Slackの評判と実態|15個のビジネスチャットツールを試したアイミツが徹底比較!

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更新日:2018年11月22日 | 公開日:2018年11月22日

スマートフォンといった携帯端末が普及し始めの頃は、一般的な連絡用ツールはEメールでした。時を経て、現在ではLINEをはじめとするチャットツールによるコミュニケーションが主流になっています。

ビジネスシーンにおいても同様の流れが起きており、注目されているのが「ビジネスチャットツール」です。数多くの企業や組織、個人事業主などでビジネスチャットツールが使用されています。

数あるチャットツールのなかでも「IT系の業務に関わっている人に人気で柔軟性のあるチャットツール」として評判の高い「Slack」。この記事ではSlackの基本的な機能から、メリット・デメリット、登録方法、使い方などを説明したうえで、Slackの評判と実態について解説していきます。

現在、他のチャットツールを使っている方や、これからチャットツールの導入を考えている方は、ぜひ参考にしてください。

<総評> 「Slack」の最大の特徴は圧倒的な柔軟性

<総評> 「Slack」の最大の特徴は圧倒的な柔軟性

「IT系に人気で柔軟性がある」という評判の「Slack」は、2013年にアメリカでリリースされたビジネスチャットツールです。Slackは「Searchable Log of All Conversation and Knowledge」の頭文字をとったもので、「すべての会話・知識が検索可能なログ」を意味しています。

2018年現在、50万を超える組織がSlackを導入しています。ユーザー数でいうと、全世界で800万人以上のユーザーが利用しています。フォーチュン100に選ばれている企業の中で65 社がSlackの有料プランを利用している事実からも、世界的な有名企業で導入されていることが分かります。2017年11月には日本語版がリリースされ、日本でも毎日50万人以上が利用し、Slackのユーザー数としては既に世界第2位の大きな市場となっています。

Slackの最大の特徴は圧倒的な柔軟性にあります。例えばTwitterやメール、Googleなどの各種アプリやツールとの連携機能がとても充実。Slackなら、単なるチャットだけではなく、1,500 を超えるアプリと強力な API を利用することで、世界中のパートナー企業や開発者と協力しながら、仕事を進めることができます。

まだチャットツールを導入しておらず、チャット機能だけでなく、様々なアプリとの連携による仕事の効率化を検討している方にとって、Slackは有効な選択肢のひとつになるでしょう。

そもそもビジネスチャットツールとは?

そもそもビジネスチャットツールとは?

ニュースでも話題になっている「働き方改革」では誰もが、より付加価値の高い仕事ができるように求められています。その一環として、新しいビジネスコミュニケーションツールに注目が集まっています。

家族や友人とのコミュニケーションツールとして、頭に浮かぶのはLINEではないでしょうか。対して「ビジネスチャットツール」とは、社内コミュニケーションを主な目的として、ビジネスシーンで利用するチャットツールのことを指します。従来では電話やメールといった連絡手段が主流でしたが、メールよりも手軽にコミュニケーションがとれ、仕事のテーマごとにチャットをまとめられるといったメリットがあり、ビジネスチャットツールを導入する企業が増えています。

一般的なビジネスチャットツールの機能として、グループチャット機能やメッセージの編集・検索機能、ファイルの添付機能などが備わっており、複数デバイスで使用可能なサービスが多いのも特徴のひとつです。

ビジネスチャットツールは、比較的簡単に導入できるうえに、使い勝手も良いため、現在では世界中で多くの人が利用しています。在宅勤務やサテライトオフィスなど、働き方の多様化にともない、今後ますます遠隔地との連絡をスムーズに行う機会が増えるため、ビジネスチャットツールの導入はさらに増えていくでしょう。

チャットワークと比べた評判は?

現在、「Slack」の大きなライバルといえるのが「チャットワーク(Chatwork)」です。「チャットワーク」は国産のビジネスチャットツールで、国内ではSlackとチャットワークがビジネスチャットツールのシェアを大きく二分しているといってよいでしょう。

チャットワークと比べて、Slackの良い点としては機能の多さが挙げられます。標準的な機能に加えて、表示デザイン・絵文字のカスタマイズ機能や既存のさまざまなサービスと連携できる機能があり、リアルタイムでのやりとりが簡単にできると評判です。

カラーコードを指定することで好みの色に変更したり、テーマごとに手軽にデザインを変更したりできるという特徴もあります。絵文字を自作することもできるので、Slackを自分らしく使いこなしたいという人に評判です。画像を共有する際は、サムネイルで表示されるため、視覚的にも分かりやすいデザインになっています。

また、Slackは連携機能に優れており、Twitterなどのアプリと連携することでチャンネルに各SNSを設定することができます。こちらもSlackの評判が良い理由の一つです。。SNSやメールなどの通知をSlackにまとめることが可能です。

Slackに無料版と有料版があることは、チャットワークと同様です。

1.「Slack」の6つのメリット

1.「Slack」の6つのメリット

続いて、Slackのメリットを6つに分けて説明していきます。

1-1.多種多様な外部サービスと連携できる

Slackは単純にチャットツールとしての使い勝手が良いのはもちろん、300種類以上の外部サービスと連携できることが最大の魅力といえるでしょう。コミュニケーションツールの役割として考えると、外部アプリと連携しやすいということは、大きなメリットになります。

SlackではGoogleDriveやDropboxなど、多種多様なアプリとの連携機能が備わっています。アプリの中にはエンジニアがよく利用するGitHubやTrelloも。そのため、すべてのサービスをSlackで一元化し、効率的に時間を使えるようになります。

1-2.UIがオシャレで使いやすい

Slackではチャットルームのデザインをカスタマイズすることができます。LINEと比較しても、Slackのデザインの自由度はかなり高いです。チャットツールを自分の好みのデザインにして使いたいという人に評判が良く、オシャレで使いやすいUIになっています。

Slackは絵文字でのリアクションも可能です。絵文字の種類は豊富にあるので、各場面にあったものが見つかるでしょう。自分で絵文字を追加する機能もあります。

1-3. ファイル共有&検索機能が充実

デスクトップパソコンのOSごとに対応しているチャットツールは少ないのが現状です。その中でSlackは、Mac/Windows/Linux環境のパソコンや、Android/ios/Windows環境のスマートフォンなどに対応しており、ほぼすべての環境で使うことができます。そのため、いろいろな機種を使用しているメンバーがいるワークスペースでも、使用環境を気にすることなくSlackを利用できます。

Slackでは、ドラック&ドロップ操作で簡単にファイルをアップロードでき、メンバー間で共有できます。加えて過去のデータやファイルを検索する機能も充実しています。検索方法は2つの方法があります。

検索方法はGoogleと同様に、キーワードを入れて検索する方法ともキーワード以外で検索する方法があります。検索欄に「+(プラス)」記号を入力すると、検索オプションが表示され、メンバーの名前や日時などで検索ができます。このようにSlackでは情報にアクセスするためのさまざまな方法が用意されています。

1-4. コミュニケーション手段が豊富

Slackでコミュニケーションを開始するためには、まずワークスペースを作ります。その後、チームメンバーに招待メールを送信し承認されると、複数名が属するワークスペースが完成します。これによりチームメンバー間でのチャットができるようになります。

Slackではチャンネルと呼ばれる、メンバーをより小さくカテゴライズする機能や、1対1のダイレクトメッセージを送信する機能もあるため、特定のメンバーだけにメッセージを送信・公開できます。

1-5. さまざまな動作環境に対応

デスクトップパソコンのOSごとに対応しているチャットツールは少ないのが現状です。その中でSlackは、Mac/Windows/Linux環境のパソコンや、Android/ios/Windows環境のスマートフォンに対応しており、ほぼすべての環境で使うことができます。

そのため、いろいろな機種を使用しているメンバーがいるワークスペースでも、使用環境を気にすることなくSlackを利用できます。

1-6. 「フリープラン」は無料で始められる

Slackには無料版と有料版があります。無料の「フリープラン」は、アクセス可能なログが直近の10,000件、連携できるアプリは10件まで、ファイルストレージは合計5GBまでという制限がありますが、無期限で利用できるため、小規模なプロジェクトでは十分だという評判です。

Slackの有料版には「スタンダードプラン」と「プラスプラン」があり、ファイルストレージの容量やサポート内容などが異なるため、Slackを使用する会社やプロジェクトの規模によって最適なプランを導入することになります。

2. 「Slack」の3つのデメリット

2. 「Slack」の3つのデメリット

さまざまなメリットのあるSlackですが、デメリットといえる要素があるのも事実です。ここではSlackのデメリットを3つに分けて説明していきます。

2-1. 既読機能がサポートされていない

LINEなどでメッセージを読んだことが分かる「既読」機能がSlackにはないため、相手が読んだかどうかを判断することができません。Eメールと同様に、自分のメッセージに対して相手から返信が来ることで、初めて相手が既読したことが分かります。緊急の連絡で相手にすぐに確認や対応をしてもらいたいというときには、ストレスを感じる場面があるかもしれません。

2-2. 「フリープラン」は表示件数に制限がある

無料の「フリープラン」の場合、ログの履歴はワークスペース全体で直近の10,000件までしか表示することができません。

ただし、データとしては保存されているため、有料プランに変更することで10,000件以上の過去のメッセージが確認できるようになります。「フリープラン」を利用する場合、過去のメッセージが見えなくても問題ないか、または有料プランに切り替えるかを判断することが必要です。

2-3. タスク管理機能がない

Slackにはチャットワークのようなタスク管理機能がありません。ただし、Slackを使いながらタスク管理と同等の機能を持たせる方法があります。ひとつは、「Stock(ストック)」や「Trello(トレロ)」など、他のツールと連携する方法です。ほかにはSlackの機能を使い、タスクを割り当てられたメッセージに星をつけておき、後で「スター付きアイテムリスト」から星をつけたメッセージの絞り込みを行うことで、タスク管理として代用するという方法もあります。

3.徹底調査でわかった「Slack」を使うべき人・会社

3.徹底調査でわかった「Slack」を使うべき人・会社

ここまでにSlackのメリット・デメリットについて紹介してきましたが、Slackはどんな人に向いているのでしょうか。3つに分けて説明していきます。

3-1. 充実した連携機能で、カスタマイズをしたい人

Slackと連携できるサービスは増え続けており、今後はますますカスタマイズの幅が広がっていくでしょう。そのため自分なりのカスタマイズをして利用したいという方にSlackは向いています。連携を活用した機能のいち例として、以下のようなことが行えます。
■Googleカレンダーと連携し、登録したスケジュールが近づくとSlackに通知が来るようにする。
■Skypeと連携し、Slackから各ツールに簡単にアクセスして通話できるようにする。
■TwitterやInstagramと連携し、各サービスの投稿をSlack上に自動的に反映されるようにする。

3-2. IT系企業に勤務している人やプログラマー・システムエンジニア

Slackは開発現場での利用にメリットのあるチャットツールとして評判です。理由として、プログラムソースコードを投稿できる「snippet機能」が用意されており、ソースコードをメンバー間で共有できる点が挙げられます。

IT企業やプログラマー・システムエンジニアの方にとっては必須の機能といえるでしょう。UIのカスタマイズもできるため、自分好みのデザインを楽しみたい人にもおすすめです。

3-3. 環境や場所を選ばずに使いたい人

Slackは、デスクトップPCやスマートフォン、タブレットなどさまざまな環境・OSに対応しているため、環境や場所を選びません。働き方の多様化が進む中で、自宅やサテライトオフィスで働く人や、出張が多い人などにも向いています。

オフィス以外の不特定の場所で働く方にとって、Slackはいつでもどこでも使用できるツールとして評判です。仕事を進める上で大きなメリットになるでしょう。

4.徹底調査でわかった「Slack」を使うべきでない人・会社

4.徹底調査でわかった「Slack」を使うべきでない人・会社

では、Slackを使うのに向いていないのはどんな人でしょうか。ここでは2つに分けて説明します。

4-1. 外部とのコミュニケーションで使用したい人

Slackでは、ワークスペースを所有する側でのアカウント管理が必須になります。チャンネルへのアクセスを制限する場合、ゲストアカウントとして招待することになります。1つのチャンネルに参加できるシングルチャンネルゲストの場合は、有料メンバー1人につき5人までなら無料で招待することができますが、それ以上はゲストアカウントの費用が別途発生します。

そのため、外部からの参加者に情報をフルオープンにするかどうかなどを検討する必要があります。

4-2. コストをできる限り抑えたい人

Slackは、無料で使える「フリープラン」があります。ただし、これまで述べてきたように諸制限があるため、制限を外したい場合は有料プランに変更する必要があります。

チャットワークの「ビジネスプラン」が一人当たり月額500円(税別)であるのに対して、Slackの「スタンダードプラン」は一人当たり月額960円(税別)と割高感があります。将来的にもコストを抑えたいという方は他のチャットツールも検討する必要があります。

5. 5分でできる!「Slack」の登録方法

5. 5分でできる!「Slack」の登録方法

「Slack」の登録方法はシンプルです。以下の手順で実際に試してみたところ、登録申請まで5分程度で完了しました。ここではSlackの実際の登録手順について説明します。

5-1. 公式サイトにアクセスして「Slackを始める」ボタンをクリック

まずは「Slack」の公式サイト(https://slack.com/intl/ja-jp/)にアクセスします。表示されたサイト内で、メールアドレスを入力し、「Slackを始める」ボタンをクリックします。すると、入力したメールアドレス宛てに6桁の確認コードが送信されます。

5-2. 必要事項を入力する

▼表示されている画面内にその6桁のコードを入力します。その後、「氏名」「表示名」を入力し、パスワード画面に進みます。
▼「パスワード」を入力し、ワークスペース情報に進みます。
▼ワークスペース関連情報として、「Slackの使用目的」を選択します。選択した内容によって表示される項目が異なりますので、自分の利用目的に合った選択を行い、ワークスペース名に進みます。
▼「グループ名」を入力し、ワークスペースURLに進みます。
▼「ワークスペースのURL」を入力し、ワークスペースの作成に進みます。
▼利用規約を確認し、「同意します」ボタンをクリックします。

5-3. ワークスペースの作成が完了

Slackのワークスペースを一緒に利用したい人のメールアドレスを入力し、「招待を送信する」をクリックします。この時に「後で」をクリックしてもOKです。
以上で、Slackにワークスペースが作成され、招待を受けることでSlackを利用できる状態になります。

6. 「Slack」の効果的な使い方

6. 「Slack」の効果的な使い方

Slackを、より効果的に使うための方法にはどのようなものがあるのでしょうか。ここでは3つに分けて説明していきます。

6-1. UIを自由にカスタマイズできる

Slackの強みのひとつとして挙げられるのが、好きなようにカスタマイズして利用できるUIです。デフォルトデザインのまま使用している方も多いですが、チャットツールは毎日使用するものなので、自分の好きなデザインにアレンジするのがおすすめです。

設定方法は、画面左上にある「V」マークをクリックし、「環境設定(Preference)」へ移動します。この「環境設定」の画面で、絵文字の表示方法や通知方法などをはじめとしたさまざまなサービスをカスタマイズできます。

また、Slackメッセージでは簡単にテキストを装飾することが可能。例えば、以下のような装飾ができます。
■テキストの前後を『*』(アスタリスク)で囲むことで、太文字表示になります。
■テキストの前後を『_』(アンダーバー)で囲むことで、斜体表示になります。
■テキストの前後を『~』(チルダ)で囲むことで、取り消し線が引かれます。
■テキストの前後を『’』(バックフォート)で囲むことで、背景に囲いがつき文字は赤色で表示されます。
■テキストの前後を『’』(バックフォート)3つで囲むことで、テキストの背景に囲いをつくることができます。

6-2. 設定した時間に自動でメッセージを送信できる

Slackには設定した時間にメッセージを送信する「リマインダー機能」があります。例えば、下記の例文メッセージをSlackのメッセージ記入欄に入力して送信すると、平日(月~金曜)のAM10:15に「朝のミーティングが始まります!」とメッセージを送ることができます。
■例文メッセージ:
/reminder #channel_name 朝のミーティングが始まります! at AM10:15 every weekday
■記法:
/reminder #channel_name メッセージ at 時間 曜日や日付""

6-3. オリジナルのemojiが使える

仕事では直接的に活用する機会が少ないかもしれませんが、Slackのおもしろい機能として、他のメンバーからのメッセージに対して「emoji」でリアクションできる機能があります。「文章で返事をするほどでもないけど…」というときに使える機能です。

下記のURLにアクセスすることで、emojiの管理画面に移動します。ここでオリジナルのemojiを登録して使用することができます。
https://team-name.slack.com/customize/emoji
※「team-name」:参加しているチーム名を入力します。

7. まとめ

7. まとめ

IT系で人気のビジネスチャットツール「Slack」の概要や評判・機能、メリット・デメリット、登録方法や便利な使い方について解説してきました。メッセージのやり取りだけでなく、アプリとの連携機能や多数の端末に対応しているなど、利便性は非常に高いチャットツールです。

業務での使用頻度が高くなるチャットツールは、とにかく便利で遊び心があるツールだと毎日が楽しく、そして不自由なく使えると思います。楽しく仕事をするためにも、チャットツールの枠に収まらない自由度の高いツールであるSlackの導入を検討してみてはいかがでしょうか。

2017年11月にはSlackの日本語版もリリースされ、これから導入していく企業はますます増えていくものと思われます。Slackは、無料の「フリープラン」も用意されていますので、ぜひチームメンバーを誘って、まずは使ってみることをすすめします。

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