ラッピングバスの費用と料金相場【2024年最新版】
バスラッピング広告は、掲出先の営業所(ルート)、掲出期間によって出稿料が変わるだけでなく、それ以外にも各種制作費などの料金が必要です。
そこで今回は、交通広告会社などさまざまな分野の発注先を比較検討できる「アイミツ」が、ラッピングバス広告の費用・料金相場、メリット、注意点などを分かりやすく解説します。
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ラッピングバスにかかる費用・料金相場はいくら?
バス広告の費用は地域差が大きいため、今回は首都圏のさまざまなバス会社の料金を調査して判明したラッピングバスの費用相場を紹介します。
広告媒体の種類 | 掲出期間 | 料金 |
---|---|---|
フルラッピング(車体全体) | 6ヵ月 | 60~100万円 |
フルラッピング(車体全体) | 1年 | 120~200万円 |
車体パートラッピング(車体側面) | 1年 | 40~80万円 |
リアラッピング(車体後方面) | 1年 | 24~30万円 |
ご覧のとおり、ラッピング広告といってもバス全体をフルに使う広告もあれば、車体の一部にだけ掲載するタイプのものもあり、費用には大きな差があります。もちろん掲載面が大きいほどインパクトに優れ、高い訴求効果に期待できますが、あくまで大切なのは費用対効果なので予算を踏まえて適切な広告を選択しましょう。
1-1.掲出期間やラッピングサイズによって費用は変動する
ラッピングバス広告は、「ラッピングサイズ」「掲出期間」によって費用が大きく変動します。「都営バス」を例に出すと、掲出先の営業所(バスのルート)が同じでも、「フルラッピング:1ヵ月40万円、1年400万円」「パートラッピング:1ヵ月10万円、100万円」と、サイズ・期間で費用に大きな差が出るのが分かります。
期間が長いほど総額は高くなるものの、1ヵ月あたりの料金自体は割安となるため、長期掲載が損というわけではありません。
1-2.路線別のランクにも要注意
ラッピングバスの出稿料は、広告のサイズ・期間だけでなく、掲出する営業所(路線)によっても変動するため注意が必要です。例えば「都営バス」では、同じ「フルラッピング・1年」という条件であっても「渋谷営業所:300万円」「青梅営業所:60万円」と、異なる営業所で5倍の料金差が発生します。
もちろん料金が高く設定されている営業所では、それだけ多くの露出・訴求効果に期待できますが、予算をかければ良いというものでもないので慎重に選択しましょう。
ラッピング広告のデザイン制作費や施工費も必要
ラッピングバス広告を掲出する際には、出稿料以外にも、デザイン制作費やバスに広告を取り付けるための施工費などが必要です。出稿料以外にかかる主な費用と相場をまとめましたので参考にしてください。
内容 | 料金 |
---|---|
デザイン制作費 | 5~20万円 |
データ出力、シート施工費 | 65~80万円 |
契約終了後のシート剥離費 | 10~40万円 |
各料金は交通広告会社によって異なりますが、バスラッピングの場合、出稿料以外にもおおむね100万円前後の費用が発生するケースが多くなっています。したがって出稿料以外の費用も念頭において、ラッピングサイズ・掲出期間・掲出する営業所を選択し、予算を調整すると良いでしょう。
ラッピングバスは費用対効果が優れている?
どのような広告でも、広告費をかければかけるほど比例して効果を得られるわけではありません。大切なのは、広告費に見合ったリターン、つまり費用対効果です。気になるラッピングバスの費用対効果はさまざまな媒体のなかでも高いといわれています。
理由についてはまず、ラッピングバスは半年・1年など長期的に掲出する特徴を持っていますが、テレビCMや新聞広告に同様の期間広告を配信した場合は比較にならないほど費用が高額になります。
また、日大の研究結果では複数の交通広告における効果測定結果と比較した際、ラッピングバスは費用対効果の面で優位性があるとの調査結果が出ており、交通広告のなかでも優れた媒体であることが示されています。
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ラッピングバス広告のメリット
ほかの広告と比較した上で、ラッピングバス広告には具体的にどのようなメリットがあるのかを解説します。メリットから特徴を把握し、自社の狙いに合った媒体選びや広告戦略の参考にしてみてください。
4-1.公共性が高く信頼感が強まる
ラッピングバス広告の大きな特徴の1つは、「公共交通機関を用いて直接的に広告を配信できる」という点です。世の中ではさまざまな場所で広告を配信できますが、公共性のある場所に掲出できるメディアはそれほど多くありません。
やはりユーザー視点に立つと、公共性の高い広告というのはそれだけで信頼性が高く、余計な疑いを持たずに認識しやすくなります。もちろん広告掲出時には公共性を踏まえた審査が行われますが、企業や商品・サービスの信頼性・信用度を重視したい方にとってラッピングバス広告は相性の良いメディアだといえるでしょう。
4-2.反復性が高く興味・関心を獲得できる
路線バスは、定められた運行ダイヤ・ルートに則り、ほぼ毎日回遊しています。ラッピング広告は、車体外部に掲出して外部にアピールする広告であるため、運行ルート内の通行人や生活者、走行車両に対して繰り返し訴求できる効果があります。
視認する回数が多いほど記憶に残りやすいだけでなく、ユーザーからより多くの興味・関心を引き出しやすくなります。さらにラッピングバスの場合、掲出期間が最短でも1ヵ月、長くて1年程度とそもそもが中長期的に掲出する広告となっているので、高い反復訴求効果に期待できます。
4-3.エリアターゲティングが可能
ラッピングバス広告は、掲出にあたり営業所(ルート)を選択できます。特定の地域に絞り込んで訴求する「エリアターゲティング」が可能なため、地域を限定して訴求したい方にとって相性の良い広告です。運行ルート近隣に店舗・施設がある場合はPRや誘導に使えるほか、運行ルートが住宅街の場合にファミリー層向けの広告を訴求することも可能です。
つまりターゲットさえ明確化できれば、ラッピングバスはエリアを絞り込んで、さまざまなタイプの広告展開が可能なメディアといえるのです。
ラッピングバス広告で注意したいポイント
ラッピングバス広告を掲出する際、特に注意したい3つのポイントを解説します。効果をより高めるためであるのはもちろん、思わぬ失敗に陥らないためにも、あらかじめ把握した上でプランニングや広告戦略に役立てましょう。
5-1.途中解約は予想外の出費につながることも
ラッピングバス広告の途中解約は予想外の出費につながるケースもあるため注意が必要です。ラッピングバス広告は、ほかのバス広告と異なり車両本体への大掛かりな施工が必要なため、途中解約を申し出た場合には解約料・復元費などの形で数十万円の費用を請求される場合があります。
したがって「途中解約の可否」はもちろん、「途中解約した場合の解約料・復元費の有無」も合わせて事前にチェックし、リスクマネジメントを講じておきましょう。
5-2.動くからこそデザインや文字サイズに注意
バス広告は掲載媒体が走行しているという特性を持っており、乗客がじっくり視認できる車内広告とは違い、車外に向けて発信するラッピングバス広告は「媒体が常に動いている(停止中は除く)」ことを念頭に置かなければなりません。
走る広告塔として不特定多数にPRできる強みがある一方、車内広告や看板などの止まっている広告より視認時間が短いのは事実です。また視認時間だけでなく、走行中はラッピングに掲載した文字やイラストも常に動いているため、細かな文字を読ませるような見せ方には適していません。
したがって、「動く」ことを踏まえた上での適切な文字サイズ、フォント(太字など)などを吟味するとともに、訴求したい情報をある程度絞り込んで端的に分かりやすく伝えるよう工夫しましょう。
5-3.業者選びは慎重に行う
バスラッピング広告の掲出に関わるすべての工程を自社で完結するのは非常に難しいのが現実です。効果的な営業所(ルート)や掲出期間の選定、デザイン制作、バスへの施工、広告主(バス会社)とのやりとりなど、バスラッピング広告掲出にはさまざまなスキルやノウハウが求められるからです。
ほかのバス広告と異なり、バスラッピングではラッピングに用いるフィルム選定や施工技術で仕上がりに大きな差が出るのも重要なポイントです。したがって、バス広告に関する実績・ノウハウを備えており、なおかつデザインや施工技術が確かな会社を選ぶのがおすすめです。
また質の部分だけでなく、各社費用が異なる点にも注意しましょう。特にデザイン制作費や施工などにかかる料金は会社によって開きがあるため、交通広告会社をはじめとした複数の外注先の料金・質・実績など複数の要素を比較しながら、自社にマッチした会社を選びましょう。
【料金シミュレーター】あなたのしたい交通広告の相場感がわかります
ラッピングバス広告は、ラッピングサイズ・掲出期間によって費用が変わるだけでなく、路線のランク別に料金が設定されているため複雑です。そこで、自社が掲出した広告の相場感が分かる料金シミュレーターをご用意しました。
まとめ
バスラッピング広告は、費用対効果が高く、中長期的な広告展開が可能なメディアですが、営業所(ルート)や掲出期間によって出稿料が変わるだけでなく、デザイン制作費や施工費用次第でトータルコストが大きく左右される性質を持っています。
大切なのは、自社のニーズや予算にマッチしたサポートを行ってくれるプロの助けを得ることです。アイミツでは会社選びに便利な一括見積り・一括資料を受け付けていますので、まずはお気軽にお問い合わせください。
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