
契約後の流れとしては、マスメディア広告やネット広告とでそれほど大きな違いはありません。
広告主の要望・目的にあわせて代理店もしくは下請けのデザイン会社などが広告のキャッチコピーや画像・イラストを制作し、広告主の最終確認をもって校了(デザインの確定・納品)。その後掲載審査、設置工事を経て出稿となります。
なお、交通広告を取り扱う代理店の多くは、地元エリアの鉄道会社や交通局とコネクションを持っており、一部の大手を除き、都内の代理店が札幌市営地下鉄の広告を取り扱っていたり、名古屋の代理店が九州エリアの交通広告を仲介したりするケースはほぼありません。
そのため、出稿にあたってはまず場所を決めること。自社の商圏にあわせて掲出エリアを絞り込むことが最初のステップとなります。そういった意味で、交通広告の出稿はエリアマーケティングの1つと言えるでしょう。
交通広告のメリット
続いては交通広告のメリットについて、4つの観点からご紹介します。
1.大多数にアピールできる
1つめのメリットは、大多数の消費者へ向けて広くアピールできること。たとえばテレビCMの場合、ターゲットは視聴者だけに限られるうえ、チャンネルを変えられてしまったら広告を見せることはできません。
リスティング広告をはじめとするネット広告も、訴求ターゲットは基本的にWebブラウザやアプリの利用者に限定されます。
一方の交通広告は、1日数十万人が乗降するターミナル駅や公共交通機関に出稿することが可能。端末などにとらわれることなく、自社の商品・サービスの魅力を大々的に訴求できます。
2.インプット効果が期待できる
通勤や通学で公共交通機関を利用する人の多くは、ほぼ毎日変わらず同じ駅や路線を使います。そのため、そこに交通広告を掲出することで、知らず知らずのうちにキャッチコピーの文言や広告のデザインが刷り込まれる効果が期待できます。
「自社の認知度をアップさせたい」「新しくリリースするサービスの名称を広く知ってもらいたい」といった場合には大いに役立つはずです。
3.クリエイティブの幅が広い
クリエイティブの制限が少ないのも、見逃せないメリットの1つです。
たとえばネット広告の場合、広告はどんなに大きくてもPCやスマートフォンのディスプレイに収まるサイズに限られます。しかしアドピラーやデジタルサイネージ、車体ラッピング広告では、縦横1m以上の写真・イラストを掲出したり、大画面のディスプレイで動画を配信したりできます。
加えて、駅構内の広告スペースにモニュメントを設置したり、媒体自体の形を変えて訴求したりすることも可能。たとえば、ある居酒屋チェーンでは、都心ターミナル駅の駅看板をラック方式に改装し、そこに店舗情報を紹介する冊子を投函することで、集客・売り上げを大きく伸ばしました。
4.ダイレクトに誘導できる
駅と直結した商業施設内に店舗を構えている企業の場合、構内にセール情報やイベント案内を掲出することで、顧客をダイレクトに誘導できます。
購買ポイントと物理的に近い場所でプロモーションを展開できるのも、交通広告ならではのメリットです。
交通広告のなかには、掲載料が100万円を超える媒体も少なくないものの(詳細は次章)、使い方によってリードナーチャリング(見込み顧客の育成)の手間が省けるという点では、費用対効果の高い広告と言えるかもしれません。
- 発注先探しのコツは?
- 費用や品質を比較するために複数の企業に問い合わせることが一般的です。
実際に問い合わせをした人の多くは平均4,5社見積もりをとっています。 - 4,5社の見積もりが揃うまでにかかる期間は?
- 4,5社の企業探しから打ち合わせ、見積もり取得するまでには2〜3週間ほどかかる場合が多いでしょう。PRONIアイミツなら最短翌日までに最大6社の見積もりがそろいます。
交通広告の料金
上記のようにさまざまなメリットをもたらす交通広告ですが、出稿にあたっては具体的にどれくらいの費用がかかるのでしょうか?
前述のとおり、交通広告の掲載料は掲出する場所と媒体、期間によって決まります。乗降客数の多い駅や交通機関に、大型サイズの広告を長期にわたって掲載するほど掲載料も高くなるというのが、基本的な仕組みです。
たとえば東京メトロの場合、乗降客数の比較的少ない南北線の車内中吊りポスター(B3用紙サイズ)は、20万円の料金で合計720枚・7日間の掲出が可能。
一方、1日約15万人が乗降する銀座駅コンコース(構内)のノーブルビジョン(横幅4.8m、200インチ相当のデジタルサイネージ)に広告を配信すると、7日間で250万円かかります。
交通広告を取り扱う代理店のなかには、複数の媒体へ同時出稿したり、掲出期間を延長したりすることで、ディスカウント対応してくれるところもあるので、コストを抑えたい場合はあらかじめ相談してみるのがいいでしょう。
東京都の交通広告代理店
ここからは、アイミツおすすめの交通広告代理店をエリア別にご紹介していきます。まずは東京都からです。
株式会社春光社
予算感 | 要問い合わせ |
---|---|
設立年 | 1967年 |
従業員数 | 30-99人 |
会社所在地 | 東京都中央区京橋3丁目7番5号 |
電話番号 | 03-3538-9225 |
大阪府の交通広告代理店2選
次に大阪府の交通広告代理店2社をご紹介します。
株式会社大阪オリコミ
予算感 | 要問い合わせ |
---|---|
設立年 | 1941年 |
従業員数 | 10-29人 |
会社所在地 | 大阪府大阪市阿倍野区昭和町2丁目5-2 |
電話番号 | 06-6621-1481 |
株式会社グローアップ
予算感 | 要問い合わせ |
---|---|
設立年 | 1962年 |
従業員数 | 10-29人 |
会社所在地 | 大阪府大阪市中央区瓦町4丁目4-8 瓦町四丁目ビル5F |
電話番号 | 06-6229-2525 |
福岡県の交通広告代理店2選
次は福岡県の交通広告代理店2選です。
株式会社春潮社
予算感 | 要問い合わせ |
---|---|
設立年 | 1953年 |
会社所在地 | 福岡県福岡市博多区千代4丁目29番12号 |
電話番号 | 092-641-1031 |
株式会社ゴング
予算感 | 要問い合わせ |
---|---|
会社所在地 | 福岡県福岡市中央区薬院1-6-9 福岡ニッセイビル5F |
電話番号 | 092-726-3300 |
交通広告を出稿する際の注意点
ここまで交通広告の仕組みやメリット、おすすめの代理店をご紹介してきましたが、交通広告はネット広告のようにPV数を集計したり、コンバージョン率を確認したりすることができません。
さらに出稿にあたっては、事前のプランニングが非常に大事。何を目的として交通広告を利用するのか、具体的にどうなれば成果が出たと見なすのか、可能な限り具体的なKPIを定めておきましょう。
一般的には、交通広告出稿後の来店数の増加率、Webサイトにおけるアクセス数の改善率、SNSアカウントのフォロワー増加数などをKPIとして設定するケースが多いようです。
また、他の広告と同様、訴求する商材や広告の内容によっては、薬機法(旧・薬事法)や景品表示法への配慮も欠かせません。審査落ちを避け、スムーズに出稿するためにも、知識に自信がない場合は代理店の担当者にアドバイスを求めましょう。
交通広告会社を選ぶポイント
最後は交通広告の代理店を選ぶ際のポイントをご紹介します。
エリア・取り扱い媒体から絞り込む
「交通広告の仕組みと出稿までの流れ」でもご紹介したとおり、交通広告を取り扱う代理店のほとんどは地元エリアの媒体社とネットワークを築き、地域に特化した広告仲介サービスを手がけています。
まずは交通広告を出したいエリアをきちんと定め、対応できる代理店を絞り込みましょう。
また、同じエリア内でも、特定の代理店しか取り扱っていない広告媒体もあります。たとえば、東京メトロ各線の駅構内のミラー広告は、株式会社大成社(東京都豊島区)の独占媒体となっており、他の代理店を通じて出稿することはできません。
出稿したい媒体が決まっている場合は、取り扱いがあるかどうかきちんと確認したうえで、契約先を選びましょう。
対応範囲を確認する
ひと口に広告代理店といっても、業務内容は各社さまざま。媒体の選定から出稿プランニング、広告制作、設置工事まですべて自社でまとめて引き受ける会社もあれば、入稿データが揃っていることを前提に手頃な料金で掲載手続きだけを請け負う会社もあります。
契約にあたっては必ず複数の代理店から見積もりをとり、何を・いくらで・どこまで対応してくれるのかきちんとチェックしたうえで選ぶのも大事なポイントです。
ストレスなく付き合える会社を選ぶ
広告代理店と契約を結んだ後は、入稿データやデザインのチェック・修正依頼、施工(設置)スケジュールの確認など、頻繁にやりとりが発生します。ブランディングを目的として大々的に交通広告を出す場合などは、1年以上付き合いが続くことも珍しくありません。
そういった意味では、先方担当者との相性も大切なポイントの1つ。できれば事前にオンライン会議などで顔合わせをしたうえで、対応の早さ、説明のわかりやすさを含めてストレスなく付き合える担当者がいる代理店を選びましょう。
【まとめ】交通広告会社選びで迷ったらアイミツへ
今回は交通広告のメリットや利用方法とあわせて、アイミツおすすめの広告代理店をご紹介しました。
前述のとおり、交通広告は効果測定が難しく、媒体によっては掲載料が高額になることがあるものの、クリエイティブ面の制限が少なく、店舗の集客や商品の認知度アップには大きな効果を発揮します。交通広告の出稿を検討している方は、今回の内容をぜひお役立てください。
また、アイミツではみなさまからのご相談を無料で承っています。ご予算・ご要望にあわせて複数の広告代理店を仲介し、まとめて見積もりをとることも可能です。お気軽にお問い合わせください。
- 発注先探しのコツは?
- 費用や品質を比較するために複数の企業に問い合わせることが一般的です。
実際に問い合わせをした人の多くは平均4,5社見積もりをとっています。 - 4,5社の見積もりが揃うまでにかかる期間は?
- 4,5社の企業探しから打ち合わせ、見積もり取得するまでには2〜3週間ほどかかる場合が多いでしょう。PRONIアイミツなら最短翌日までに最大6社の見積もりがそろいます。
交通広告会社探しで、こんなお悩みありませんか?
-
一括見積もりサイトだと
多数の会社から電話が・・・ -
相場がわからないから
見積もりを取っても不安・・・ -
どの企業が優れているのか
判断できない・・・
PRONIアイミツなら
発注先決定まで
最短翌日
- 専門コンシェルジュが
あなたの要件をヒアリング! - 10万件の利用実績から
業界・相場情報をご提供! - あなたの要件にマッチした
優良企業のみご紹介!
アイミツコンシェルジュの佐藤です。
交通広告会社をお探しの方に、私たちコンシェルジュがアドバイスします!会社選びのポイントも解説していますので、ぜひご覧ください。