定期清掃の平均費用と料金相場【2024年最新版】

効率良く仕事を進め、クライアントから信頼を得るためにも、職場の環境美化は欠かせません。
今回は、清掃会社に定期清掃を依頼する際の費用の相場について解説するので、ぜひ最後までお読みください。

作業別の費用から見ていきましょう。

清掃会社のスタッフが定期的にオフィスや事務所に赴き、清掃を行います。具体的な作業内容としては、デスク・チェアーの拭き掃除、フロアの掃除機掛け、ゴミの回収、給湯室・トイレの清掃など。前述のとおり内訳の約70％が人件費です。

相場としては、週1回の定期清掃が月額1万5,000円前後、週2回が月額2万5,000円前後、週3回以上の場合は月額4万円前後から。

オフィスの床面積が広くなり、作業が増えるにつれて料金は増す一方、清掃の間隔が短くなるほど1回あたりの作業負担は減るため、頻度に応じて割引されます。

エアコンを分解し、ブラシや高圧洗浄機を使って本体カバー、フィルター、内部のフィンなどを洗浄します。天井取り付け型の業務用エアコンの場合、費用の相場は3万5,000円から5万円前後。一般的な企業のオフィスではエアコンの使用頻度が上がる時期に備え、初夏と晩秋に年2回ほど洗浄を依頼することが多いようです。

フローリングの床に掃除機やモップでは取り除くことができない汚れがある場合、専用のポリッシャーを使って古いワックスを剥がし、汚れ・黒ズミを除去したうえで、再度保護のためにワックスをかけます（剥離洗浄）。

一方、フロアにカーペットが敷かれている場合は業務用のアップライト型掃除機で埃やゴミを払ったうえで、ブラシで汚れを浮き立たせて専用の洗剤で取り除きます。

費用はそれぞれの作業面積や汚れ具合によって変わってきますが、剥離洗浄はおおむね4万円から5万円前後、カーペットの洗浄は3万円から4万円前後が相場です。

洗剤、ゴムワイパーを使ってガラスに付着した手垢・水垢などを拭き取ります。清掃会社によってはくもり止め加工まで行ってくれることも。

フロアの洗浄と同様、作業面積によって料金に幅がありますが、他の作業に比べるとそれほど高い技術が求められないこともあってか、おおむね5,000円から1万円5,000円前後が相場です。

伸縮式のはしごやロープ、ゴンドラを使い、手作業でビルの外壁に就いた汚れを除去します。安全対策を含めて相応のノウハウ・技術力が必要なため費用は高くなりがちで、一般的には4万円から6万円前後が相場です。はしごやゴンドラが使えない吹き抜け構造のビルでは足場が組まれることもあり、その場合はさらに高額になります。

営業時間との兼ね合いから早朝や深夜に清掃を依頼すると、上記に加えて割り増し料金がかかることがあるので注意しましょう。また、清掃スタッフの交通費や、資機材を積んだ車のコインパーキング代もクライアント側で支払う必要があります。

次は頻度と作業別の費用の相場について、年間コストに換算してご紹介します。

デスク・チェアーの拭き掃除、ゴミの回収といった定期清掃だけなら必要な清掃スタッフの数も限られ、それほど費用が高くなることはありません。一般的な中小企業のオフィスや事務所（300平米前後まで）で週2回（月平均8回から9回）の清掃を依頼した場合、年間コストはおおむね30万円前後です。

オフィスの規模が大きくなり、人の出入りが増えてくるとエアコンや床のクリーニングも必要です。週2回の定期清掃に加えて、エアコンの分解洗浄と床の剥離洗浄をそれぞれ年2回依頼した場合、一般的な費用の相場は年額換算で50万円前後。前述の通り、深夜や早朝の作業になるとさらに割り増し料金がかかることがあるので、あらかじめ清掃会社に確認しておきましょう。

ここからは実際にあった取引事例をご紹介します。

実際にあった取引事例をご紹介しました。清掃は店舗の広さによっても金額が変わってきます。ご自身の想定する清掃作業がいくらで依頼できるか気になりましたらお気軽にお問い合わせください。

定期清掃にかかる費用の約70％は清掃スタッフの人件費。残りの約30％がスタッフの手配、スケジュール調整、研修などにかかる業務管理費です。

基本的に清掃現場の床面積が広くなり、作業が増えるほど料金も高くなります。実際にいくつかの清掃会社のホームページを見てみたところ、中小企業のオフィスや事務所の場合、月額1万5,000円前後の料金から定期清掃を請け負う会社が多いようでした。

費用の詳細については次章でチェックしていきましょう。

ベテランの清掃スタッフが在籍し、剥離洗浄などの技術を売り物にしている清掃会社は料金がやや高額になることがあるようです。ただし、そうした会社も含めて5万円、10万円といった単位で価格差が出ることはほぼありません。ここまでご紹介してきた費用の相場を参考にしつつ、あまりにも不自然な見積もりを提示してくる清掃会社は避けた方がいいでしょう。

できるだけ費用を抑えるためには、1つの清掃会社にまとめて依頼をすること。定期清掃とあわせて床やエアコンの洗浄まで請け負うことを条件に、料金を割り引いてくれる清掃会社も多いからです。

どれだけ環境美化に気をつかっていても、オフィスや事務所を使い続けていれば床やエアコンの洗浄はいずれ必要になります。スタッフが定期清掃の下見に来た際に、あわせて大まかな見積もりをとっておくのがいいでしょう。

実際に料金を公開している清掃会社を見つけたので、参考までにご紹介します。

最後は清掃会社を選ぶ際のポイントについてご紹介します。後悔しないためにはどんな点に目を向けるべきなのでしょうか？

清掃中に誤ってオフィス機器などを破損させてしまった場合、清掃会社が保険に入っていれば補償金が下ります。清掃会社を選ぶ際は、料金や作業メニューとあわせて保険の加入状況を確認しましょう。

床の剥離作業、エアコンの分解洗浄といったやや複雑な作業になると、清掃スタッフの技量に応じて仕上がりや作業時間が変わってきます。

その点で技術力に目を向けるのも大切。日本ハウスクリーニング協会の認定資格などを持っているスタッフがいる会社なら安心して依頼できるのではないでしょうか。あわせてホームページの事例も判断基準の1つ。写真付きでbefore/afterの事例を公開している清掃会社は技術力に自信がある証拠といえるでしょう。

今回は定期清掃の費用の相場を中心に、清掃会社を選ぶ際のポイントなどについて解説しました。オフィスや事務所の清掃を外注したい方は、今回の内容をぜひご活用ください。

なお、アイミツではコンシェルジュがみなさまからのご相談を無料で承っています。ご予算・ご要望に置応じて複数の清掃会社をピックアップし、まとめて見積もりをとることも可能です。

清掃の依頼先選びで迷っている方は、アイミツのコンシェルジュまでお気軽にご連絡ください。