システム開発フローをプロダクトマネジメントの視点で考えると?

更新日:2017年06月12日 | 公開日:2016年08月25日

この記事では、プロダクトマネジメントからみたシステム開発について取り上げますが、同じテーマを、発注者がプロダクトプロジェクトマネージャーとどのように付き合ったら良いか、という視点から解説した「システム開発プロセスの進行でプロジェクトマネージャーとどう付き合うべきか」 もぜひ参照してみてください。

システム開発の成功に必要なふたつのPM

プログラムに悩む人達

「確かに納期通りシステムは納品されたけど、当初想定していた業務システムとは違うものが納品されてきた!」こういうあまり想像したくない結果が生じてしまった場合、このシステム開発プロジェクトはもちろん失敗です。しかし伝統的なウォーターフォール型開発では、設計が終わった後はプロジェットが予定通り滞り無く完了することが開発会社の責任となります。

開発期間中は、基本的に発注者は設計通りのものが出来上がってくるのを待っているだけ…。というもどかしい状態になっています。

このため、最後の最後の納品前の「納品テスト」の段階で、システムは納期通りに納品され、確かに動いたけど「求めていたものはこんなものじゃない!」という悲劇が生じる場合があるのです。

この時に、プロジェクトマネージャーに求められていたのは、納期通りにプロジェクトを進行させる「進行管理」の責任でした。しかし、最後の悲劇は、プロジェクトの成果物である製品が要求した質を満たしていなかったということであり、つまりは「プロダクトマネジメントの失敗」です。

この「プロジェクトマネジメント」に成功して「プロダクトマネジメント」に失敗するという事態は、プロダクトマネジメントを最初の設計段階だけ一生懸命やって終わりにしてしまい、システム開発の途中で「プロダクトマネジメント」という視点がかけているために起きるのです。

プロジェクトマネージャーとプロダクトマネージャーの責任は?

仕様書

ここで「プロダクトマネージャー」の定義をおさらいしておきましょう。

Wikipediaにあるように、プロダクトマネージャーとは元々は経営管理の用語の一つで、製品の品質管理から、その製品の宣伝、販売、流通など、質の高いプロダクトを世の中に送り出す役割を担う人を指します。

定義にある「担当するマネージャーもしくは詳しい一般社員」とは基本的に製品をプロデュースする発注側の人間ですが、最初に納品される「製品の品質管理」については、システム構築の場合、開発会社も責任を負うわけです。

この時の品質の水準が、そのシステムを外部にリリースする場合「宣伝、販売、流通」のプロダクトマネジメントに影響します。社内システムとしてつかい場合も同様で、社内の人間に告知して使ってもらうためには、この品質の水準を満たしている必要があります。

プロジェクトマネージャーとプロダクトマネージャーの視点の違いとは

世界を股に掛ける

プロジェクトマネージャーは、開発コストやリリーススケジュールに関心があり、プロダクトマネージャーはユーザー課題の解決などの製品自体の質に関心を持ちます。

システム開発のプロジェクトで開発側企業にもこの「プロダクトマネジメント」の視点を持ってもらうためには、以下の二つの方法があります。

1.「ウォーターフォール型開発」でやるならば、上流工程、超上流工程の質を高めてもらうこと
2. 開発手法そのものにプロダクトマネジメントの視点が入っている「アジャイル型開発」を採用してもらうこと

ウォーターフォール型のシステム開発では、いったん決まった仕様を途中で改良するという発想は基本的にありません。したがって、プロジェクトマネージャーに求められるPMとしての役割は、決められた仕様に従ってプロジェクトが納期通りに完了することになります。

このため、初期の設計段階で納品時に「こんなものを頼んだ覚えはない!」ということが内容に、徹底して内容を吟味することです。ただし変化が激しくライバルの動向が常に無視できない市場環境のもとでは、最初にきっちり考えるといっても限界が出てきます。

アジャイル開発を最初から採用してもらえば、発注者側も巻き込んだテストを繰り返して、短いサイクルで品質の高いプロダクトを納品し続けるという開発スタイルになりますので、プロダクトマネジメントをプロジェクト内で繰り返し行うことが可能です。

【まとめ】有能なプロダクトマネージャーに会うために

いかがでしたでしょうか。失敗のないシステム開発フローをプロダクトマネジメントの視点で考えると、開発の現場でよく聞く「アジャイル開発」にたどり着きました。

アジャイル開発は単なる流行でなく、「プロダクトマネジメント」を継続して行うことができるという意味で、最近の市場環境の激しい変化が当たり前の状況で非常に有効性が増しているのです。

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