袖看板製作の平均費用と料金相場【2024年最新版】
今回は袖看板の製作や施工にかかる費用の相場について解説。あわせて費用を抑えるためのコツや、製作会社を選ぶ際の注意点もご紹介するので、袖看板の導入を検討している飲食店や事務所のオーナーはぜひ参考になさってください。
費目別に見る袖看板の費用の相場
費目別の費用の相場について見ていきましょう。
費目 | 平均的な相場 |
---|---|
看板本体の価格 | 3万円から25万円 |
デザイン費 | 1万円から5万円 |
施工費 | 5万円から12万円 |
看板本体の価格
店舗や事務所からのニーズが多い袖看板は多くの既製品が流通しており、実際の制作の際もそうした既製品を利用するのが一般的なようです。
価格はサイズ・形状によってさまざまですが、縦横ともに500mm前後のアルミ製袖看板(個人経営の飲食店などでよく使われるサイズ)はおおむね3万円から5万円前後、縦1,800mm・横600mの中型~大型サイズだと8万円から15万円前後になります。
また本体の素材によっても価格は変わり、強度に優れたステンレス製の袖看板はアルミ製のものより高額。LEDなどの照明が付いた大型ステンレス看板だと20万円を超えるものもあるようです。
デザイン費
Illustrator、Photoshopといった画像編集ソフトを使い、看板面(店名や電話番号、経路案内などを記載する面)をデザインする際にかかる費用です。
ビル上層階の壁面などに設置されることが多い袖看板は、まず何より視認性&わかりやすさが第一。そのため複雑なデザインを施すことは少なく、デザイン費がそれほど高額になることもありません。飲食店などの一般的なサイズの袖看板の場合、おおむね1万円から5万円前後が相場です。
施工費
製作した看板を現場に搬入し、取り付ける際にかかる費用です。
袖看板の性質上、取り付けには高所作業車やユニック車(クレーン付きのトラック)が使われるケースが多く、スタンド型の看板などと比べると施工費は高額になります。5万円から12万円前後が一般的な相場です。
また、店舗の営業時間との兼ね合いなどから取り付けが深夜の作業になると、その分の追加費用がかかります。さらに立地によっては道路使用の許可申請などにもコストが発生するので注意しましょう。
見落としがちな費用にも注意
前述のとおり、看板の設置にともない警察署から道路の使用許可を得る必要がある場合、申請料(看板制作会社の申請代行手数料)として3万円前後がかかります。あわせて警備員を手配する場合も1日あたり2万円前後の費用が必要です。
また、繁華街の雑居ビルなどではテナント物件とセットで袖看板が貸し出されることも少なくありません。その場合、賃貸契約などで定められた看板の利用料が発生します。
利用料の相場は看板の表示面積と立地条件によって変わり、たとえば東京23区の場合、表示面1平方メートルあたり年額2万4,000円前後が相場のようです。
- 【これだけは押さえておきたいポイント】
-
- 袖看板の費用の主な内訳は、看板本体の価格、デザイン費、施工費の3つ
- 看板本体の価格の相場は3万円から25万円前後
サイズや素材に応じて価格が変わる - デザイン費の相場は1万円から5万円前後
- 施工費の相場は5万円から12万円前後。深夜作業になると追加費用がかかる
- その他、道路使用の許可申請、警備員の手配などにコストが発生することも
サイズ別の袖看板の費用の相場
種類 | 一般的な相場 |
---|---|
小型(縦横500mm前後)の袖看板 | 8万円から12万円 |
中型以上(縦1,800mm・横600mm前後~)の袖看板 | 15万円から40万円 |
続いてはサイズ別の費用の相場についてご紹介します。
小型(縦横500mm前後)の袖看板
店名や電話番号を配した小型(縦横ともに500mm前後)の袖看板を外注する場合、施工費込みでトータル8万円から12万円前後が相場になります。
なかには数万円程度の予算から引き受ける看板製作会社もありますが、そうした会社のほとんどは対応できるデザインが限られているほか、あらかじめデザインデータが用意されていることを前提に請け負う場合が多いようです。
見やすさ、わかりやすさが第一の袖看板とはいえ、店内の雰囲気や客層にあわせて相応のものに仕上げたいのなら、やはり10万円前後からの予算は確保しておいた方がいいのではないでしょうか。
中型以上(縦1,800mm・横600mm前後~)の袖看板
袖看板のサイズが大きくなるにつれて製作費も高くなります。中型以上(縦1,800mm・横600mm前後~)の袖看板を製作・設置する場合、15万円から40万円前後が相場です。
このサイズの袖看板になると施工の手配や準備にもそれなりの時間がかかるので、スケジュールに余裕をもって発注するようにしましょう。
【参考】看板製作の費用相場
ここまで袖看板の費用相場についてご紹介してきました。では、袖看板以外の看板制作の費用について種類別にご紹介いたします。
袖看板以外にも製作をご検討している方はぜひ参考にしてみてください。
種類 | 一般的な相場 |
---|---|
スタンド看板 | ~10万円 |
壁面看板 | ~35万円 |
ウィンドウシート | ~5万円 |
自立看板 | ~15万円 |
立体文字看板 | ~15万円 |
電飾看板 | ~15万円 |
- 【これだけは押さえておきたいポイント】
-
- 小型の袖看板の費用の相場は8万円から12万円前後
- 中型以上の袖看板の費用の相場は15万円から40万円前後
- サイズが大きくなると施工の準備にも時間がかかるため、
スケジュール的に余裕をもって発注したい
アイミツでの取引事例
ここでは実際にあった取引事例をご紹介します。
費目 | 金額 | 備考 |
プリント費 | 10000円 | |
工事費 | 30000円 | |
雑費 | 17000円 | 運搬費や駐車料金など |
合計金額 | 57000円 |
実際にあった取引事例をご紹介しました。今回の事例では、看板本体とデザインをあらかじめ用意していたためこのような金額となっています。ご自身の想定する看板製作がいくらでできるのか気になりましたらお気軽にお問い合わせください!
袖看板製作の費用の算出方法
まずは費用の算出方法についてご紹介します。袖看板の費用には何が含まれ、どのようにして金額が変わってくるのでしょうか?
スタンド型(自立型)の電飾看板などと同様、袖看板の費用のベースとなるのは、看板本体の価格、デザイン費、施工費の3つです。
サイズが大きく、強度の高い素材(ステンレスなど)を使った袖看板ほど本体価格は高くなり、サイズに応じてデザイン費・施工費も変動します。
実際にいくつかの看板製作会社のホームページを見たところ、トータルの料金は最安クラスで8万円前後。平均15万円前後から請け負うところが多いようでした。
高所への設置作業などで施工費がやや高くなることはあるものの、予算の限られる個人店舗などにとっては比較的導入しやすい集客ツールの1つといえるでしょう。
それぞれの費用の詳細については次章で詳しくご紹介します。
なぜ価格が違う?価格差の出る理由
ここまで見てきてもわかるように、袖看板の費用は看板本体のサイズと素材に大きく左右されます。本体のサイズ・素材によって優に3倍を超える価格差があるうえ、大型の看板になるほど施工費もかさむからです。
そういった点で袖看板の製作を依頼する際は、設置場所周辺の人通りなどをふまえつつ、店舗の規模や予算に見合ったものを選ぶことが大事。
袖看板は目立つにこしたことはありませんが、ただ大きければいいというわけではありません。立地条件や他店舗の看板の露出状況によっては小型のものでも十分効果を発揮しますし、施工のコストも抑えられるでしょう。
- 【これだけは押さえておきたいポイント】
-
- トータルの費用を大きく左右するのは看板本体。
大型のものほど施工費も増す - その点で店舗の規模や予算に見合ったものを選ぶのが大事
- 店舗の立地条件などによっては小型の袖看板でも効果が得られるうえ、
コストを抑えられる
- トータルの費用を大きく左右するのは看板本体。
実際に袖看板の料金表を調べてみた
この記事を書くにあたっていくつかのwebサイトをチェックしたところ、袖看板の料金を公開している製作会社3社を見つけました。参考までにご紹介します。
費目 | 料金 | 備考 |
---|---|---|
袖看板の製作 | 9万円~(参考価格) | ※施工費・諸経費別途 |
費目 | 料金 | 備考 |
---|---|---|
袖看板の製作 | 14万2,030円~ | ※縦1,800mm・横600mmの場合 |
費目 | 料金 |
---|---|
袖看板の製作 | 15万円~(参考価格) |
看板製作で失敗しないためのポイント
最後は看板製作会社を選ぶ際のポイントについてご紹介します。のちのち後悔しないためにはどんな点に目を向けるべきなのでしょうか?
対応範囲
袖看板の製作を請け負う会社のなかには料金が安い分、デザインを顧客に任せ、印刷データの作成と施工のみ請け負うといったところもあります。契約を結ぶ前に「何をいくらでどこまでやってくれるのか」きちんと確かめておきましょう。
設置場所にもよりますが、災害などで袖看板が破損したりするリスクなどもふまえると、デザインや施工に加え、メンテナンス・修繕まで引き受けてくれる会社がおすすめです。
施工実績
袖看板の多くは高所に設置されるうえ、人通りの多い場所では周囲の店が閉店した深夜などに作業時間が限られることも少なくありません。そうした制約のなかでスムーズに設置作業を終えるには、安全対策を含め、現場で培ったノウハウが大切になってきます。
看板製作各社のホームページをしっかり見比べたうえで、具体的な施工事例を公開している会社、確かな実績を持つ会社から優先的に検討しましょう。
看板製作会社選びで迷ったらアイミツへ
今回は袖看板の製作・施工にかかるの費用の相場についてご紹介しました。看板製作会社を選ぶ際のポイントとあわせて、みなさまの役に立てば幸いです。
なお、アイミツでは看板製作に精通したコンシェルジュがみなさまからのご相談を無料で承っています。「袖看板の費用についてもっと詳しく知りたい」、「予算にマッチする看板制作会社を紹介してほしい」といった方は、アイミツのコンシェルジュまでお気軽にお問い合わせください。
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