オンラインストレージ「Primedrive」の評判と実態|徹底した比較・調査でわかる

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更新日:2018年12月28日 | 公開日:2018年12月28日

スマートフォンやPCなど、複数のデバイスを使いこなすのが当たり前となった現在、増える一方のデジタルデータを保管し、共有するのに欠かせないのがオンラインストレージです。メールに添付できない大容量データも簡単に保管・共有ができるため、ビジネスの現場で活用している人も多いでしょう。

しかし、会社側の許可を得ないオンラインストレージの利用は、誤った利用方法による企業情報漏えいが懸念されているのも事実であり、シャドーIT(企業が把握していない状況で従業員がITを活用すること)として深刻化しています。こうした課題を解決し、法人向けに強固なセキュリティを実現したオンラインストレージが「PrimeDrive」です。

この記事ではそんな「PrimeDrive」の特徴から、どのような評判を得ているのかといった点を他社サービスとも比較しながら、解説していきます。

<総評> 「Primedrive」は容量無制限のオンラインストレージ

<総評> 「Primedrive」は容量無制限のオンラインストレージ

「PrimeDrive」は、ストレージ容量無制限の法人向けオンラインストレージサービスです。法人向けをアピールするオンラインストレージは他にもありますが、ソフトバンクが提供している「PrimeDrive」は、日本のビジネス環境を考慮した使いやすさと、強固なセキュリティを両立させているのが特徴です。

シャドーITがなくならない理由のひとつに、会社側が用意するツールが使いにくいということが考えられます。これは、会社がセキュリティのみを重視したツール選定になりがちだからです。

「PrimeDrive」は、PCやMacからはもちろん、iPhone・iPad・Android対応のアプリもあるので、時間と場所を問わずに利用できます。そのためインターネット環境がない場所でも、キャッシュ機能によってファイルにアクセスでき、さまざまなシーンで活用できるのも好評の一因です。

一方、使い方が簡単でも、セキュリティ対策が万全ではないツールは会社として使いにくいのも事実です。この点「PrimeDrive」は安心して使えるツールです。詳細は後述しますが、ダウンロードに伴う送付キーの発行や、カスタムアクセス権による取引先とのファイル共有、豊富な管理者機能や自動データバックアップが標準で用意されており、法人にとって使いやすい料金体系なのも魅力のひとつです。

そもそもオンラインストレージとは?

そもそもオンラインストレージとは?

オンラインストレージとは、オンライン(インターネット環境)にあるハードディスクドライブ(HDD)やソリッドステートドライブ(SSD)などのストレージのことを指します。クラウドストレージと呼ばれることもあり、サービスとの契約内容に応じて確保した自分専用のストレージ領域に、インターネット経由でデジタルデータを保存できるサービスです。

PCにデータを保存していた頃は容量が満タンになったときは外付けのHDDといった機器にデータをバックアップしていましたが、インターネット回線の高速化が進んだ現在では、手軽にバックアップできるオンラインストレージが積極的に活用されています。

オンラインストレージがリリースされた当初は、データバックアップやメールで送ることができない大容量データの受け渡しに利用されていました。現在ではファイルの共有はもちろん、ストレージ上のデータを共同編集できるサービスも登場するなど、その機能は多岐にわたっています。

様々な利用用途が生まれていく名で、オンラインストレージの課題はセキュリティ面でした。誤ってファイルを送ってしまう、情報漏えいが発生するなどの問題が起こっていたのです。

このようなセキュリティ面での問題を解決し、管理者機能や共有フォルダなど、企業が利用しやすい機能を備えて登場したのが、法人向けオンラインストレージサービスです。個人向けサービスから開始されたDropboxOneDriveなども、相次いで法人向けサービスに参入しています。

Dropbox、Onedriveと比べた評判は?

オンラインストレージといわれてすぐに思い浮かぶのはDropboxOneDriveなどだと思います。これらのサービスと比べた場合「PrimeDrive」はどのような違いや特徴があり、それぞれがどのような評判を得ているのでしょうか。
Dropboxには、法人向けのDropbox Businessがあり、OneDriveにもOnedrive for Businessというサービスが存在します。いずれも個人向けのサービスも提供しており、そのためDropboxは2GB、OneDriveは5GBまでの無料プランも用意されています。

一方の「PrimeDrive」は法人に特化したサービスであり、無料トライアルは用意されているものの、無料で利用可能なプランはありません。ストレージ容量当りの料金もけっして低価格ではなく、この点においてはDropboxやOneDriveの方が高い支持を得ているのも事実です。

しかし、先ほど解説したように、日本企業が使いやすいように設計されているのが「PrimeDrive」の特徴です。もっとも大きな違いは、DropboxやOneDriveがユーザー単位での契約になるのに対し「PrimeDrive」では、契約した容量に対するユーザー数を、1万人まで自由に割り当てられることです。

ユーザーの割り当てや削除を一括で行うことも可能で、管理者の負担を大幅に削減するだけではなく、無駄なストレージ容量に料金を支払う必要もありません。豊富な機能とセキュリティを誇る「PrimeDrive」は、多数の支社や店舗を持つ企業から高い支持を得ています。

1.「PrimeDrive」の5つのメリット

1.「PrimeDrive」の5つのメリット

それでは、数ある法人向けオンラインストレージサービスのなかでも「PrimeDrive」ならではのメリットはなにがあるのでしょうか。ここでは5点紹介します。

1-1.安全なファイル共有・受け渡し

「PrimeDrive」は、オンラインストレージでもっとも利用されるファイルの受け渡し・共有を安全に実行できます。相手にファイルを送付する際には、送付キー(ダウンロードリンク)が発行され、誤った相手にメールしてしまってもリンクをクリックされていなければ無効にできます。ワークフロー承認機能を活用すれば、上長の承認がなければ送付キーが送れないため、セキュリティ対策の二重化も可能です。

また、標準で用意された10個のアクセス権を任意に組み合わせ可能なため、取引先とのセキュアなファイル共有が実現し、先方からのファイルアップロードにも対応できます。

1-2.充実した管理者機能

日本企業のビジネス環境を考慮に入れた、充実した管理者機能が利用できるのは「PrimeDrive」の大きなメリットです。すでに紹介したユーザーの一括登録・編集ができるほかにも、Windows OSのID/パスワードを使って「PrimeDrive」にアクセスできたり、またActive Directly連携でユーザーの登録作業も簡単に行えます。

ユーザーごとにアクセス権限などのセキュリティを適用できるのはもちろん、ファイルの検閲機能によるアカウントの緊急ロックも可能。蓄積されたログファイルもCSVでダウンロードできるため、操作履歴も管理できます。管理者の負荷を軽減するため、サブ管理者の設置にも対応しています。

1-3. 万全なデータ保護・バックアップ

日本各地で相次いだ自然災害の発生により、BCP(事業継続)を考慮に入れた機能が注目を集めています。こうしたBCP対策に、オンラインストレージでの「PrimeDrive」は最適です。

「PrimeDrive」は、強固なデータセンターのオペレーションで顧客のデジタルデータを保管するだけでなく、30分ごとに、国内の遠隔地にある別のデータセンターへバックアップを行っており、複数箇所へのデータ保管で災害などによるリスクを分散しています。

標準で用意された機能であり、メインのデータセンターが被害を受けても、すぐさまリカバリーデータセンターへの切り替えが可能です。

1-4. ペーパーレスの実現

「PrimeDrive」は、別途用意したMicrosoft Officeオンライン版にも対応しており、これを活用したオンライン共同編集も可能です。うまく活用することで業務関連のペーパーレスを推進に繋がります。

また、会議関連資料を共有フォルダに集約すれば、修正が一か所で完結するため、会議時には参加者全員が「PrimeDrive」にアクセスするだけでよく、会議の効率化とともにペーパーレスにも貢献します。

1-5. セキュアな利用環境

「PrimeDrive」は、基本的な利用環境にも、セキュリティ対策が施されています。具体的な機能として、ユーザーごと、もしくは全ユーザーに対してIPアドレスによるアクセス制限を適用できます。

ほかにもアクセスを特定の端末のみから許可する「PKIクライアント認証」も設定できるほか、iPhone・iPadなどのモバイルデバイスを、ユーザーごとにアクセス制限設定することも可能です。

2. 「PrimeDrive」の3つのデメリット

2. 「PrimeDrive」の3つのデメリット

数多くのメリットを持つ「PrimeDrive」にも、デメリットはあります。今後あげるデメリットは法人向けオンラインストレージサービスに特化しているゆえのものとも言えますが、具体的にみていきましょう。

2-1. 無料プランが存在しない

すでに解説したように、個人向けサービスから発展したDropboxやOneDriveには、容量・機能制限のある無料プランが用意されていますが「PrimeDrive」にはありません(2019年3月29日までの申し込みで、初期費用無料、0.5GB永年無料の期間限定キャンペーン中)。

無料トライアルを利用する方法は残されているものの、その際に発行されるコーポレートIDは、有償プラン切り替え時に更新しなければならず、手続き自体もやや煩雑な印象を受けるかもしれません。

2-2. 利用料金がやや割高

「PrimeDrive」を利用するには「初期費用30,000円(税抜き)」のほかに、ストレージ容量に応じた月額料金が必要です。料金は1GBの場合で12,000円、10GBの場合で69,800円、100GBの場合で180,000円となっています。

1万ユーザーまでならストレージ容量を共有できるため、100人のユーザーで10GBを共有すれば、1人当りの月額料金は698円になります。しかし、1人当りのストレージ容量は100MBに抑えられてしまうことになり、この意味においては利用料金が割高と感じられるかもしれません。

一方、すべてのユーザーが大容量のストレージ領域を必要とするとも限らないため、容量が足りなくなった際に追加できる「PrimeDrive」は、ある意味では合理的な料金体型かもしれません。

2-3. サービスの利用開始までのタイムラグ

法人向けオンラインストレージサービスである「PrimeDrive」の契約手順は、ソフトバンクに連絡を取り、用意された申込書に記入・捺印するか、Webからの申し込みが基本となります。

サービスが利用できるようになるまでの期間は、申込書が届いてから5営業日以内となっており、タイムラグが生じます。ストレージ容量を追加する場合も同様で、Web申し込みの場合でも即日利用開始、というわけにはいきません。即日で利用を開始したいという方にとっては難点になるでしょう。

3.徹底調査でわかった「PrimeDrive」を使うべき会社

3.徹底調査でわかった「PrimeDrive」を使うべき会社

ここまで紹介してきた特徴やメリット・デメリットを踏まえ、どんな企業に「PrimeDrive」が最適なのかを考えてみました。

3-1. 高度なセキュリティと管理機能を求める会社

日本企業がクラウドサービスを活用する際、もっとも重視するのがセキュリティで、次点で管理のしやすさを考えるのではないでしょうか。そのような日本企業のニーズをくみとり、高いセキュリティと充実した管理機能、使いやすさを兼ね備えているのが「PrimeDrive」です。

管理者の負荷を軽減する豊富な機能が搭載されているだけでなく、シンプルなインターフェースで簡単に使えることから、従業員のシャドーIT防止にも有効です。

セキュリティとユーザー管理を重視する会社には最適でしょう。

3-2. 大規模な利用ユーザーが想定される会社

契約したストレージ容量に対し、1万ユーザーまでの割り当てが柔軟に行える「PrimeDrive」は、多くの利用ユーザーが想定される大規模な会社に最適です。

ユーザー単位で契約が必要な他社サービスでは、個人ごとのアカウント管理が煩雑になりがちです。多くの利用ユーザーを抱え、従業員の出入りも多くなる大企業では、大幅な負担の軽減に繋がるかもしれません。

3-3. 日本各地の支社・店舗とデータ共有する会社

PC・Macやスマートフォン・タブレットなど、マルチデバイスに対応する「PrimeDrive」は、日本各地に支社や店舗が点在し、セキュリティを確保しながら簡単にデータを共有したい会社にピッタリです。

メイン以外のサブ管理者を複数設定できるため、各拠点の管理も行いやすく、流動的に店舗の増減が行われるケースでも、ユーザーの割り当てや編集が自由に行えるため、面倒なアカウント管理を最小限にできます。

4.徹底調査でわかった「PrimeDrive」を使うべきでない会社

4.徹底調査でわかった「PrimeDrive」を使うべきでない会社

日本企業のビジネス環境を考慮した設計がされている「PrimeDrive」ですが、重視するポイントによっては、他社サービスの利用を検討した方がいいでしょう。

4-1. コストパフォーマンスを重視する会社

ユーザー1人当りのストレージ容量と月額料金、つまり、コストパフォーマンスを重視する会社に「PrimeDrive」は向いていないでしょう。

たとえばDropbox Businessは、容量無制限のアドバンスプランが1ユーザー$20で利用可能です。これを100人で契約する場合、月額料金$2,000となり、ストレージ容量をまったく気にする必要がないのに対し、180,000円で100GBのみとなる「PrimeDrive」のストレージ容量は見劣りしてしまいます。

4-2. Officeオンラインの活用を重視する会社

すでに解説したように「PrimeDrive」でも、別途契約を行えばOfficeオンラインの利用は可能です。しかし、OneDriveではOffice 365とストレージがセットになったプランが用意されており、料金も、1ユーザー月額およそ1,400円程度と安く、ストレージ容量も1TBが確保されています。

Officeオンラインの活用を見据えているならば、OneDriveの利用を検討した方がいいかもしれません。

5. 3分でできる!「PrimeDrive」の無料トライアル

5. 3分でできる!「PrimeDrive」の無料トライアル

期間限定キャンペーンを行ってはいるものの、基本的に無料プランのない「PrimeDrive」では、Webサイトからの申し込みは、オンライン見積もりとイコールです。

見積もり内容そのままで申し込みを行いたい場合は、Webサイトからの手続きが可能ですが、以下からは、30日間の無料トライアルへの申し込み方法を解説してみましょう。

5-1. 公式サイトにアクセスして申し込みボタンをクリック

「PrimeDrive」の公式サイトにアクセスして(https://www.softbank.jp/biz/cloud/saas/primedrive/)、「使ってみる(無料30日間トライアル)」をクリックします。
無料トライアル申込フォームページが、別ウィンドウで表示されます。

5-2. 申し込みフォームに必要事項を入力して送信

表示された「PrimeDriveオンラインストレージサービス無料トライアルサービス特約」の内容を確認したうえで「同意する」にチェックを入れ、必要事項を入力します。
必須項目は「会社名」「氏名」「メールアドレス」「電話番号」「住所」「PrimeDriveを知った方法」です。すべて入力したら「確認する」をクリックします。

5-3. 送信ボタンをクリックして完了

無料トライアル申込フォームに、先ほど入力した情報が表示されます。内容に不備があり、修正したい場合は「戻る」をクリックして修正します。
内容に問題がなければ「送信する」をクリックして完了です。登録したメールアドレスあてに連絡がくるまで待ちましょう。

6. 「PrimeDrive」の効果的な使い方

6. 「PrimeDrive」の効果的な使い方

法人向けに特化したオンラインストレージである「PrimeDrive」の場合、ビジネスでどれだけ効果的に使えるかが、その使い方のポイントになるでしょう。その具体例をいくつか紹介しておきます。

6-1. 社内外でのプレゼンテーション・データ共有

「PrimeDrive」はブラウザ・Mac、Windowsアプリのほかにも、iPhone・iPad・Androidアプリで利用ができます。スマートフォンアプリを利用している場合は、iPadなどを大画面モニターに接続してプレゼンテーションが行えます。社内だけでなく、取引先でのプレゼンテーションにも効果的に活用でき、インターネットに接続できない環境であっても、キャッシュ機能によるプレゼンテーションができます。

また、共同作業が必要な取引先とのハブとして「PrimeDrive」を活用するのも効果的です。カスタムアクセス権の設定によって、関係者以外のアクセスをシャットアウトでき、共有フォルダ内での共同編集が実現するほか、必要なファイルを双方向からアップロード/ダウンロードができます。

6-2. ファイルサーバーとしての活用

月額料金が要見積もりになってしまうものの、大容量のストレージを契約して「PrimeDrive」 を、社内の重要なファイルサーバーとして活用する方法も有効です。

先ほど紹介したように、メインとは別の国内データセンターへ、30分ごとに自動バックアップを行う「PrimeDrive」は、BCP対策に非常に有効だからです。動画や写真などではなく、ドキュメント中心のデータ保管であれば、それほど容量を確保する必要もないため、リスク分散の面でも検討する価値があります。

6-3. 大容量機密データのやり取り

ビジネスには機密情報がつきものですが、業務内容によっては、設計図や著作権の絡むイラスト・動画・写真などメールに添付できない大容量データもあります。こうしたデータをセキュアに相手とやり取りするにも「PrimeDrive」は効果的に活用できます。

ダウンロードリンクである送付キーが、取り消し可能なのはもちろん、上長の承認がなければ送付キーを有効にできないワークフロー承認機能などを併用し、情報漏えいを防いだ安全なデータのやり取りが実現できます。

7. まとめ

7. まとめ

法人向けに特化したオンラインストレージサービスである「PrimeDrive」は、ストレージ容量に対するコストパフォーマンスが優れているとはいえません。そのため、重視するポイントによっては、最適なオンラインストレージサービスだとはいえない場合もあります。

しかし、海外に拠点を持つ主要なサービスと異なり「PrimeDrive」は、日本の企業が日本のビジネス環境を考慮に入れ、日本企業のために開発したオンラインストレージです。強固なセキュリティを確保したうえで、充実した管理者機能を持ち、ユーザーがマルチデバイスで簡単に使えるように設計されています。

デメリットとも思えるストレージ容量の少なさも、すべてのユーザーが大容量データを扱うわけではないことを考慮すれば、さほど問題にならないケースもあります。自社の利用場面をしっかり想定し、その活用法が「PrimeDrive」にピッタリならば、導入を検討してみる価値はあるのではないでしょうか。

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