ステップメールとは?メリット・効果&おすすめのメール配信システム5選!

モノクロのMAIL

更新日:2018年11月22日 | 公開日:2018年11月22日

webサイトやリスティング広告の運用と同様に、メルマガで売り上げや収益をあげていくためには地道な改善が欠かせません。

メルマガを受け取った人の反応はさまざまで、開封せずに放置したままの人もいれば、開封はしたけど画像やURLをクリックしなかった人、さらにはクリックはしたものの遷移先のページでコンバージョンまで至らなかった人もいます。

それぞれの原因に対して仮説を立てて施策を打っていくのは時間も手間もかかるうえ、人手不足などの問題もあってメルマガ運営を途中で諦めてしまう企業は決して少なくないようです。

今回ご紹介するステップメールは万能のソリューションではないものの、メルマガの改善施策や運営方法に悩んでいる企業にとっては有効な選択肢の1つになるはずです。

ステップメールとは?

ステップメールとは?

ステップメールとは、初回購入日や資料請求日などユーザーがアクションを起こしたタイミングを起点として、あらかじめ準備しておいたメールを段階的に配信する手法です。

たとえばネットショップで食材を購入した買い物客に向けて、1週間後にレシピを紹介するメルマガを配信したり、かご落ち状態のユーザー(ショッピングカートに商品が入ったままネットショップから離脱してしまったユーザー)へ向けて再訪問を促すメルマガを定期的に送ったり、定期的に商品を購入しているユーザーに別のおすすめ商品を案内したり、さまざまな使い方ができます。

簡単に言えば、営業のアプローチ全般をメールで行うようなもの。対人の営業の場合、商談の有無にかかわらず日ごろから顧客のもとに足を運び、会話を重ねながら関係性を築いておくことが欠かせませんが、ステップメールを活用すればそうしたアプローチをメール上だけで完結させることも可能です。

ネットショップや通販会社、webマーケティング企業などを中心に、ステップメールのニーズは年々高まっており、化粧品やサプリメント商品を取り扱うネットショップでは、ステップメールを導入したことで顧客1人あたりの購入単価を大幅にアップさせました。

ステップメールでできること

ステップメールでできること

具体的にステップメールを使ってどんなことができるのでしょうか? 大きく3つに分けてご紹介します。

リピート・クロスセルの促進

前述のように、ネットショップで食材を購入したユーザーに対して1週間後にレシピを紹介するメルマガを送信したり、アパレル製品を購入した人に向けてコーディネート事例を配信したりすることによって、リピートや関連商品の購入を促し、顧客単価をアップさせることができます。

トータルでの購入回数などをシナリオのゴールとして設定しておけば、立て続けにメルマガが配信されてクレームにつながったりすることもありません。

見込み顧客の育成

業務用のクラウドツールなど、BtoB領域のサービスは、BtoCの商材と比べると高額なこともあり、意思決定のプロセスが長期にわたることが多く、クロージングに持っていくのは簡単ではありません。そういった場合にもステップメールを活用することで訴求も効率的に行なえます。

たとえばホームページで資料請求してきた法人に対して翌日にサンクスメールを配信し、3日後にサービスの導入事例や成功事例の送信、1週間後に割引プランを案内するメールを配信すれば、その都度営業スタッフが説明する手間は省け、成約のハードルがぐっと下がるはずです。

既存顧客のサポート

ステップメールは既存顧客のサポートにも役立ちます。たとえばビジネスセミナーや資格取得のための勉強会を開催しているある企業では、イベントで紹介し切れなかったノウハウをステップメールで数回に分けて連載し、クライアントから非常に高い評価を受けています。

ステップメールのメリット

ステップメールのメリット

続けてステップメールの具体的なメリットについて2つご紹介します。

メルマガ作成を効率化できる

webサイトでの問い合わせやアンケート回答などでメールアドレスのリストを収集する必要があるのは通常のメルマガと同じですが、ステップメールはあらかじめシナリオを立て、複数のメルマガを準備することができます。そのため、配信の都度執筆する手間はかかりません。実際にこの点に魅力を感じてステップメールを始める企業も多いようです。

コストをかけずに顧客との接点を増やせる

前述の通り、対人の営業では顧客のもとへ定期的に足を運び、少しずつ関係性を築いていく必要がありますが、あらかじめステップメールを用意しておけば、コストを抑えつつ同様のプロセスを自動化できる点は大きな魅力と言えます。

ステップメールの注意点

ステップメールの注意点

リピートやクロスセルの促進、顧客との関係性構築などさまざまな目的に役立つステップメールですが、利用するにあたってはいくつかの注意点もあります。

最新情報は届けられない

まず注意しておきたいのは、商品やサービスの最新情報は届けられないということ。あらかじめコンテンツを準備しておいたうえで、シナリオとスケジュールに沿って配信するステップメールは、新商品の入荷案内や休業日・セール情報の連絡には適していません。最新情報も届けたい場合は、通常のメルマガも併用するようにしましょう。

配信間隔を詰めすぎるとクレームに繋がる恐れも

顧客のアクションを起点として配信するとはいえ、あまりにも頻繁にメールを送ればやはりクレームにつながります。よほどの場合でない限り、毎日のように立て続けに配信するのは避けた方がいいでしょう。3~4回にわたってメールを送ってもまったく反応がないような顧客に対しては、シナリオを中止する判断も必要かもしれません。

ステップメールを利用できるおすすめのメール配信システム5選

ステップメールを利用できるおすすめのメール配信システム5選

最後にこれからステップメールを始める人に向けておすすめのツールを5つご紹介します。

「WillMail」

「WillMail」

「WillMail」は株式会社サパナ(東京都品川区)が提供しているクラウド型のメール配信システムです。2014年6月のサービス開始以来、人材サービス大手のビズリーチをはじめとした多くの有力企業に利用されています。継続率は99%以上をマークしており、2015年から3年連続でASPICのクラウドアワードを受賞しています。

ステップメールは標準搭載されており、商品購入日やユーザーの誕生日など任意のタイミングを起点にメルマガを配信することができます。複雑な設定は必要なく、開封率やクリック率といった配信結果がリアルタイムに管理画面に反映されるため、初めての人も使いやすいのではないでしょうか。

加えて、「必要な時に必要な分だけ使える」料金システムも特徴の1つです。メルマガの配信数に応じた従業課金型と、登録メールアドレス数に応じた定額料金型の2つから料金プランを契約形態を選ぶことができるうえ、契約は最短1ヵ月から、料金プランはいつでも自由に変更できます。

たとえば配信数の少ない通常時は自社のメールソフトでメルマガを配信し、セール時やキャンペーン時のみ「WillMail」に切り替えるといった使い方も効果的かもしれません。

「配配メール」

「配配メール」

「配配メール」は2007年のサービス開始以来、5,000社以上のクライアントに導入されているクラウド型のメール配信システムです。東急ハンズ、センチュリー21などの大手企業も利用しているサービスで、株式会社ラクス(東京都渋谷区)が提供しています。

高機能なステップメールに定評があり、フォローメールの数・シナリオの数ともに上限はありません。BtoBサービスの見込み顧客育成など、中長期的なアプローチに適しているでしょう。

顧客(読者)を管理するための機能が非常に充実しているのも特徴の1つです。メルマガの配信申し込みの受け付けや解約処理、エラーアドレスの除外まで、ほぼすべてのプロセスが自動で処理されます。

たとえば、配信したメルマガが届かなかった場合、システム側が原因を解析し、「アドレスの不備」「サーバーへの接続失敗」など9つに分類してレポートを生成。さらにエラーを引き起こしたメールアドレスをリストから除外します。配信の都度リストを整理する手間がかかりません。

「オートビズ」

「オートビズ」

「オートビズ」は株式会社ビズクリエイトが提供しているクラウド型のメール配信システムです。2002年にサービスを開始と、比較的歴史が長く、ネットショップや通販会社からビジネスセミナー運営している個人事業主まで、1万人以上のクライアントに利用されてきています。

ステップメールの件数は無制限。すべてのメールの件名にユーザーの氏名を挿入できるうえ、商品発送や決済完了のタイミングに合わせるために配信を一時的に中断したり、シナリオ完了後に通常のメルマガ配信に切り替えたりすることも可能です。

メールの到達率が非常に高いのも魅力の1つ。運営元はメルマガの配信状況を常時モニタリングして最適な配信エンジンを割り当てるとともに、スパム判定のアルゴリズムについても15年以上にわたって研究を続けており、テストでは100%の到達率をマークしています。堅実にメールを届けたい人にもぴったりのツールではないでしょうか。

「MailChimp」

「MailChimp」

「MailChimp」はアメリカ・ジョージア州に本社を置くロケット・サイエンス・グループという企業が運営するクラウド型メール配信システムです。ネットショップや通販会社をはじめ、全世界で1,200万人以上のユーザーに利用されており、海外製のメール配信システムとしては日本国内でもトップクラスのシェアを誇ります。

大きな魅力は基本料金無料でステップメールやHTMLエディター、クリックカウントといった機能が使えること。操作画面も非常にわかりやすく、これからメールマーケティングに取り組んでいきたい人におすすめです。

あわせて拡張性が高いのも特徴です。たとえばECプラットフォーム「shopify」とAPIで連携させれば、かご落ちしてしまったネットショップの買い物客に対して再訪問を促すメールを自動的に配信できます。

「Benchmark Email」

「Benchmark Email」

「Benchmark Email」はアメリカ・カリフォルニア州のBenchmark社が開発したクラウド型のメール配信システムです。全世界で50万社以上への導入実績があり、日本でも人材サービス大手のエン・ジャパンや通信大手のソフトバンクグループといった有力企業がメルマガ配信に利用しています。「MailChimp」と並んで海外製メール配信システムの代名詞的存在と言えるかもしれません。

ステップメールも標準搭載しており、任意のタイミングでサンクスメールやwebサイトへ誘導するメールを配信できます。かご落ちユーザーをフォローするための専用のシナリオも用意されています。

加えて、豊富な機能を兼ね備えたHTMLエディターと多彩なテンプレートも特徴の1つ。HTMLエディターはドラッグ&ドロップで直観的に操作できるうえPhotoshopのような画像編集機能が付いていて、システム上で画像のサイズや色調を自由自在に調整することができます。

ステップメールを始めたい人はもちろん、メルマガのデザインやレイアウトにこだわりたい人、とくにブランドコンセプトにマッチするメルマガを配信したいアパレルショップや美容室のオーナーなどにもぴったりのツールです。

まとめ

まとめ

見込み顧客の育成からリピート・クロスセルの促進、既存顧客のサポートまで、幅広い目的に活用できるステップメール。あらかじめメールの文面を準備しておけるので、メルマガ配信を大幅に効率化することも可能です。

メルマガを通じて売り上げや収益をあげていきたい方はもちろん、人手不足に悩む企業などにとっても最適なソリューションの1つになるのではないでしょうか。

おすすめのメールマガジン配信サービス15選とあわせて、今回ご紹介した内容をぜひお役立て頂ければと思います。

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