担当者のあなたが「知らなかった」では済まされない!技術派遣と請負のちがい、区別できてますか?

コーヒーと資料が置かれた机

更新日:2017年10月12日 | 公開日:2015年03月18日

「技術者派遣」か「請負」かはどうして問題となるのか?

技術派遣を受け入れる側の企業は、当然「技術派遣」契約で受け入れたプログラマーやシステムエンジニアに指示を出すことができます【上の図左側】。

ところが、中には人材派遣業としての許可がとても下りないような酷い会社が信じられないような格安料金で案件の請負を行い、自社から技術者を現場に行かせて働かせるというケースがあります。
こうした会社では、請負側の会社は労働基準法でその技術者を保証する必要もないので、安い賃金でいつでも首が切れる状態で大量に技術者派遣人員を確保します。登録者にも「派遣」と「請負」の区別をわざとあいまいにしておき、「雇用形態は案件ごとにかわりますよ」などといって、登録させておくのです。


「実際には派遣と同じように現場にちゃんと技術者を派遣しますけど、契約だけ【請負】とさせてください。業界相場の2割引にしておきますよ」


受け入れ側のあなたは、派遣会社を名乗る営業マンのこのような言葉には注意しましょう。
もしこの言葉を受け入れたならば、法的には【上の図右側】となり、派遣先企業のあなたが仕事の具体的指示をすることはできません。
もししてしまったら、その時点で違法になってしまいます。
技術派遣をしてもらったつもりが現場で指示が出せないと言う状態では、まったく意味がありませんよね。

そのつもりがなくても違法になっているというのが一番怖い

その他、「技術派遣」を装いながら実際には「請負契約」を結ばせようとする会社の手口には以下のようなものがあります。

偽装請負の代表的なパターン

<代表型>

請負と言いながら、発注者が業務の細かい指示を労働者に出したり、出退勤・勤務時間の管理を行ったりしています。
偽装請負によく見られるパターンです。

<形式だけ責任者型>

現場には形式的に責任者を置いていますが、その責任者は、発注者の指示を個々の労働者に伝えるだけで、発注者が指示をしているのと実態は同じです。
単純な業務に多いパターンです。

<使用者不明型>

業者Aが業者Bに仕事を発注し、Bは別の業者Cに請けた仕事をそのまま出します。
Cに雇用されている労働者がAの現場に行って、AやBの指示によって仕事をします。
一体誰に雇われているのかよく分からないというパターンです。

<一人請負型>

実態として、業者Aから業者Bで働くように労働者を斡旋します。
ところが、Bはその労働者と労働契約は結ばず、個人事業主として請負契約を結び業務の指示、命令をして働かせるというパターンです。

技術派遣契約を結ぶときには契約書の中身をよく吟味し、間違っても違法行為に加担することなどないよう注意しましょう!

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