airy(エアリー)の評判と実態|15個のビジネスチャットツールを試したアイミツが徹底比較!

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更新日:2018年12月26日 | 公開日:2018年12月26日

ビジネスチャットツール市場が湧いています。次から次へと新しい製品やサービスが提供される中、存在感を示しているのが「Slack」と「チャットワーク」です。そんな中、「airy(エアリー)」は先行する2社とは異なる戦略で、組織風土改革ツールとして独自性を発揮し評判を獲得しています。近年注目が高まっている働き方改革の追い風が、評判に繋がっているようです。
この記事ではそんな「airy」のメリットやデメリットを徹底紹介します。ビジネスチャットツールの導入を検討している方はぜひご覧ください。

<総評> 「airy」は組織風土改革につなげる社内SNS

<総評> 「airy」は組織風土改革につなげる社内SNS

ビジネスチャットツールである「airy」を一言で表すと、「組織風土改革につなげる社内SNS」と言えます。

群雄割拠の様相を呈しているビジネスチャット市場において、「airy」の組織風土改革につなげるというコンセプトは非常に明確です。単なるサービスの提供だけではなく、本気で組織風土改革するためのコンサルティング提供に力を入れている点は大きな魅力といえるでしょう。

市場が拡大するビジネスチャットツール市場では数多くの参入業者が現れ、機能面での差別化ができずにコモディティ化が進んでいるのは導入を検討している方から見ても明らかだと思います。こうした中「airy」は、単なるビジネスチャットツールとは一線を画し、組織風土改革のほか、育休者や内定者といった特殊な用途にターゲットを絞っていることもユーザーからの評判に繋がっています。

このため、組織風土改革や育休者や内定者とのコミュニケーションといった領域においては、今後も存在感を示していくと予想されます。

そもそもビジネスチャットツールとは

そもそもビジネスチャットツールとは

そもそもビジネスチャットツールとはどういったものなのでしょうか。
ビジネスにおいて最も普及しているコミュニケーションツールはメールです。ですが、メールが面倒と感じることがしばしばありませんでしょうか。様々なマナーが社外だけではなく、社内でも必要とされる。そうした煩わしさを解消するために登場したのが、ビジネスチャットツールです。ビジネスチャットツールであればメールでのお作法はすべてすっ飛ばして、

「先日お願いした例の件、状況どう?」
「申し訳ありません、間もなく完成します」

といった感じで、会話しているようにコミュニケーションを取ることができます。メールと電話の間のような位置づけのコミュニケーションツールと理解すればよいでしょう。 ビジネスチャットツールとしていち早く市場に登場したのは、「LINE」や「Messanger(Facebook)」「Hangout(Google)」でした。こうしたチャットツールは、一般消費者の間での普及率が高いこともあり、マナーよりも活発なコミュニケーションを重視するスタートアップ企業の間で普及してきました。

Slack、チャットワークと比べた評判は?

こうした中、最初からビジネスチャットをターゲット市場と定め、後発の形で登場したのが「Slack」や「チャットワーク」そして「airy」です。ビジネスユースに特化した使いやすいインターフェースに安全性を兼ね備え、様々な企業に導入されています。

「Slack」の特徴は、ワールドワイドに展開している点。米国に本社をおき、全世界で800万人以上のユーザを持ちます。「Dropbox」などのオンラインストレージやGoogleの各種ソフトなど、その他数多くのアプリと連携可能な点も大きな特徴といえるでしょう。ヤフージャパンで全社導入されたことも話題になりました。

一方「チャットワーク」は、国内における存在感が高く、評判を得ているツールです。当初は、セキュリティ強度の高いチャットツールという位置づけで、個人事業主の間で急速に普及しました。しかし、サイバーエージェントやKDDIといった大企業への導入事例も豊富で、ビジネスチャットツール市場における存在感は大きくなっています。

こうしたビジネスユース特化型のチャットツールの中で、「airy」は特に社内コミュニケーションに特化した社内SNS型ビジネスチャットツールです。導入実績では前述の2社に劣るものの、大企業への導入実績やMessanger(Facebook)に似た親しみやすいインターフェースを持つなど、ユーザからの評判は決して両者に引けを取りません。

1.「airy」の3つのメリット

1.「airy」の3つのメリット

ビジネスユース特化型のビジネスチャットツールの中でも、特に社内SNS用途として使われる「airy」。ここからは「airy」に具体的にどんなメリットがあるのか、解説していきます。

1-1.組織風土改革につなげやすい

「airy」は、ビジネスチャット機能により従業員同士のコミュニケーション活性化を促すだけのサービスではありません。「airy」は情報発信を目的とするポータル画面を備えており、様々な情報共有を行ったり、会社の思いやビジョンをリアルタイムに伝達することができます。

さらに、同僚や上司、先輩との交流を活発に行える機能も提供しています。社内サークルや同期会といったコミュニティを容易に作ることができます。

「airy」では単なるクラウドサービスの提供にとどまらず、顧客のコミュニケーションにかかる課題と向き合いコンサルティングの提供も重視しています。本気で組織風土改革を検討するのであれば、「airy」は有力候補に挙がるでしょう。

1-2.特殊用途に特化している

「airy」は3つのサービスを提供しており、産休・育休者や内定者・新入社員といった特殊な従業員とのコミュニケーションに特化しています。「airy」は特殊な従業員とのコミュニケーションが取りやすいビジネスチャットツールといえるでしょう。

ベースとなるのは「エアリーオフィス」。主に従業員のコミュニケーション活性化目的で使われます。そして、「エアリーオフィス」をベースに産休・育休者とのコミュニケーションに特化させたのが「エアリーダイバーシティ」、内定者・新入社員とのコミュニケーションに特化させたのが「エアリーフレッシャーズ」となっています。

「エアリーダイバーシティ」「エアリーフレッシャーズ」ともに、「エアリーオフィス」とは異なるインターフェースをもち、契約方法や金額も異なります。

1-3.金額が安い(カスタマイズがしやすい)

「airy」はHTMLやCSS、Javascriptの知識があれば自社でカスタマイズができるという特徴があります。SaaS型のクラウドサービスは、カスタマイズが難しいものが多いですが、こうしたなかで「airy」のカスタマイズのしやすさは大きなメリットであるといえるでしょう。
組織風土改革を実践していくうえでは、各企業独自の問題点があり、解決策があります。こうした問題点に対応するためには、画面設計を柔軟にカスタマイズできる機能が欠かせません。

こうしたカスタマイズの柔軟性は、ユーザの利便性を高め、満足度の向上を通じて「airy」の利用頻度の向上にも寄与しているといえます。

2. 「airy」の2つのデメリット

2. 「airy」の2つのデメリット

「airy」には、特徴的なメリットを持ち評判を得る一方で、デメリットもあります。ここでは、「airy」のデメリットについて解説していきます。

2-1.ほかのアプリケーションとの連携が取りにくい

「airy」の価格表には対応人数の上限は1,499人までとなっており、1,500人以上は別途問い合わせをする必要があります。このことから、主要なターゲットは2,000人以下の企業といえるでしょう。

このため、大企業向けに必要な機能が少し弱いのが実情です。例えばほかのシステムやアプリケーションとの連携機能は他のアプリと比べると弱いのが現状です。「airy」はカスタマイズに優れているため、対応ができないわけではないと考えられますが、少なくとも標準機能だけでは連携は難しいといえます。

2-2.厳しいセキュリティ要件に対応しずらい

大企業が重視する機能として、セキュリティの強度が挙げられます。「airy」は情報保護の観点では当然強固なセキュリティ強度を持ちます。しかし、大企業においては、時に認証まわりで特殊なセキュリティ機能が求められるケースが多いです。

例えばSAML認証機能。1つのID/パスワードで、複数のシステムへのログインを実現するシングルサインオンを導入する企業で求められるSAML認証には、「airy」は未対応です。その他にも、ID/Passwordに加えて指紋認証などを求める、2要素認証にも対応していません。

3.徹底調査でわかった「airy」を使うべき人・会社

3.徹底調査でわかった「airy」を使うべき人・会社

ここまで、「airy」のメリットとデメリットを紹介してきました。それでは、具体的にどんな会社に「airy」が向いているのでしょうか。

3-1.従業員満足の向上を目指す会社

「airy」の機能を最大限に活用することで期待できるのが、従業員満足の向上です。「airy」を使うことで従業員同士のヨコのコミュニケーションの活性化にとどまらず、社長や部長からの情報伝達といったタテのコミュニケーション活性化も期待できます。
カスタマイズの柔軟性も、組織風土改革を従業員満足につなげるために重要な要素となります。企業の注目度が高い、働き方改革を実現するうえでも「airy」は重要なコミュニケーションツールとなるでしょう。

3-2.産休・育休社員の人事関連業務を円滑化したい会社

「エアリーダイバーシティ」を使うことで、増加傾向の育休・産休者に対する事務作業や連絡業務を効率化できます。人事関連業務にはルーチンワークも多くあります。「エアリーダイバーシティ」を利用することで、コミュニケーションが容易に取れるだけではなく、RPA機能を使って自動化もできるようになります。
同社では、「エアリーダイバーシティ」を使って復職した社員の満足度は9割以上と試算しています。職場で働く女性が増える中、「エアリーダイバーシティ」が果たす役割は決して小さくありません。

3-3.内定者・新入社員の人事関連業務を円滑化したい会社

「エアリーフレッシャーズ」を使うことで、 内定者・新入社員とのコミュニケーションを活性化できます。内定者同士のコミュニケーションを促して内定辞退防止に繋げたり、新入社員のスキルマインドの形成に役立てられます。

入社後には、グループワークを通じて会社の理解促進や内定者研修に活用したりと、ビジネスチャットをより幅広く役立てられます。ユーザーアンケート機能なども提供しているので、人事部の業務効率を向上させるのにも一役買うでしょう。

4.徹底調査でわかった「airy」を使うべきでない人・会社

4.徹底調査でわかった「airy」を使うべきでない人・会社

「airy」は用途を絞っているため、あまり向いていない会社もあります。ここでは、「airy」を使うべきでない会社について紹介します。

4-1.従業員数10,000人を超える大企業

従業員数10,000人を超えるような大企業の場合、すでに導入済み、あるいはこれから導入するシステムやアプリケーションとの連携が必要となることもあるでしょう。たとえば、ビジネスチャットにアップロードした写真やドキュメントをオンラインストレージに格納したいといったニーズが考えられます。

「airy」は基本的にそれ単体で稼働させることが前提のシステムです。カスタマイズによりある程度は対応と考えられますが、複雑なシステム連携は得意ではないと考えたほうがよいでしょう。

4-2.強固なセキュリティを求める企業

「airy」はビジネス用途に耐えうる強固なセキュリティが実装されています。しかし、セキュリティには特に注意する必要がある企業にとっては物足りなさを感じられるかもしれません。そうした企業は、別のビジネスチャットを検討したほうがよいでしょう。

例えば、SAML認証によるSSOを実現したい企業やID/パスワード以上の認証強度を必要とする企業。「airy」の場合、カスタマイズをすることで対応できると思われますが、標準機能で実装できるシステムを導入したほうが有利であるといえます。

5. すぐできる!「airy」の登録方法

5. すぐできる!「airy」の登録方法

多くのクラウドサービスがそうであるように、「airy」の場合も無料トライアルが可能となっています。その具体的な手順を見ていきます。

5-1.公式サイトにアクセスして「無料トライアル」ボタンをクリック

まずは公式サイト(https://airy.net/)にアクセスします。「airy」の場合は、サービスが3つに分かれます。「エアリーオフィス」「エアリーダイバーシティ」「エアリーフレッシャーズ」から無料で試してみたいサービスを選択してください。無料トライアルが可能なのは「エアリーオフィス」「エアリーダイバーシティ」の2つとなっています。

5-2.申し込みフォームに必要事項を入力して送信

申込フォームに必要事項を記入します。「airy」の場合、ここで「送信する」ボタンを押したあと、自動返信などはないので注意してください。

運営会社での登録内容の確認後、問題がなければ、メールが返信されてきます。返信されたメールの内容に基づき、手続きを行ってください。無料のトライアルができるようになります。

5-3.登録ボタンをクリックして完了

6. 従業員満足を向上させる「airy」の効果的な使い方

6. 従業員満足を向上させる「airy」の効果的な使い方

「airy」は従業員満足を向上させる目的で使う場合に、魅力を最大限に発揮します。ここからは、「airy」を使って従業員満足を増加させるための効果的な使い方について解説します。

6-1.ポータル機能で情報発信を強化する

なし崩し的にビジネスチャットを導入しても、会社や組織に対する不平不満のはけ口のためのツールになりかねません。「airy」を効果的に導入し、従業員満足の向上に結びつけるためには、まずは会社の側から情報を積極的に発信し、社員を大切にしているという姿勢を示すことが重要になります。

こうした情報発信を可能とするのが、「airy」のポータル機能です。「airy」はカスタマイズを柔軟に行えるため、デザインをユーザフレンドリーに変更したり、掲載する情報に応じて表示方法を変えたりといった対応が可能です。

ポータル機能は、使い方を工夫すれば単なる会社の考えやビジョンを伝達するだけにとどまりません。例えば従業員教育。ポータル画面から研修動画を閲覧できるようにすれば、スマホが検収用端末に早変わりします。また、災害時には従業員が取るべき情報を表示させ、事業活動を継続させることに貢献することもできるでしょう。ほかにもアンケート機能を使うことで、従業員の生の声を社内の業務改善に役立てることもできます。

どのようなケースでどんな情報を従業員に伝達したいのか、会社の側がこうした点を整理できれば、柔軟性の高い「airy」を活用して分かりやすいインターフェースで共有できます。

6-2.ビジネスチャットでコミュニケーションを活性化させる

「airy」は非常に見やすいインターフェースを備えています。会社からのお知らせやeラーニング、アンケートなど、会社から従業員への情報はコンパクトにわかりやすく表示されます。注目すべきは、従業員同士のチャット機能。タイムラインにはTwitterのように「つぶやく」ことができるほか、写真や動画なども投稿可能となっています。

従業員同士の活発なコミュニケーションは、組織風土の醸成に役立てることができます。しかしビジネスチャットの魅力はこれだけではありません。一方的に会話を行うだけではなく、対話によるアプローチを促すことができます。これにより、従業員は、「存在や業務が認められている」「声を聴いてもらっている」「情報を知り得ている」といった安心感のある就労環境につながり、従業員満足につながります。

こうした機能をうまく活用していくためには、単なるビジネスチャットツールの提供ではなく、コンサルティングの提供を受けたうえで「airy」を導入するといったことが必要になるでしょう。

6-3.産休・育休社員が安心して職場復帰できるようサポートする

「airy」には「エアリーダイバーシティ」というサービスがあり、産休・育休社員が安心して職場に復帰するための機能が満載です。通常のビジネスチャットツールとは異なり、産休・育休社員とのコミュニケーションに特化しています。

まずは、育休者の事務・連絡手続き機能。「airy」に搭載されたロボットが手続き代行する『RAP』という機能により、休職者と事務手続き側の双方が、迅速で簡単な作業で手続きを済ますことができます。

休職中にコミュニケーションを行うための機能も充実しています。スマホで簡単にアクセスできるビジネスチャットベースで、休職中に変更されたルールや人事異動の情報を手軽に入手できます。必要に応じてeラーニングなどを使って必要な知識を習得することもできます。休職中にも事前にメッセージをやり取りできることも職場復帰のハードルを下げてくれることでしょう。

「エアリーダイバーシティ」により、人事部門の作業効率が向上することも見逃せません。前述のRPAに加えてFAQのほか、円滑なコミュニケーション機能を駆使し、4割の作業削減につながると同社は見ています。

7.まとめ

7.まとめ

今回の調査で分かったことは、ビジネスチャット市場における「Slack」と「チャットワーク」の強さでした。しかし、そんな中でも「airy」は、組織風土改革型SNSとしてその存在感をしっかりと示して評判を得ているということ。産休・育休従業員を対象とした「エアリーダイバーシティ」や、内定者・新入社員を体調とした「エアリーフレッシャーズ」といった、特定の従業員に的を絞ったビジネスチャットツールも興味深いものでした。

ビジネスチャットツールの導入により、組織風土改革を実現するという目的を達成するのであれば、「airy」はその第一候補にのぼるといってもよいでしょう。 種類が豊富なビジネスチャットには、それぞれ特徴があります。今回の記事も参考に、自社にとって最適なビジネスチャットを選定してください。

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