ビジネスチャットツール「チャットワーク(Chatwork)」の評判と実態|徹底した比較・調査でわかる

チャットワーク(Chatwork) トップページ

更新日:2018年11月22日 | 公開日:2018年11月22日

皆さんは、社内外における連絡手段として何を使っているでしょうか。電話やメール、LINEグループなど、さまざまな連絡用ツールがありますよね。それ以外にも近年、特に注目され、数多くの企業や組織、個人事業主などで使用されているのが「ビジネスチャットツール」です。

多くのビジネスチャットツールがありますが、今回はチャットツールの中でも「特に使いやすいチャットツール」として評判の高い「チャットワーク(Chatwork)」。その機能や評判、メリットやデメリット、登録方法、使い方などを説明しながら、チャットワークの評判と実態について解説していきます。

現在、他のチャットツールを使っている方や、これからチャットツールの導入を考えている方は、ぜひ参考にしてください。

<総評> 「チャットワーク」はNo1の国産ビジネスチャットツール

「機能が充実していて使いやすい」という評判の「チャットワーク(Chatwork)」。ChatWork株式会社が2011年にリリースした、クラウド型ビジネスチャットツールです。チャットワークを使用することで、業務の効率化が実現できるようになります。これまでに使用していた電話やメール、会議などに代わるビジネスコミュニケーション機能を持つツールです。

リリース以来、その効果と評判は人から人へ、企業から企業へと広がりを見せました。現在では192,000社(2018年9月末日時点)にまで導入企業が増え、国産のビジネスチャットツールとしてはNo.1へと成長を遂げたのです。

チャットワーク(Chatwork)の機能としては、「グループチャット機能」、「タスク管理機能」、「ファイル共有機能」「ビデオ通話/音声通話機能」。さまざまな便利でシンプルな機能があり、誰でも簡単に使いこなせるのが特長のひとつ。快適なワークスタイルを実現する機能を備えることで仕事を効率化し、チャットワークを利用する人の働き方を変えてきました。

チャットワークのこれらの機能は、PCやスマートフォンなどデバイスを選びません。場所を選ばず、簡単にチャットワークにアクセスできるため、自宅や出張先からでも仕事に参加できます。

まだチャットツールを導入しておらず、何を選ぶか検討中の方。仕事の効率化を検討している方にとって、チャットワークは有効な選択肢の一つになるのではないでしょうか。

そもそもビジネスチャットツールとは?

家族や友人とのコミュニケーションツールとして、真っ先に思い出すのはLINEなどのチャットツールではないでしょうか。その一方でビジネスシーンでは、一般的に電話やメールでのやりとりが多い印象があります。しかし最近では、社内外とのコミュニケーションを円滑化し、業務を効率化を図る企業も多いようです。そのため、チャットツールを導入することが増えています。

そもそも「ビジネスチャットツール」とは、何なのでしょうか?「チャットツール」とは、登録した人とだけ直接コミュニケーションができる機能を持ったツールです。それをそのままビジネスシーンで使用するには、不安な要素があります。それで、ビジネス向けに使いやすさやセキュリティ面などの機能を強化したものを「ビジネスチャットツール」といいます。

ビジネスチャットツールは、個人で使用している方もいれば、会社で仕事に使っている方もあります。比較的簡単に導入でき、使い勝手も良いため、現在では世界中で多くの人が利用しています。

在宅勤務やサテライトオフィスなど、働き方も多様化。その影響もあり、今後ますます遠隔地とのコミュニケーションをスムーズに行う必要性が増えてくるでしょう。ビジネスチャットツールの導入は、さらに増えていくものと思われます。

Slackと比べた評判は?

現在、「チャットワーク(Chatwork)」の大きなライバルともいえるのが「Slack」。「Slack」はアメリカ発のビジネスチャットツールで、世界中で数多くの企業が導入しています。国内ではチャットワークとSlackがビジネスチャットツールのシェアを文字通り二分しています。

Slackの評判で良い点としては、UI機能が心地よく使えること。文字のフォントや全体の配色、絵文字の使用など、陽気なイメージを印象づけるデザインです。ただし、基本的には英語ベース。詳細な設定をする管理画面も全て英語なので、英語が苦手な人にはチャットワークの方が導入しやすいかもしれません。また、Slackは、外部サービスとの連携やAPIを利用したアプリ作成機能などが充実しています。
カスタマイズしやすいという評判なので、エンジニアの多い会社ではSlackを導入する会社が多いようです。

チャットワークとSlackには、それぞれ無料版と有料版があります。チャットワークの良い評判として「チャットの履歴表示に制限がない」、「メンバーやチャンネル、ファイルの検索ができる」などの声があがっています。

また、有料版はSlackでは一人当たり月額960円(税別)。ところがチャットワークでは、一人当たり月額500円(税別)となります。機能がそこまで大きく変わらないため、機能に特にこだわりがない方はチャットワークを利用する方が多いようです。

1.「チャットワーク」の6つのメリット

チャットワークを導入・使用する際のメリットには、どのようなものがあるのでしょうか。ここではチャットワークのメリットを、6つに分けて説明していきます。

1-1.日本語完全対応と国産No.1の導入実績

チャットワークは、国産のサービス。日本語表示がメインです。また、シンプルで視覚的・直観的に分かりやすいUI設計となっているため、誰でも簡単に操作ができると評判。192,000社という導入企業数が、その利便性を物語っています。導入企業は、大手有名IT企業から家電量販店、法律事務所、大学、個人事業主など。多岐にわたる業種業界で利用されており、これからチャットツールを検討したいという企業も安心して導入できます。

1-2.本格的なタスク管理ができる

チャットワーク最大の特長は、本格的なタスク管理機能です。自分のタスクを管理するだけでなく、他のメンバーにタスクを依頼することもできます。グループ毎にタスクのみを視覚化できるためどのタスクが完了し、完了していないのかも一目瞭然。またグループ別に管理ができるのも、魅力の一つと言えるでしょう。業務上発生した、やるべきタスクを作成・管理することにより、依頼したタスクのやり忘れや漏れがなくなります。仕事の質も、おのずと高まるはずです。

1-3. ファイル共有&検索機能が充実

ドラッグ・アンド・ドロップ操作によりファイルをアップロードし、メンバーで共有することができます。容量が数MBのファイルでもかなり早く送信できるため、ストレスを感じさせません。無料のフリープランでも5GB、有料のビジネスプランでは、1ユーザー10GBまでのストレージが使えます。一度アップロードしたファイルは、容量がいっぱいにならない限り保管することができます。

また有料プラン限定で、チャット内容を過去にさかのぼってメッセージを検索できる機能も。これが大変評判になっています。キーワード検索以外にも、発言者やメッセージが発信された時間、どのチャットグループで発言したのかなど、詳細な検索機能が装備されています。

1-4. ユーザー管理機能で情報漏洩を防止できる

チャットワークのビジネスプランとエンタープライズプランでは、管理者がユーザーを管理する機能を使うことができます。ユーザー管理機能では、「管理者によるユーザーの追加や削除」、「ユーザーパスワード変更」などを行うことが可能。例えば退職者が出た場合、すぐにアカウント削除を行うことができます。情報漏えいなどのリスクを、低減することができるでしょう。

1-5. PCやスマートフォンなど、さまざまな環境で使える

チャットワークは、デスクトップPC、スマートフォンやタブレットなど、さまざまな環境で利用できます。デスクトップ版アプリ(Windows/Mac)では、複数のチャットワークアカウントに一度にログインすることが可能。GmailやSkypeなどのサービスも、1ヵ所にまとめて利用できます。

また、デスクトップ版アプリだけでなく、モバイル版アプリもインストールしてみましょう。モバイル版アプリなら、タブレットやスマートフォン上で快適にチャットワークの閲覧や操作をすることができます。

1-6. 無料で利用できるフリープランがある

チャットワークには無料で登録でき、月額料金なども一切かからない「フリープラン」が用意されています。有料プランと違っている点は、有料プランの「グループチャット無制限」に対して「累計14グループチャット」の制限があること。他にも有料プランのストレージが10GBに対して5GBであることや、広告が表示されることなどです。限定されたチャットグループでのみ使用するという方には、フリープランでも十分かもしれません。

個人で利用したい方をはじめ、業務の生産性向上を目的に会社に導入したい方。まずはフリープランで機能や操作性を確認した上で、有料プランに変更することもできます。また、大企業や官公庁の方などは、その規模や目的に応じて柔軟にプランを選ぶことが可能です。

2. 「チャットワーク」の3つのデメリット

導入・使用することで、メリットの多いチャットワーク。デメリットには、どのようなものがあるのでしょうか。ここではチャットワークのデメリットを、3つに分けて説明していきます。

2-1. 相手が読んだかどうかが分からない

LINEでは、メッセージを読んだことが分かる「既読」フラグが付きます。しかしチャットワークに、その機能はありません。メール同様、自分のメッセージに対して相手からの返信があることで、初めて相手が既読したことが分かります。すぐに相手に読んで確認や対応をしてほしいというときには、ストレスを感じるかもしれません。

2-2. メッセージが画面上に次々と流れる

チャットワークでは、メッセージ情報が次々に画面上に流れていきます。特にメンバーが多く、書き込みが頻繁に行われているチャットグループでは、その確認に時間がかかることも。メッセージが発生するたびにチャットワークをチェックしていると、仕事に集中できないかもしれません。次第に多くのメッセージが未読で溜まってしまうことになり、メッセージを見落とすことにもつながります。

2-3. システム障害が発生すると使えなくなる

チャットワークは、クラウド型のチャットツール。そのため、チャットワークのシステム障害やメンテナンスなどが発生すると、チャットワークそのものが使えなくなってしまいます。緊急を要するメッセージを送信したいときに、このような事態が発生すると利用できません。電話やメールなど、他の手段でコンタクトを取る必要があります。

3.徹底調査でわかった「チャットワーク」を使うべき人・会社

チャットワークのメリット・デメリットについて紹介してきました。チャットワークは、果たしてどんな人に向いているのでしょうか。3つに分けて説明していきます。

3-1. 在宅ワーカーや勤務場所が不特定な人

チャットワークは、デスクトップPCやスマートフォン、タブレットなどのさまざまな環境で使うことができます。つまり場所を選びません。そのため、在宅勤務やサテライトオフィスでの勤務、出張が多い人などに向いています。具体的には、子育て中の在宅ワーカー、勤務スペースや時間を節約したい個人事業主、オフィス以外の不特定の場所で働く人。そんな人たちには、最適だと言えるでしょう。チャットワークはいつでもどこでも使用できるツールのため、仕事をする上で大きなメリットとなります。

3-2. できるだけコストを抑えたい人

チャットワークには、無料で使える「フリープラン」があります。「累計14グループチャットまで」という機能制限はありますが、少人数・限定されたグループのみで使用する人。あるいは、コストをかけたくないという人には、チャットワークは最適だと思われます。また、組織的に導入したい場合でも、「ビジネスプラン」は一人当たり月額500円(税別)。管理機能が強化された「エンタープライズプラン」では一人当たり月額800円(税別)で利用で可能。コストをぐんと抑えることができます。

3-3. 必要以上にチャットに拘束されたくない人

チャットワークには、LINEのような既読機能が付いていません。そのため、急ぎの仕事があるときは自分の仕事に集中、余裕のある時間帯にチャットワークを確認することができます。これは人によっても感じ方は違うと思いますが、あまりチャット自体に拘束されたくないという人にも向いているかもしれません。

4.徹底調査でわかった「チャットワーク」を使うべきでない人・会社

では、チャットワークに向いていないのはどんな人なのでしょうか。ここでは2つに分けて説明します。

4-1. 社外の不特定多数の人とやりとりするような人

チャットワークを利用してコミュニケーションをとる場合、最初にコンタクト申請をする必要があります。また連絡をとる必要がなくなった時は、その都度チャットグループを削除することになります。そのため、連絡をとる相手が初対面の人や短期間だけ連絡をとりたい人。あるいは、社外の不特定多数の人とやりとりするような仕事の方には、チャットワークは向いていないでしょう。

4-2. プログラムソースコードを共有したい人

チャットワークは、プログラムのソースコードを掲載するのには向いていないようです。基本的には対象のソースコードをcodeタグで囲んで投稿しますが、長いプログラムコードを折りたたんで表示する機能はありません。プログラマーやシステムエンジニアで、ソースコードの共有機能をメインで使用したい方は、そういった機能が充実したチャットツールを使用した方がよいでしょう。

5. 5分でできる!「チャットワーク」の登録方法

「チャットワーク」の登録方法は、いたってシンプルです。以下の手順で実際に試してみたところ、登録申請まで5分程度で完了しました。ここでは、チャットワークの実際の登録手順について説明します。

5-1. 公式サイトにアクセスして「新規登録」ボタンをクリック

まずは、「チャットワーク」の公式サイト(https://go.chatwork.com/ja/)にアクセスします。サイト内に「新規登録(無料)」ボタンが数ヵ所にありますので、それをクリック。すると「新規登録」画面に移り、メールアドレスを要求されます。それを入力し、「次へ進む」ボタンをクリック。あとは入力したメールアドレス宛てに、アカウント登録の案内メールが届くのを待ちます。

5-2. 申し込みフォームに必要事項を入力して送信

登録したメールアドレスに、「【チャットワーク】アカウント登録のご案内」というタイトルのメールが届きます。そのメール内にある「アカウント登録」ボタンをクリックすると「新規登録画面」がブラウザに表示。申し込みフォームで「事業形態」を選択し、「名前」「メールアドレス(既に入力済み)」「パスワード」「業種」「従業員数」などを記入。「私はロボットではありません」にチェックを入れ、「同意して始める」ボタンをクリックします。

5-3. 登録完了

「チャットワークの登録が完了しました」の画面が表示されたら「スキップして始める」ボタンをクリック。画面が切り替わったら「使い方を学ぶ」または「すぐに使い始める」のどちらかを選択しましょう。「すぐに使い始める」をクリックすることで、チャットワークを使用できるようになります。

6. 「チャットワーク」の効果的な使い方

チャットワークを、より効果的に使うための方法にはどのようなものがあるのでしょうか。ここでは、3つに分けて説明していきます。

6-1. 通知方法を使い分ける

チャットワークでメッセージを受信したときは、ブラウザのタブを見ることでも確認できます。他にもチャットワークの「動作設定-通知設定」により、通知方法を設定可能。例えば、「新しいメッセージが届いたらサウンドを鳴らす」という通知音設定ができ、音の種類や音量も設定できる機能があります。また「一定時間見ていない未読チャットをメールで通知する」を設定することで、メールでの通知も可能です。

スマートフォンでも、通知の使い分けをする機能があります。デフォルトでの通知は、「自分宛て(TO)」のみです。ただ、チャットワークに慣れていない人は「TO」を忘れることも多いため、そのリスクを避けたい人は「すべての通知」設定にしましょう。また、プロジェクト管理者をはじめ、全チャットを確認しておきたいという人も「すべての通知」設定にした方が便利です。

6-2. メッセージ装飾を使う

チャットワークでは、メッセージのテキストに対して「太字」や「色付け」などの装飾をする機能がありません。ただし、罫線や囲み枠などに対応しており、以下のような装飾をすることができます。
■[title]タイトル[/title]
[title][/title]タグでテキストを囲むことで、メッセージのテキストにタイトル(インフォメーションマーク)をつけることができます。
■罫線:[hr]
メッセージに段落や区切りを付けたい場合、[hr]タグで罫線をつけることができます。
■[info]囲み枠タグ[/info]
[info][/info]タグで囲むことで、タイトル枠を作成できます。
■[qt]引用文[/qt]
他のサイトや書籍・新聞などのメディアから引用したい場合、[qt][/qt]タグで囲むことで、引用文として装飾することができます。
■画像の挿入[preview id=●●●●●● ht=150] 
アップロード済みの画像を、チャットワークのメッセージ内やチャット概要で使用することができます。「●●●●●●」にはアップロードした画像の番号が入ります。

6-3. 便利なショートカット機能を使う

チャットワーク内で利用できる、便利なショートカット機能があります。ショートカット機能を使いこなすことで、作業時間の短縮につなげることも。ぜひ参考にしてください。
■Enter:選択したチャットグループを開く
■Ctrl + ←:左カラムを開閉する
■Ctrl + →:右カラムを開閉する
■g:グループチャットを作成する
■Esc:アクティブ状態のカーソルをキャンセルする
■m:メッセージ入力枠にカーソルを移動する
■Tab:送信ボタンにフォーカスする
■c:コンタクトを追加する
■t:タスク入力欄にカーソルを移動する
■f:チャット名の検索欄に移動する
■?:ショートカット一覧を表示する
■↑ または k:1つ上のチャットを選択する
■↓ または j:1つ下のチャットを選択する

7. まとめ

ユーザー数を急激に伸ばしているビジネスチャットツール「チャットワーク(Chatwork)」。その概要と評判・機能、メリット・デメリット、登録方法や便利な使い方について解説してきました。最近では名刺に、チャットツールのIDを載せる人も増えているようです。これからも効率的にビジネスを進めるために、チャットツールを導入していく企業や個人は増えていくことでしょう。

純国産で使いやすさも評判の良いチャットワーク(Chatwork)は、ビジネスコミュニケーションに特化したチャット ツール。メールのように固い定型文を冒頭に書く必要もなく、一般的なチャット ツールのような軽い印象というわけでもありません。ビジネスシーンにおいて、使いやすいチャットツールといえるでしょう。

仕事の質やスピードアップ、チームの連携アップを目的に、チャットワークを試してみてはいかがでしょうか。無料版でも十分な機能が揃っているため、まずは試しに登録して使ってみることをおすすめします。コミュニケーションツールにお困りの方は、ぜひ検討してみましょう。