名刺管理アプリ「アルテマブルー」の評判と実態|徹底した調査・比較でわかる

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更新日:2018年11月22日 | 公開日:2018年11月22日

キヤノンエスキースシステム株式会社が2008年より提供している、法人向けクラウド型名刺管理アプリ「アルテマブルー」。SFA・CRM支援で豊富な経験とノウハウを持つキヤノンエスキースシステムが提供する「アルテマブルー」は、ビジネスの現場への理解の上で開発した機能性と使いやすさが評判の名刺管理サービスです。

・名刺データで構築した人脈マップの可視化
・一斉メール配信・関連人事情報を通知する「日経人事ウオッチPro」との連携


など。他社名刺管理サービスに並ぶ機能は基本装備していますが、「アルテマブルー」がもっとも強みとしているのは外部SFA・CRM機能との連携力。特に「kintone」との相性の良さは他の追随を許さず、これが決定打で「アルテマブルー」を導入決定する企業も多いようです。

料金は初期費用は0円で1IDにつき月額2,500円。コスト面での導入ハードルは低そうですが、SFA・CRMシステム連携提供については他社サービスは無料なのに対し「アルテマブルー」はSalesforce連携費用が月額10万円と有料となっています。

この記事では名刺管理アプリ「アルテマブルー」の使い勝手や評判などについて紹介します。

<総評> アルテマブルーは"シンプルな名刺管理アプリ"

結論から言うと「アルテマブルー」は「シンプルな名刺管理アプリ」です。

名刺管理のための基本機能は備わっていますが、より有効な営業活用・顧客管理のためには外部の優良SFA・CRMサービスとの連携を必要とします。そのため、自身の希望に合わせて外部連携を活用し、カスタマイズすることで力を発揮するサービスといえます。

そのため、名刺管理を完結させるためにつくられたほかのアプリよりはシンプル。「アルテマブルー」は名刺管理を有効活用する「入口」のためのツールと言えます。名刺管理アプリひとつで全ての課題を解決したいという方にとっては、物足りないサービスになってしまうのかもしれません。

他の名刺管理アプリと比べた評判は?

まず、気になる価格面から紹介します。

初期費用は0円・ユーザー1人あたりの月額費用は2,500円です。契約は1ユーザーから可能・無料2週間トライアルサービスもあります。

導入ハードルは低いように思えますが、SFA・CRMシステム連携費用にはやや難ありです。連携については他社サービスが無料で提供しているのに対し、アルテマブルーのMicrosoft Dynamics CRM連携費用は月額100,000円からとなっています。ランニングコストを考えると、年間120万+ID課金は結構痛いと感じる方も多いことでしょう。活用したい連携サービスによっては検討すべき大きな要因になると思います。

機能面では、カメラや複合機などに強いキヤノン系列会社が開発した名刺管理サービスということもあり、名刺スキャンのOCR認識精度には期待できます。ユーザーの細かな要望に応える技術力を持ちあわせていますが、他社と大きな違いがあるとは言えません。

名刺管理アプリ「アルテマブルー」単独の機能というよりは、相性の良さで評判を誇る「kintone」を代表とする他SFA・CRM機能との連携で最大限チカラを発揮するサービスと言えます。

これらの点を踏まえ、名刺管理アプリに「アルテマブルー」を活用する上でのメリットとデメリットをみていきましょう。

1.「アルテマブルー」の4つのメリット

使いやすいと評判高い「アルテマブルー」。数あるメリットのなかから4点をピックアップしました。

1-1.豊富なノウハウを活用した使いやすさ

名刺管理サービス「アルテマブルー」を提供するキヤノンエスキースシステムは、国内にCRMが登場した1990年代後半からCRMのあらゆる領域のソリューションを提供するリーディングカンパニーとして、CRM市場をけん引しています。

「アルテマブルー」の大きな特徴と言える、ビジネスの現場を理解した上で研究、開発した機能と使いやすい操作性は、CRM・SFAでの豊富な経験と実績を持つ当社だからこそ。

名刺データを実際のビジネスシーンで有効に活用でき、すべてのユーザーが無理なく使い続けられるよう設計されています。

1-2.使い分け可能 ゼロモード・フルモード

「アルテマブルー」はユーザーの希望と状況に合わせ、名刺取り込み後の文字修正機能を柔軟に使い分けることができます。

「ゼロモード」は、OCR処理されて取り込まれた名刺データをオペレーターを介することなく自身で入力・修正が可能。コスト面も抑えられ、もちろん名刺1枚あたりの文字補正費用は0円です。

「フルモード」は、取り込んだ名刺データを国内のオペレーターが正確・迅速に文字補正。入力・修正の手間を削減すします。オペレーターによる文字修正料金は1枚につき50円。

「ゼロモード」「フルモード」は、1枚の名刺を取り込むごとに変更が可能。「アルテマブルー」の名刺を取り込む時に選択できるスタイルは、他社には無い独自なサービスで評判も高いようです。

1-3. kintoneとの相性が抜群に良い

長年にわたるSFA・CRMに対するサポートで培った経験とノウハウを活用し、「アルテマブルー」は名刺管理を起点にしたSFA・CRM連携機能には定評があります。数あるSFA・CRM機能のなかでも「kintone」との相性の良さとスムーズな連携には評判も高く、多数の企業・団体が「アルテマブルー」「kintone」の連携サービスを活用し成果をあげています。

単純な名刺データの蓄積ではなく、案件管理や顧客管理にも活用できるテンプレートを無料で提供。名寄せ・二重登録防止の2つのチェック機能搭載により名刺データ登録時にありがちな重複登録やミスを防ぎ、入力の際の無駄な手間を取らせません。

さらに、案件情報や顧客への訪問履歴をアプリに登録ができます。過去にあったやりとりを可視化することで、きっと今後の営業戦略にも活かしていけるでしょう。

1-4. 長年培った豊富な経験によるコンサルティングサービス

アルテマブルーは導入契約前に、コンサルタントがユーザーの要望を細やかにヒアリングします。各企業にフィットした活用方法を提案し、ユーザーが「使い続けられる」サービスを最優先に考慮するというのがキヤノンエスキーシステムの基本姿勢です。

導入前にまずは2週間のサービストライアルを使い、導入するかどうかの最終判断も可能で、契約後のサービスイメージの相違を最大限減らすための無料トライアルは、サービスを使い続けるための必要不可欠な期間となるようです。

経験豊富なエキスパートのきめ細かなコンサルティングのサポートは名刺管理アプリ「アルテマブルー」導入の決め手になったと語るユーザーも数多くいます。

2. 「アルテマブルー」の3つのデメリット

名刺管理からはじまる営業活動サポートで評判高い「アルテマブルー」ですが、いくつかのデメリットもありました。

2-1. 外部連携あってこその機能

使いやすいと評判の「アルテマブルー」は高度な営業支援、CRMサービス(Kintone・Microsoft Dynamics CRM・Salesforceなど)との連携で最大限に効力を発揮する名刺管理サービスです。

そのため、「アルテマブルー」で全ての課題が解消できるわけではないと納得したうえで導入すべきサービスだと言えます。名刺管理に特化したサービスで評判の「メイシ―」や名刺管理+SFA・CRM機能がオールインワンで包括されている「ホットプロファイル」などの名刺管理アプリ自体に独自の性能をもつサービスに比べると、活用目的によっては物足りないと感じる方もいる可能性はあるでしょう。

2-2. SFA・CRM連携時のコスト面。

アルテマブルーは初期費用0円・1ユーザーあたりの月額費用は2,500円で1人からの契約が可能です。無料2週間トライアルサービスもあり、導入ハードルは低いように感じますが、SFA・CRMシステム連携費用は高めの印象があります。

連携費用は他社サービスが無料で提供しているのに対し、Microsoft Dynamics CRM連携費用が月額100,000円~、Salesforce連携月額費用が100,000円~・kintone連携月額費用が12,000円~となっています。

「kintone」を代表としたSFA・CRM連携には評判高い「アルテマブルー」ですが、名刺管理をどのように活用するかの用途によっては検討すべき要因といえます。

2-3. 名刺登録速度は一般的

「アルテマブルー」は外出先でスマホ・タブレットで名刺スキャン・名刺データ閲覧などする場合、ブラウザを立ち上げて専用サイトを通してのみ使用可能なクラウド型名刺管理アプリです。

名刺スキャン業界最速・最短登録5秒で評判の「CAMCARD BUSINESS」のような業務スピード感を強みとする名刺管理アプリとは、サービスの方向性が大きく異なるようです。

「アルテマブルー」はオペレーターによる文字修正の正確性は明らかですが、名刺登録までにどれくらいの時間がかかるかといったことについては明示されていません。名刺管理アプリでの業務スピードにかなりのウエイトを置きたい場合は、違う選択肢も検討すべきでしょう。

3.徹底調査でわかった「アルテマブルー」を使うべき人・会社

ここまでご紹介してきたメリット・デメリットを踏まえ、名刺管理アプリ「アルテマブルー」がどのような方に向いているのか4つのポイントにまとめてみました。

3-1. 「kintone」を活用したい会社

名刺管理アプリ「アルテマブルー」は外部SFA・CRM機能との連携により、名刺データを有効活用できるサービスです。数ある連携サービスのなかでもサイボウズが提供するクラウドサービス「kintone」との相性はバツグンで、使いやすいと評判もいいようです。

「アルテマブルー」ではこれから「kintone」の導入をを始めたい方にも気軽に利用してもらえるよう、取引先担当者管理・会社管理・案件管理・コンタクト管理の4つのテンプレートを無料で提供しています。「kintone」をすでに活用している会社は、まずは名刺管理アプリ「アルテマブルー」の導入を検討してみる必要があるでしょう。

3-2. 導入前のサポートを重視している会社

名刺管理アプリは、ただ導入すればいいのではなく・導入前に何を目的に・どのように使うかといった活用のポイントを明確にすることが重要です。

その点「アルテマブルー」を提供するキヤノンエスキースシステムでは、まず専任の担当者が導入を検討しているお客様の要望をヒアリングします。その際に目的や課題をハッキリさせて、運用法も含めた活用方法を提案します。2週間の無料トライアルも行っており、トライアルを行うことでミスマッチを防ぎます。

単純にサービスを提供するのでは無く、導入前にきめ細かいサポートがあった方が良いと考える方には「アルテマブルー」がおすすめです。

3-3.自社仕様にサービスをカスタマイズしたい会社

「アルテマブルー」の特徴として、クラウド環境をプライベートなものにカスタマイズできることも挙げられます。カスタマイズを行うことで自社専用のシステムを構築・運用していくことができます。

他社サービスは根本部分な変更はほぼ無理ですが、名刺管理サービス「アルテマブルー」では自由に変更可能。自社がもっとも使いやすい形にカスタマイズできる技術力の評判も高く、可能性を秘めています。

4.徹底調査でわかった「アルテマブルー」を使うべきでない人・会社

一方で以下の記事に思い当たることがある人・会社は、「アルテマブルー」が本当にあなたのニーズにフィットしているサービスなのか、もう1度じっくり考えてみた方が良いのかもしれません。

4-1. 名刺管理に特化して使いたい人・会社

「アルテマブルー」は他社サービスと遜色ない名刺管理機能を備えていますが、営業支援機能といった機能は連携が必要になります。ニーズが名刺管理に限る場合には、名刺管理に特化した「メイシ―」のようなサービスと比較検討する必要があるでしょう。

5. 「アルテマブルー」への登録方法

シンプルな名刺管理アプリと評判の「アルテマブルー」。登録方法もカンタンです。PCや携帯からクラウドネットワーク経由でデータセンター上の名刺データにアクセスする方式です。

5-1. まずはログイン

お使いのPC・スマホ・タブレットで各メディアの標準ブラウザから、「アルテマブルー」専用サイトにアクセス。企業コードにアクセス後、自分のアカウントとパスワードでログインします。

5-2. 名刺をスキャン

社内でのスキャナー・複合機でも、外出先からのスマホ・タブレットでも。名刺のスキャンはどちらからでも可能です。

5-3. モードを選択 ①ゼロモード

「アルテマブルー」では状況に合わせ、取り込み後の文字補正を柔軟に使い分けることができます。まずは「ゼロモード」。OCR処理されて取り込まれた名刺データをオペレーターを介することなく自身での入力・修正が可能。名刺1枚あたりの文字補正費用が0円になるため、コストを抑えることもできます。

5-4. モードを選択 ②フルモード

次は、「フルモード」。取り込んだ名刺データは国内のオペレーターにより正確・迅速に文字補正され、入力・修正の手間を削減。1枚の名刺データは項目ごとに分割され別々のオペレーターが分担し入力するため、個人情報漏えいリスクもなくセキュリティ対策も万全です。

6. 「アルテマブルー」を効果的に活用した3つの代表事例

今回の調査で使いやすさときめ細かいサービスに評判高い名刺管理アプリ「アルテマブルー」をもっとも効果的に業務に活かしていると思われる3社の事例をピックアップしました。

実例を用いた活用法は名刺管理アプリ・サービス導入を検討している方々にとって、大きな参考材料になり得るのではないでしょうか。

6-1. スリーエムジャパン株式会社

ポスト・イット製品やスコッチ・ブライト 製品などの消費財から、ヘルスケア・エレクトロニクス&エナジーなど多岐にわたる産業分野でプロダクトやサービスを提供しているスリーエムジャパン株式会社。

導入前は、各営業が個人的に管理していた名刺情報を会社の資産として、より効果的に活用したいというのが名刺管理アプリ導入のきっかけでした。「アルテマブルー」を導入を決めた1番の要因は 、他社名刺管理サービスよりさまざまな要望に細かく対応してくれたこと。

導入後の現在は20万枚超の名刺をデジタル化し、各個人の管理に任されていた名刺情報は部門内だけではなく全社的に可視化して共有を実現し、より効率的な営業活動に進化しました。情報共有ができたことで、部門間のコミュニケーションも活発になったようです。

具体的な営業活動での効果として、新規顧客開拓を飛び込みでアプローチするのではなく他部署の顧客データを参照し、部署の顧客状況を確認したうえで、部を越えた協力体制で営業をかけることが可能になりました。

営業スタイルの進化により、提案の精度が上がり最短で商談まで実現できるようになったとのこと。名刺管理アプリ「アルテマブルー」導入が営業活動の精度と速度を上げた理想的なカタチです。

6-2. レタープレス株式会社

明治時代に広島で創業し今年で128年目を迎える、レタープレス株式会社。日本の学術情報を世界に向け発信する「学会誌の発行サポート事業」や、医師会・労働組合・一般企業等などの広告販促物を企画制作する「各種団体・一般企業サポート事業」を行っています。

導入前は、顧客の情報は社員が個々に紙で管理。資産になり得る名刺情報が社内で活用できていないことが大きな課題でした。当社の重要な業務のひとつは、学術協会内で名刺交換した各委員会委員の方々がどの大学・企業にどの先生がどの学会に所属しているかといった情報を整理し紐づけること。

名刺情報管理を徹底するためにもSFAツール活用の必要性を感じ、名刺管理+SFA・CRMができるソリューションを探していた当社。課題解決に重要なのはSFA・CRMであり、そのシステムに連携しやすい「名刺管理」の順で検討しました。検討の結果、kintoneが当社のニーズに非常にフィットしておりコストも魅力的でした。そして、kintoneと一番うまく連携できてツール提供もあるという面で最も優れた名刺管理サービスと判断して「アルテマブルー」を導入。

導入後は、とくに案件進捗管理で効果を実感しています。「案件管理」アプリに情報を集約し、知りたい時すぐに顧客ごとの案件進捗が分かるようになりました。取引先担当者管理や案件管理などの必要な項目をカスタマイズし、日々営業活動のためのデータを入力することで、kintoneの一覧画面が自動的に会議資料にもなっています。わざわざ会議用に資料を作る手間もなくなったようです。

導入してからの業務効率化も喜ばしいことですが、社内情報管理システムの将来像を見据えた上でのコンサル的な視点による重要なヒントやアドバイスを受けながらサポートしてもらえていることも大きなメリットと感じているようです。

6-3. 株式会社STEP

「オフィスの"コスト"をもっと安く」をモットーに経費削減だけではなく従業員の生産性や満足度向上までをトータルソリューションサービスとして提供しているベンチャー企業、株式会社STEP。

既に名刺管理アプリ「アルテマブルー]を導入していた当社は、顧客から受け取った名刺を登録・管理し共有できる状態にはあったようです。

「アルテマブルー」は名刺管理システムであり、企業情報・案件・受注管理などの管理のためには別システムが必要と感じていた当社。案件は各自がExcelで管理をしており、案件状況を知るには営業マンからのデータの共有をしてもらう必要がありました。受注の管理についても、管理部門に質問を投げ管理部門が探して営業に伝えるという手間が発生していたそう。情報伝達の手間が生産性の低下に繋がっていると考え、会社のデータを一元管理するために「アルテマブルー」との連携機能もあるkintoneを導入を決定しました。

導入の決め手は、低価格であり情報システム部門がなくても運用・管理ができて使いやすいこと。情報伝達速度が上昇したのに加えて生産性も向上し、導入前より倍ほどに社員が増加したのにも関わらず、管理部門の人数は当時と変わらない状態で維持できています。

導入により、案件状況の把握も変化しました。案件管理には「次回アクション日」を必ず入力し「アクション漏れ」がとても減少したとのこと。 些細なことですが「アクション漏れ」が大きな機会損失に繋がることもあり、より効率的にチェックできるようになったことは非常に大きいでしょう。名刺管理を起点にしたCRM・SFA連携によりビジネスを進化させた事例になるのではないでしょうか。

7. まとめ

名刺管理アプリ「アルテマブルー」について紹介してきました。

先述の通り、「kintone」に企業ニーズがあり名刺管理機能と連携活用したいと考えている方や、自社専用の名刺管理システムにカスタマイズしたい方にとっては他社サービスより頼れるツールになるのではないでしょうか。

名刺管理アプリを検討・導入する際には、今回ご紹介した内容をぜひお役立てください。