福利厚生のメリットとデメリットを正しく理解して最適な労働環境を!

会議風景

更新日:2017年09月08日 | 公開日:2017年03月08日

みなさんは福利厚生制度を正しく理解されていますか?
「福利厚生って聞いたことはあるけど詳しくは分からない」という方はとても多いと思います。

福利厚生制度を正しく理解し、会社と社員のどちらにとっても有益な福利厚生制度を導入したい。
そうお考えの方に、今回は福利厚生の基本的な説明から、福利厚生制度を導入することによって期待できるメリットと、気をつけたいデメリットの説明をします。

また、複利厚生の代行をお願いできる代行業者も存在します。
福利厚生代行業とは、今までは社内で行っていた福利厚生の管理を全てお任せできる業者のことです。

福利厚生代行業者にお任せすることで、コストの負担、管理の手間、複利厚生利用率のギャップといったデメリットを改善・解消できるかもしれません。
そんな福利厚生代行業者のプランである「パッケージプラン」と「カフェテリアプラン」についてご紹介します。

1. 福利厚生ってそもそもなに?

模型の家

まずは、福利厚生制度の基本についてご説明いたします。

実は、福利厚生制度の内容は様々あり、法律で明確に決められている訳ではありません。
福利厚生制度をひらたくいうと、福利厚生とは会社が社員に対して給料以外の形で支給する、現金、資格取得のサポート、契約施設の格安利用といった制度のことを指します。

福利厚生制度は大きく分けて「法定福利」と「法定外福利」の2種類があります。

それでは早速「法定福利」と「法定外福利」のそれぞれについて説明します。

1-1. 法律で決まっている福利厚生がある!?

「法定福利」とは、文字通り法律で定められている福利厚生制度のことを指します。
会社が社員に対して実施することを法律で定められている制度のことで、馴染みある言い方に置き換えると「社会保険」になります。

「社会保険」の例を広い意味で挙げると、5つあります。
 1.「医療保険」ケガや病気の治療などにかかる費用の一部負担
 2.「年金保険」老後生活のための金額の支給
 3.「介護保険」介護を必要とする人に対する保証
 4.「雇用保険」従業員が失業した際に一定期間給付金が受け取れる制度
 5.「労災保険」業務中や通勤中の事故や災害によって生じたケガ、病気、傷害などに対して保障を行う制度

以上が社会保険になります。
また、社会保険の中には「キャリアアップ助成金」、「トライアル雇用奨励金」といった会社が給付を受けられるものもあります。

参考:キャリアアップ助成金 |厚生労働省
参考:トライアル雇用奨励金 |厚生労働省

1-2. 福利厚生のイメージと言えば…

一般的に福利厚生と聞くと、旅行券の支給やレジャー施設の利用が思い浮かぶと思います。
このような制度のことを「法定外福利」と言います。
また、福利厚生制度に導入している企業が多い「慶弔・災害見舞金」「育児支援」といった制度も法定外福利にあたります。

「法定外福利」の場合、会社が自由に制度を作れるので、会社の特色に合わせた制度を導入することができます。

例えば、就職活動関連や転職紹介といった事業をしている「リクルートキャリア」の場合、研修制度が充実しており、論理的思考力を鍛える研修制度や販売戦略を学ぶ研修制度、さらにプログラミング講習の研修まで幅広く用意されています。

参考:第74回「福利厚生について」(アンケート集計結果レポート)|エン人事のミカタ by エンジャパン
参考:社内制度・福利厚生がユニークな企業TOP100 | 就職四季報プラスワン | 東洋経済オンライン | 経済ニュースの新基準

いいかがでしょうか。
ここまでの説明で、福利厚生制度とは一体どのような制度なのか理解していただけたかと思います。

つづいては、複利厚生を実際に導入・制度の充実に取り組む際に期待できるメリットと気をつけたいデメリットについてご説明いたします。

2. 福利厚生に注力することによるメリットとデメリット

パソコンを操作する女性

福利厚生を企業と社員の双方にとって有益なものにする為には、メリットとデメリットを正しく把握する必要があります。

では、実際に企業が福利厚生を充実・導入しようと考えた際にどのようなメリットがあり、どのようなデメリットに気を付けなければならないのか。
ここでは3つずつ紹介いたします。

2-1. 3つのメリット

ガッツポーズする男性

《その1》 優秀な人材の確保ができる

最も大きなメリットがこの「優秀な人材の確保」です。

例えば、法定日数以上の休暇が支給される「育児休暇」や「介護休暇」の制度があると、家庭の事情で優秀な社員が離職や休職する日数が軽減されるため、1日でも多く社員が勤務できる環境作りができます。
また、住宅手当や家族手当といった経済的負担が軽くなる制度があると、会社に対して魅力を感じて離職率が下がるため人材の流出を抑えることができます。

他にも次のような調査結果があります。20~25歳の就職活動の経験がある男女に1,000人に「志望企業を選択するときに、どのような情報を重視しているか」というアンケート調査をしたところ「企業理念・社風」「労働時間」「企業規模」などを抑えて全体の4位に「福利厚生」が入っています。
このことから新入社員が企業を選ぶ際、福利厚生をかなり重要視していることが分かります。

以上のことから福利厚生が充実している企業には、人材の流出を抑えて、優秀な新入社員が多く集まりやすい環境にあると言えるでしょう。

参考:日本労働組合総連合会

《その2》 社員の健康管理に役立つ

最近、労働環境を理由に「うつ病」などの精神的な病気に罹ったり、時には「過労死」といった深刻な事態を引き起こしてしまうことがあり、ニュースにも大きく取り上げられています。

このような事態を回避する為におすすめしたいのが、メンタルヘルスのカウンセリング、リラクゼーションサービスといった制度を福利厚生メニューのサービスのひとつとして、導入することです。
このような制度を導入した結果、社員の健康状態が心身ともに良好になる事が期待できます。

また、肩こりや耳鳴りといった個人の小さな健康上の悩みの相談ができる制度もあり、社員のセルフケア意識向上を見込めるので心身ともに健康になります。

《その3》 意欲ある社員を把握できる

福利厚生制度には、金銭やリラクゼーションといった社員に与えられる直接的なメリットの他に、セミナーや公演に無料または格安で参加できるといった制度があります。

もちろん、意欲のある社員かそうではないかの判断は通常業務の成果や勤務態度などが大切な判断材料でありますが、外部のセミナーや公演に積極的に参加してスキルアップを目指す社員を把握できるメリットは大きいです。

2-2. 3つのデメリット

悩む男性

《その1》 コスト(福利厚生費)がかかる

最大のデメリットは、企業が費用を負担することです。
福利厚生制度は会社が社員のことを思って導入するものなので、会社が福利厚生費を負担しなければなりません。

あくまで参考ですが、全国674社を対象に法定外福利費の費用を調査したアンケートでは、社員1人に対する1ヶ月の法定外福利費の平均額が25,007円となっています。

参考:福利厚生費調査結果の概要

《その2》 管理が大変

福利厚生制度は導入したら終わりではありません。

一般的には人事、または総務が管理します。
福利厚生制度を利用する社員と福利厚生で契約している施設をつなぐ役割だったり、社員毎にどの制度を利用しているのか把握する必要があります。

通常の業務に加えて、福利厚生の管理を行わなければならないので担当者の負担が大きくなってしまいます。

《その3》 福利厚生制度の利用率に差が出る

例えば、ある会社が導入している福利厚生制度において、旅行プランやアミューズメント施設を安価で利用できる制度の割合が多い場合を考えてみましょう。

旅行が大好きで毎週のように福利厚生を利用する社員と、旅行に興味がない社員とでは、利用率の差が大きくなってしまいます。
福利厚生を利用しない社員は不平等を感じてしまい、会社に対する愛着度が下がってしまう可能性があります。

3. 福利厚生代行業者を利用しデメリットを解消へ

パソコンなどが置かれた机

「福利厚生のメリットに魅力を感じたけど、デメリットの部分が気になる」

そんな方におすすめしたいのが、福利厚生代行業者です。

福利厚生代行業者とはずばり文字通り、会社の福利厚生を代わりに行う業者のことです。
今までは総務や人事が対応していた福利厚生業務の全てお任せでき、しかもコストの削減、そしてなんと、企業専属のコンシェルジュが付くことによって福利厚生利用率の格差がなくなるといった効果が期待できます。

福利厚生代行業者が行っているサービスには主に「パッケージプラン」と「カフェテリアプラン」があります。ここでは「パッケージプラン」「カフェテリアプラン」双方のメリットとデメリット、そしておすすめしたい福利厚生代行業者4社をご紹介します。

3-1. 「パッケージプラン」と「カフェテリアプラン」のメリット・デメリット

それでは早速、「パッケージプラン」と「カフェテリアプラン」のそれぞれのメリットとデメリットについて説明します。

パッケージプラン

● メリット
「パッケージプラン」とは、福利厚生代行業者が用意した福利厚生制度のコースをいくつかの中から自社の需要にあったものを選ぶプランです。
完全に福利厚生代行業者にお任せできるので、会社としては福利厚生に関する手間がほとんどかかりません。

● デメリット
制度を利用したいと思っても、現金負担の割合が大きくなってしまうため、積極的に利用しようという社員が少なくなってしまいがちです。
そのため、福利厚生制度を利用する社員が少ないのにコストだけが無駄にかかってしまうという状況になってしまう場合もあります。

カフェテリアプラン

● メリット
「カフェテリアプラン」とは、社員に福利厚生の補助金を「ポイント」として支給し、会社が複数選んだ制度の中から、ポイントの枠内でさまざまな福利厚生制度のサービスを受けられるプランです。
こちらの場合は、スキルアップを目指す社員、または育児サポートの充実を求める社員などそれぞれのニーズに合わせて利用する制度を選べるため、結果として社員間の利用率の差が少なくなります。

● デメリット
豊富に用意されているメニューも適宜見直しを行わないと、社員のニーズに合わなくなる部分が出てくるので定期的に制度を確認する必要があります。

また、ある福利厚生代行業者では1名あたりの料金が「パッケージプラン」の場合の料金は350円/月に対し、「カフェテリアプラン」では1名あたりの利用料金が370円/月ということで、「パッケージプラン」よりも20円高くなっています。

参考:Benefit One:福利厚生ご担当者の皆様へ|ベネフィット・ステーション解剖|導入コストは?

3-2. アウトソーシング事業企業の4社を紹介

それでは、福利厚生代行業者を具体的に見ていきましょう。
なお、今回ご紹介する企業は、いずれもパッケージプランとカフェテリアプランを有しています。

株式会社ベネフィット・ワン

契約企業数約6,160社、契約会員数約408万人以上を誇るベネフィット・ワンでは、「ベネフィットステーション」というサービスを提供しています。
豊富な制度が用意されており、例えば東京サマーランドなどのレジャー施設が利用できる制度などがあります。
また、健康支援にも注力しており「健診代行」「特定保健指導」といったサービスがあります。

株式会社イーウェル

カフェテリアプラン会員数が業界最多の84万人になる、イーウェルでは「WELBOX」というサービスを提供しています。
全国約24,043施設の宿泊ができる制度の他に市場調査のサポートなど幅広く会社支援を行っています。

株式会社リロクラブ

契約企業数がなんと約8,700社になる日本初の福利厚生代行業であるリロクラブは「福利厚生倶楽部」を運営しています。
一企業に対し専属担当員を用意し、あらゆるニーズに対し即対応できる体制が取られており、福利厚生制度の利用率向上のサポートサービスがあります。

株式会社JTBベネフィット

旅行会社で知られるJTBのグループ会社の福利代行業者です。
やはり、旅行関係の制度にに充実しておりJTBが提携している宿泊施設や宿泊プランを利用できる点が特色となっています。

4. 【まとめ】会社と社員の双方にメリットをもたらす為に

ガッツポーズする女性

今回は、福利厚生制度の基本的な部分の説明と複利厚生制度を導入・充実させることで得られるメリットと気をつけたいデメリットについて説明してきました。

福利厚生制度のメリットに魅力を感じて導入しようと思っても、デメリットも当然出てきてしまいます。

まず、福利厚生費といった費用を負担する必要があります。
そして福利厚生制度の管理をする人員を割く必要があるので本業の方に影響が出てしまいます。
さらに、社員同士の福利厚生利用率のギャップ、このようなデメリットを改善・解消することが期待できる、複利厚生を全てお任せできる福利厚生代行業者に外注するのも方法の一つです。

「もう少し詳しく福利厚生代行業者について知りたい」「どのようなプランがあるのか、具体的な費用についてもっと知りたい」という場合でしたら、ぜひ日本最大級の業者比較サイト 「アイミツ」までご相談ください。

今回ご紹介した4社の福利厚生代行業者以外にも、あなたの会社の社風や社員の年齢、男女比等を含めて、あなたの会社にぴったりの福利厚生代行業者を無料でご紹介させて頂きます。

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