オフィスの引越し費用を節約するには?【2024年最新版】
オフィスの引っ越しを考えている方の多くは、少しでも費用を節約したいと思っているのではないでしょうか。実は、少しの工夫でオフィスの移転費用を節約できるのです。
この記事では、オフィスの移転に必要な費用や、オフィスの引っ越し費用を節約するための具体的な方法をお伝えします。オフィスの引っ越しを考えている方はぜひ参考にしてください。
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オフィスの引越しにはお金がかかる
個人宅の引っ越しでもある程度まとまった費用が必要ですが、オフィスの引っ越しは個人宅の引っ越しよりさらに費用がかかります。そして、オフィスの規模が大きければ大きくなるほど引っ越し費用も多額になるでしょう。オフィスの引っ越しには旧オフィスの原状復帰費用や新しいオフィスの内装費用が必要になり、それらの費用がオフィスの広さによって変動するためです。
さらに、新しいオフィスに入居する際には、保証金(敷金)が必要です。個人宅の賃貸物件の場合は家賃の1~2ヵ月分が相場ですが、オフィスの場合は一般的に賃貸料金の6ヵ月から1年分が必要となります。たとえば、月々の賃貸料金が50万円のオフィスに入居するには、300万円から600万円ほどの補償金が必要です。
オフィスの移転に必要な費用
ここからは、オフィスの移転に必要な費用を細かく見ていきましょう。
引越し費用 | 従業員1人あたり3万円 |
新しいオフィスにかかる費用 | 内装工事:1坪あたり10万円 ネットワーク工事:1坪あたり5万〜15万円 什器やオフィス家具の購入:従業員1人あたり5万円〜 |
現状回復工事費 | 1坪あたり3万円ほど(東京都内20坪以上50坪以下の小型ビルの場合) |
オフィス家具の廃棄 | 4トン車1台分:12万〜15万円 |
一言にオフィスの移転費用と言っても、新しいオフィスにどのような内装工事を行うのか、旧オフィスの原状復帰は必要かどうかなどで、費用は大きく異なります。また、どのくらいの大きさのオフィスに引っ越すのかによっても費用は変動するでしょう。そのため、オフィスの費用を節約するためには、新オフィスに引っ越しする目的やどのようなオフィスにするのかを明確にしたうえで、ひとつひとつの費用を計算していくことが重要です。
引越し費用
オフィスの引っ越し費用は、個人宅の引っ越しと同様に引っ越しする人数が増えれば増えるほど、費用は大きくなります。個人宅の場合でも、一人暮らしの場合は5万円ほどで引っ越しできるケースも珍しくありませんが、4人家族だと10万円から20万円ほどが相場です。
オフィスの引っ越しの場合は、従業員の人数が増えればそれだけ運ぶ荷物の量が増え、引っ越し会社も多くの人手を必要とします。そのため、従業員が増えれば増えるほど、引っ越し費用は多く必要になります。オフィスの引っ越しの場合は、1人あたり3万円が相場です。従業員が30人のオフィスの引っ越しには90万円、従業員が100人であれば300万円程度を予算として設定しておくとよいでしょう。
新しいオフィスにかかる費用
新しいオフィスに入居する際、月々の賃料や保証料のほか、業務を開始するために必要な費用がかかります。内装工事費やネットワーク工事の費用、什器やオフィス家具の購入費用などです。
内装工事費はオフィスの広さによって変わり、工事をする範囲が広ければ広いほど費用は高額になります。内装工事費の相場は1坪あたり10万円ですが、高級感のある材料を使ったり凝ったデザインにしたりといった場合にはより高額になるでしょう。ネットワーク工事の費用もオフィスの広さによって変動し、1坪当たり5万円から15万円ほどが相場です。什器やオフィス家具の購入費用は従業員1人あたり5万円~程度を目安にしてください。
現状回復工事費
オフィスの引っ越しの際には、新オフィスのことだけに気を取られるわけにはいきません。旧オフィスの契約内容によっては原状回復を行う必要があり、工事には高額の費用がかかります。
建物の基礎部分以外のすべての箇所を元に戻すスケルトン工事が必要なケースがある一方で、壁や天井などは工事しない一般的な内装解体工事で十分なケースもあります。どこまでの工事を行えば良いかは契約によって変わるため、原状回復にどれくらいの費用がかかるのかは一概には言えません。
しかし、一般的には、東京23区内で20坪以上50坪以下の小型ビルであれば、1坪あたり3万円ほどが相場です。より大きなビルやタワービルの場合だと高額になり、1坪あたり4万円ほどかかります。
その他諸経費
オフィスの引っ越しにかかる諸経費の中で最も費用が大きくなるのが、旧オフィスにあったオフィス家具などの廃棄費用です。新オフィスへの引っ越しにあたって、オフィス家具も一新したいという方も多いでしょうが、廃棄費用がかかることは事前に頭に入れておきましょう。
オフィス家具の廃棄費用の相場は、4トン車1台分で12万円から15万円ほどです。オフィス家具の廃棄に関しては、リサイクル業者が買い取ってくれるケースも。買い取ってもらえれば廃棄費用は必要なく、引っ越し費用も節約にもなるでしょう。
このほか、新しい住所を記載した名刺や封筒などの印刷代、オフィス移転の案内状の費用も必要になります。
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オフィスの引越し費用を節約するには?
ここまで紹介してきたように、オフィスによっては引っ越しには数百万円以上の高額が必要になることも珍しくありません。オフィスの費用が高額になったため、会社の経営に悪影響を及ぼしてしまったというのでは本末転倒です。そのため、オフィスの引っ越しを考えている多くの方が、できるだけ引っ越し費用を安くしたいと思っているのではないでしょうか。そこで、オフィスの引越し費用を節約するための具体的な方法をお伝えします。
スケジュールをしっかりと立てる
まずはオフィスの引っ越しのスケジュールをしっかりと立てましょう。それは、引っ越し費用を少しでも節約するためには「いつ引っ越しをするか」も非常に重要だからです。引っ越し業者の繁忙期は毎年3月から4月で、その期間は割高になります。引っ越し費用を節約したい方は、できるだけ繁忙期を避けましょう。
そのほかにも、オフィス移転は1月から3月、9月から12月に増える傾向にあります。その期間も、引っ越し業者の料金が割高になるので注意してください。とはいえ、業務の都合上、どうしても引っ越し業者の繁忙期に依頼せざるを得ないというケースもあるでしょう。その場合は、引っ越し日を平日にすることで費用を抑えられる可能性があります。
工事関連は1社に任せる
引っ越しには電気工事やネットワーク工事、設備工事など各種工事が必須ですが、費用を節約するためには工事関連は1社に任せることがおすすめです。
工事にかかる費用の大部分は人件費のため、工事期間が長くなれば長くなるほど、費用は膨れ上がっていきます。「電気工事はA社、ネットワーク工事はB社、設備工事はC社」と別々の業者に依頼すると、その分、工事期間は長くなり、費用も高額になってしまうでしょう。さらに、業者が増えた場合、業者間の連携が取れていないと効率良く工事が進みません。
工事関連の業務をトータルサポートしてくれる会社であれば窓口も一つで済みますし、工事自体も効率良く進むでしょう。
居抜きオフィスなどを利用する
賃貸物件には、「居抜き物件」と「スケルトン物件」の2種類があります。居抜き物件とは、前の入居者の内装や設備がそのまま残っている物件のことです。スケルトン物件は、前の入居者の内装や設備はもちろん、柱や梁、床といった建物の基礎以外の部分がすべてない物件のことを指します。
引っ越しの費用を節約したい方には居抜き物件がおすすめです。居抜き物件であれば、前の入居者の内装や設備をそのまま使うことができます。スケルトン物件の場合は、壁や天井の工事から必要で、内装や設備を一から用意しなければなりません。さらに、スケルトン物件の場合は退去後にスケルトン物件に原状回復したうえで返却する必要があります。この原状回復工事にも多額の費用が必要になるため、費用を抑える上で居抜き物件を選択することは非常に大切です。
不要な家具は捨てずにリサイクル
オフィスの移転を行うと、大なり小なり、旧オフィスで使っていたオフィス家具などの不用品が出ますが、これらの不用品を廃棄するにも費用がかかります。費用の相場は、4トン車1台分で12万円から15万円ほどを見ておきましょう。引っ越しに関するほかの費用が高額になることから、ついつい軽視しがちになってしまいますが、方法次第では廃棄費用も節約できます。
それは、リサイクル業者を利用するという方法です。リサイクル業者に不要になったオフィス家具を買い取ってもらえれば、廃棄費用がかからないどころか、買取料金が支払われます。一見すると誰も買い取り手がないようなものまで、買取可能なケースもありますので、廃棄に出す前にリサイクル業者に見積もりを依頼してみましょう。
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自社が旧オフィスから新オフィスに移転した場合、実際にどれくらいの費用がかかるのかを知りたい方が大半ではないでしょうか。そういった方は、ぜひ以下のシミュレーターをご利用ください。
【まとめ】オフィス引っ越し・移転費用を節約するには?
オフィスの引っ越しには多額の費用がかかることから、少しでも節約したい方が多いと思います。オフィスの引っ越し費用を節約するには、「スケジュールをしっかりと立てる」「工事関連は1社に任せる」「居抜きオフィスなどを利用する」「不要な家具は捨てずにリサイクル」といったことが有効です。
内容や要素によって費用は千差万別なので、引っ越し業者や工事業者をどの業者にしたらいいか分からない方も多いのではないでしょうか。ある程度正確な価格を知るためには、複数の会社に見積もりを取るのが一番の近道です。アイミツではご要望を伺った上で、条件に合う〇〇会社を無料で複数社ご紹介可能です。会社選びでお困りの方は、お気軽にご相談ください。
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