徹底した調査・比較でわかるメール配信システム「MailChimp」の評判と実態

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更新日:2018年09月13日 | 公開日:2018年09月13日

メール配信システムを導入する際は、あえて海外のシステムに目を向けてみるのも1つです。語学に自信がない方には不安な部分もあるかとは思いますが、料金の面では国内のツールと比較しても遜色なく、機能の面では引けをとらないばかりか、直感的に使えるプレビュー機能など優れている部分も少なくありません。

そうした海外のメール配信システムのなかでも、とりわけ評判を集めているのが「MailChimp」です。アメリカ・ジョージア州の「ロケット・サイエンス・グループ」という企業が提供するクラウド型のシステムで、ネットショップの運営会社や通販会社を中心に全世界1,200万人以上のユーザーに利用されています。

<総評> MailChimpは機能が充実した高評判のメール配信システム。直観的なレイアウトも◎

MailChimpの総評

「MailChimp」の何より大きな魅力は、HTMLエディターやステップメールなど、メールマーケティングに求められるあらゆる機能が無料で使えること。操作画面がすべて英語である点を除けば、初めてメルマガを配信する方や、予算の限られる中小規模のネットショップにもうってつけのツールだと思います。

一方でボタンの配置やレイアウトなどUIの評判も高く、たとえばメルマガのプレビュー画面では「Rotate」(=回転する)ボタンをクリックするだけで、スマ―トフォンを横向きにした時の表示のされ方を確認することもできます。

他のメール配信サービスと比べた評判は?

まず料金の面。国産のクラウド型メルマガ配信システムの代表格ともいえる「オレンジメール」と比較すると、「オレンジメール」は無料プランのアドレス登録数が100件に制限されているのに対し、「MailChimp」は2,000件、月間の配信数も1万2,000件通まで担保されています。中小規模のネットショップにとっては充分な通数で、会員数が増えた際も追加コストがかからないのは大きなメリットだと思います。

また、機能面でも一般的には有償オプション化されていることが多いステップメールやABテスト機能が標準搭載されています。これらの点をふまえたうえで「MailChimp」のメリット・デメリットをそれぞれ詳しく見ていきましょう。

1.「MailChimp」の3つのメリット

MailChimpのメリット

まずはメリットから。大きく3つにわけてご紹介します。

1-1. 無料で利用できる

「MailChimp」はメールアドレスとユーザーID、パスワードを登録するだけで利用スタートできます。初期費用やライセンス料はかかりません。前述の通り無料プランでも2,000までのアドレスを登録し、月間1万2,000通までのメルマガを配信することができます。

1-2. ドラッグ&ドロップでHTMLメールを作成できる

「レイアウト」「デザイン」など4つのHTMLエディターが標準搭載されています。メールの編集画面は左側にメ―ル全体のプレビュー、右側にテンプレートが配置された構成になっていて、右から左へドラッグ&ドロップするだけでイメージ画像のテンプレートやテキストボックス、問い合わせボタンなどを配置することができます。

1-3. 他のクラウドツールと連携する

カスタマイズ性にも優れているのも「MailChimp」の魅力の1つ。APIによってSalesforceなどのクラウドツールと連携するほか、ECプラットフォーム「Shopify」とユーザーリストを結びつけることで、かご落ちしたネットショップの買い物客(ショッピングカートに商品が入っている状態でページを離脱してしまった人)へ再訪問を促すメールを送るといったことも可能です。

1章まとめ:「MailChimp」は初めてのメールマーケティングに最適

初期費用がかからず、無料プランでも充実した機能が用意されている「MailChimp」。前述のHTMLエディターのほか、2009年からはステップメール機能も無料化されました。できるだけコストを抑えつつ、メールマーケティングを通じて売り上げを伸ばしていきたいネットショップや通販会社にはうってつけのツールだと思います。

2. 「MailChimp」の2つのデメリット

MailChimpのデメリット

一方で「MailChimp」にはデメリットもあります。

2-1. サービスサイトや登録画面がすべて英語

一番のデメリットは、やはり「英語」という点。公式のサービスサイト(https://mailchimp.com/ )もすべて英語で書かれていて、Googleの翻訳ツールを使っても読みにくさ・わかりにくさは否めません。一方、登録画面やメインメニューは無駄がなく、見た目的にもかなり簡素化されてはいるものの、入力ボックスや各項目の意味がわからなければ、やはり辞書や翻訳ツールを片手に作業を進めていく必要があります。

2-2. 文字化けする可能性がある

「MailChimp」はもともと英語圏での利用を前提に開発されていて、文字コードはUTF-8が採用されています。このため「MailChimp」から配信したメルマガをOutlookなどのメールソフトで受け取ると、一部の文字、とりわけ記号や顔文字が文字化けしてしまっているケースが少なくないようです。

3.徹底調査でわかった「MailChimp」を使うべき人

MailChimpを使うべき人

以上のメリット・デメリットをトータルに考えると、「MailChimp」はどういった人に向いているのでしょうか? 2つにまとめてみました。

3-1. コスト&使い勝手を重視する人

繰り返しにはなりますが、無料で月間1万2,000通のメルマガが送れ、スマホ対応のプレビューなど豊富な機能が標準搭載されているのは「MailChimp」も最も大きな魅力の1つ。英語という点を除けば、コストを抑えつつ使い勝手にもこだわりたい方にはうってつけのツールです。

3-2. 手軽にHTMLメールを作成したい人

「 1.「MailChimp」の3つのメリット」でご紹介したように、「MailChimp」ではコーディングの必要がなく、WordPressのようにあらかじめレイアウトされたブログを書くような感覚でHTML形式のメルマガを編集できます。「画像やイラストを盛り込んで読者に楽しんでもらえるメルマガを作りたい」「でも、プログラミングが・・・」という方には頼れるツールになるのではないでしょうか。

4.徹底調査でわかった「MailChimp」を使うべきでない人

MailChimpを使うべきでない人

一方で以下のような人には「MailChimp」はあまり向いていないかもしれません。

4-1. 英語アレルギーの人

「MailChimp」は使い勝手の良さに定評があり、たとえばメインメニューの項目を見ても「Campaigns」「Lists」「Reports」といったシンプルな単語が並んでいますが、それでも慣れるまでは辞書や翻訳ツールを利用しながら使い方を覚えていく必要があります。「英語はまったくダメ。意味を調べるだけでも苦痛・・・」といった人にはやはり向いていません。

4-2. メルマガに記号や顔文字を使いたい人

たとえば10代向けのファッション雑貨を取り扱うネットショップなどは、メルマガの開封率を高めるためにタイトルに記号や顔文字を使うことも多いと思いますが、「MailChimp」では前述の理由から文字化けしてしまう可能性が高く、あまりおすすめできません。他のメルマガ配信システムを検討しましょう。

5. 3分でできる!MailChimpへの登録方法

MailChimpへの登録方法

「MailChimp」の登録方法は非常にシンプルですが、英語が不安ならあらかじめ辞書を用意したり、Googleなどの翻訳ツールをブラウザで開いた状態で進めるといいでしょう。

5-1. 「Sing Up Free」をクリック

まず「MailChimp」の公式サイトにアクセスし、画面右上の「Sing Up Free」をクリックします。

5-2. メールアドレス・ユーザーネーム・パスワードを登録

無料アカウントの作成画面が表示されるので、上から順にメールアドレス、ユーザーネーム、パスワードを入力しましょう。

5-3. アカウント登録完了!

最後に画面下部の「Get Started!」をクリックすればアカウント登録は完了です。

公式サイトのトップページに戻り、画面右上の「Log in」からユーザーネームとパスワードを入力しましょう。メインメニューに遷移し、メルマガの編集やリスト作成といった機能が使えるようになります。

6. 会員数をグッと増やす「MailChimp」の2つの使い方

MailChimpで会員数を増やす方法

最後に「MailChimp」の機能を使って、メルマガの会員数を増やす方法をご紹介します。

6-1. テンプレートを活用する

"テキストボックスやイメージ画像、ソーシャルメディアの「いいね!」ボタンなど、「MailChimp」には豊富なテンプレートが用意されているので、これを使わない手はありません。

コーディングの知識がない方や編集ソフトが操作が苦手な方でも、見た目も楽しいHTML形式のメルマガを作成できます。"

6-2. 他のクラウドツールと連携させる

「MailChimpの3つのメリット」でご紹介したように、「MailChimp」は外部のクラウドツールと連携します。たとえばSalesforceとつなぎ込んで顧客情報を取り込めば、配信リストを作成する手間が省け、メルマガの企画や執筆など、会員数を増やすためのより本質的な作業に時間を割けるようになるはずです。

7. まとめ

ネットショップなどを中心に全世界1,200万人以上のユーザーに利用されている「MailChimp」。すべて英語で、一部の言語では文字化けしてしまう可能性があるにもかかわらず、これだけ多くの人に使われ、高い評判を保っているのはやはり価格や機能、使い勝手の面で優れた部分が多いからだと思います。今回ご紹介した内容をみなさまのメルマガ配信システム選びにお役立てください。

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