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3Dプリンターの初期導入・ランニングコストの相場【2024年最新版】

更新日:2024.01.24

3Dプリンターの導入を検討する中で、コストの面を懸念している方も多いのではないでしょうか。
この記事では、3Dプリンターの導入にともなう初期費用やランニングコストについて解説していきますので、3Dプリンターに関するコストについて関心をお持ちの方はぜひ参考にしてください。

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3Dプリンターとは?

3Dプリンターとは、3次元ソフトウェア(3DCG/3DCAD)によって作られたデータをもとに立体的な造形が可能な機器のことです。一般的なプリンターとは異なり、液体樹脂の硬化や高出力レーザーによる材料の焼結などによって形状を積層・造形していく点が特徴としてあげられます。使用する材料や造形方法は多岐にわたるため、作りたいものによって適した3プリンターは異なります。

3Dプリンターの主な活用例

3Dプリンターを使うとどのようなものを作成できるのでしょうか。以下では、3Dプリンターの主な活用例を紹介していきます。

試作品の作成

3Dプリンターと3Dデータがあればいつでも造形可能なので、「まずは3Dプリンターで試作品を作り、実際に手に取って使いやすさを確認する」といったことも手軽に行えます。3Dプリンターによる造形と試作品の検証、改善の流れを繰り返せば、製品のブラッシュアップも効率的に進められるでしょう。試作品の作成に手間を取られている感じている場合には3Dプリンターが便利な存在と言えます。

量産に備えた型の作成

製造業では製品の量産が必要な場面も少なくありませんが、その際に必要なのが型作りです。しかし従来の方法では多くの時間を要するというデメリットがありました。一方で3Dプリンターを活用すれば、数時間から1日ほどで型を作成することも可能です。よりスピーディーに量産前の型を作成したいという場合にも、3Dプリンターは大きく役立つでしょう。

治具の作成

近年の製造業には大量生産だけでなく、複数種類の少量生産が求められることも増えています。そうした背景から治具を社内で作ることで生産性の向上を図るケースも多く、こういったシーンでも3Dプリンターが役立てられています。3Dデータを用意すれば複雑な造形もすぐに実施でき、わざわざ外注する必要がなくなるのは大きなメリットだと言えます。

文化物の3Dデータ化

美術品や土器などの文化財が破損してしまった場合や、すでに破損したものを復元したい場合も、3Dデータを作成できればすぐに復元が可能です。また、3Dプリンターを用いてレプリカを作成すれば、本物に触れるのが難しい美術品であっても柔軟な扱いが叶うでしょう。文化財の再現やレプリカの作成にも、3Dプリンターは便利な機器とされています。

3Dプリンターの導入・ランニングコストの算出方法

中には機器を購入するだけと考えている人もいるかもしれませんが、3Dプリンターの導入・運用にあたっては初期費用だけでなくランニングコストも発生し、これらの合計が導入・運用コストとなります。
ここからは、3Dプリンター初期費用とランニングコストの算出方法について解説していきます。

3Dプリンターの初期導入に必要なもの・コスト

まず必要なのが3Dプリンター本体の購入にかかるコストですが、造形方式やスペックによって価格が大きく変動するため注意しましょう。また、3Dプリンターの購入にかかるコストだけでなく、材料費や付属品費、後処理用溶剤にくわえて、3Dデータを扱うPCも準備が必要です。場合によっては3Dプリンターの年間保守費用やトレーニング費用も発生するほか、後処理用機器が必要になることもあると覚えておくとよいでしょう。

3Dプリンターの初期費用
項目 相場 備考
3Dプリンター本体 数万〜数千万円 造形方式・スペックによる
PC 数万〜数十万円 スペックによる
材料 数千〜数万円 種類による
付属品 数千〜数万円 本体価格に含まれることあり
後処理用溶剤 数千〜数万円 種類による

3Dプリンターの運用に必要なもの・ランニングコスト

3Dプリンターを運用するにあたっては、材料や後処理用溶剤、消耗品などの購入にランニングコストが発生します。3Dプリンターを導入する際は、これらのコストも把握した上で予算を確保しておく必要があるでしょう。

3Dプリンターのランニングコスト
項目 相場 備考
材料 数千円〜数万円 種類による
消耗品 数千円〜数万円 種類による
後処理溶剤 数千円〜数万円 種類による
年間保守料金 十万円〜百万円 メーカーによる

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方式別に見る3Dプリンターの本体価格・ランニングコスト

3Dプリンターにはさまざまな造形方式がありますが、それによってコストにはどのような変動があるのでしょうか。ここからは、各方式の3Dプリンターの本体価格やランニングコストについて詳しく解説していきます。

方式別・3Dプリンターの本体価格

3Dプリンターは造形方式によって価格帯が異なるだけでなく、スペックによっても大きな開きが生まれるものです。基本的な価格帯は熱溶解積層法(FDM/FFF)・光造形方式は数十万〜数千万円、インクジェット方式・SLSレーザー焼結(粉末焼結式)は数百万〜数千万円といずれも高額です。業務用の3Dプリンターの導入には、基本的には大きなコストがかかると考えておくとよいでしょう。

造形方式別に見る3Dプリンターの相場
種類 相場 備考
熱溶解積層法(FDM/FFF) 数十万〜数千万円 スペックにより大きな差がある
光造形方式 数十万〜数千万円 スペックにより大きな差がある
インクジェット方式 数百万〜数千万円 スペックにより大きな差がある
SLSレーザー焼結(粉末焼結式) 数百万〜数千万円 スペックにより大きな差がある

方式別・3Dプリンターのランニングコスト

3Dプリンターを使用する際には、ランニングコストが発生します。どの造形方式の3Dプリンターであっても、材料費や消耗品費だけで数千〜数万円かかるため、ランニングコストが安いとは言えません。また、年間保守費用もスペックの高いプリンターなほど高額になるため注意しましょう。

造形方式別に見るランニングコストの相場
種類 材料費(1kgあたり) 消耗品費(1kgあたり) 年間保守料金
熱溶解積層法(FDM/FFF) 数千〜数万円 数千〜数万円 数十万〜数百万円
光造形方式 数千〜数万円 数千〜数万円 本体価格に含まれている場合が多い
インクジェット方式 数万円 数万円 数十万〜数百万円
SLSレーザー焼結(粉末焼結式) 数万円 数万円 本体価格により大きく変動

なぜ価格が違う?価格差の出る理由

3Dプリンターの価格帯はレンジが広く、数万円で購入できる製品もあれば、数千万円もの費用が必要な製品も珍しくありません。価格はそれぞれの造形方式やスペックによって左右され、高スペックな3Dプリンターを求める場合は導入コストも高額になります。
安価な3Dプリンターと高価な3Dプリンターでは積層の正確性や造形精度、造形した物の強度、造形可能なサイズなどが異なるため、3Dプリンターを導入する際は必要とするスペックについても整理しておきましょう。。

実際に3Dプリンターの料金表を調べてみた

3Dプリンターは造形方式・スペックによって本体価格やランニングコストが異なりますが、実際にはどの程度の価格で販売されているのでしょうか。
ここからは、比較的低コストで導入できる家庭用の3Dプリンターと、業務用の3Dプリンターの販売価格を各製品の簡単な特徴とあわせて紹介していきます。

家庭用3Dプリンターの料金表

家庭用の3Dプリンターは、業務用よりも低コストで導入できる点が特徴です。もちろん造形物のサイズや安定感などは業務用3Dプリンターには劣りますが、「まずは試してみたい」といった程度であれば問題ありません。
たとえば、FLASHFORGEの「Adventurer3」は5万円以下で購入できるほか、「Foto 8.9s」も10万円以下と3Dプリンターとしてはリーズナブルと言えます。業務用のレベルを求める場合は40万円以下ながらも優れた安定性を持つTiertimeの「UP 300」がおすすめです。

家庭用3Dプリンターの価格表
商品名/メーカー 価格(税込) 特徴
Adventurer3/FLASHFORGE 4万9,500円 初めての3Dプリンターにおすすめ
Foto 8.9s/FLASHFORGE 9万7,900円 レジンで造形したい初心者向け
UP Plus2/Tiertime 15万480円 リーズナブルながら安定性を求める人向け
UP 300/Tiertime 38万5,000円 業務用レベルを求める人向け

業務用3Dプリンターの料金表

業務用の3Dプリンターは、造形方式・スペックによって価格に大きな開きが生じます。「Raise3D E2」は業務用でありながらも価格は50万円代で、はじめて3Dプリンターを導入する場合にもおすすめのエントリーモデルです。より高精細で安定性にも優れた製品を希望するなら、Formlabsの「Form 3L」がおすすめと言えます。
また、試作品だけでなく実製品の作成も可能な3Dプリンターであれば、「MfgPro230 xS」のように1,000万円以上することもあります。

業務用3Dプリンターの価格表
商品名/メーカー 価格(税込) 特徴
Raise3D E2 54万7,800円 業務用3Dプリンターを初めて導入する企業におすすめなエントリーモデル
Raise3D Pro3 101万2,000円 より造形精度やスピードに優れたハイスペックモデル
Form 3L/Formlabs 176万1,100円 非常に高精細で大きさサイズの造形も可能
MfgPro230 xS 1,014万900円 試作から実作まで対応できる強度と耐久性を誇る

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コストを抑えたいなら3Dプリンター出力サービスも◎

3Dプリンターの導入にかかる本体価格やランニングコストについて説明してきましたが、中には「値段が高すぎる」と感じている方も多いのではないでしょうか。そうした場合には「3Dプリンター出力サービス」を活用してみるのも1つの手段です。自社に3Dプリンターがなくても3Dデータから出力・造形が可能なため、「3Dプリンターを頻繁に使うわけではない」「まずはどんなものが造形できるか確かめたい」という場合にもぴったりでしょう。

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自社に3Dプリンターを導入した際にどの程度のコストがかかるのかより具体的に知りたいという方は、ぜひ「アイミツ」の料金シミュレーターをご活用ください。

【まとめ】3Dプリンター出力サービス選びに迷ったらPRONIアイミツへ

本記事では、3Dプリンターの導入にかかる初期費用と、運用にかかるランニングコストについて詳しく解説してきました。3Dプリンターは造形方式やスペックによって本体価格やランニングコストが大きく変動するため、自社の目的や予算に合った製品を選ぶことが大切です。「本体が高すぎて購入が難しい」など、コスト面でお悩みの方は3Dプリンター出力サービスの利用も視野に入れてみるとよいでしょう。3Dプリントにおすすめの会社をお探しの際には、ぜひ「PRONIアイミツ」へお問い合わせください。

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