オンラインストレージBox(ボックス)の評判と実態|15個のオンラインストレージを試したアイミツが徹底比較!

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更新日:2018年11月29日 | 公開日:2018年11月29日

インターネット上にファイルを保存し、そのファイルを複数人で、またいろいろな端末からアクセスすることができるサービスがオンラインストレージです。オンラインストレージには、個人向けの無料サービスから法人向けの有料サービスまで、さまざまな種類があります。容量、機能、セキュリティのレベルによってサービスの内容が異なるため、どんなオンラインストレージを選べばいいのか迷うところです。今回は、セキュリティの高さから多くの企業に支持されているBoxについて調べてみました。

<総評> Boxは大企業でも使われているセキュリティのしっかりとしたオンラインストレージ

<総評> Boxは大企業でも使われているセキュリティのしっかりとしたオンラインストレージ

Boxは、アメリカの大手ビジネス専門誌「Fortune」に掲載された全米売上高上位500社のうちの60%が利用している世界最大シェアの法人向けオンラインストレージサービスです。多くの企業から支持されているBoxのコンセプトは、「社内」「PC」という環境に縛られず、社内社外を問わず「いつでも」「どこからでも」仕事環境にログインでき、共有ファイルのやりとりを可能にすることで仕事効率、生産性、競争力向上の実現をサポートをするというものです。

容量無制限、ファイル共有がしやすい、シンプルで使いやすいコラボレーションツールなど、Boxには多くの魅力的な特徴がありますが、多くの大企業から信頼されている最大の理由が万全なセキュリティ対策です。

他のオンラインストレージと比較

他のオンラインストレージと比べてどうなのか

オンラインストレージには、個人向けサービスと法人向けのサービスがあります。この記事では、法人向けプランを比較していきます。Box以外でオンラインストレージとして人気のサービスは、世界的にポピュラーなDropbox、マイクロソフトがリリースしOfficeと連携しているOneDrive、無料で使える容量が大きいGoogle Driveなどがあります。

まず料金面で比較すると、Boxは容量無制限で利用できるビジネスプランが1ユーザー月額1,800円、Dropboxでは容量無制限で利用できるプランはビジネスアドバンスドプランとなり1ユーザー月額2,000円、OneDriveは、1ユーザー月額1,360円のビジネスプレミアムプランで1TB、Google DriveのG Suiteビジネスプランが1ユーザー月額1200円で容量無制限となっています。

一方、企業が最も重要視しているセキュリティ面では、アクセス制限機能、ユーザーの履歴を追うことができるログ監視機能が充実しているBoxが圧倒的に高く、このことが多くの企業から支持される理由となっています。

1.Boxのメリット

1.Boxのメリット

法人向けに特化して開発されたBoxにはどんなメリットがあるのでしょうか。Boxの3つのメリットについてご紹介します。

1-1.容量無制限

Boxには、ビジネス、ビジネスプラス、エンタープライズと3タイプのサービスプランがあります。通常は、サービスプランによりオンラインストレージの容量が変わりますが、Boxの場合は、どのサービスプランを選んでもオンラインストレージの容量は無制限であるところが大きな魅力です。

1-2.アクセス権限設定が簡単

Boxの特徴としてあげられるのが、管理者による特定のフォルダへのアクセス権限の設定です。これにより、フォルダやファイルへのアクセス権限をグループ単位、ユーザー単位で付与できます。さらに、各ユーザーには所有者、編集、削除、リンクを取得、プレビュー、ダウンロード、アップロードと7種類の細かいアクセス制限を簡単に設定できます。

この機能によって、管理者は誰にどんな権限を与えるかを自由に選択でき、またユーザーごとに与える権限を変更することが可能で、社員の入社や異動また退職などにも迅速に対応できます。さらに、誰がどのようなアクセス権限でフォルダにアクセスしたかが一目瞭然でわかるのも大きな魅力です。

1-3. アプリだけでなくブラウザからもアクセス可能

Boxは、あらゆる端末から利用可能なオンラインストレージです。Webブラウザからアクセスする場合は、アプリをインストールしていなくてもBoxのトップサイトからユーザーID(登録のメールアドレス)とパスワードを入力するだけでログインできます。また、多数のスマートデザインに対応しているBoxは、700種類以上のモバイルアプリからBox上のデータ編集、保存が行えることも特徴です。

さらに、Boxでは管理者が設定することによってシングルサインオンが可能となっています。これは、業務で使用しているBoxアプリへ、同じIDとパスワードで社員全員がアクセスできるというものです。これによって、ユーザーのIDやパスワードの管理に対する問題も解決できます。

2. Boxのデメリット

2. Boxのデメリット

あらゆる端末からアクセスでき、簡単にファイル共有可能でセキュリティの高いことから高評価を受けているBoxですが、デメリットもあります。

2-1. 操作がやや難しい

Boxは、細かい設定ができるがゆえに、設定に関してやや難しい点があります。例えば、Boxにはいくつかのエディションについてさまざまな設定項目があり、その全てに対してユーザーの利便性とセキュリティのバランスを配慮した設定を行う必要があります。
そのため、ITの知識をある程度持っていないとBoxを使いこなすことまでに時間を要することになってしまいます。

2-2.プランによってはユーザー管理が大変

Boxには、3タイプの料金体系があります。多くの企業が導入している「ビジネスプラン」は、上位2プランと比較するといくつかの機能制限があります。特に、外部コラボレーターはユーザー数に応じて課金される上、ユーザーごとに手作業でフォルダ共有・閲覧の権限を与えていく必要があり、これは作業上大きな手間になり得ます。

また、管理対象のユーザーのコンテンツを監査できる機能、管理対象のユーザーアカウントに代理ログインする権限なども利用できないため、セキュリティ面での不安が残ります。

3.徹底調査でわかったBoxを使うべき人・会社

3.徹底調査でわかったBoxを使うべき人・会社

ここまでBoxのメリット・デメリットをご紹介してきました。では、どんな人・会社がBox導入に向いているのでしょうか。Boxを導入するメリットを3つにまとめてみました。

3-1. セキュリティ管理をしっかり行いたい会社

Boxは、大規模なセキュリティ問題を起こしていないことで定評があるオンラインストレージです。どんな企業にとっても情報漏洩は大きな信用問題となるため、オンラインストレージではセキュリティが強固なことが必要不可欠な課題となります。

ビジネスユース専用ストレージとして企業向けに作られたBoxは、セキュリティの高さを意識して設計されており、かつBox側でも高度な管理がされています。さらに、ログ監視機能では、ユーザーの行動を追うことができ、管理者がその行動を把握することが可能です。ファイル共有機能では、共有されたファイルに1つ1つにURLを作ることができます。それらのファイルにパスワードを設定することや共有リンクに有効期限を設定することが可能です。

このように、多くのセキュリティ対策が施されているため、セキュリティ面を重視する会社に向いているオンラインストレージサービスであるといえます。

3-2. さまざまなデバイスで使用したい人・会社

Boxは、PCはもちろんスマートフォン、タブレットとあらゆるデバイスに対応しています。スマートフォンやタブレットで撮影した写真や動画もすぐにBoxへアップロードでき、共有できます。また、Boxへ保存することを日常化しておけば、各デバイスの空容量を気にすることなくデータの蓄積を行えます。

デスクでの作業が多いデザイナーから外回りが主な営業までさまざまな立場の人が関わるプロジェクトを進行する会社やデータ量の多い業種の人にとってBoxは、作業効率を上げるオンラインストレージとして役立ちます。

3-3. ストレージを自分好みにカスタマイズしたい人

Boxの特徴の一つがカスタマイズ機能です。この機能を活用することで、会社概要の設定、ロゴのアップロード、カラーの設定と会社のブランドに合わせてアカウントをカスタマイズできます。さらに、ログインページでは、すべての管理対象ユーザーがログインした時に表示されるメッセージを設定できます。

この他にも最上位プランであるエンタープライズプランでは、システムメールの署名、サポートの連絡先情報、フッターのテキストなど詳細なカスタマイズができます。

4.徹底調査でわかったBoxを使うべきでない人・会社

4.徹底調査でわかったBoxを使うべきでない人・会社

高度なセキュリティ設定、カスタマイズ機能、マルチデバイス対応など、Boxには企業にとって有効な機能が多くあることがわかりましたが、以下のような人・会社にはBoxは向いていません。

4-1.できるだけ費用を抑えたい人・会社

Boxのおすすめプランは、社外ドメインのファイル共有が可能な月額1ユーザー3,000円のビジネスプランです。人気のビジネスプランは、月額1ユーザー1,800円で利用できますが、外部ユーザーは1ユーザーごとに課金されます。

外部ユーザーとのファイル共有の機会が多く、高度なセキュリティ面を追求しなければ、容量無制限で誰とでもファイル共有可能なGoogleドライブ(月額1ユーザ1,200円)の方がリーズナブルです。

オンラインストレージに対する費用を抑えたい場合は、Googleドライブを含む他社のオンラインストレージを検討されることをおすすめします。

4-2. あまりITの知識がない人

Boxは、ファイル共有、カスタマイズ機能で高度な詳細設定が可能です。しかし、カスタマイズにはある程度ITの知識が必要で、あまりITに対する知識のない人にとってはハードルが高いかもしれません。
多機能なことが人気のBoxですが、全ての機能を使いこなせなければBoxを導入したメリットを享受できないと思われます。ITに対する知識のない人が管理者となる場合は、他のオンラインストレージサービスを検討した方が良いでしょう。

5. Boxの料金プラン

5. Boxの料金プラン

Boxには、ビジネス、ビジネスプラス、エンタープライズと3タイプの料金プランがあります。どのタイプも容量無制限で利用できますが、プランによっては利用できない機能もあります。では、それぞれの料金プランの違いを見ていきましょう。

5-1.【法人向け】Starterプラン

年間1ユーザー6,600円、月間あたり550円で利用できる小規模チームに最適なプランです。このプランは、利用可能ユーザー数が最小3人〜最大10人で、100GBのストレージ、2GBのファイルアップロードが可能です。利用できる機能としては、さまざまな機器からのファイルアクセス、SSL及び保存データ暗号化、2要素認証、月間25,000APIコールなどが挙げられます。

5-2.【法人向け】Businessプラン

最も人気のあるプランで、料金は年間1ユーザー21,600円、月間あたり1,800円です。すべてのStarter機能に加え、高度なセキュリティ対策、容量無制限のストレージ、5GBのファイルアップロード、高度なユーザーレポート生成、データ損失防止(DLP)など、豊富な同期・共有機能と月間50,000APIのコールが利用可能です。ユーザー数は最小3人〜上限なしで利用可能ですが、社外コラボレータとファイルを共有するには有償となります。

5-3.【法人向け】Business Plusプラン

このプランの特徴は、高度な管理コントロールと機能が利用できる上、上限なしで外部コラボレータとファイル共有ができることです。ユーザー数は最小3人〜上限なしで利用でき、料金は年間1ユーザー36,000円、月間あたり2,000円です。

このプランでは、Businessプランすべての機能に加え、社外のコラボレータ数無制限、コンテンツの完全な把握と管理、ユーザアクティビティの完全な追跡、メタデータとカスタムのテンプレート、月間50,000APIコールなどの利用が可能です。

5-4.【法人向け】Enterpriseプラン

さらなる高度なセキュリティを求める会社に向いているこのプランは、ワークフローの自動化を備えたコンテンツ管理が可能です。年間1ユーザー50,400円、月間あたり4,200円とかなり高額なプランですが、より細かいカスタム設定、文字への電子透かし埋め込み、不正アクセス監視システムなどの機能が備わっています。APIコールは、月間100,000コールが可能です。

5-5.【個人向け】無料プラン

無料で利用できるこのプランは、250MBのファイルがアップロード可能で10GBのストレージをセキュアに保存できます。Boxの基本的な機能である共有リンクのURL生成、文書の暗号化、モバイルセキュリティ、パスワード保護などに加え、表示のみといったアクセスコントロールなどビジネスプラン最上位であるエンタープライズプランと同レベルのセキュリティ対策が享受できます。

5-6.【個人向け】Personal Proプラン

月間1,200円で利用できるこのプランは個人プランをアップグレードしたもので、100GBのストレージ容量と5GBのファイルアップロードができます。このプランではファイルアップロード容量が5GBとなっており、無料プランの250MBに対して格段にアップグレードされています。データ容量の多いファイルをアップロードする機会が多い方にはこちらのプランがおすすめです。もちろん、個人プランで利用できる各機能はすべて利用可能です。

6. Boxの導入実績と評判

6. Boxの導入実績と評判

セキュリティの高さ、無制限に使用できるストレージ、直感的に操作できるUIが特徴のBoxは多くの企業・大学に導入されています。ここでは、導入実績をご紹介します。

企業:DeNA、楽天、グリー、シマンテック、三菱地所、資生堂、ゼネラル・エレクトリック、ボノス、シャチハタ、コニカミノルタ、船井総研など。
大学:東京理科大学、慶應義塾大学


Boxを導入した企業からの評判を見てみると、多くの企業、大学がその圧倒的なセキュリティの高さについて大きく評価しています。また、容量無制限で使えること、情報共有がしやすいことも導入の効果としてあげられています。

7. まずは4週間の無料体験を!

7. まずは4週間の無料体験を!

Boxは、法人向けのStarterプラン、Businessプラン、Business Plusプラン、Enterpriseプランと4つのプランで、4週間の無料体験から開始できます。なお個人プランは、無料プラン、Personal Proプランともに無料体験はできません。

7-1. 公式サイトにアクセスして「試す」をクリック

申込みはBox公式サイトで、右上にあるサインアップをクリックします。

7-2. 4つのプランから1つを選択

表示された「ビジネスに最適なプランをお選びください」のページから、Starterプラン、Businessプラン、Business Plusプラン、Enterpriseプランと4つのプランのうち、希望するプランの「試す」をクリックします。

7-3. メールアドレスや名前を入力

14日間無料トライアル申し込みページが表示されたら、会社名、メールアドレス、従業員数といった企業情報を入力し、続行ボタンを押すとお客様情報の入力画面が表示されます。担当者のフルネーム、電話番号、パスワードを入力し、続行ボタンを押します。

次に表示されたページでは、お勧めのバンドル製品として上位プランが表示されます。ここで、再度希望のプランを選択し続行ボタンを押します。次のページでは、プランの詳細と請求のサイクルが表示されますので、希望のサイクルを選択します。支払い情報を入力して無料トライアルの申し込みは終了です。

7-4. メールで送付される管理者アカウント情報をクリック

確認メールが送られてきたら、管理者アカウント情報をクリックすれば、Boxを始めることができます。ただし、無料体験申込みの前に、導入目的、具体的な利用シーンを明確にして、どのプランが自社にマッチするか検討しておくことが必要です。このことによって、よりBoxを効果的に利用できます。

8. まとめ

8. まとめ

Boxは、高度なセキュリティ対策を期待する企業に対して十分に期待に応えるオンラインストレージです。ただし、導入の目的が不明確であったり、使い方が合っていなかったりすると、期待通りの効果を得られない可能性があります。

管理者にもある程度のITの知識が求められることからも、Boxを導入する際には、「Boxの導入・活用を成功させるための5つのポイント」「Boxの導入・活用を成功させるための5つのポイント」を参照して、まずはなぜBoxを導入する必要があるのかを熟慮することをおすすめします。

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