Sansanの評判と実態|15個の名刺管理アプリを使ってわかった本当のおすすめ

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更新日:2018年11月14日 | 公開日:2018年11月14日

2007年創業からクラウド名刺管理に特化したサービスを提供している「Sansan(サンサン)」。「Sansan」は社内の名刺を一括で管理し、名刺を価値ある資産に変える、法人向けのクラウド名刺管理サービスです。

名刺管理サービスでの国内シェア率は、なんと81%。5年連続シェアナンバー1で、国内トップシェアを誇ります。数名規模の企業からトヨタ自動車・三井住友銀行・日本郵便・サイバーエージェントなど、誰もが知っている大手企業や官公庁まで、7,000社以上の導入・運用実績があります。松重豊さんが「早く言ってよー」と嘆いている姿が印象的なテレビCMが評判を呼んだことも記録に新しいでしょう。

クラウド名刺管理サービスのスタンダードとして評判の高い「Sansan」の強みは
・名刺の精度高いデータ化
・一括管理化に留まらない
・さまざまなな機能
にあります。

Sansanを導入するかのポイントは単なる名刺保管ではなく、名刺管理を超えた情報活用を目指すかどうかです。ここでは、Sansanの特徴を様々な側面から見ていきます。

<総評> Sansanは"名刺管理を企業の顧客管理や営業支援に進化させるクラウドサービス"

<総評> Sansanは"名刺管理を企業の顧客管理や営業支援に進化させるクラウドサービス"

結論からいうと「Sansan」は、名刺管理を企業の顧客管理や営業支援に進化させるクラウドサービスです。

名刺を保管する際に、顧客情報や社内情報を関連付けて、データベースにできる点が一番の強みです。一方で、単に名刺を整理・保管したいだけ、という企業にはあまり向いていないかもしれません。

名刺の情報を企業の価値に変えるため、最大限に活用したいと考える企業にとっては、有力な選択肢となるでしょう。

他の名刺管理アプリと比べた評判は?

Sansanは名刺を正確にデータ化したあと、社内の組織情報も加えて自動で人脈データベースを作り上げます。個人の名刺入れやファイルに入ったままになっていた情報を、社内で共有・関連付けしてデータベースに変えられます。

他の名刺管理アプリにも同様の機能はありますが、顧客管理や営業支援への活用をもっとも意識したサービスといえるでしょう。

1.「Sansan」の4つのメリット

1.「Sansan」の4つのメリット

様々な機能を持つSansanですが、数ある特色の中から、4つのポイントにピックアップしてお伝えします。

1-1.ほぼ100%!名刺のデータ化は精度抜群

第一にメリットとして挙げられることは、名刺情報の正確なデータ化です。

「AI × 人」でのデータ入力なので、ほぼ100%の精度で正確な情報を記録することが可能です。スキャンした名刺情報をAIで会社名・個人名・住所といったデータに分割、その後オペレーターによる手入力を行い、高い精度を確保しています。

データ精度を上げるためには手間を惜しまない「AI × 人力」によるダブルチェックでの情報の正確性は評判も高く、名刺管理を効率的に行いたい方にとって大きなメリットとなることでしょう。

セキュリティ対策にも万全を期し、安全性の確保に取り組んでいます。

1-2.クラウド型でどこでも使える

Sansanは、クラウド型ならではの使い勝手の良さも高い評判を得ています。

スマホ・タブレットにアプリをダウンロードしておけば、時間や場所を選ぶことなく名刺を即時にスキャン・最新の名刺情報にアクセスできます。

記憶が新しいうちに「Sansan」のコンタクト機能を使うことで
・名刺交換日時
・打ち合わせ参加者
・打ち合わせ内容
といった状況を簡単に記録できます。

顧客との打ち合わせ内容・履歴データの蓄積があれば、名刺交換した相手がどの部門の誰と繋がっているかといったことや、次に会うべき人は誰なのか、対象人物の名刺をスマホで瞬時に確認可能です。

1-3.自動名寄せ機能でスキャンするだけでデータベースを構築

「Sansan」の強力な名寄せ機能は情報整理の手間を省くだけでなく、情報の正確性を維持できます。

ポイントは、名刺自体にではなく名刺が示す「人物」をターゲットにしている点です。名刺情報の正確なデータ化技術と圧倒的な名寄せ機能により、たくさんの名刺データから人の繋がりを分析。

「人」を軸とした組織全体の情報が、自動的に集約され網羅的なデータベースを構築します。出来上がった組織ツリーをもとにアプローチ先の「人物」が可視化され、「特定の企業とパイプが太いのは誰か」もひと目でわかります。

日経テレコン・ダイヤモンド社・Eightで公開された人事異動情報は自動更新され、人物に関連するニュースを自動的に収集・通知します。鮮度ある情報獲得は営業アプローチにとって大きな武器となるでしょう。

1-4. SFAも!CSV連携も!

「Sansan」は案件管理もできるので、営業ツールとしても活用できます。

案件の進捗情報を名刺に結び付けると、名刺をチェックするだけで営業活動が確認できるように。いつ誰が誰と接触し、何をしたのかが見えてくるので、失注した時の状況も確認できます。名刺からリマインドやコンタクトが確認できるので、効率的に営業・管理サポートが可能です。

「Sansan」で取り込んだ名刺情報を外部アプリケーションと同期することもできます。様々なアプリに対応できるよう、CSV出力機能も用意されています。

これらの機能を有効利用することで営業パフォーマンスが上がったという事例が、徐々に評判になってきているようです。

2. 「Sansan」の3つのデメリット

2. 「Sansan」の3つのデメリット

名刺管理サービス国内ナンバーワンのシェア率を誇るトップランナーであり、更なるサービス強化を推進し続けている「Sansan」ですが、他社サービスと比べてもデメリットと言えるほどの隙がなかなか見つからない、というのが正直な感想です。その中で調査・比較を重ねることで見えてきたデメリットは以下の3つです。

2-1.導入ハードルは比較的高め

最も気になるのはやはり価格面です。「Sansan」の月額ライセンス費用は50,000円で、ユーザー数課金ではなく、月間名刺データ化の枚数によって料金は変動します。

初期費用として、ライセンス費用の12ヶ月分と「Sansanスキャナ」代月額10,000円/台が発生します。契約期間は1年単位での契約です。

上記の通り、比較的初期費用が高めなので、20日間無料トライアルで体験してから検討するのが無難かもしれません。

2-2. 「Sansanスキャナ」の必要性

「Sansan」を活用する際は上述の通り専用スキャナー「Sansanスキャナ(タブレット含む)」の導入が必須条件になります。契約企業における各オフィスフロア・各拠点数の機器が、最少契約台数として必須となります。

スキャナーがあることで、一度でストレス無くスキャンができるという利便性や、名刺交換後にスキャンをする習慣が形成できるという点を「Sansan」は説いています。

しかし、スマホで名刺をスキャンするだけで済むような手軽さを優先したい・初期投資を抑えたいと考える方も少なくないと思うのでデメリットとして挙げました。

2-3. 他のサービスと比べると対応言語は少なめ

「Sansan」は2018年、対応言語を4言語増やし、計10カ国語の名刺データに対応可能になりました。

十分に多い印象を受けますが、一方で全世界で1.1億以上のユーザー数を誇る名刺管理アプリ「CAMCARD」は17か国の言語に対応しています。

国内を中心に企業活動している方にはデメリットと言えるほどの弱点ではないかもしれませんが、世界展開を視野に活動を広げている企業・団体にとっては多少魅力に欠ける部分かもしれません。

3.徹底調査でわかった「Sansan」を使うべき人・会社

3.徹底調査でわかった「Sansan」を使うべき人・会社

ここまでご紹介してきたメリット・デメリットや評判を踏まえ、「Sansan」はどんな人や会社に向いているのか、3つにまとめてみました。

3-1. なによりも安心感と信頼感を重視したい方

名刺管理サービスのなかでも「Sansan」は特にセキュリティ対策を重視しています。大切な名刺を預けるのだから、実績が多く、管理をしっかりしてくれそうな信頼のおけるサービスを、と思うのはもっともでしょう。「Sansan」はそんな場合の選択肢にぴったりです。

3-2. 単なる名刺管理以上の機能がほしい方

名刺をフル活用してビジネスを発展させたい! と考えている会社には「Sansan」が向いています。名刺を企業の資産にしたいなら、情報を自動で関連付けて、活用しやすいデータベースにしてくれるサービスを選ぶべきでしょう。

3-3. 大企業との取引が多く、名刺管理が大変な方

大企業は取引先も多く、名刺の数も異動による変更も多いと思います。その際「Sansan」なら、異動・出世・転職などで名刺が変わった場合は名寄せ機能で人物情報をまとめられます。キャリアがデータベース化されるので、「以前は〇〇社にいらっしゃったんですね」という営業トークを簡単に展開することができます。

相手企業の情報やニュースを表示するといった点も好評で、営業サポートツールとしても効果的に活用が可能です。取引先の情報を検索したり、別途SFA(営業支援システム)を導入する必要なく、シームレスに営業活動ができるので効率的です。

大企業向けに、蓄積データからその人が次に会うべき人の名刺をレコメンドしてくれる機能も用意されています。社内の人脈を余すことなく活用できるので、売上アップへの効果が期待できます。企業全体である程度の名刺枚数を交換している会社におすすめの機能です。

3-4. いろいろな会社の事例を参考にしたい!

7,000社以上の導入実績・評判をもつ「Sansan」は、同時に豊富な導入成功事例も蓄積しています。必要であれば担当者から様々なケースを聞くことができるので、新たなノウハウも蓄積しやすいです。

4.徹底調査でわかった「Sansan」を使うべきでない人・会社

4.徹底調査でわかった「Sansan」を使うべきでない人・会社

一方で以下の記事に思い当たる人・会社は、「Sansan」を本当に導入すべきかどうかをもう一度じっくり考えてみたほうがよいでしょう。

4-1. ただ名刺を管理したいだけという方

「Sansan」は、正確にデータ化する名刺管理だけが評判のサービスではありません。名刺情報の先にある価値を引き出すために効果を発揮するサービスです。そのためただ単に名刺データを共有したい・管理したいとお考えの方には、他の手軽な名刺管理アプリをお勧めしたいです。

Sansan株式会社では、100万人が利用していて評判も高い個人向け名刺管理アプリ「Eight」も提供しています。名刺管理だけの使用なら、まずは基本無料で利用可能な「Eight」から始めてみるのがおすすめです。
名刺管理以上の機能を使いたいと思った段階で、「Eight」→「Sansan」へのデータ移行するのは簡単に行なえます。

4-2. コストをできるだけ抑えたい方

ご紹介しているように「Sansan」にはさまざまなメリットがあります。正確な顧客データベースの構築・使いやすさ・企業の生産性を上げるための機能など、他社の名刺管理サービスよりもたくさんの機能を備えています。このように考えると、「Sansan」は最も総合力が高く、選んで間違いが少ない名刺管理アプリと言えます。

しかし、デメリット面でも述べたとおりに、費用は他社と比べて安くはありません。名刺管理にあまり費用を掛けたくない・特に初期投資を抑えたいと考えている方は、無料アプリを含めた他の名刺管理アプリを検討したほうがいいでしょう。

名刺管理を組織のため総合的に活用したいのでは無く、限定的に使いたい方も同様に再検討したほうがいいかもしれません。

5. とても簡単!「Sansan」への登録方法

5. とても簡単!「Sansan」への登録方法

「Sansan」の仕組みと使い方は、いたってシンプル。登録さえ済ませばあとは、名刺をスキャンするだけで終わります。

5-1. 「SanSan」アプリをインストール

App StoreもしくはGoogle Playで、「Sansan」を検索。アプリをダウンロードします。メールアドレス・パスワードを指定して、新規登録。注意してほしいポイントは、同じメールアカウントでしか名刺情報は共有されないこと。社内間・業務パートナー間で共有するアドレスで登録しないと、情報共有・一括はできません。

5-2. 名刺をスキャンしてみよう

新規登録が終わったら、アプリを使って名刺をスキャンしてみましょう。「名刺登録」から「カメラで撮影」を選択。カメラを起動します。スマホ画面にある枠の中に名刺全体が収まるよう撮影してください。

5-3. 送信して終了!

名刺の撮影状態・名刺交換日をチェックできたら「送信」をタップして終了。スマホやタブレットで行う作業はこれだけです。カンタンですよね。後にSansan運営事務局スタッフが1枚づつ手入力で登録作業をしてくれるのでご安心を。基本的には24時間以内で登録が完了します。

6. 「Sansan」を効果的に活用している3つの代表事例

6. 「Sansan」を効果的に活用している3つの代表事例

今回「Sansan」を有効利用し、効果的に業務に活かしている、3社の事例をピックアップしました。名刺管理アプリ導入を考えている皆さんにぜひともご紹介したい、とても興味深い事例です。

6-1.新規契約取引数30%up!- 株式会社クレディセゾン

2014年から「Sansan」を導入しているクレディセゾン。クレジットカードビジネスをはじめとした、総合的なノンバンク事業を展開している企業です。

法人営業を推進するために膨大な数の顧客情報管理が急務だったクレディセゾンは、人脈・情報共有に加え組織としての営業力を強化するために「Sansan」を導入することに決めました。Sansanを導入する前の名刺管理は各社員が個々に行っていて、誰がどの企業に営業を行き、どのような商談をしているかといった社内共有はほとんどされていなかったようです。

導入後は社内で30万枚を超える名刺を有効活用し、名刺から得られた情報を会社の網羅的なデータベースとして全社の法人営業に役立てています。社員間で営業上必要不可欠な情報共有が円滑になり、新規契約取引・取引商談数が前年比+30%以上もup。さらなる会社の組織力強化に向け運用を進めているようです。

6-2. 3か国で働く社員の活動を可視化-株式会社Luci

製品の企画開発から製造販売まで全ての工程を自社で手掛ける、LED照明メーカー株式会社Luci。日本以外のアジア各国や中東の国々に向けても営業活動しているLuciは現地法人の事務所を香港・シンガポール・ドバイに構え、各拠点ではそれぞれローカルメンバーが働いています。

Luciは国をまたいで仕事をしている全営業メンバーの業務を可視化するという目的で、「Sansan」を導入しました。スマホアプリから簡単に商談や顧客に関してメモを残せる「Sansan」のコンタクト機能を使った業務は、徹底的に営業メンバーの手間やストレスを省いています。

商談で得たニーズをすばやく入力し、日本で商品開発を行う部署へその内容をフィードバックして社内で共有。各担当者の行動が可視化されたことで、国をまたいだコミュニケーションも生まれています。シンガポールにある当社製品の販売代理店からの情報をもとに、他国の担当者へ「営業に行ってほしい」と依頼をするといった流れもでてきました。

名刺管理サービスが、国をまたいだ情報共有・グローバルな営業活動支援の役に立っている興味深い事例です。

6-3. 名刺管理からはじまる組織内の変化-近畿大学

近畿大学は日本一の志望者数やクロマグロの養殖など様々なトピックで注目を集めている、14学部・48学科ある総合大学です。

個人に頼りきっていた人脈情報を一元化し、年間400件以上あるプレスリリースや広報活動の業務効率と発信力を高めるため「Sansan」を導入しました。名刺を管理するという本筋ではない業務を「Sansan」に任せ、本来の業務であるニュース制作と発信に専念することで業務スピードが圧倒的に上がりました。

変わったのは業務スピードだけではありません。職員同士が同じ情報を共有することで、部下と上司の壁がなくなりフラットな関係へ変わってきてもいるようです。名刺管理サービスが業務管理だけでなく、組織内にいい意味での変化を生んだケースとして、着目すべき事例ではないでしょうか。

7. まとめ

7. まとめ

「Sansan」は国内トップシェアの名刺管理サービスとして知名度・評判も高く、単純な名刺管理に留まらない顧客管理や営業支援に活用可能な機能に強いことがわかりました。

その一方で、シンプルに名刺の整理と保存だけがしたい企業にとっては、もっとライトなツール、アプリの選択もあるように感じます。

要するに名刺管理サービスの選択は名刺の情報を会社で保管・管理するだけではなく、どう活用したいかによるということですね。

名刺管理アプリやサービスの導入を検討する際には、今回ご紹介した内容をぜひお役立てください。

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