徹底した比較・調査でわかるメール配信システム「Benchmark Email」の評判と実態

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更新日:2018年10月05日 | 公開日:2018年10月05日

総じて利用料金が安く、直感的に使えるHTMLエディターやスタイリッシュなUIなど、国産と比べて優れている点も少なくない海外製のメルマガ配信システム。そのなかでも「MailChimp」と並んで人気を集めているのが、今回ご紹介する「Benchmark Email(ベンチマークイーメール)」です。

「Benchmark Email」はアメリカ・カリフォルニア州に本社を置くBenchmark社が開発したクラウド型のメルマガ配信システム。クライアントの数は全世界50万社以上にのぼり、日本国内でも人材サービス大手のエン・ジャパン、ソフトバンクグループといった有力企業が利用しています。

その一方で料金は安く、毎月250通の配信までなら期間無制限の無料プランも用意されています。豊富な機能にも定評があり、他社のシステムからから乗り換えてくる人も多いようです。

<総評> 「Benchmark Email」の魅力はコストをかけずに高品質なメルマガを作成

メール配信システム「Benchmark Email」の総評

「できるだけコストを抑えつつ、メルマガの質にはしっかりこだわりたい」「見た目も美しく、読んで楽しいメルマガに仕上げたい」というのは、メルマガ配信に携わる多くの人に共通する思いではないでしょうか。「Benchmark Email」はまさにそんな思いを叶えられるツールだと思います。

冒頭でも少しふれたとおり、月間の配信数が250通までなら利用料金は0円。他社と比べても非常に完成度の高いHTMLエディター「メールデザイナー」が付いていて、ドラッグ&ドロップだけでHTML形式のメルマガをカタチにできます。デザインテンプレートも豊富に用意されている一方、コーディングの知識があればオリジナルデザインのメルマガコンテンツをゼロベースから作成することもできます。

実際に「Benchmark Email」でメルマガを利用しているユーザーのブログを見ても、無料で始められる点と、HTMLエディターの使い勝手の良さをメリットとして挙げている人が多いようです。

他のメルマガ配信サービスと比べた評判は?

まずは料金の面から。「Benchmark Email」では前述の無料プランのほか、月額1,800円からの有料プランが用意されています。初期費用はかからず導入までのハードルが低いのは大きな魅力ですが、月額1,800円のプランの場合、登録できるメールアドレスが600件までに限られていて、たとえば「MailChimp」(月額10ドルで登録メールアドレス数・配信数とも無制限)と比較すると、単純に1件あたりの配信コストという点ではやや見劣りします。

続いて機能の面に目を向けると、使い勝手の良さに定評があるHTMLエディターをはじめ、ターゲティング配信機能、効果測定ツール、かご落ちユーザーに向けた自動配信機能などを標準搭載。「Benchmark Email」1つでメールマーケティング全般をカバーできるでしょう。

また、詳しくは後述しますが、オプションサービスが充実しているのも「Benchmark Email」の特徴の1つ。ある程度の操作に慣れてきたら、自分向けにカスタマイズしたり、機能を追加してみるのもいいかもしれません。こうした点をふまえて「Benchmark Email」の具体的なメリットとデメリットを見ていきましょう。

1.「Benchmark Email」の3つのメリット

メール配信システム「Benchmark Email」のメリット

まずは「Benchmark Email」のメリットから。料金・機能・オプションサービスなど6つに分けてまとめてみました。

1-1. 無料で利用できる

大きなメリットの1つとして、無料で利用できることが挙げられます。クラウド型のためサーバー代もかからず、インターネットに接続できる環境さえあれば実質0円でメルマガを配信できるのは強みでしょう。

無料プランは月間配信数が250通までに限られ、一部機能の制限もありますが、それでもHTMLエディターやステップメール、効果測定などはひと通り使えるので、一般的なメルマガ配信であればまったく問題ないと思います。

1-2. 日本語に完全対応している

「MailChimp」と異なり、「Benchmark Email」は公式サイトも管理画面もオンラインマニュアルもすべて日本語に対応しています。実際にメルマガの編集画面を見ても不自然な文言やわかりにくい箇所はありません。言葉の壁を感じて海外製のメルマガ配信システムを敬遠していた方も問題なく使えるのではないでしょうか。

1-3. 手軽にHTMLメールを作成できる

この点が最大のメリットかもしれません。「Benchmark Email」のメルマガ編集画面は左側にテキストボックスや画像、ボタンのテンプレートが配置されていて、マウス操作だけでHTMLメールのレイアウトができるうえ、デスクトップや他のフォルダに保存した画像やテキストもドラッグ&ドロップだけでプレビュー画面に取り込めます。

また、画像編集ツールが付いていて、Photoshopのようなソフトがなくても写真の色調を補正したりレイヤーを重ねたりすることが可能。さらに日本版限定で直接テキストを打ち込める500以上のデザインテンプレートが用意されており、スタイリッシュなメルマガを作成できます。

1-4. レポーティング機能が充実

レポーティング機能がとても充実しているのも「Benchmark Email」のメリットの1つ。メルマガの配信と同時に効果測定ツールが計測をスタートし、開封・未開封・エラーの割合を円グラフでリアルタイムに表示します。メルマガ内にソーシャルメディアのボタンを配置している場合は、Facebookなどでの反応も同様にリアルタイム計測します。

1-5. オプションサービスが充実

複数のブラウザやメーラーでの表示テスト(100回分・2,000円)、専用IPアドレス(月額5,000円)など、「Benchmark Email」はオプションサービスも豊富です。なかでも特徴的なのは画像ホスティングサービス。有料プラン限定にはなるものの、月額料金+1,000円を支払うことで容量無制限の画像ギャラリーを利用できます。反応が良かったメルマガのプレビューを保存したり、ターゲット別にデザインを変えたロゴやボタンをフォルダ分けしたり、使い方は自由自在です。

1-6. 300以上のwebサービスと連携

「Benchmark Email」は300以上のwebサービスと連携します。たとえばShopfyとつなぎ込めばネットショップで買い物した人のメールアドレスを、PayPalとつなぎ込めば決済の際に入力されたメールアドレスを顧客データベースに登録することが可能です。

1章まとめ:「Benchmark Email」の最大の魅力は高性能なHTMLエディター

ここまでご紹介してきた「Benchmark Email」のメリットのなかでも、やはり目を引くのはHTMLエディターの充実度。画像編集ツールまで付いていて、メルマガ編集画面で色調を補正したりレイヤーを重ねたりすることができるシステムはそう多くありません。他社と差別化を図りたい方、デザイン性に優れたメルマガを作成したい人にはぴったりのツールではないでしょうか。加えて配信数は限られるものの、無料プランが用意されているのも魅力の1つ。コスト重視の人にもおすすめできるメルマガ配信システムです。

2. 「Benchmark Email」のデメリット

メール配信システム「Benchmark Email」のデメリット

HTMLエディターはじめ充実した機能を備え、50万社以上で使われている「Benchmark Email」ですが、登録アドレス数あたりのコストなどに目を向けるとデメリットもありそうです。大きく2つに分けてご紹介します。

2-1. 配信できる通数が少ない

前述のとおり、「Benchmark Email」にはメールアドレス数の上限があり、月額1,800円のプランで600件、月額3,700円でも1,500件までしか登録できません。国内のシステムに目を向けてみても、たとえば「Blastmail」が月額2,000円で3,000件まで登録できるのと比較すると、1件あたりのコストでは割高感がありますね。

2-2. リストの登録にやや時間がかかる

「Benchmark Email」の配信リスト登録画面にはアンチスパムのためのフィルターが付いています。メルマガを正確に届けるための仕組みなので仕方のない部分ではありますが、メールアドレスに「info」や「admin」といった語句が含まれていると、一括登録できず、1件1件手動で進める必要があるようです。

もともと登録できるリスト数の上限が低いので、これをデメリットと考えるかどうかは人それぞれですが、既にリストを持っていて一括登録を前提としている場合はやや使い勝手が悪そうです。

3.徹底調査でわかった「Benchmark Email」を使うべき人

メール配信システム「Benchmark Email」を使うべき人

ここまでご紹介してきたメリットとデメリットをふまえ、「Benchmark Email」はどういった人に向いているのかまとめてみました。

3-1. 無料でメルマガを配信したい人

配信通数が限られるとはいえ、無料でメルマガを配信できるのはやはり大きな魅力です。「成果がわからないうちからコストをかけたくない」、「とにかく無料で試したい」という人には向いています。

3-2. 英語に不安を感じている人

「1.「Benchmark Email」の3つのメリット」でご紹介したとおり、「Benchmark Email」は公式のサービスサイトから登録画面、管理画面、マニュアルまですべて日本語化されているので、語学面での心配はいりません。Googleの翻訳ツールなどを使わなくても国産のメルマガ配信システムと同じように使えます。

3-3. HTMLメルマガを配信したい人

プログラミングの知識が一切なくても直感的にHTML形式のメルマガを作れるので、コンテンツの情報量を増やしたい人や、「読者を楽しませるリッチなメルマガを作りたい」という人にもおすすめです。

3-4. 飲食店やサービス店舗のオーナー

配信通数が限られるものの、リーズナブルな料金で利用できる「Benchmark Email」は、どちらかというと小規模なメルマガを運営している人向けのツールと言えるかもしれません。たとえば飲食店や美容室のオーナー。メニューや店舗のコンセプトに共感してくれている数百人規模のファンに向けてメルマガを送りたい場合などには最適だと思います。

4.徹底調査でわかった「Benchmark Email」を使うべきでない人

メール配信システム「Benchmark Email」を使うべきでない人

一方で以下のような人に「Benchmark Email」はあまり向いていないかもしれません。

4-1. メルマガの読者を増やしていきたい人

「2. 「Benchmark Email」のデメリット」でもふれたように、「Benchmark Email」は競合他社のシステムと比較すると登録メールアドレス数の上限が低く、1件あたりのコストに換算するとやや割高です。数十万単位のユーザーに向けてメルマガを配信したいネットショップや、「とにかく読者数を増やしてメルマガの規模を大きくしていきたい」といった人にはあまり向いていないのではないでしょうか。

4-2. 配信リストを精査する時間がない人

これも「2. 「Benchmark Email」のデメリット」で説明したとおりです。メールアドレスに特定の文言が含まれていると一括登録ができないので、配信をスムーズに行うためには事前にリストを精査する必要があります。スタッフの数が足りなかったり、メルマガ配信以外の業務に追われていたりして、配信リストを精査する時間がとれない人にはあまりおすすめできません。

5. 2分でできる!「Benchmark Email」への登録方法

メール配信システム「Benchmark Email」への登録方法

続けて「Benchmark Email」の登録方法(無料トライアルの申し込み方法)についてご紹介します。国産の主要メルマガ配信システムと比較してもステップが非常にシンプルで、実際に試してみたところ2分程度で完了しました。

5-1. 公式サイトにアクセスして「無料トライアル」をクリック

まずは(「Benchmark Email」の日本語版公式サイト)にアクセスし、画面右上の「無料トライアル」ボタンをクリックしましょう。

5-2. 必要事項を入力して「無料アカウント作成」をクリック

登録フォームが開くので、氏名、電話番号、メールアドレスなど必要事項を入力します。メールアドレスはGmailをはじめとするフリーメールアドレスでもOKです。入力が終わったら画面下部の「無料アカウント作成」をクリック。

5-3. 確認メールの「メールアドレスを認証する」をクリックして登録完了

2.で入力したメールアドレス宛てにアカウント情報が記載された確認メールが届きます。メールに記載された「メールアドレスを認証する」というリンクをクリックすれば登録完了です。

6. 「Benchmark Email」の活用方法

メール配信システム「Benchmark Email」の活用方法

最後に「Benchmark Email」の機能を使ってメルマガを作成するためのコツを3つご紹介します。ぜひ参考にしてみてください。

6-1. テンプレートを活用する

「1-3. 手軽にHTMLメールを作成できる」でご紹介したように、「Benchmark Email」には車や楽器などの商品、季節ごとのイベントなど豊富なデザインテンプレートが用意されています。テンプレートを上手く使えば撮影の手間も省け、メルマガを効率的に作成できます。種類は500以上にのぼり、それぞれテキストを挿し込めるうえ、色調を自由に変えられるのでオリジナリティの点でも心配いりません。

6-2. 外部のwebサービスと連携させる

「Benchmark Email」は決して大量配信向きのツールではないと思いますが、メルマガを運営していく以上、やはり一定数の読者は欠かせません。ShopfyやTwitterのアカウントを持っていれば、連携機能を使って買い物ユーザーやフォロワーをメルマガの読者として取り込むことができます。

6-3. 公式ブログでノウハウを学ぶ

「Benchmark Email」の公式サイトではメルマガ運営のコツを紹介するブログが定期的に更新されています。オウンドメディアにおけるメールマーケティングや、GIFアニメーションとシネマグラフの使い分けなど、いずれの記事もかなり踏み込んだ内容です。長年にわたってメルマガを配信している人にとっても参考になるのではないでしょうか。

7. まとめ

直感的に使えるHTMLエディターやレポーティング機能に定評があり、全世界50万社以上のクライアントに利用されている「Benchmark Email」。配信数の上限やリスト登録といった部分で多少の物足りなさはあるものの、量より質を重視する人、たとえばブランドイメージにマッチするHTMLメルマガを配信したい店舗オーナーや、コアなファン層に向けて質の高いメルマガを届けたい人にとってはうってつけのツールだと思います。メルマガ配信システムを導入する際は今回ご紹介した内容をぜひお役立てください。

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