M&Aの成功請負人が語る!実際にあった怖~いお金のトラブル情報【6つの事例】

更新日:2016年03月11日 | 公開日:2015年07月01日

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場合によっては数百億円という多額のお金が動くM&Aでは、お金にまつわるトラブルも起こりがちです。実際にあったさまざまなM&Aの失敗例を参考にして、同じような失敗を繰り返さないようにするのが、M&Aを成功へ導く秘訣にもなります。今回は、そんな参考になるM&Aの失敗例をご紹介します。この情報を押さえておけば、M&Aで失敗するリスクを減らすことにもつながるでしょう。

case1.オーナー社長が、売却した会社のお金を使い込んで海外逃亡

クライアントから聞いた話です。
オーナー社長が会社をM&Aで売却後、会社のクレジットカードを持ち出して多額の使い込みをしていました。その社長は海外で事業をするという名目で実質的に逃亡。
買主としては、海外に行かれては横領金額を取り戻すのにも一苦労です。クロージングの際はすべて通帳・銀行カード・実印、会社クレジットカードを引き渡していただき、その後の保管を慎重に行いましょう。

case2.資金繰りが厳しいのを隠して、会社売却、破産

こちらもクライアントから聞いた話です。
買主が「資金繰りには問題ないだろうか」と検討時にM&Aアドバイザーに相談しました。売主は資金繰りが厳しく、ショートしそうな状況である情報をM&Aアドバイザーに正直に話しましたが、M&Aアドバイザーはそれを話すと買主が買わなくなるからと、その事実を隠してそのまま M&Aが成立しました。しかし、資金がまわっていないため、M&Aの後すぐにその会社は破産することになりました。

M&Aアドバイザーに問題があるケースです。M&Aアドバイザーは慎重に選びましょう。

case3.1億円で売れると言われて、多額の着手金を支払ったが…

クライアントからご相談いただいた話です。
とあるM&A仲介会社に会社売却の相談に行ったら「1億円で売れますよ!」と言われ、そんなにうちの会社は評価されるのか、と嬉しくなり、そのM&A仲介会社に数百万円の着手金を支払って会社売却のアドバイスを依頼。しかしお相手は一向に見つからず、M&A仲介会社が本当に動いてくれているかわからないまま、半年が経った時にご相談にいらっしゃいました。

私が見たところ、到底そのような金額で売れるような会社内容ではありませんでした。
ご依頼される際にはM&A仲介会社を何社か回って、いくらで売れそうかM&A仲介会社が考える相場の情報なども聞いて、どこにM&A仲介を依頼するか決めましょう。

case4.資料を見せてもらうのに100万円必要というから払ったが…

クライアントから聞いた話です。
会社売却案件を検討するにあたって、資料開示に100万円が必要だとM&A仲介会社から言われました。
買主は対象会社がある基礎的条件を満たしているかどうかわかりさえすれば検討の有無が決定するので、それだけ教えてほしいと言いました。それに対して、担当のM&Aアドバイザーはその条件は満たしていると答えました。

そこで、100万円を支払って資料を見ると、対象会社は基礎的条件を満たしていませんでした。その買主はM&A仲介会社にクレームして100万円を返してもらい、そのM&A仲介会社はクライアントから出禁になったそうです。
M&A仲介会社には弊社のような完全成功報酬の会社から着手金、中間金を要する会社もありますので、ご自分の状況等に応じてM&A仲介会社を選ぶのが良いでしょう。

case5.M&Aアドバイザー報酬が惜しくなって不払い。訴訟で全面敗訴

M&Aアドバイザーから聞いた話です。
売主がM&Aが成功したにもかかわらず、多額の現金が手元に入って独り占めしたくなり、M&Aアドバイザーに成功報酬を支払うのが惜しくなった結果、「アドバイスに瑕疵があった」などのいちゃもんをつけて、M&A成功報酬の支払いを拒否しました。
M&Aアドバイザーに瑕疵はなかったため、その売主は訴訟で全面敗訴。アドバイザーの弁護士費用まで負担することになり、より多くのお金が出ていくことになりました。
契約は守りましょう。

アドバイザーの弁護士費用まで負担することになり、より多くのお金が出ていくことになりました。
契約は守りましょう。

case6.嘘がばれて、M&A後に訴訟に発展

M&Aアドバイザーから聞いた話です。
売主の会社がある法律に違反していて営業していたが、オーナー社長はその情報を隠して会社を売却。M&A後に発覚し、買主は売主に対して損害賠償と詐欺で訴えることになりました。売主はご自身のキャリアに傷がつくことになりますし、だまして会社を売却してもばれます。目先の利益ではなく長期的な利益を考えて、お互いのために誠実なM&Aの取引をしましょう。

M&Aには情報の下調べをしておきましょう!

いかがでしたでしょうか?M&Aで紛争に発展し、訴訟などで弁護士費用、時間がかかるのは売主、買主にとってもマイナスですから、慎重にM&Aのお相手・M&Aアドバイザーを選んで、契約書の中身をしっかりチェックしましょう。

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