【クラウド入門】クラウドを理解して社内システムを見なおそう

パソコンとスマホ、クラウドのアイコン

更新日:2017年09月27日 | 公開日:2016年08月04日

サーバーやネットワーク機器を自社の建物内に設置・運用することを「オンプレミス(on-premises)」といいます。
そこに導入されるカスタマイズされたパッケージソフトやフルスクラッチのシステムはオンプレミス型ソフトウェアと呼ばれます。

近年では、インターネット上の外部リソースであるクラウドコンピューティングの活用が進んでいますが、それぞれのメリット・デメリットをしっかり理解しておきましょう。

オンプレミスとクラウドを比較する

ノートパソコンやタブレット、キーボード

オンプレミスとクラウドの違いはなんでしょうか。
サーバをどこに置くのかという物理的な違いは当然のこと、費用やカスタマイズ性は大きく異なります。
次の通りにまとめてみました。

クラウドのメリット / オンプレミスのデメリット

【コスト面】

・クラウドでは、初期費用無料が一般的でランニングコストも高くない。また必要に応じてサーバー増減が可能。
・オンプレミスでは、サーバー導入やソフトウェア作成費用、ネットワーク機器の購入など初期費用が高額。

【導入期間】

・クラウドではアカウント登録後すぐに利用できる。
・オンプレミスでは機器調達からシステムの構築まで数週間から数ヵ月かかる。

【セキュリティ】

・クラウドでは、提供事業者が責任をもって管理してくれる
・オンプレミスでは、機器や人件費をかけて自分で管理しなければならない

【障害対応】

・クラウドでは、クラウド事業者が復旧作業を行ってくれる。
・オンプレミスでは、自社で復旧作業を行うことになり、ハウジングなどをしている場合にはデータセンターへ駆けつける場合もある。

クラウドのデメリット / オンプレミスのメリット

【ソフトウェアカスタマイズ】

・クラウドでは、カスタマイズが基本的に不可なので、自社のやりたいことに合致しない場合がある
・オンプレミスでは、自社のやりたいことに合わせで柔軟にソフトウェアを組むことができる

【既存システムとの連携】

・クラウドでは、データベースなどのミドルウェアの情報が開示されないため連携は難しい
・オンプレミスでは、同一ネットワーク内にある社内システムとの連携や統合などの自由度は高い。

既存システムクラウド移行時に検討すべき課題

ノートパソコンを操作する人

このように、クラウドを使うメリットはたくさんありますが、既存のシステム切り替え時にはいくつか検討しておきたい課題もあります。

1. 既存システムの機能がクラウドで置き換えられるか十分検討すること

既存システムを長く運用していると、自社の業務の特徴に合わせて使い勝手が良いようにバージョンアップを繰り返している場合があります。
また、初期導入時にトップ層の意向で「これだけは、必ずやりたい!」という業務フローが組み込まれている場合もあるでしょう。

クラウドに移行した場合には、当然こうした自社特有のカスタマイズ部分や業務フローは用意されていないケースがほとんどです。
たまたま、似たような機能があって飛びついてしまっても、移行して使っているうちに「なんだかぜんぜん違う!」と現場から不満の声が続出するという場合もあります。

その場合には、独自の業務フローがあるSFA(営業支援システム)やグループウェア的な部分は残しておいて、ファイル共有だけ移行するなど、既存システムをすべて廃止するのではなく一部の機能を移すことも柔軟に検討しましょう。

2. 自社システムとの連携

自社システムとの連携には2つのポイントがあります。

ひとつは自社のシステムとクラウドサービスそのものを接続できるかどうかです。
自社のネットワークがセキュリティ的な要請で、例えば独自のVPNを構築している場合などは外部のクラウドサービスとシームレスな接続ができない場合があります。
最近では、「インターネットVPN」や、インターネットを介さない「閉域網接続」を利用したケースが増えており、自社とクラウド間をセキュアに接続する手段がクラウドサービス側で用意されていることもあるので、ネットワーク接続についてサービスの詳細を必ず確認してください。

もうひとつは、既存システムとのデータ的な連携です。
クラウドでの営業支援サービスと自社のデータベースを連動させたいという要望は、現場からも普通に出てくるものですが、自動連携には困難を伴う場合が多いです。
最低限CSVデータの一括登録やダウンロードなどができるかを含めて、データ連携の使い勝手をしっかり確認する必要があります。

【まとめ】クラウドの特徴を理解し自社に最適な選択をするには

オンプレミスとクラウドぞれぞれの特長や、クラウド移行のメリットや課題について整理してきました。

いま流行りのクラウドサービスに飛びつくのではなく、自社システムをどこまでクラウド化するのかを決め、コストメリットや運用方針、事業継続性などをトータル的に判断していくことが大切です。

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