保養所の所有はもう古い?福利厚生はホテル利用の時代へ

ホテルのベッド

更新日:2017年09月08日 | 公開日:2017年02月19日

福利厚生の一環として契約、または建設した自社の保養所。
以前のように高頻度で従業員の方々に利用されていますか?
従業員のためを思って導入したにも関わらず、 維持費や管理の手間がかかるだけで年々保養所の利用率が下がっているのであれば、予算を無駄にしないためにも早急に利用率低下の原因を探る必要があるといえるでしょう。

転職サイトを運営する「エン・ジャパン」のアンケートでも「会社になくてもいい福利厚生」のBEST.3にランクインしてしまっている従来の保養所の在り方を、従業員全員が利用したくなる福利厚生に変身させてみませんか?

参考:マイナビニュース:なくてもいい福利厚生、3位は財形貯蓄、2位は保養所、1位はダントツで●●

1. 従来の保養所とホテル利用との違いとは

1-1. 保養所の現状

綺麗な建物

保養所とは、社員の研修や保養を目的とする会社保有の福利厚生施設です。
主にバブル期にこぞって建設された保養所は、避暑地として人気の軽井沢や六甲山、熱海などを中心に見られ、リゾート地の別荘・ホテルに低価格で宿泊できることから、かつては従業員の家族旅行に利用されるケースが多くありました。

しかし、施設や場所、宿泊利用者が従業員と家族に限定されてしまう保養所は、「行き先は自由に選びたい」という従業員のニーズには合わなくなってきているのが現状です。
いくら低価格でリゾート地に宿泊できるとあっても、それだけではもう従業員の満足度は得られません。

利用率が減少すれば当然、保養所の管理や維持費も負担になるばかり…。
会社側はこうしたコストを抑え、かつ従業員の誰もが利用したくなる福利厚生としての保養施設を用意する必要があります。

1-2. ホテルにすることで得られる3つのメリット

ホテルのロビー

従来の保養所の在り方を見直さなければならない時代に選択肢として登場したのが、企業や業者が提供するホテルを会社の保養施設として利用する形態です。
保養施設を既存のホテルに変更することで会社が得られるメリットをご紹介しましょう。

(1)保養所管理の手間や維持費の解消

従業員が福利厚生で利用できる保養施設をホテルにすれば、施設運営はホテルが行っているため、従来の管理や維持費が不要になります。
保養所を所有している場合、利用率が低くても最低限の手入れや管理はしておかなければなりませんが、その必要がなくなることは会社にとって大きなメリットだと言えるでしょう。

また、利用しなくなった自社の保養所は売却、もしくは代行業者による借り上げ契約などを利用することで、維持費の解消につながります。

(2)質の良いサービスによる従業員の満足度向上

既存のホテルを保養施設として利用できるということは、よく知るホテルならではのサービスが福利厚生で受けられるということ。
場所や施設が限定されている従来の保養所では、休暇中に他の従業員と顔を合わせることがあるかもしれません。

しかし全国に点在する既存のホテルならそうしたニアミスからも解放され、従業員も心から休暇を楽しむことができるでしょう。
企業や業者が提供するホテルにはオーシャンビューが望める客室を備えたものや開放的な屋内プールを完備したものなど、全体的にラグジュアリーな施設が多く見られます。

(3)従業員やその家族以外でも利用できる

福利厚生施設を従業員やその家族だけに限定しないのは、従業員の利用率を向上させる大きなポイントではないでしょうか。
友人とでもリーズナブルな価格でホテルに宿泊できるとなれば、今まで利用する機会が少なかった独身者も積極的に利用するようになるはずです。

また、取引先の方々でも利用できるため、交流会や勉強会の会場などといった活用も可能です。

2. 福利厚生施設として既存のホテルを利用する2つの方法

ピースサインをする女性

実際に会社の保養施設にホテルを採用する場合、会員制リゾート運営会社もしくは福利厚生の代行・アウトソーシング業者に委託する方法があります。
両者の違いは契約料金で、代行・アウトソーシングの場合は社員数に応じて、会員制リゾートの場合は契約口数などに応じて、契約料金が発生します。

2-1. 会員制リゾート

会員制リゾートが提供するホテルを保養施設として利用する場合、ホテルの会員権を購入する必要があります。
会員権には預託金を預ける「預託制」や所有権を共同で所有する「共有制」、「会費制」などの契約形態があり、手軽に導入するなら契約料金を「福利厚生費」として計上可能な「会費制」を選択すると良いでしょう。

ここでは代表的な会員制リゾート運営会社2社をご紹介します。

東急ハーヴェストクラブ

東急ハーヴェストクラブでは、全国24ヵ所に展開している多彩な宿泊施設の利用が可能です。
しかもどのシーズンも利用料金は同一で、会社の研修などでも利用しやすいのが特徴。
また、施設によってはゴルフコースやスキー場といったアクティビティが楽しめるのも、従業員にとっては嬉しいポイントだといえるでしょう。

なお、東急ハーヴェストクラブでは「宿泊利用券」というチケット制を採用しているので、従業員が同伴しなくても施設を利用できます。
そのため、日ごろお世話になっている取引先にチケットを渡して喜んでいただくといった使い方も可能です。

【東急ハーヴェストクラブで利用できるホテル一例】

・夏には花火大会も鑑賞できるプールガーデン「熱海伊豆山&VIALA」
・ゴルフやテニスなどさまざまなレジャーが楽しめる「勝浦」
・ペットと宿泊できる日本有数の温泉地「箱根甲子園」

ザ グラン リゾート

ザ グラン リゾートは、全国20ヵ所以上の人気観光地に宿泊施設を保有しています。
厚生労働大臣に表彰された本格的な会席料理が付いての宿泊費が10,500円台からと、他の会員制リゾートにはない、リーズナブルな価格設定が強みです。

また、宴会場やカラオケルーム、温水プール、テニスコートといった付帯施設が充実しているため、社内行事だけでなく取引先の接待など幅広いシーンでの活用が期待できます。

そしてザ グラン リゾートでは「コンパニオンを手配してほしい」「貸し切りバスを用意してほしい」など、会社側の要望にも柔軟かつ幅広く対応。
各会社ごとにつく法人担当者を通して、気軽に相談できる環境が整備されています。

【ザ グランリゾートで利用できるホテル一例】

・全室から富士山の眺望が楽しめる「プリンセス富士河口湖」
・六甲山の自然と有馬温泉が満喫できる「プリンセス有馬」
・京都観光の拠点として最適な立地「エレガンテ京都」

2-2. 福利厚生代行・アウトソーシング

福利厚生の代行・アウトソーシング業者の場合は従業員数単位での導入が可能で、各業者が提携している旅行会社の宿泊施設やプランを会員価格にて利用できます。
そのため、会員制リゾートよりもさらに宿泊先の選択肢は広がり、宿泊プランも充実していることから、保養所というよりは旅行に出かけるといった感覚に近いかもしれません。

ここでは福利厚生として宿泊サービスを提供している3つの代行業者をご紹介します。

株式会社ベネフィット・ワン

ベネフィット・ワンでは、100万件以上の福利厚生サービスが利用できるサイト「ベネフィット・ステーション」から宿泊予約が可能です。
人気旅行サイト「じゃらん」「楽天トラベル」とも連動していて、北は北海道、南は沖縄まで全国各地の宿泊施設が利用できます。

さらに海外旅行サイト「エクスペディア」「Booking.com」内のホテルも会員価格で提供しています。
他にも「ベネフィット・ステーション」ではシーズンごとの特集が組まれ、旅行の参考に便利です。

株式会社リロクラブ(旧社名:株式会社リラックス・コミュニケーションズ)

2万もの福利厚生メニューを提供するリロクラブでは、全国1万6,000ヵ所以上の施設を優待価格で利用することが可能です。
「人気温泉旅館・ホテル250選」に選ばれた約200の施設、休前日でも1泊5,000円以下で泊まれる1,000施設と契約しています。

宿泊については会員専用ページ「福利厚生倶楽部」、または電話で予約することができます。
提供している施設だけでなく、大手旅行会社のパッケージツアーにも会員補助が適用されるため、大変お得です。

株式会社JTBベネフィット

JTBベネフィットが運営している福利厚生サービスが「えらべる倶楽部」です。
旅行会社JTBのグループ企業という強みを生かした「旅行・宿泊」メニューの利用率は約6割と、会員からの人気も高く、全国各地の約2,800施設を会員限定価格にて提供しています。
海外旅行ツアーブランド「ルックJTB」のパッケージ旅行代金も、基本料金よりお得に利用できるのが魅力です。

3. 【まとめ】会社側も従業員も満足できる保養施設の在り方

地球とビジネス資料

いかがでしたでしょうか?
「会社になくてもいい福利厚生」のBEST.3に挙げられてしまう従来の保養所の在り方を、見直す必要性がおわかりいただけたかと思います。
誰もが利用したくなる福利厚生施設にすることで保養施設の利用率も回復し、おのずと従業員の満足度向上にもつながります。
さらに、会員制リゾートや代行・アウトソーシング業者に委託することで会社側のコストや管理・運用の手間も省けるとなれば、保養施設をホテルに変更するメリットは十分あるといえるでしょう。

ご紹介した会員制リゾート運営会社や福利厚生代行・アウトソーシング業者にも、得意領域はさまざまです。
「希望するエリアや内容にマッチするサービスを見つけたい」「予算にあったサービスを選ぶのは難しい…」といった場合は、ぜひ日本最大級の業者比較サイト「アイミツ」までご相談ください。

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